自分なりのベストゴールとベストゲームを選んでみました。ただし、純粋に試合内容やゴールの素晴らしさで選んだというよりは、そのときのシチュエーションも、相当に加味された結果となりました。
日本代表 ベストゲーム① ベルギー戦・日韓大会 → 青く染まった埼玉スタジアム。あれ以上の興奮を味わうことは、当分ないだろう。
② サウジアラビア戦 アトランタ五輪・最終予選 → キャプテン・前園が2ゴールを挙げる大活躍。サウジの堅い守備を、1人でこじ開けた。
③ 韓国戦 アメリカ大会・アジア最終予選 → 決勝ゴールを奪ったのは、やはりカズだった。
④ バーレーン戦 アジアカップ2004 → まさに死闘。中澤の起死回生の同点ゴールは、魂のこもったスーパーゴールだった。
⑤ ヨルダン戦 アジアカップ2004 → 試合内容は最悪だったが、川口の4連続PKストップは、もはや伝説。
⑥ タイ戦 アトランタ五輪・一次予選 → 苦戦が予想されたアウェーの試合で、タイを子ども扱いした。予選で、前園・小倉・城のトライアングルが実現したのは、この試合だけ。
⑦ イラン戦 アジアカップ1992 → 全ての始まりの試合。決勝ゴールは、やっぱりカズだった。
⑧ ブラジル戦 アトランタ五輪 → 大アップセット。ロナウド・リバウド・ベベト・ロベカルを川口が完封した。
⑨ イラン戦 フランス大会・アジア予選 → ご存知、ジョホールバルでの試合。
⑩ ブラジル戦 コンフェデレーションズカップ2005 → ジーコの母国・ブラジルとの試合。ブラジル代表は、いかなる理由があろうとも、「勝利」以外は許されない。打ち合いの末の2対2。
日本代表 ベストゴール① 稲本潤一 ドリブル突破からの勝ち越し弾(2002年 vsベルギー) → 「W杯でリードを奪う」って、こういう気分になるんだね。
② 山口素弘 韓国戦のループシュート(1997年 vs韓国) → 芸術的なゴール。このゴールでフランスに近づいたかに見えたが・・・。
③ 三浦知良 イラン戦の決勝ゴール(1992年 vsイラン) → 引き分けも許されない中での、試合終了間際の先制ゴール。このゴールでグループリーグ突破を決めた日本代表は、初めてアジアを制する。
④ 中澤祐二 バーレーン戦の同点ゴール(2004年 vsバーレーン) → 苦しい試合で頼りになるのは、DFの中澤だった。値千金の同点ゴールだった。
⑤ 高木琢也 アジア№1を決める決勝ゴール(1992年 vsサウジアラビア) → カズのクロスを胸でトラップして左足のボレーシュート。未完の大器がようやく輝いた瞬間。
⑥ 中田英寿 豪雨の中で、チームを決勝に導く決勝のフリーキック(2001年 vsオーストラリア) → キャプテンマークを付けて臨んだ試合で最高のプレー。間違いなくワールドクラスのプレーだった。
⑦ 大久保嘉人 問題児が決めた勝ち越しのゴール(2004年 vsレバノン) → 苦しんだアテネ五輪のアジア予選。遅れてきた2人(阿部と大久保)のゴールでレバノンに苦しみながらも勝利した。
⑧ 高原直泰 大舞台での先制ゴール(1999年 vsウルグアイ) → ワールドユース準決勝。キレキレの本山のパスを受けた高原が先制ゴール。世界一にまた一歩近づいた。
⑨ 中田英寿 挨拶代わりのミドルシュート(1999年 vsカザフスタン) → 遅れてシドニー五輪チームに加入した中田英寿の初試合。圧倒的な存在感でチームをリード。一瞬のマークのズレを付いて、弾丸ミドルを決めた。
⑩ 城彰二 値千金の同点ヘッド(1997年 vsイラン) → 1対2でリードされた場面での同点ゴール。アシストは、中田英寿だった。
Jリーグ ベストゴール① 鹿島 レオナルドのリフティングからのゴール(1995年 vs横浜F)② 川崎 マイヤーのJリーグファーストゴール(1993年 vs横浜M)③ 川崎 ラモスのループシュート(1994年 vs広島)④ 仙台 岩本輝雄のフリーキック(2003年 vs市原)⑤ ガンバ大阪 エムボマのリフティングからのスーパーボレー(1997年 vs平塚)Jリーグ ベストゲーム① 磐田×G大阪 (2002年8月3日)5-4 → 追い込まれたときに、王者は真の力を発揮する。残り14分で2点をリードされるも、高原と服部のゴールで追いついた。真夏の壮絶な打ち合いだった。
② 川崎×横浜 (1993年5月15日)1-2 → 熱気が違った。両チームとも、前へ前へという意識が好ゲームを生んだ。元祖・黄金カードにふさわしい熱戦だった。
③ 磐田×市原 (2003年7月20日) 2-2 → 強いジュビロとオシム率いるジェフが見せた死闘。
④ 鹿島×横浜F (1996年5月19日) 1-1 1
→ サッカーマガジンが、Jリーグが誕生して10年たったときに、ベストゲームに認定した試合。レオナルド・ジョルジーニョ・マジーニョのいる鹿島と、ジーニョ・サンパイオ・エバイールのいる横浜Fの試合は、ワールドクラスのプレーが続出した。
⑤ 柏×甲府 (2005年12月10日)2-6 → 常識外では、考えられない夢のような試合。FWバレーはJリーグ新記録の6ゴールを挙げた。
■ その他で印象に残る試合・ 鹿島×名古屋 (1993年5月16日)5-0
→ ジーコが開幕戦でハットトリック。リネカーとのスーパースター対決に勝利した。
・ 浦和×広島 (1999年11月27日)1-0
→ 世界で一番悲しいVゴール。浦和レッズがJ2に降格した試合。
・ 浦和×市原 (1998年3月21日)3-2
→ 期待の新人・小野伸二のJリーグデビュー戦。
・ 川崎×名古屋 (1994年6月1日)
→ オランダ帰りの小倉隆史がJリーグデビュー。キレキレのドリブルで観衆を魅了した。
・ 磐田×鹿島 (1999年 月 日)
97年チャンピオンシップ1stleg。清水範久がVゴール。
・ 札幌×広島 (2002年 月 日)
→ 2002年の最終節。曽田がまさかのハットトリック。広島がJ2降格。
・ 平塚×川崎 (1994年)
→ ニコスシリーズの開幕戦。若いベルマーレが、FW野口の活躍でヴェルディ王者を粉砕。
・ 京都×神戸 (1999年)
→ クロアチアリーグからカズがJリーグ復帰。満員の西京極でいきなり2ゴール。
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