■ 激震が走った神戸10勝15敗6分けで勝ち点「36」という成績で15位に位置するヴィッセル神戸が西野朗監督を解任して、安達亮ヘッドコーチが残り試合の指揮を執る事になった。2012年の神戸は和田監督でスタートしているので、2度目の監督交代でチームに激震が走った。幸いにして、今週末はJ1の試合は行われず、31節の横浜FMから32節のFC東京戦までは「中9日」あるので、いろいろと試す時間は用意されているが、実績の乏しい安達亮コーチがどこまでできるのかは分からない。怪我人が続出しているので、回復のための時間があるのはプラスの要素と言えるが、ここから立て直すのは、難易度の高い作業だと思われる。
J1は31節を終了したが、残留争いは、13位の鹿島が勝ち点「39」、14位の大宮が勝ち点「37」、15位の神戸が勝ち点「36」、16位のG大阪と17位の新潟が勝ち点「34」となっている。30節で鳥栖に0対2で敗れた新潟は脱落しかけたが、31節で清水に勝利して勝ち点「3」を得たことで、再び、残留争いに加わってきた。2011年は勝ち点「36」の浦和が15位で残留を果たしているので、今シーズンは、レベルの高い争いになっており、勝ち点「40」以上が必要ではないかと思われる。よって、13位の鹿島も危ないポジションであり、近年、稀に見る大混戦になっている。「優勝争いと同じくらい注目を集めている。」と言っても、言い過ぎではないだろう。
西野監督は13節の鹿島戦から指揮を執っていて、初戦は1対2で敗れたが、14節・15節・16節に勝利して3連勝を飾った。17節からの4試合は0勝2敗2分けと苦しんだが、21節はホームで浦和に1対0で勝利して、22節はアウェーで札幌に4対2で勝利している。22節を終えた段階で、勝ち点「32」を稼いでいたので、「残留は確実」と言えるポジションだったが、23節以降の9試合で0勝5敗4分けと急失速して9試合勝利なしと泥沼に入った。一応は、15位で残留圏に位置しているが、16位のG大阪と17位の新潟が迫っており、相当に追い込まれている。神戸は、一度しか、J2降格の経験はなくて、残留争いの経験は意外と少ないが、今シーズンは、切羽詰まった状況になっている。
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◆ まとめ #345 西野朗監督の解任について (2012/10/11)
・激震が走った神戸
・チーム作りの難しさ
・#190 「ヴィッセル神戸のこと」
・#212 「【神戸×鹿島】 西野監督はチームをどのように変えていくのか?」
・解任の是非は?
→ J1で15位のヴィッセル神戸は西野監督を解任して、安達コーチが指揮を執ることになりました。今シーズンの神戸は大型補強をしましたが、5月に和田監督が解任されて、ここに来て、西野監督も解任されるという非常事態となっています。和田監督の解任が決まったときのエントリーと西野監督の就任が決まって初戦を終えた段階のエントリーを併記して、西野監督の解任の是非について考えてみました。
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◆ 関連メルマ 2012/05/02
ヴィッセル神戸のこと 2012/05/21
クラブ別 歴代ベストイレブンを考える。 (セレッソ大阪編) 2012/05/22
クラブ別 歴代ベストイレブンを考える。 (柏レイソル編) 2012/05/23
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【神戸×鹿島】 西野監督はチームをどのように変えていくのか? 2012/07/18
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