■ ○○年に1人の逸材毎年、秋に行れているプロ野球のドラフト会議が近づいてくると、高校生や大学生の目玉選手に対して、「5年に1人の逸材」あるいは「10年に1人の逸材」あるいは「20年に1人の逸材」という表現が用いられることがある。松井秀喜や松坂大輔や田中将大のような選手をそう表現するのは、適切だと思うが、そのレベルではない選手に対しても、この表現が使われることがあって、『数年に一度と言いながら、毎年、その表現を使うのでは、おかしい。』という指摘もあるが、プロ入り前のアマチュア選手を評価するときの最大級の褒め言葉になっている。
先日のエントリーでは、大津高校から鹿島アントラーズへの入団が決まったU-18日本代表のDF植田に関して、以下のように記述している。このときは、「10年に1人の逸材」や「20年に1人の逸材」という表現は使っていないが、毎年、出てくるようなレベルの選手ではなくて、何年かに一度、出てくるか、否かというレベルの選手であることは明らかで、将来的には、世界的なセンターバックになることが期待される選手であることは、間違いない。
将来の日本代表の守備の要になることが期待される超逸材は、鹿島入りを選択した。2011年のU-17W杯でも大活躍したDF植田は、高さがあって、身体能力が高くて、闘争心もある。CBとしては、ここ20年の中ではトップ5に入るほどの素材と言える。「ここ20年の中ではトップ5に入るほどの素材」と表現しているが、ではでは、DF植田以外の4人は誰なのかというと、そのとき、すぐに頭に浮かんだのは、1995年に横浜マリノスに入団したDF松田直樹、1997年に名古屋グランパスに入団したDF古賀正紘、DF植田とは同級生でU-17日本代表でコンビを組んでいたDF岩波拓也の3人である。同級生にDF岩波がいるので、「5年に1人」や「10年に1人」という表現を使うのは、適当ではないと思ったため、先のような表現になったが、Jリーグ発足後に限定すると、18歳の時点では、最高級の素材と言えるだろう。
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