■ GL最終節ナビスコカップのグループリーグの最終節。共に3勝2敗で勝ち点「9」のセレッソ大阪とサガン鳥栖がキンチョウスタジアムで対戦した。グループAは大混戦で、ここまで、勝ち点「12」で得失点差「+3」の磐田が首位に立っていて、C大阪は勝ち点「9」で得失点差「+3」の2位。仙台は勝ち点「9」で得失点差「+2」の3位。鳥栖は勝ち点「9」で得失点差「-3」の4位。最終節は首位の磐田と3位の仙台がユアテックスタジアムで激突し、2位のC大阪と4位の鳥栖がキンチョウスタジアムで対戦するが、C大阪は勝つと、仙台と磐田の試合結果に関わらず、グループリーグ突破が決まる。一方、鳥栖はグループリーグ突破のためには、勝利が絶対条件となる。
ホームのC大阪は「4-2-2-2」。GKキム・ジンヒョン。DF酒本、茂庭、藤本、丸橋。MF山口螢、扇原、キム・ボギョン、清武弘。FW播戸、柿谷。新外国人のFWケンペスは出場停止で、ベテランのFW播戸がスタメン出場となった。FW播戸は今シーズンのリーグ戦は1ゴールを挙げている。ドイツのニュルンベルクへの移籍が決定しているMF清武弘は、30日(土)のホームの浦和戦がC大阪でのラストゲームとなる。C大阪からは、MF清武弘、MF扇原、MF山口螢の3人がロンドン五輪の予備登録メンバー35名に選出されている。
対するアウェーの鳥栖は「4-2-2-2」。GK赤星。DF犬塚、小林、坂井、呂成海。MF黒木晃、國吉、水沼、清武功。FWトジン、野田。エースストライカーのFW豊田、キャプテンのMF藤田らはベンチ外で、15節の清水戦から引き続いてスタメン出場となったのは、GK赤星とDF呂成海の二人だけで、サブ組が中心のメンバー構成となった。C大阪のMF清武弘の弟で福岡大学4年生のMF清武功はプロ初スタメンで、特別指定選手のMF清武功はリーグ戦は2試合に出場している。鳥栖ではMF水沼がロンドン五輪の予備登録メンバー35名に選出されている。
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◆ まとめ #237 【ナビスコ:C大阪×鳥栖】 ゴールを量産するFW柿谷曜一朗 (2012/6/29)
・GL最終節
・セレッソが首位で通過
・ゴールを量産するFW柿谷曜一朗
・2つの退場シーン
→ ナビスコカップのグループAは、磐田・C大阪・仙台・鳥栖の争いとなっていましたが、最終節で勝利したC大阪と仙台が決勝トーナメント進出を決めました。C大阪は、ロンドン五輪代表候補のMF扇原が前半24分にブレ球の鮮やかなミドルシュートを決めましたが、これが非常に大きくて、その後は、相手が退場者を出したこともあって、鳥栖を圧倒しました。一方の鳥栖は、FW野田とGK赤星が退場になったのが痛恨でしたが、FW野田の退場シーンについては、安易に手を出してユニフォームを引っ張ったFW野田が軽率でした。
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