21位 : FC岐阜 0勝2敗0分け 0得点/3失点→ 徳島・愛媛FC・FC岐阜・栃木SCの4チームが連敗スタートとなったがFC岐阜は2試合連続で完封負け。22クラブの中で唯一の無得点チームとなる。早く今シーズン初ゴールを決めて盛り上がりたいが初戦はアウェーで福岡に0対2で敗れて、2節はホームで横浜FCに0対1で敗れた。いずれも上位候補で力のあるチームとの対戦だったので仕方がないところもあるが思うような試合展開にはならずに苦戦を強いられた。
基本的な戦い方は昨シーズンと同じであるが違いを生み出していたMF庄司、MFシシーニョ、DF大本が抜けた影響は大きい。MF小野悠がポゼッションにおいて中心的な存在になっているがアタッキングサードで変化や違いを生み出せる選手は現状ではFW古橋くらい。開幕節で3トップの中央で起用された新戦力のFW山岸祐も良さを出せなかった。2節の横浜FC戦(H)はFW古橋をCFで起用したが同様に機能しなかった。
2節の熊本戦(A)でアタッカーのFW島屋をCFで起用した徳島にも同じことがいえるが「思うようなリズムで攻撃の形が作れないので崩しの局面で力を発揮できるアタッカー系の選手をCFで起用する。」というのは徳島やFC岐阜のようなチームではアリがちな話であるが成功しない確率の方が高い。ゴール前で勝負できるストライカーがいないと相手チームは相当に楽になる。FW古橋をCFで起用するのは得策ではない。