■ 外国人Jリーガーの72.53%がブラジル人あるいは韓国人Jリーグは創設して24年目を迎えるがこれまでたくさんの外国人選手が来日してリーグを盛り上げてきた。外国人Jリーガーの国籍について調べてみたが90年代は東欧の国を中心に国が分離・独立して新しい国として再スタートするケースが目立ったので旧ユーゴと呼ばれる国の多くは複雑な経緯をたどっている。例えば元名古屋のFWストイコビッチは現役時代はユーゴスラビア代表のエースとして活躍したが現在の国籍はセルビアになっている。(※ 旧ユーゴスラビアの選手の国籍を正確に分類するのは難しい。)
旧ユーゴの国などは正確に分類してカウントするのは不可能に近いのでやや正確さには欠けてしまうところはあるが、できる限り正確に分類することを心掛けて作業を進めた結果、Jリーグでプレーした経験のある外国人選手の国籍の合計は71か国となった。世界には200を超える国があると言われているのでほぼ1/3に相当するが外国人選手の国籍に関してはバラエティ豊かと言えないだろう。外国人Jリーガーの大半はブラジル人と韓国人であり、1314人中956人が両国のどちらかになるので全体の72.75%を占めている。
3番目はアルゼンチン人で36人、4番目がオーストラリア人で26人、5番目がオランダ人とユーゴスラビア人で24人、7番目がクロアチア人で19人、8番目がパラグアイ人で17名、9番目がコロンビア人とスロベニア人とセルビア人10名と続いていく。ユーゴスラビアやクロアチアやセルビアなどに関してはすでに記した通りであるが、結局、二桁の人数に達しているのはここまでの11か国のみ。オーストラリアやオランダ出身の選手はここまで多いとは思わなかったので意外な感じもするがおおむね順当なランキングになっている。
12番目はイングランドとドイツで7名、14番目はチェコとスペインとフランスとポーランドとボスニア・ヘルツェゴビナで各6名、19番目はイタリア・スウェーデン・スロバキア・ナイジェリア・マケドニア・ルーマニアで各5名となる。イングランド出身のJリーガーというともっとも有名なのは当然のことながらFWリネカー(名古屋)で、最近はFWジェイ(磐田)が活躍しているが、他には広島などで監督を務めたバクスター監督の息子のGKリー(広島など)、1997年と1998年にJリーグでプレーしたMFクルーク(広島)などがいる。
■ 欧州の主要国のJリーグ経験者というと・・・。ドイツも同じ7人となるが、MFリトバルスキー(市原など)を筆頭にDFブッフバルト(浦和)、FWオッツェ(市原など)、MFバイン(浦和)、FWルンメニゲ(浦和)などそうそうたるメンバーである。スペインは6名。MFベギリスタイン(浦和)とDFゴイコエチェア(横浜M)はともに1994年のアメリカW杯に出場している大選手である。DFゴイコエチェアは横浜FMではほとんど活躍できなかったがアメリカW杯のときは「大会ナンバー1のサイドアタッカー」と言われたほど右サイドからの突破が目立った。最近ではFWサンダサ(FC東京)。
フランスは6名。もっとも有名なのはベンゲル監督時代の名古屋を支えたMFデュリックス(名古屋)になるだろう。運動量が豊富で点も取れる万能型のボランチだった。他には豊富な代表経験のあるCBのDFボリ(浦和)も印象深い。MFパシ(名古屋)、DFダンブリー(G大阪)、MFアルー(名古屋)といった選手もいたが、最近はMFアンドレア(讃岐)くらい。イングランドやドイツやスペインやフランスなど欧州の中心国の選手が助っ人外国人として来日するようになるとJリーグは活発になるが様々な事情もあって本当に稀である。
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◆ まとめ #1443 Jリーガーを1人も輩出していない国はどこだろうか・・・。 (2016/8/24)
・外国人Jリーガーの72.53%がブラジル人あるいは韓国人
・欧州の主要国のJリーグ経験者というと・・・。
・1人だけの国 or ゼロ人の国というと・・・。
→ Jリーグのクラブに所属した経験のある外国人選手は全部で1,300名ほどいますがそのうちの約72%がブラジル人あるいは韓国人プレーヤーとなります。アジア枠が導入されてから韓国人プレーヤーが激増しましたが、逆に1人だけあるいはゼロ人という国もたくさんあります。サッカーの盛んな国あるいはサッカー人気が高い国に限定するとメキシコやイランやタイなどはJリーガーを輩出していない国となります。
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