SBSカップ 8月19日(日)
第1試合
U-19日本代表 vs U-19韓国代表 0対0 (40分ハーフ)
PK戦の末、U-19日本代表が4対3で勝利
最終結果 1位 : U-19日本代表 3勝0敗 (1PK勝ち) 勝ち点「8」
2位 : U-19ポルトガル代表 2勝1敗 勝ち点「6」
3位 : U-19韓国代表 1勝2敗 (1PK負け) 勝ち点「4」
4位 : 静岡ユース 0勝3敗 勝ち点「0」
GK ポープ・ウィリアム(東京ヴェルディ) 189cm/80kg 7.0 (MOM)
→ 前半19分に韓国のDFイ・フミンが2枚目のイエローカードを受けて退場となった後は、韓国は10人で引いて守る戦いを選択したため、ほとんどチャンスを作れなかった。公式記録でも、韓国のシュートは前半が2本で、後半はゼロだったので、GKポープ・ウィリアムに見せ場はほとんどなかったが、一度、サイドを崩されて、危ないシーンを作られたとき、機敏な反応を見せてシュートをセーブした。評価できるのは、PK戦で相手のシュートを阻止したプレーである。PKと言っても、勝つと負けるとでは、大きな違いがある。文句なしのMOMと言えるだろう。ちなみに、父親がアメリカ人で、母親が日本人のハーフだという。身体能力も高そうなので、楽しみな素材と言える。
DF 川口尚紀(アルビレックス新潟ユース) 175cm/67kg 5.5
→ 2011年に行われたU-17世界大会でも右SBで起用されて、攻守両面でハードワークを見せた将来を嘱望されているサイドプレーヤーである。2009年のU-17W杯でレギュラーだったJ2の大分に所属するDF松原とポジションを争っているが、1試合目と3試合目はDF川口がスタメンで起用されて、2試合目はDF松原がスタメンで起用されている。どちらかというと、フィジカルの強さを駆使した守備の方に特徴のある選手で、攻撃に関しては、もう一段、レベルアップが必要な選手だと思うが、圧倒的に押し込む展開になって、サイドからチャンスを演出したかったが、スペースも見つけれず、見せ場を作ることはできなかった。
DF 岩波拓也(ヴィッセル神戸) 186cm/72kg 6.0
→ 「エールディビジの強豪のPSVが獲得に興味を示している。」と報道された大型ディフェンダーで、将来のフル代表のディフェンスラインの要として期待されているCBである。前述のとおり、韓国が攻め込むシーンはほとんどなかったので、守備では見せ場はなかったが、正確無比なフィードは、これまでの日本人CBにはなかったものである。裏にスペースがあった序盤は、頻繁にロングフィードを供給して、持ち味のフィード力をアピールした。足元の技術にも自信があるのか、ボールを受けたときも、慌てることが無いので、彼がボールを持ったときは、安心して観ることができる。U-17W杯のときもコンビを組んだDF植田とはタイプは異なるが、補完性のあるいいコンビである。SBSカップでは、3試合連続でフル出場を果たした。
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◆ まとめ #281 【採点】 vs U-19韓国代表 (SBSカップ) 選手採点&寸評 (2012/8/23)
→ 毎年、8月に静岡県で開催されているSBSカップの最終日のU-19日本代表とU-19韓国代表の試合の日本代表選手の採点ならびに寸評です。試合は前半19分に韓国に退場者が出たので、残りの60分以上を数的優位で戦うことになった日本が圧倒的にボールを支配して攻め込みましたが、攻めきれませんでした。チームとしての完成度は今一つでしたが、DF岩波、DF植田、MF熊谷、FW久保などは、ポテンシャルの高さを発揮しました。
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