■ 3位から6位のチームがプレーオフ出場J2は第32節を終えた段階で、首位のG大阪が勝ち点「67」、2位の神戸が勝ち点「65」となっている。3位の長崎が勝ち点「56」で追っているが、ここからG大阪と神戸の2チームが極端に勝ち点ペースを落とすことは考えにくいので、残り10試合となって、「自動昇格の2枠はG大阪と神戸の2チームで決まり」と言っても、間違いはないと思う。ともにJ2優勝を狙っていると思うので、こうなってくると、「どちらが1位で昇格を決めるか」が注目ポイントと言える。
気になるのは、やはり、「どこがプレーオフに進んでくるか?」である。32節を終えた時点の成績は、次のようになっている。その下の14位の栃木SCは10勝12敗10分けで勝ち点は「40」で、プレーオフ圏内ギリギリの6位の京都との差は「11」ある。残りは10試合なので、「勝ち点差>残り試合数」となっており、よほどのことが無い限り、栃木SCが逆転でプレーオフ枠に食い込むのは無理なので、13位の福岡までが圏内と言えるだろう。
3位 長崎 16勝08敗08分け 勝ち点「56」 得失点差「+9」
4位 千葉 15勝07敗10分け 勝ち点「55」 得失点差「+19」
5位 徳島 17勝11敗04分け 勝ち点「55」 得失点差「+8」
6位 京都 14勝09敗09分け 勝ち点「51」 得失点差「+18」
7位 松本 14勝11敗07分け 勝ち点「49」 得失点差「+3」
8位 札幌 15勝14敗03分け 勝ち点「48」 得失点差「+9」
9位 山形 13勝12敗07分け 勝ち点「46」 得失点差「+12」
10位 岡山 10勝07敗15分け 勝ち点「45」 得失点差「+6」
11位 東京 11勝09敗12分け 勝ち点「45」 得失点差「±0」
12位 水戸 12勝12敗08分け 勝ち点「44」 得失点差「-1」
13位 福岡 12勝12敗08分け 勝ち点「44」 得失点差「-3」
ただ、12位の水戸については、スタジアムの問題が解決しておらず、J1ライセンスを取得することができなかった。そのため、6位以内に入ったとしても、プレーオフに出場することはできない。(ちなみに、そうなった場合でも、7位のチームが繰り上げでプレーオフに出場できるわけではない。3チームでプレーオフを行って、準決勝が1試合のみとなる。よって、最上位チームは準決勝を戦わずに決勝に進出することができる。)
続きをメルマガ(J3+メルマ)で読む。 登録方法(Q&Aなど)