率直に語っているウラジーミル・プーチン
Paul Craig Roberts
2015年11月2日
ロシア大統領は、欧米諸国政府や欧米マスコミにはびこるウソつき連中に対するすがすがしい対照だ。ロシア政府の狙いは平和と、法の支配下の国際協力だ。ワシントンの狙いは覇権だ。
プーチン大統領は世界を平和に導こうと尽力しているが、ワシントン外交政策を支配するネオコンは、世界を戦争に追いやろうとしている。プーチン大統領をヒトラーになぞらえ、彼の暗殺を示唆し、ロシア軍用機撃墜を呼びかけるワシントンから発せられる気が触れたような発言の絶えざる流れと、ワシントンは覇権計画を放棄し、国際法に従って、国際協力するようにというプーチン大統領の呼びかけとを比較願いたい。プーチン大統領が強調した通り、ワシントンにとって“国際協力”はワシントンの意思への服従を意味する。
政府は、国民無視の利権集団と協調する命令発布機関として機能するのではなく、国民と協調して統治すべきだと、プーチン大統領は繰り返し述べている。
欧米至る所で、益々国民を無視する政府の振る舞いを我々は目にしている。アメリカ合州国では、選挙をしているにもかかわらず、ワシントンで決定される政策に、アメリカ国民は、本質的に全く意見を反映できていないと入念な研究が結論づけている。ギリシャでは、ドイツとEU政府に支援されている巨大ドイツ銀行が命じる政策をギリシャ国民に押しつけるよう、政府が強制されている。ポルトガルでは、選挙で勝利した社会主義者たちは、保守派の大統領に、政権を組閣することは許さないと言われた。イギリスでは、ある軍幹部が、労働党が選挙に勝利した場合、ジェレミー・コービンが労働党政権を組閣するのを軍は許さないと述べた。ワシントンの権益ではなく、彼らを当選させた有権者の利益を代表しているかどで、アメリカ合州国政府は、ベネズエラ、エクアドル、ボリビアや、アルゼンチン政府を脅している。アメリカ合州国政府は、違憲の大量監視、告訴なしの無期限拘留、正当な法の手続き無しのアメリカ国民殺害でアメリカの市民的自由を破壊した。異議を唱えること自体が犯罪化される過程にある。
基本的事実を見るだけで、欧米に“自由と民主主義”があるだとか、 ワシントンの爆撃と侵略が、アフリカと中東に“自由と民主主義”をもたらすためだというような結論を出すことは不可能になる。
プーチン演説を理解することで、一体どこに道義的リーダーシップがあるかについて、全てのアメリカ人が決定的な教訓を学べよう。
いくつかの例がここにある。
Paul Craig Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。
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記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2015/11/02/vladimir-putin-speaks-honestly-paul-craig-roberts/
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違法民泊を摘発。意味がわからない。音がうるさい。ゴミがおかれていた。
TPPや、戦争法案のような露骨な違法売国行為連中をこそ摘発してほしい。
これを利用して、国家戦略特区の宣伝。
というわけで゛日本の報道機関は、電気洗脳箱という妄想、深まるばかり。
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