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#1973 イングランド×チュニジア、アルゼンチン×クロアチア、ブラジル×コスタリカ、FC岐阜×町田 (2018/6/23) | | |　

【W杯：G組】イングランド vs チュニジア (1節)

→　イングランドとチュニジアの試合は前半11分にCKから新エースのFWケインが決めてイングランドが先制に成功する。チュニジアは前半33分にPKを獲得。これをMFサシが決めて1対1の同点に追いついた。そのままのスコアで後半のアディショナルタイムに突入すると後半46分にイングランドがまたしてもCKを獲得。DFマグワイアが落としたボールを、再び、FWケインが合わせて土壇場で勝ち越しに成功する。2対1で勝利したイングランドが勝ち点「3」を獲得した。敗れたチュニジアは黒星スタートとなった。

若手中心で大きく生まれ変わったイングランドが勝利を飾った。プレミアリーグはあまり詳しくないので、正直なところ、よく知らない選手もいる。大胆な若返りを図ったが何とか勝ち点「3」を獲得した。G組は「ベルギーとイングランドの2強」と言われているがベルギーとイングランドの差はそれなりに大きいと感じる。まずは決勝トーナメント進出が目標になると思うが勝利を飾ったことで確率はグーンと高まった。3戦目がベルギー戦なので何としてでも2戦目のパナマ戦で勝ってGL突破を確定させたいところである。

新エースのFWケインが2ゴールと結果を残した。そこまで目立たなかったがCKから2ゴールを記録。嗅覚を持ったストライカーである。188センチ/98キロと恵まれた体格を誇る。最近のイングランドはCFを固定できずに得点源と言えるようなCFはなかなか出てこなかったが頼りになるストライカーが出現してきた。1点目はDFストーンズ、2点目はDFマグワイアがゴールのきっかけを作ったがイングランドも高さのある選手が多いのでセットプレーは大きな武器となる。DFマグワイアも193センチ/98キロと立派な体格である。

チュニジアは3大会ぶり5回目のW杯出場となる。過去4回はいずれもGL敗退。通算では1勝7敗4分け。1998年のフランスW杯から3大会連続出場を果たしたがいずれも0勝2敗1分けに終わっている。W杯のデビュー戦となった1978年のアルゼンチンW杯の初戦のメキシコ戦で勝利してから12試合勝ちなしとなった。毎度、小粒な印象は否めないが、アフリカのチームにしては珍しく組織力は高い。今回のチームも過去のチュニジア代表と同じような印象になる。次はベルギー戦になるが最終節まで望みをつなげたい。

【W杯：D組】アルゼンチン vs クロアチア (2節)

→　D組のアルゼンチンとクロアチアの試合は0対0で迎えた後半8分にアルゼンチンのキーパーのGKカバジェロの信じられないようなミスからMFレビッチがボレーシュートを決めてクロアチアが先制に成功すると後半35分にはMFモドリッチが見事なミドルシュートを決めて大きな追加点を奪った。さらに後半46分には途中出場したMFコヴァチッチのパスからMFラキティッチが決めて決定的な3点目を奪った。2連勝となったクロアチアは早々にGL突破を決めた。3位になったフランスW杯以来なので久しぶりのGL突破となる。

注目の好カードだったがクロアチアが大勝した。ただ、先制ゴールが生まれるまでは互角の展開だった。両チームの初戦を見る限りではもっとクロアチアが押し込んでも不思議はなかったが意外とアルゼンチンが善戦した。MFディ・マリアを外して3バックを採用するなどテコ入れを図ったがある程度は成功した。それなりにプラン通りの戦いを見せていたがGKカバジェロの凡ミスから失点。ガックリ来るような形の失点だったのでムードは悪くなった。得失点差のことを考えると「3点差負け」というのも痛すぎる。

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◆　まとめ

　#1973 イングランド×チュニジア、アルゼンチン×クロアチア、ブラジル×コスタリカ、FC岐阜×町田 (2018/6/23)

→　アルゼンチン vs クロアチアなど計4試合をクローズアップしました。アルゼンチン vs クロアチアはGLの48試合の中で「屈指の好カード」でしたがクロアチアが3対0で大勝しました。「クロアチアが有利」という声が多い中で試合はスタートしましたがここまでの差が付くとは予想できませんでした。アルゼンチンは０勝1敗1分け。追い込まれてしまいました。2連勝となったクロアチアは決勝T進出が確定しました。

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