しゅうへい:「最後のメキシコ戦は1対2で敗れました。これでコンフェデは3連敗となりました。」
じじ:「ブラジルとイタリアとメキシコと同じグループに入ったので、開幕前は『3連敗もあり得る。』と思っていましたが、その通りになってしまいました。残念な結果と言えます。」
しゅうへい:「確かにきつい相手ですが、『1つくらいは勝てるのでは?』という声が多かったように思います。どのように思いますか?」
じじ:「うーん、『仕方がない』とも言えます。どう考えても相手の方が格上で、負ける確率の方が高いチームとの対戦が続いたので、十分にあり得る結果と言えます。しかも、3月のヨルダン戦からあまり流れが良くない中でコンフェデを迎えて、さらには、アジア最終予選から休みなしだったので、日程的にもきつかったと思います。」
しゅうへい:「コンフェデのことを考えると、3月のヨルダン戦で敗れて、W杯出場を決められなかったことが響いていますね。ヨルダンで決めていれば、オーストラリア戦とイラク戦をサブメンバー中心で戦うことができたので、主力がここまで疲弊することもありませんでしたし。」
じじ:「確かにそうですね。アウェーのヨルダン戦で大きな誤算が生じたと言えます。ただ、本番はW杯開催前にまとまった休みがあるので、コンディション調整はできます。2010年のときも、ロンドン五輪の時もそうでしたが、「大きな大会に向けてコンディションを整えること」に関しては、日本サッカー界はノウハウを蓄積しているので、今回のようなことは無いと考えられます。」
しゅうへい:「違和感もありますが、最近のサッカー界は、コンディションに大きく左右されますね。ロンドン五輪のときは大成功したと言えますが、相手よりもコンディションが良ければ、少々の実力差であればカバーできます。」
じじ:「ただ、2014年のW杯は今までとは違って欧州組が主力です。今回のコンフェデを見ても、MF本田圭、DF長友など怪我を抱えている選手がいて、さらには、DF吉田が典型例だと思いますが、欧州リーグでフル稼働した選手は、明らかに疲れています。これまでは『6月開催』ということが、日本代表にとってアドバンテージになっていましたが、事情が変わってくるかもしれません。」
しゅうへい:「結局、3連敗となって、ザッケローニ監督に対する批判の声が高まっています。このあたりはどう思いますか?」
じじ:「まあ、最近は、結果が出ていないので、批判されても仕方がないとは思います。ただ、イタリア戦の戦い方であったり、ブラジル戦の完敗からのリカバリー等を見ると、普通の監督ではないとも感じます。」
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