やっぱり、昨日の敗戦は相当にこたえた。テレビも新聞も、ネットも極力見ないようにしたものの、それでもあの悪夢がよみがえってくる。日本代表とサッカーが、自分の中で切り離せないくらいの存在になっていたことを改めて思い知らされた。
それでも戦いは続いていく。この文を書いて、気持ちを切り替えて、次の試合に備えたい。
今、一番感じるのは、"選手もサポーターも、負けることに対して臆病になり過ぎていたのかな"ということである。絶対にオーストラリアに勝たなければならない、と意気込みすぎていたのかなと思う。
そういえば、フランス大会以降、日本代表が、絶対に負けてはいけない試合で負けたことはなかった。トルコ戦はボーナスだったし、アジアカップで負けたことはないし、コンフェデはあくまでコンフェデである。よく、日本サッカーは経験が足りないといわれるが、もしかしたら、そういう経験がどこかで必要だったのかもしれない。
ポジティブシンキングで、クロアチアをギリシャ、オーストラリアをメキシコに置き換えると、ちょうど一年前のコンフェデ2005のことがよみがえってくる。力の差を見せ付けられたメキシコ戦の敗戦から立ち直って、最後まであきらめずに戦った、あの大会を。
こんな悔しい敗戦は、いつ以来だろう。こんなつらい思いは、もう2度と味わいたくないけど、いつか、通らなければならない道だったと考えて、心の奥にしまっておこう。昨日の敗戦が笑って語れる日が来るまで。
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