サッカーコラム J3 Plus+　

J1・J2・J3・日本代表などを幅広くカバーするサッカーコラムです。基本的には毎日更新しています。よろしくお願いいたします。

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【J3】ブレイクが期待される若手Jリーガーはこの23名だ！！！ (前編) (2020年版) | | |　

■　「古橋2世」と言われるFW村田透馬

2019年のJ3はFW高澤(群馬)、FW北村(熊本)、FW林誠道(鳥取)、FW町野(北九州)、FW浅川(Y.S.C.C.横浜)、FW進昂平(Y.S.C.C.横浜)などがブレイクした。いずれの選手もゴールを量産して評価を一気に高めたが今オフにFW高澤は大分に完全移籍となった。FW進昂平は群馬に完全移籍して、FW浅川は熊本にステップアップの移籍を果たしたが分かりやすい結果を残したJ3の選手は高確率で上のクラブに巣立っていく。

アタッカー系の選手ではMF大谷駿(富山)、MF高橋大(北九州)、MF三田尚(八戸)などがブレイクしてボランチのMF藤原奏(北九州)、CBのDF井上黎(鳥取)なども飛躍のシーズンになったが今シーズンもたくさんの選手が好プレーを見せて自身の評価を大きく高めるだろう。「どんな選手がブレイクするのか？」は今シーズンのJ3の見どころの1つになるが有望な若手をたくさん揃えているのはJ2からの降格組のFC岐阜になる。

幸いにして今オフの若手の有望株の流出はなかったので「将来が楽しみな選手」がたくさんいる。中でも最も注目されるのはFW村田透になる。高卒1年目ながら2019年はJ2で8試合に出場しているがスピードを生かしたアグレッシブなプレーが魅力となる。高校サッカー界の新興勢力である興国高の出身。中学年代はG大阪堺Jrでプレーしているが高校の先輩のFW古橋(神戸)によく似ており、「古橋2世」と言われている。

日本代表のFW古橋は2017年にFC岐阜でキャリアをスタートさせた選手になるが2人の共通点は多い。チームはJ3に降格してしまったが若手主体でチームを作り直さないといけない状況になったことは彼にとってはマイナスではない。主力としてプレーできる可能性が高まった点はポジティブに考えられる。MF川西とFW前田遼が残留してFW高崎の加入も決まっているがFW村田透あたりが引っ張らないといけない。

■　いきなり10番を託されたMF下澤(秋田)

MF粟飯原もブレイク候補に挙げられる。北野監督になってから出場機会が激減したが大卒1年目から17試合で2ゴール4アシスト。高確率でゴールに絡んだ。強烈な左足を持っており、キックの精度も非常に高い。右サイドからカットインして左足を振り抜くプレーを得意にしており、自分の形を持っている。JAPANサッカーカレッジから加入したFW町田ブライトもブレイク候補に挙げられるので楽しみな選手は多い。

背番号というのはクラブの期待値を如実に表すケースが多い。もちろん、背番号に全く or ほぼこだわらない選手もたくさんいるが初年度から「いい番号」を与えられた選手にサポーターの期待が集まるのは当然の話である。法政大出身で大卒1年目のMF下澤(秋田)はいきなり10番を与えられた。テクニックのある攻撃的なボランチと紹介されているが新生・秋田の中心になることが期待される。柏のU-18出身になる。

高校サッカーを沸かせた選手も何人かJ3のクラブに入団しているがテクニシャン集団として話題になった昌平高のMF鎌田大(福島)は1年目から結構な出場機会が得られるのでは？と思われる。日本代表のMF鎌田(フランクフルト)の弟になるがテクニックがあってサッカーが上手な選手である。エースストライカーのFW武が流出した福島は厳しいオフになっているがMF鎌田大にとっては逆にチャンスである。

高知中央高で活躍したFWオニエ・オゴチュクウ・プロミス(Y.S.C.C.横浜)はナイジェリア国籍になる。ナイジェリアからの留学生だったがJリーグのスカウトの関心を集めた。「C大阪や山口の練習に参加した。」と報じられたがY.S.C.C.横浜を進路先に選択した。170センチなのでサイズはないがスピードがあってパワーもある。Y.S.C.C.横浜もFW浅川とFW進昂平が抜けているので1年目からチャンスがあるだろう。

■　四日市中央工高のエースだったMF森夢真

名門の四日市中央工高のエースだったMF森夢真は「オファーがなければサッカー辞めます。」と公言して冬の高校選手権に出場した。「就活の場」として臨んだ選手権だったが見事にJ3の沼津からの内定を勝ち取った。キレのあるドリブルと得点力は選手権で目立った。今オフも沼津の補強は最小限にとどまった。ネームバリューはすでにチーム屈指なので「スター候補」として注目を集めることになるだろう。

「1年でのJ2復帰」に失敗した熊本は大木監督を招聘した。攻撃的なチームに生まれ変わるのは確実と言えるが中心になることが期待されるのは大卒2年目のMF中原輝になる。2019年は28試合に出場して5アシストを記録。秋以降は攻撃の中心の1人になったが初ゴールはついに生まれなかった。得点力が課題に挙げられるがテクニックがあってアイディアが豊富な選手なので「大木サッカーに合った選手」である。

同じく降格2年目の讃岐は今オフは有望な若手をたくさん獲得した。2019年は右肩下がりのシーズンになって最終的には14位と低迷したが能力の高い若手をたくさん加えることが出来たので面白いメンバー構成になっている。ブレイク候補はたくさんいるがFW栗田・マーク・アジェイ、横浜FMからの期限付き移籍となるFWブラウンノア賢信、東海学園大出身で神谷ツインズの弟のFW神谷椋などは要注目である。

SBも有望株の獲得に成功した。DF下川太はC大阪U-18出身で年代別代表に招集された経験を持っている。2019年はJ3のC大阪U-23で16試合に出場している。市立船橋高のDF杉山弾はプロ入り後は出場機会に恵まれずに伸び悩んでいるが「世代屈指の左SB」と評価されていた選手である。精度の高い左足を持っている。関西学院大出身のMF岩本和も評価の高いボランチなので有望視される若手が一気に増えた。

　2020/01/21 　【J3】 2020年の昇格争いの展望～富山・熊本・鹿児島・FC岐阜・鳥取などが中心か！？～

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受付期間(J3編)　・・・　新シーズンの予想の受付を開始しました。

　2020年1月7日(火)～2020年2月20日(木)まで

　　　→　J1の開幕戦(2月21日)の前日までです。
　　　→　不公平が生じるので、それ以後は受け付けません。
　　　→　順位決定方式やポイントの計算方式等のルールはこれまでと全く同じです。
　　　→　同ポイントで並んだときは投稿時期が早かった人が上の順位になります。

　　　→　早い時期に投稿した方がいい順位(いい成績)になる可能性が高まります。
　　　→　誤字・脱字・抜け・漏れにはくれぐれもご注意ください。
　　　→　たくさんの予想が集まった方が面白いので気軽に参加してください。

【質問内容】

　(項目1) ハンドル名
　(項目2) 年代
　(項目3) 性別
　(項目4) 地域
　(項目5) 好きなJリーグのチームはどこですか？ (複数選択可)
　(項目6) J3の全19クラブの順位を予想をしてください。
　(項目7) その理由を簡潔にお書きください。
　(項目8) 好きなクラブ以外で2020年のJ3で注目するクラブとその理由をお書きください。
　(項目9) 2020年のJ3で注目する選手とその理由をお書きください。
　(項目10) 2020年のJ3でブレイクすると思う若手選手を何人か挙げてください。
　(項目11) みんなにお勧めしたいサッカー関係の本や雑誌や漫画があれば教えてください。(省略可)

　・投稿用フォーム (J1編)　→　https://form1ssl.fc2.com/form/?id=d891dd2db0db8597
　・投稿用フォーム (J2編)　→　https://form1ssl.fc2.com/form/?id=1d0624440ac55df6
　・投稿用フォーム (J3編)　→　https://form1ssl.fc2.com/form/?id=855132f3d67e69b7