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#1809 横浜FM vs C大阪、柏 vs 磐田、福岡 vs 東京V、名古屋 vs 千葉 (2017/11/27) | | |　

【J1：第32節】横浜Fマリノス vs セレッソ大阪 (日産スタジアム)

→　5位の横浜FMと3位のC大阪という注目の上位対決は前半13分に左サイドのMFバブンスキーが距離のある所から放ったシュートが決まって横浜FMが先制に成功する。C大阪は後半19分にDF丸橋のパスを受けたMF清武が決めて1対1の同点に追いつくと後半23分にはMF清武のヒールパスを受けたMF水沼が決めて逆転に成功する。勢いに乗るC大阪は後半25分にFW杉本健、後半42分にはDFマテイ・ヨニッチがいずれもDF丸橋の右CKから決めて追加点を奪った。4対1で逆転勝利したC大阪が上位対決を制した。

試合前の時点で両チームの差は「2」だったので横浜FMは勝てばC大阪を上回ることができた。横浜FMにとっては2014年以来となるACLの出場権獲得に向けて大一番だったが逆転負け。その差が「5」に広がったので3位は相当に難しくなった。いい形でMFバブンスキーが決めて先制に成功。その後はしっかりと守ることができていたが同点ゴールを許して意気消沈したのか、ここから連続失点。立て直すことができなかった。後半19分にC大阪が1対1の同点に追いついた後はずっとC大阪が攻め込む展開になった。

4連勝のC大阪はACLの出場権獲得に大きく前進した。怪我に苦しんでいるMF清武が1ゴール1アシスト。ここ一番でしっかりと仕事をした。見事すぎるヒールパスは「狙い通り」ではなくて「FW柿谷を狙ったパス」だったと思うがゴール前でアイディアを出せるようになってきた。ここ最近はずっと代表から遠ざかっているが12月のE-1 サッカー選手権は代表復帰の大きなチャンスと言える。代表で実績を積み上げてきた選手であるがJ1の試合でハリルホジッチ監督にアピールしたい。状態は徐々に良くなってきている。

DF中澤ならびにDF栗原という百戦錬磨のベテランCBと対峙することになったFW杉本健は随所に持ち味を発揮した。後半25分にはDF丸橋のCKをニアサイドで合わせて20ゴール目に到達した。得点ランキングで首位を走るFW興梠に並んだが得点王を獲得できるとさらにプレーヤーとしての価値が高まる。代表クラスのストライカーでも得点王になれるチャンスはめったに訪れないのでこのチャンスを逃したくない。FC東京戦(A)と似たような形のゴールだったがうすく頭に当ててコースを変えるヘディングは得意にしている。

【J1：第32節】柏レイソル vs ジュビロ磐田 (日立柏サッカー場)

→　4位の柏と6位の磐田の上位対決は前半29分にMF伊東純が右サイドから右足でゴール前に鋭いクロスを入れると磐田の右WBのMF櫻内はクリアしきれず。オウンゴールとなってホームの柏が先制に成功する。逆転でのACL出場のためには勝たないといけない磐田は後半開始からボランチのMF上原力を投入。4バックに変更した後半はアウェイの磐田が主導権を握る展開になった。決まってもおかしくないチャンスは何度かあったが同点に追いつくことは出来なかった。1対0で勝利した柏が4位の座をキープした。

32節は横浜FM(5位) vs C大阪(3位)、柏(4位) vs 磐田(6位)という上位対決が組まれていたが2試合とも順位的に上だったチームが勝利した。3位のC大阪が勝ち点「60」、4位の柏が勝ち点「58」、5位の横浜FMが勝ち点「55」、6位の磐田が勝ち点「54」となったので、3位争いはC大阪と柏の一騎打ちになった。得失点差はC大阪が「+21」、柏が「+15」。柏は次の33節がアウェイの鹿島戦ということを考えるとC大阪が相当に有利な状況になった。磐田は久々となるACLの出場権を獲得を目指していたが難しくなった。

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◆　まとめ

　#1809 横浜FM vs C大阪、柏 vs 磐田、福岡 vs 東京V、名古屋 vs 千葉 (2017/11/27)

→　J1の2試合とプレーオフの準決勝の2試合をクローズアップしました。ACLの出場権を争う横浜FMとC大阪の直接対決は後半に攻撃陣が爆発したアウェイのC大阪が4対1で勝利。3位以内に大きく前進しました。MFダビド・バブンスキーのゴールで先制を許したC大阪でしたがMF清武とFW杉本健が本領を発揮。MF清武は1ゴール1アシストの大活躍でチームを勝利に導きました。徐々に調子が上がってきました。

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