警察の軍事化が殺人装置を生み出した
Paul Craig Roberts
2014年8月18日
更新:検死報告はここにある。http://rt.com/usa/181116-brown-presser-baden-preliminary-autopsy/ 事実は、警察擁護派がインターネット中にばらまいているエセ情報と真っ向から矛盾する。ミズーリ州知事が、暴力行動を、十代の黒人青年を、いわれもなく殺害し、黒人コミュニティを激怒させた警察ではなく、黒人コミュニティのせいにしたことに注目願いたい。ある読者は、軍服を着て威張りちらすならず者暴力警官連中は、ISISが連中をズタズタに切り裂くだろうイラクに派遣すべきだと書いてこられた。
私の記事「Cops Gone Wild」に関し、移民排斥派共和党員の少数白人男性による、黒人に向けられた一部の粗野なコメントや憎悪には決して驚かない。警察ではなく“黒人のいじめっ子盗人泥棒”の肩を持とうとする“とんでもない左翼がかった-リベラル-アカ”への怒りで一杯な余りに、ファーガソン事件に関する冒頭コメントから先を読もうとさえしないごく少数の方々までいた。警察批判は、イスラエル政府によるパレスチナ人殺戮を批判した場合と同様な、感情的な憎悪を引き起こしかねないのだ。
読者の皆様が御承知の通り、多くの国民は、思考し、合理的な対応をすることができないことを私は度々強調している。そういう人々は、自分が聞きたいことを聞きたがり、そうでない場合、激怒する。連中が本を読むのは、学ぶためでなく、自分達の無知による偏見を実証する為だ。
恐らく、アメリカ人の生き方は、ずっとこうだったのだろう。とは言え現代の方が、私が記憶している昔よりもずっと酷くなっているように見えるのだ。アメリカ人は過去どれほど愚鈍であったかも知れないが、現代の方が、もっと酷いように思えるのだ。
実際、マスコミは、政府と声をそろえて発言している様に見える。大学における学問の自由さえも絶滅した。例はいくらでもある。
最も悪名高い例の一つは、両親がホロコースト生存者だったノーマン・フィンケルシュタイン教授だ。ユダヤ人のフィンケルシュタイン教授は素晴らしい学者で、イスラエルの見当違いで不道徳な対パレスチナ人政策に関する有名な批判者になった。シオニスト・ロビーは、カトリックの大学、デ・ポール大学に手を突っ込むことが可能になり、臆病な学長に、政治学部と、大学人文・科学人事委員会の、学生団体にも支持された、フィンケルシュタインに終身在職権を認めるという決定を破棄させたのだ。
シオニスト・ロビーが、大学を財政支援するという約束で、大学の学長を買収したのだろうと憶測する向きもある。賄賂に脅しが加わったのかどうかはともあれ、私見では品位に欠ける人物であるこの大学の学長が、学問の自由をズタズタに切り裂き、シオニストが、デ・ポール大学で、誰が終身在職権を得られるを決めることを可能にしたのだ。両親達が一体なぜ、その息子や娘達をそのような大学に進学させるのか、私には理解不能だ。
アメリカの学問的自由に対するシオニストによる攻撃は日常茶飯事だ。カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校のウィリアム・ロビンソン教授は、シオニスト・ロビーとの体験をtruth-out.orgで語っている。http://www.truth-out.org/news/item/25587-as-repression-escalates-on-us-campuses-an-account-of-my-ordeal-with-the-israel-lobby-and-uc
シオニスト・ロビーの、倫理にもとる不道徳な戦術が、ユダヤ人全般に対する大規模な敵意を生み出している。世界中のあらゆる悪について、ユダヤ人を批判するのを拒否しているといって、私をとがめる電子メールが時折送られてくる。シオニスト過激派は、シオニスト過激派に反対する、最も強い、最も道徳的な意見は、一部のイスラエル国民や、イスラエル新聞のハーレツを含む、ユダヤ人自身から出されているという事実に、ユダヤ人を批判する多くの人々が、気がつかないようにしている。
イスラエルの行為を批判するユダヤ人は“反ユダヤ主義者”とは呼べない。シオニスト・ロビーは良心で悩むユダヤ人に対する新しい呼び方を発明した。“自虐ユダヤ人”だ。
名誉毀損防止同盟等の馬鹿馬鹿しい“執行機関”を持ったシオニスト・ロビーは、“反ユダヤ主義者”という非難を誤用することで、“反ユダヤ主義者”や“自虐ユダヤ人”といった言葉を、道徳的名誉のバッジにしてしまった。かつて“反ユダヤ主義者”という言葉は、ユダヤ人全般を嫌悪し、恐らくは、あらゆるユダヤ人が苦しめられれば良いと祈るような連中のことを意味していた。現在“反ユダヤ主義者”は、全てのユダヤ人、あるいは、全てのイスラエル国民を代表してはいない政府であるシオニスト国家の、違法で不道徳な政策に反対する人々を意味している。
シオニスト政策が、検証に耐えられないものであるがゆえに、シオニスト連中は、自分達を批判する人々を沈黙させることに注力しているのだ。
警察バッジをつけた反社会的な精神病質者が、黒人や、ラテンアメリカ系の人や、ホームレスの人を殺害すると、むやみに、すぐさま警察擁護に走る多数のアメリカ人も、同様な反応を示す。
警察が行使する、いわれのない暴力は、パレスチナ人に対して、イスラエル軍が行使するいわれのない暴力と同様、正当化しようのないものだ。“法と秩序を支持する保守派”は警察の責任と、犯罪人やテロリストを甘やかすこととを、ごっちゃにしているのだ。彼等は、自分達にとって、責任を負わない警察の方が、警察バッジを付けていない犯罪人連中より大きな脅威であることが理解できないのだ。
読者が送って下さったこの短いビデオは、アメリカ警察の軍事化によって、殺人装置を生み出してしまったことを示している。
Paul Craig Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。
ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/
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我々の場合には、「属国化が殺人装置を生み出した」だろう。
『海鳴りの島から』沖縄・ヤンバルより 目取間俊
69年も米軍基地と向かい合い、たたかってきたウチナンチューの心は、政府が期待するほどヤワではない。
辺野古の浜から出発するカヌー隊に、海上保安庁ボートが迫ってくる様子がyoutubeで見られる。
海上保安庁の振る舞い、あまいは、工事現場入り口前の民間警備会社社員、この記事にある宗主国警察と紙一重に見える。
最新の奇怪事件、日本人が「イスラム国」に拘束されたという。民間軍事企業経営者だという。以前は、軍用品納入の仕事をしていたという記事もある。
そこで有名なお友達もいる。お友達、来月イスラエル国防視察ツアーを予定しておられる。
主要視察場所:主要軍事産業、空軍の主要基地、軍事博物館等他、国防関係者交流
とある。
パレスチナ人に対し、いわれのない暴力を行使しているイスラエル軍の手口や洗脳手法も学べるだろうか?
素人には、集団的先制侵略攻撃権、誰の為に使われるのか、つまり間もなく、日本人庶民や兵士がどのような戦争の砲弾餌食になるか説明してくださる貴重な視察団に思える。
大本営広報部報道、例によって奥歯にものが挟まったようで、わけがわからない。そこでIWJ。
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