サッカーコラム J3 Plus+　

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【J3編】 2022年シーズンの順位予想は？～13：福島、14：八戸、15：今治、16：YS横浜、17：沼津、18：讃岐 (37名)～ | | |　

2022年1月27日(木)の夜の時点 → 36名分の集計結果

18位：カマタマーレ讃岐　・・・　平均予想順位： 16.08位

→　J3に降格してからは2019年が14位、2020年が16位、2021年が15位だった。2019年と2020年は18チーム制、2021年は15チーム制だったので2021年はJ3で最下位だった。J2復帰どころか、今後、JFL(or J4リーグ)への降格制度が導入されたら有力な降格候補に挙げられるが36名の平均予想順位は16.08位。17番手評価の沼津との差はわずかになるが一番下の評価となる。今シーズンも下位候補に挙げられている。

16位と予想した人が8名、17位と予想した人が11名、18位と予想した人が8名となる。ちょうど3/4となる27名が16位以下と予想しており、1桁順位と予想した人はゼロ。厳しい評価になっているがオフの選手の流出は左WBのDF薩川(→鹿児島)くらい。MF川崎一やMF西本やMF中村駿などは残留した。その上で長身のFW青戸(おこしやす京都AC)など下部リーグで結果を残したストライカーを3人も獲得している。

17位：アスルクラロ沼津　・・・　平均予想順位： 16.00位

→　J3に昇格して早くも6年目となるが成績は3位→4位→12位→12位→14位なので「4年連続で前年以下の順位」となる。右肩下がりになっており、ここに来てライセンスの問題が浮上。12月中旬に日刊スポーツが「2022年6月までに照明設備の工事の予定を示さないとライセンスは不交付。2023年シーズンにJFLに降格する可能性が高まった。」と報じており、2022年がJ3での最後のシーズンになる可能性が出てきた。

先行きが相当に怪しくなったことも関係しているのか、今オフの補強は思うように進まなかった。「照明改修費は1億円以上の見込み。」と言われているので費用捻出のために苦肉の策で2022年の前半戦に活躍した選手をシーズン途中で売却することも十分に考えられる。選手のモチベーションにも大きく関係してくるので前評判は当然のことながら低い。平均予想順位は下から2番目となる16.00位となる。

16位： Y.S.C.C.横浜　・・・　平均予想順位： 14.86位

→　2014年～2020年までの7年間のJ3での成績は12位(=12チーム制)→13位(=13チーム制)→16位(=16チーム制)→14位(=17チーム制)→15位(=17チーム制)→13位(=18チーム制)→17位(=18チーム制)だったが2021年は8位。クラブ史上最高成績だった。FWンドカ・ボニフェイスやMF佐藤祐など若手が活躍してJ3で旋風を巻き起こしたが3年間チームを率いたシュタルフ悠紀リヒャルト監督は同じJ3の長野に移った。

同監督と一緒にMF佐藤祐、DF船橋、DF池ヶ谷は長野に移籍してFWンドカ・チャールスもFC岐阜に完全移籍となった。例年どおりで主力がたくさん抜けてしまったので平均予想順位は14.86位。下から3番目となる16番手評価になる。戦力がDOWNしたので低評価されるのも仕方がない。現役時代は甲府でCBとして活躍した仲田監督を招聘したが2020年の後半戦はゼムノビッチ監督の後を受けてFC岐阜で監督を務めた。

15位： FC今治　・・・　平均予想順位： 12.46位

→　昇格して3年目となる。2020年は7位と健闘したが2021年は開幕ダッシュに失敗して11位に終わった。2度も監督交代を実施するなど難しいシーズンになったが平均予想順位は12.46位。下から4番目となる15番手評価なので前評判はあまり高くないようだ。帝京長岡高のときに冬の高校選手権でゴールを量産したFW晴山岬(町田)などを獲得したがフォワードはかなり手薄。得点力不足に苦しむ可能性は高い。

スペイン出身のリュイス監督がチームを離れた後、元・市船の布監督を招聘したが失敗。橋川監督が今シーズンは最初からチームを率いることになったが過去2年間はいずれも平均年齢が非常に高かったので若返りを進めることも期待される。1月下旬になってFWバルデマールの退団ならびにオーストラリア出身で178センチのFWモハメド・アダム(クサンティFC)の加入が発表された。この選手にかかる期待は大きい。

14位：ヴァンラーレ八戸　・・・　平均予想順位： 12.44位

→　下から3番目となる13位に終わった八戸だったがオフの移籍市場ではたくさんの有力選手を獲得した。Jリーグに昇格してから数年しか経過していないが「文句なしでクラブ史上最高の補強が出来た。」と言える。MF宮尾(FC今治)、MF山田尚(秋田)、DF藤井航(岩手)などたくさんの即戦力を獲得したが1年ぶりにDF國分将(秋田)も復帰する。各ポジションに即戦力クラスを獲得して選手層は格段に厚くなった。

大型補強に成功したがFW佐藤碧(ソニー仙台)やDF下堂(高知ユナイテッド)など今年も下部リーグで活躍した選手を獲得した。過去にはJFLでプレーしていたFW安藤翼(SC相模原)やDF黒石(水戸)などを獲得しているが「下部リーグで活躍した選手を獲得する。」という補強は得意にしている。平均予想順位は12.44位。チーム数が増えた中、2021年の順位(=13位)よりも上になったので評価はまずまず高いと言える。

13位：福島ユナイテッド　・・・　平均予想順位： 11.03位

→　時崎監督がJ2の栃木SCに引き抜かれた福島は元・日本代表で黄金期の磐田で主力として活躍したボランチ兼左SBの服部年宏氏を監督として招聘した。服部監督にとっても大きな挑戦になるが攻撃の中心だったFWトカチが栃木SCに移籍した。昨夏にはエースストライカーのFWイスマイラを引き抜かれているが攻撃の部分で明確な違いを出せる外国人助っ人を引き抜かれると攻撃のときの迫力はDOWNする。

平均予想順位は11.03位となる。2021年は5位と好成績を残したことを考えると「FWトカチならびに時崎監督などが抜けた影響は大きいと考える人は多い。」と推測できるがMF鎌田大、MF田中康、MF上畑、DF堂鼻、MF柴圭汰など若手の大半はチームに残留。その上でDF大武(群馬)、FW高橋潤(沼津)、DF鈴木翔(富山)などを獲得した。実績のある中堅やベテランと生え抜きの若手が噛み合ったら2年連続の上位も可能。

表1. J3編の途中経過・36名分 (下位グループ)

ランク	クラブ名	平均予想順位	1位	2位	3位	4位	5位	6位	7位	8位	9位	10位	11位	12位	13位	14位	15位	16位	17位	18位
13	福島	11.03	0	0	0	0	0	1	3	1	5	3	7	7	4	2	2	1	0	0
14	八戸	12.44	0	0	0	2	0	0	3	3	0	0	2	2	8	6	3	5	0	2
15	FC今治	12.46	0	0	0	0	2	0	1	1	2	4	3	5	3	4	2	3	3	2
16	YS横浜	14.86	0	0	0	0	0	1	0	0	0	1	3	3	1	3	7	3	10	4
17	沼津	16.00	0	0	0	0	0	0	0	1	1	0	0	0	4	0	6	4	5	14
18	讃岐	16.08	0	0	0	0	0	0	0	0	0	2	0	0	2	1	4	8	11	8

投票

　・【J1】今オフの補強で「特にいい補強だ。」と思うのはどれですか？ (日本人編)　→　1,809票
　・【J2】今オフの補強で「特にいい補強だ。」と思うのはどれですか？ (日本人編)　→　1,192票
　・【J3】今オフの補強で「特にいい補強だ。」と思うのはどれですか？ (日本人/外国人)　→　307票

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順位予想バトル (2022年) ・・・受付期間： 2022年1月7日(金)～2月18日(木)

　・順位予想 J1編 (投稿用フォーム)　→　https://bit.ly/3t4gcW5
　・順位予想 J2編 (投稿用フォーム)　→　https://bit.ly/3G1POzO
　・順位予想 J3編 (投稿用フォーム)　→　https://bit.ly/3rdqIbh

　2022/01/10 　【J1】順位予想バトル 2022年版受付開始しました。 (現在の参加者：152名)
　2022/01/08 　【J2】順位予想バトル 2022年版受付開始しました。 (現在の参加者：92名)
　2022/01/09 　【J3】順位予想バトル 2022年版受付開始しました。 (現在の参加者：37名)

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　　　※ J1編は第15回、J2編は第14回、J3編は第9回となります。