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コンサドーレ札幌の「松山光プロジェクト」に参加してみた。 (前編) | | |　

■　「松山光プロジェクト」とは？

人気サッカー漫画の1つである「キャプテン翼」は主人公の大空翼くん以外にも個性豊かなキャラクターが何人も登場する。ライバルでストライカーの日向小次郎くん、天才キーパーの若林源三くん、翼くんのパートナーの岬太郎くん、(西)ドイツ代表のカール・ハインツ・シュナイダーくんなどなど。ふらの市出身の松山光くんもその1人で、その名前は北海道出身の歌手の松山千春さんから来ているという。

松山くんは雪国というハンディを抱えながら、「ふらの小」や「ふらの中」を全国大会の上位に導いた万能型のミッドフィールダーである。年代別の日本代表でも中心選手で、キャプテン翼に登場する日本人の中では翼くん、日向くん、岬くん、若林くんといったコアメンバーの次にランクされるような選手で、今年の1月19日には(現実世界の)コンサドーレ札幌が松山くんの入団を発表して大きな話題になった。

解説者としても人気を博したコンサドーレ札幌の野々村社長は様々なアイディアを出してチームを強化しようとしているが、「松山光プロジェクト」もその1つである。サポーター有志から若手育成のためのお金を集めて、『松山くんのような技術とメンタリティーを兼ね備えた日本を代表する選手を育成してチーム強化すること』がプロジェクトの目的である。今回、この「松山光プロジェクト」に参加してみた。

■　プロジェクトに参加してみると・・・。

その概要は以下のとおりであるが、今回は「スタンダード： 1口 10,000円」で応募した。3口以上になると「オリジナルハチマキ」、5口以上になると「オリジナルTシャツ」が進呈されるが、1口なので進呈されたのは「2014年プロジェクトパートナー証」と「プロジェクトオリジナルステッカー」の2つである。登録をしてから1週間ほどで「2014年プロジェクトパートナー証」や「オリジナルステッカー」が郵送されてきた。

●スタンダード：
1口 10,000円+消費税（2014年3月31日までに入金の場合5％、それ以降8％）
　※お一人様何口でもお申し込みいただけます。

●サポート：
1口1,000円
　※特典はステッカーのみ、申込できる場所も限られます

■特典：
・2014年プロジェクトパートナー証の発行
・プロジェクトオリジナルステッカーの進呈
・プロジェクト報告会（年1回）の参加　
　※申込多数の場合は抽選になる場合があります
・メールによる活動報告（月1回予定）　
　※アドレス登録者に限ります
・プロジェクトオリジナル「ハチマキ」の進呈　
　※3口以上の登録に限ります
・プロジェクトオリジナルTシャツ（背番号36、MATSUYAMAのネーム入り）の進呈
　※5口以上の登録に限ります。

#1　封筒 (表)
　→　1週間ほど経過した後、このような封筒が送られてきた。意外とコンパクトである。

#2　封筒 (裏)
　→　裏面には何も書かれていない。

#3　オリジナルステッカー
　→　こういうのは使いどころに悩む。松山くんの背番号は「36」である。

#4　案内書
　→　ご丁寧な文章で恐縮です。

#5　プロジェクトパートナー証
　→　会員№が入っている。

■　集まったお金の使い道は・・・。

それに加えて、上に書かれているとおり、「活動報告（月1回予定）」がメールで送られてくる。今までに8通送られており、今回はその8通すべてを一気に受け取ったが、その内容は「J3リーグのU-22選抜チームに選ばれた札幌の選手の出場実績」であったり、「他クラブにレンタル移籍している若手選手の出場実績であったり、札幌U-18など下部組織の各種大会の成績などが紹介されている。

さらには、実際にどのくらいの人数がこのプロジェクトに登録していて、どのくらいのお金が集まっているのか？も、月一で報告される。人数と金額を公表してもいいのか否かの判断はできないので、具体的な人数と金額は伏せるが、相当なお金が集まっている。「一口1万円」なので簡単には手を出すことができない金額であるが、「こんなにたくさんのお金が集まるのか・・・。」とびっくりした。

集まったお金は、U-22選抜チームに選ばれた選手の遠征費であったり、若手中心のメンバー構成だったトップチームの韓国遠征の費用に使われているというが、これだけの金額が集まるとクラブとしては大助かりで、間違いなく、若手選手が(効率的に)成長していく助けになるだろう。そして、近い将来、プロジェクト参加者に「トップチームの勝利」という形で還元できると「Win Winの関係」が出来上がる。

以下、(後編)に続く。

　→　2014/12/11 　コンサドーレ札幌の「松山光プロジェクト」に参加してみた。 (前編)
　→　2014/12/11 　コンサドーレ札幌の「松山光プロジェクト」に参加してみた。 (後編)

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