■ 収束しつつある新型コロナ韓国のKリーグは先週末に開幕した。ドイツのブンデスリーガは今週末に再開される予定になっており、プレミアリーグやセリエAやリーガ・エスパニョーラの再開時期もメディアで盛んに報道されている。感染者数がゼロになった日もある韓国はともかくとして、まだたくさんの新規感染者が判明するドイツやイギリスやイタリアやスペインでさえ、再開に向けて動き始めている。「Jリーグの再開」も現実味を帯びてきた。
現時点では「7月上旬の再開」が濃厚とされている。「6月中の再開は難しいのでは?」と言われているが日本国内の感染者数はここに来て急激に減ってきており、5月13日(水)の新規感染者数は55人だった。東京は10人のみ。4月以降では最少の人数だったので明らかに減少傾向にある。同じ日の大阪府の新規感染者数は12人なので「東京よりも大阪の方が人数が多かった。」という非常に珍しいパターンになった。
1月末から盛んに「日本(東京)の2・3週間後は武漢」、「日本(東京)の2・3週間後はNY」、「日本(東京)の2・3週間後はイタリア」と言われてきたが2・3週間後に武漢やNYやイタリアになることは考えられない状況になった。秋以降に訪れるだろう第二波の話をし始めるメディアが現れたことも第一波を乗り切ったことを如実に示しているが「感染者数や死亡者数の指数関数的な増加」という最悪の事態は免れた。
新型コロナの危機感を煽りに煽ったワイドショーを中心としたメディアの存在意義やあり方が問われるフェーズに突入しているが家にいる時間が増えて「朝から夕方まで同じような内容の話をしているワイドショーって必要なのか?」と感じている人は多いだろう。39県で緊急事態宣言が解除されることが決まったがこれからワイドショーは「本当に緊急事態宣言を解除して大丈夫なのか?」という風に煽り始めるだろう。
■ 7月初めの再開が有力か?多くのバラエティー番組の収録が中止になる中、なぜ、(リモート出演の人が増えているとは言っても)ワイドショーが、毎日、普通に生放送されているのか?の理由はよく分からないが、5月に入ってからの感染者数が想定されていた以上に減少していることもあって東京の緊急事態宣言でさえ、5月21日(木)に解除される可能性が出てきた。本当に5月21日(木)に解除されるようだと6月中のJリーグの再開も不可能ではない。
「Jリーグの試合を行うまでには全体練習が再開されてから4週間ほどの時間が必要」と言われているが緊急事態宣言が解除されたらJリーグのクラブが全体練習を行っても何の問題もない。5月21日(木)までに全都道府県で緊急事態宣言が解除されてそのあたりまでにすべてのクラブが全体練習を開始できるようだと6月27日(土)あたりの再開が現実味を帯びてくる。その1週間前の6月20日(土)というのもあり得なくもない。
現時点で正式に発表されているのは「6月13日(土)以降の試合開催については未定」というところまで。4月30日(木)に発表されたが当時と比べると日本国内の状況は劇的に良くなっており、そのあたりの時期に盛んに報じられた「6月中の開催は難しい。」という話も見直し可能になってきた。前倒しは不可能ではなくなっている。「地方で活動するクラブが多いJ3のみ6月末からスタートする。」というのも考えられる。
一方、プロ野球の開幕は6月19日(金)と6月26日(金)と7月3日(金)という3つの案が浮上している。「6月2日(火)にも対外試合がスタートする。」と言われているがプロ野球が6月19日(金)に開幕するのであればJリーグの6月中の再開も十分に可能である。むしろ、7月までずれ込むようだと「相当に余裕を持ったスケジュール」になる。プロ野球とJリーグは歩調を合わせると思うのでプロ野球の動向も大きな注目点になる。
■ 「新しい生活様式」これまで何度もJリーグの再開が延期されているがようやく先が見えてきた。いつ始まるにせよ、当分の間は無観客試合になると思うが選手たちがプレーしている姿を見ることが出来ると「コロナ後に向けて動き始めている。」と多くの人は実感するだろう。これだけの数の試合が中止になっているので各クラブ(あるいは各球団)の損失は大きいが出来るだけ損失を抑えてマイナスの額を減らさないといけない。
専門家会議は提唱した「新しい生活様式」という言葉が注目されているがJリーグも(プロ野球も)新しいスタイルを取り入れないといけない。いずれはお客さんを入れて試合を開催することになると思うが各クラブの応援のスタイルも大きく変わらざる得ない。大声でチャントを歌うのは当分の間は難しい。人数も制限される可能性が高いので「少人数でどのようにして雰囲気を作るのか?」も考えないといけない。
先に始まったのでKリーグのやり方は大いに参考になると思うが録音してあったサポーターの応援の声をスタジアムで流すなどの工夫がされていた。「降格がなくなった」というのは極めて大きな話になるが「試合中の交代枠の増加」などリーグ全体に大きな影響をもたらすだろう変化がたくさんある。過密日程になることも確実視されるがいずれにしても選手たちはサッカーが出来る喜びを感じながらプレーするだろう。
サッカーコラム J3 Plus チャンネル(再生数ランキング) ・・・ 是非ともご視聴ください。
第01位 Jリーグの人気チャントのランキング (1位-10位) (2020年版) → 再生数:171,772回
第02位 【Jリーグ】 サポーターの応援が凄いクラブ (1位~10位) → 再生数:52,042回
第03位 【Jリーグ】 サポーターが温かいクラブ (1位~10位) → 再生数:49,999回
第04位 【J2限定】 人気チャントのランキング (1位-10位) → 再生数:48,619回
第05位 【J2限定】 2020年の若手のブレイク候補 (1位~20位) → 再生数:38,707回
第06位 【Jリーグ】 好きなサッカースタジアム (1位-10位) → 再生数:27,371回
第07位 Jリーグの人気チャントのランキング (11位-20位) (2020年版) → 再生数:25,463回
第08位 【Jリーグ】 46クラブのサポーター なんでもベスト10 (第1弾) → 再生数:11,783回
第09位 【Jリーグ】 応援が面白いクラブ (1位~10位) → 再生数:8,666回
第10位 【Jリーガー】 好きな個人用のチャント (1位~10位) → 再生数:8,153回
第11位 【Jリーグ】 46クラブのサポーター なんでもベスト10 (第2弾) → 再生数:6,656回
第12位 【Jリーガー】 好きな個人用のチャント (11位~20位) → 再生数:6,025回
第13位 【Jリーグ】 「面白いチャント」を10個だけ選んでみた。 → 再生数:5,193回
第14位 【Jリーグ】 かっこいいと思うチャント (10選) → 再生数:5,184回
第15位 【経営危機:サガン鳥栖】 竹原社長のヤバいエピソード (10選) → 再生数:5,020回
第16位 【Jリーグ】 試合中の雰囲気のいいスタジアム (トップ10) → 再生数:4,561回
第17位 【Jリーグ】 46クラブのサポーター なんでもベスト10 (第3弾) → 再生数:4,088回
第18位 【Jリーグ】 スタジアムグルメの充実度 (1位-10位) → 再生数:3,993回
第19位 【Jリーグ/日本代表】 嫌いなサッカー解説者(1位~10位) → 再生数:3,179回
第20位 セレッソ大阪のサポーターの「き!よ!きよたけ!」(サンガスタジアム by Kyocera) → 再生数:2,449回
- 関連記事
-