GK 西川周作 (浦和レッズ) ・・・ 6.0
→ セットプレーを中心にヒヤッとするシュートを打たれた場面が2度ほどあったが、GK西川が慌てるほどの決定機はシンガポールには無かった。相手のシュートをセーブしたり、キャッチするシーンは無かったように思うが、意外とGK西川のところにバックパスでボールが戻ってくるシーンもほとんど無かったので持ち味であるフィード力が生きるシーンもほぼ無かった。見せ場は少なかった。
DF 酒井宏樹 (ハノーファー96) 5.5
→ どちらかというと右サイドから攻め込む機会が多かったのでクロスを上げるシーンはかなり多かったが、中央で待っている選手とタイミングが合わなかったり、ノーチャンスのボールになるシーンがほとんどだった。「クロスの成功率」というのはデータ上は20%前後が通常。なので5本に1本成功すればOKではあるがノーチャンスのクロスが多くなると印象は悪くなる。
DF 吉田麻也 (サウサンプトン) 6.5
→ なかなかダメ押しゴールが奪えない中、後半42分に3点目のゴールをマーク。大勢にはあまり影響は無かったと思うが、あのまま2対0で終わっているとすっきりしない勝利になったので、「いい気持ちで次の試合への準備が出来るようになった。」という意味では価値のあるゴールだったと言える。セットプレーからゴールを奪えたのも大きい。
DF 森重真人 (FC東京) 6.0
→ DF槙野と激しいポジション争いを繰り広げているが相手に攻め込まれる場面が少なかったので守備の部分で目立つシーンはほぼ無かったと言える。攻撃では前半はDF吉田とDF森重のところからいい縦パスが入ってくるシーンが何度もあった。惜しいシュートもあったので直接的に点に絡めなかったのは残念であるが、まずまずのアピールが出来たと言える。
DF 長友佑都 (インテル) 5.5
→ ここに来て所属のインテルで出場機会を確保するようになったのでコンディション的にはいい部類だったと思うが、攻撃に絡んでくるシーンは少なかった。この日はMF武藤嘉が左サイドハーフに入ったが、2人のコンビネーションで崩そうとするシーンはほぼ無かった。圧倒的に攻め込んでいた割には思うように絡めなかった。
MF 長谷部誠 (フランクフルト) 6.5
→ MF柏木とコンビを組んだが大きな問題は無かった。MF長谷部がヴォルフスブルクに移籍したのは2007年のオフで、MF柏木が浦和に加入したのは2010年。浦和では同時期にはプレーしておらず、Wボランチを組んだ経験はほとんどなかったと思うが、関係は良好だった。攻撃面でも存在感を発揮したがセカンドボールを拾う回数が多かった。
MF 柏木陽介 (浦和レッズ) 6.5 ・・・ MOM
→ 先のイラン戦(A)は途中出場で存在感を発揮。引き続いて代表に招集されたが、今度はスタメンで好プレーを見せた。前半と比べると後半にパフォーマンスが落ちた選手が多かったがMF柏木は大きな落ち込みは無かった。裏へのスルーパス、精度の高いミドルパスはこれまでの日本代表にはあまり用いられなかったプレー。いいアクセントになっている。
MF 本田圭佑 (ACミラン) 6.0
→ 前回のシンガポール戦(H)はスコアレスドロー。今度の試合は「1点目」と「2点目」が大事だったので前半26分に挙げた2点目のゴールでチームは楽になった。所属のACミランではスタメンで出場する機会が無くなっているのでコンディションが心配されたが、時間が進むにつれて動きは落ちてしまった印象で、日本代表の攻撃も停滞するようになった。
MF 清武弘嗣 (ハノーファー96) 6.0
→ 前半の出来はなかなか良かった。いいところでボールを受けてシンプルなプレーで味方を使って攻撃の中心となったが、後半は疲れの影響なのか急激に存在感が無くなった。尻すぼみだったと言える。「MF香川とMF清武でポジション争いをさせる。」とハリルホジッチ監督は明言しているので目に見える形で結果を出したかったが、結果は出せず。
MF 武藤嘉紀 (マインツ) 6.0
→ 1点目のMF金崎のゴールをアシストして、2点目のMF本田圭のゴールにも絡んだ。2つのゴールに絡んだ点は評価できるが、周囲との関係性は今一つ。特に左SBのDF長友を生かすプレーはほとんどなかった。先のイラン戦(A)は1トップの位置でプレーしたが、サイドハーフよりも1トップの位置で起用したほうが生きるのではないかと思う。
FW 金崎夢生 (鹿島アントラーズ) 6.5
→ 約5年ぶりの代表復帰を果たしたが、いきなりスタメン出場。しかも1トップでのスタメンとなったので驚きの起用だったが、見事に期待に応えた。大分時代からアグレッシブさがウリの選手だったが、前に行く姿勢であったり、積極的に裏を狙う動きは日本代表の攻撃を活性化させた。久々の代表戦で印象的なプレーを見せたのは間違いないところ。
MF 宇佐美貴史 (ガンバ大阪) 6.0
→ 後半25分にMF武藤嘉との交代でピッチに立った。後半42分のDF吉田のゴールシーンはパスではなくてシュートだったと思うが記録上はアシスト。この日も途中出場でゴールに絡んだ。日本代表ではスタメンで出場すると消えてしまうが、途中出場のときは高確率でゴールに絡んでおり、スーパーサブ的な役回りになりつつある。
MF 香川真司 (ドルトムント) 6.0
→ 「日曜日に試合を行った。」というコンディションの問題も考慮されてこの日はベンチスタート。後半30分にMF清武に代わってピッチに送り出されたが、2つほど決定的なスルーパスを通すなど短いプレー時間で違いを見せた。一時は大きなプレッシャーを背負った状態でプレーしていたが、この日は表情にも余裕があった。心身ともにいい状態であることは明らか。
MF 原口元気 (ヘルタ・ベルリン) 6.0
→ ゴールやアシストといった目に見える結果を十分に残せているわけではないが、所属のヘルタ・ベルリンでレギュラーに定着。日本代表にも定着しつつある。2対0とリードした後半37分に投入されたが主に守備面での活躍が目立った。日本代表のアタッカー陣の中ではトップクラスの守備力を持っており、計算できる戦力になりつつある。
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