1位 サンフレッチェ広島 19勝8敗7分け 勝ち点「64」 63得点 34失点 → 一時代を築いたペトロヴィッチ監督が退任して、トップチームの監督経験の無い森保氏が新監督に就任したため、「苦しいシーズンになるのではないか?」と考えられていたが、持ち前のパスサッカーに加えて、開幕から守備が安定して、攻守のバランスのとれたチームに進化した。63得点ならびに34失点は、ともにリーグ2位の好成績であるが、昨年までと比べると、守備の意識が高くなって、守るときは、5バックになることも恐れず、全員の意識が統一されていた。「5バックになることを避ける」というのは、サッカーの世界ではセオリーの1つになっているが、そういう意味でも、異質だったと言える。ペトロヴィッチ監督の築いたベースを壊すことなく、積み上げることに成功した森保監督は、高く評価されるべきである。
個々の選手で目立ったのは、やはり、得点王とMVPとベストイレブンに輝いたFW佐藤寿であるが、MF高萩、MF森崎和、MF青山敏、DF千葉、DF森脇、DF水本、GK西川なども、ハイパフォーマンスを見せた。特に、MF高萩の存在は大きくて、昨年までは、好不調の波があって、試合から消える時間も長かったが、今シーズンは、一皮むけて、相手に怖さを与えることのできる選手へと進化した。2013年はACLにチャレンジするが、 前回の2010年大会は、いきなり3連敗を喫してGLで敗退となった。よって、ACLにかける選手たちの思いは相当なものだと思われる。ここ最近、日本勢はACLで振るわないので、チャンピオンチームとして出場する広島には、好成績を期待したいところである。4位で出場した2010年とは立場は全く異なるので、責任は重大であり、結果も求められる。
続きをメルマガ(J3+メルマ)で読む。
◆ まとめ #366 【J1】 クラブ別総括 (広島・仙台・浦和・横浜FM編) (2012/12/7)
→ J1も全日程が終了したので、全18チームの2012年シーズンを簡単に振り返ってみたいと思います。4回目の#366は、1位の広島、2位の仙台、3位の浦和、4位の横浜FMを取り上げています。広島・仙台・浦和の3チームはACLの出場権を獲得していて、横浜FMも天皇杯の結果次第でACLに出場することができます。ここ数年、日本勢は不振が続いているので、上位進出を期待したいと思います。
続きをメルマガ(J3+メルマ)で読む。
◆ 関連メルマ 2012/11/24
【J2】 ベストイレブン 2012年版 (サッカーコラム J3PLUS+ 選定) 2012/11/26
【J2】 クラブ別総括 (福岡・富山・鳥取・FC岐阜・町田編) 2012/11/27
【J2】 クラブ別総括 (水戸・熊本・徳島・愛媛FC・草津編) 2012/11/28
【J2】 クラブ別総括 (東京V・岡山・北九州・山形・栃木SC・松本山雅編) 2012/11/29
【J2】 クラブ別総括 (甲府・湘南・京都・横浜FC・千葉・大分編) 2012/12/02
【J1】 ベストイレブン 2012年版 (サッカーコラム J3PLUS+ 選定) 2012/12/03
【J1】 クラブ別総括 (C大阪・新潟・神戸・G大阪・札幌編)
☆ 発行責任者:じじ
☆ サイト(ブログ版):サッカーコラム J3 Plus+ →
http://llabtooflatot.blog102.fc2.com/ ☆ 月額:630円(税込)
☆ メルマ(個別ページ):登録・解除等はこちら →
http://www.mag2.com/m/0001340175.html ☆ 発行日:5日、10日、15日、20日、25日、30日を除く毎日 (年末年始を除く)
☆ 発行時間:AM 8:00 (変更の可能性あり)
☆ 連絡先のアドレス:
[email protected] ☆ エントリー一覧 (メルマ):
http://llabtooflatot.blog102.fc2.com/blog-entry-2635.html#0001
- 関連記事
-