【J2:第2節】 愛媛FC vs 徳島ヴォルティス (ニンジニアスタジアム)→ 新型コロナの影響で中断していたJリーグがついに再開した。当面は近隣のクラブ同士の対戦がほとんどになるがニンジニアスタジアムで行われた「四国ダービー」は歴史に残る死闘になった。前半に徳島がいずれもCKから3ゴールを奪って3対0とリードを奪ったが後半7分と後半33分と後半38分に愛媛FCが同じくセットプレーからゴールを奪って3対3の同点に追いつくと後半51分にはDF西岡大志が起死回生の逆転ゴールを決めて4対3でホームの愛媛FCが勝利した。愛媛FCにとっては歴史的な大逆転勝利となった。
愛媛FCは「4-1-2-3」のシステムが機能せず。極めて難しい前半になったが後半のみで驚きの4ゴールを奪った。近年の「四国ダービー」は明らかに徳島が優勢だった。愛媛FCはホームでもアウェイでも苦戦を強いられる機会が多かったがサポーターや選手の鬱憤を晴らす勝利になった。「コロナ後の再開初戦」というだけでも多くの人の記憶に残るが「Jリーグでも数年に一度レベル」の大逆転劇である。無観客試合だったのは極めて残念に感じるが愛媛FCにとっては「クラブ史上最高の試合」と言っても過言ではないだろう。
0対2になった後、システム変更を実施したが、これによって流れは大きく変わった。また、ハーフタイムで3人の選手を交代させたがこれも当たった。2点目のゴールを決めたFW有田、3点目のゴールを決めたDF西岡大輝、4点目のゴールをお膳立てしたMF川村とFW丹羽はいずれも途中出場の選手になる。愛媛FCはシステム変更と選手交代がものの見事にハマった。新型コロナの影響で試合中の選手交代の枠が「5」に増えたがハーフタイムでの選手交代は大幅に増えるだろう。逆転勝利が増えるのも間違いないだろう。
愛媛FCはたくさんのヒーローが生まれたが西岡兄弟はアベック弾となった。どちらもDFである。ゴールを奪うことが仕事ではない選手なのでまさかのアベック弾である。兄に至ってはJ2で通算1ゴールのみだった。西岡兄弟にとっても忘れられない試合になった。愛媛FCの課題はセットプレーの守備になる。前半はCKから3失点。スタメンの平均身長は愛媛FCの方が3センチほど高かったが絶対的な高さを誇る選手がいないのはクラブの慢性的な課題である。スタメンの中で180センチを超えているのは3人のみとなる。
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◆ まとめ #2559 愛媛FC×徳島、岩手×秋田、熊本×鹿児島 (2020/6/29)
◇ 愛媛FC vs 徳島ヴォルティス (ニンジニアスタジアム)
◇ いわてグルージャ盛岡 vs ブラウブリッツ秋田 (いわぎんスタジアム)
◇ ロアッソ熊本 vs 鹿児島ユナイテッド (えがお健康スタジアム)
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