1人目 : FW イ・ヨンジェ (ファジアーノ岡山)→ 22試合で14ゴール。J2の得点ランキングの首位タイを走るFWイ・ヨンジェは加入2年目にして覚醒した。ポテンシャルの高さは長崎時代から評判だったが数字を残せる選手になった。韓国代表でプレーした経験も持っているがこれだけの結果を残しているので国内外のクラブが興味を示すのは確実である。韓国人のフォワードは上昇志向の強い選手が多いので「今夏の電撃移籍」はありない話ではない。
2人目 : MF 三鬼海 (モンテディオ山形)→ 前半戦(1節-21節)を首位で折り返した山形の右WBとして絶大な存在感を発揮して評価は急上昇している。精度の高い右足のキックからたくさんのチャンスシーンを演出しており、ビルドアップでの貢献度も非常に高い。「SBの選手にもゲームメイク能力が求められる。」というのが今のトレンドなので「パスサッカーを志向するチームに必要なタイプのSB/WB」になる。J1でも十分にやれそうな力がある。
3人目 : FW 鈴木孝司 (FC琉球)→ 同じくJ2で22試合に出場して14ゴール。FWイ・ヨンジェと並んでJ2の得点ランキングの首位に立っている。年齢やポテンシャルを考えると「FWイ・ヨンジェほどではない。」と考えられるがそれでもこれだけの結果を残しているストライカーなので評価は劇的に向上している。気候や環境面を考慮してFC琉球入りを選択している選手なので移籍の可能性は低いとは思うが何が起こるか分からないのがこの世界である。
4人目 : MF 小泉慶 (柏レイソル)→ 新潟時代は主力として活躍。柏に加入して1年目の2018年はJ1で27試合に出場しているが今シーズンは1試合の出場のみ。MFヒシャルジソンの加入の影響を諸に受ける形になった。今シーズンの柏はMF大谷やMF小林祐など守備に特徴のあるボランチがたくさんいるが、今夏、MF三原雅(神戸)の加入も決定。余剰戦力になりつつある。J1通算で137試合。実績のあるボランチの獲得を画策するチームは多いだろう。
5人目 : DF 前貴之 (レノファ山口)→ 飄々としたプレースタイルが魅力の右SB。3バックを採用するときは右ストッパーで起用されている。ユースの先輩であるDF西大伍と同じでどんな状況になっても慌てない落ち着きが魅力。右サイドの位置から試合をコントロールすることが出来る。「サイドでボールを受けてゲームを作ることが出来る選手」の重要度は高まっているが「現代サッカーの右SBに求められる能力」を高いレベルで有している。
6人目 : FW イ・ジョンホ (V・ファーレン長崎)→ 流出したFW鈴木武蔵やFWフアンマ・デルガドに代わってエースになることが期待されたが13試合で1ゴールのみ。FW呉屋の加入によってエースの座は奪われてしまった。今夏はさらにFWイバルボ(鳥栖)の加入が確定。FW玉田とFW畑とFW長谷川悠もいるのでベンチに入るのも大変な状況になった。FWイバルボの起用に目途が立つようだと「今夏、放出対象になる可能性」は一気に高まるだろう。
7人目 : FW 黒川淳史 (水戸ホーリーホック)→ J2で快進撃を続ける水戸の攻撃の中心として目覚ましい活躍を見せている東京世代のアタッカーに対する注目度は高まっており、先日、「スペインのアラベスが興味を示している。」と報じられた。続報は流れていないので「アラベス行きはなくなった。」と思われるが欧州のクラブからも注目を集める選手になった。大宮からの期限付き移籍になるがこれだけの活躍を見せているのでJ1行きもあり得る。
8人目 : FW 瀬沼優司 (横浜FC)→ 愛媛FCや山形では主力を張った大型フォワードも横浜FCでは出場機会に恵まれていない。FWイバがいて、FW戸島がいて、さらにFW皆川(広島)の加入も確定。こうなると「出場機会を求めての移籍」が考えられる状況になる。185センチとサイズに恵まれているがスピードがあって運動量も豊富。献身的なプレーができる選手である。「大柄でありながら動ける選手」を必要としているチームはJ2にはたくさんある。
9人目 : FW 米澤令衣 (鹿児島ユナイテッド)→ C大阪U-23の主軸として活躍。2018年はJ3で28試合に出場して12ゴールを挙げる活躍を見せて鹿児島に完全移籍となった。いきなり10番を託されたのでエース候補の1人だったが結果を出せず。7試合に出場してノーゴール。375分のプレー時間にとどまっている。鹿児島のサッカーに馴染めずにいるので「出場機会を求めての移籍」はあり得る。左右両足から繰り出される精度の高いシュートが武器になる。
10人目 : GK ビクトル (FC岐阜)→ 2017年と2018年は2年連続でフルタイム出場を果たすなど不動の守護神として活躍したがGKヤン・オレ・ジーバースが加入した影響で今シーズンはベンチスタートになるケースも増えている。北野監督になってから最初の2試合はスタメンで起用されたが3戦目以降はベンチからも外れている。微妙な立ち位置になっていることを考えると「獲得に乗り出すクラブ」が出てきても何ら不思議はない状況である。
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