サッカーコラム J3 Plus+　

J1・J2・J3・日本代表などを幅広くカバーするサッカーコラムです。基本的には毎日更新しています。よろしくお願いいたします。

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　2024/01/14 【J1：順位予想】 2024年の予想の受付を開始しました。 (現在の参加者：342名)
　2024/01/09 【J2：順位予想】 2024年の予想の受付を開始しました。 (現在の参加者：172名)
　2024/01/10 【J3：順位予想】 2024年の予想の受付を開始しました。 (現在の参加者：83名)

お勧めしたいエントリー (15記事)

【Jリーグ】 18段階の個人別補強の評価 (2023年-2024年オフの移籍市場) (その6) | | |　

51人目： DF 大城蛍 (愛媛FC→ガイナーレ鳥取)　・・・　「B+++」

→　沖縄県の与那原町出身で182cmのCB。中学3年の12月に単身で埼玉県に引っ越して浦和ユースへ入団。順調に成長してトップ昇格を果たしたが層の厚い浦和では埋もれてしまった。高卒2年目の2020年は鳥取にレンタル移籍したが3試合の出場にとどまった。翌2021年はY.S.C.C.横浜にレンタル移籍して26試合に出場したが契約満了になった。2022年に愛媛FCに加入して今シーズンは22試合に出場。春先はCBのレギュラーとして活躍した。契約満了というのは意外だったがすぐに移籍先が見つかったのは良かった。

52人目： DF 澤田雄大 (ソニー仙台→奈良クラブ)　・・・　「A+++」

→　東京学芸大出身で2022年に大卒でJFLのソニー仙台に加入した182cmのCB。大卒2年目の2023年はJFLで28試合に出場して3ゴールを記録。ソニー仙台の4位躍進に大貢献してJFLのベストイレブンに選出された。評価を大きく高めたが11月末にソニー仙台との契約は満了になった。意外な選択だったが退路を断って新しい道に進むことを決めた。Jリーグ行きを画策していたと思うが無事に奈良クラブへの加入が決定した。奈良クラブはJFLで戦った時期も長くてJFL経験者がたくさん。すぐにチームに馴染むだろう。

53人目： FW 齋藤恵太 (ブラウブリッツ秋田→ファジアーノ岡山)　・・・　「A++」

→　爆発的なスピードが武器となるJリーグ屈指のスピードスター。決定力はそこまで高くないが2023年は27試合で5ゴール2アシスト。大卒1年目の2015年にJ3の福島で8ゴールを挙げているが5ゴールというのはチーム内得点王であり、自身のキャリアの中では2番目に多いゴール数になる。爆発的なスピードは攻撃の時だけでなく守備の時にも相手の脅威になる。新加入のMFガブリエル・シャビエルなどパサー役になれる選手が多い岡山では彼の走力はさらに生きると思われる。30歳ながら「未完の大器」と言える。

54人目： DF 照山颯人 (FC今治→いわきFC)　・・・　「S++」

→　2023年のJ3でベストイレブンに輝いた23歳のCB。2019年に高卒で仙台に加入したが出番に恵まれず。2022年3月にJ3のFC今治に育成型期限付き移籍してから才能が開花した。184cmとサイズにも恵まれているが正確な右足のキックも大きな武器となる。主力の流出が目立ついわきFCは大黒柱のDF家泉(→札幌)が流出してDF遠藤凌も新潟にレンタルバック。CBのレギュラー2人を失う非常事態だったがJ3屈指のCBであるDF照山を獲得できたのは相当に大きい。新天地で最終ラインの中心になるのは間違いないところ。

55人目： MF 牛之濱拓 (ガイナーレ鳥取→ギラヴァンツ北九州)　・・・　「A+++」

→　昨オフに鹿児島から鳥取にレンタル移籍して32試合で9ゴール4アシスト。チーム最多のゴール数を記録した。J2復帰を果たした鹿児島には戻らず。鳥取にも残留することなく増本監督を招聘した北九州に完全移籍となった。2023年の途中で鳥取の監督に就任して好成績を残した増本監督の人脈を生かした補強と言える。福岡ではあまりチャンスを得られなかったが、その後、盛岡と栃木SCと鹿児島で主力として活躍。どのクラブでも安定した成績を残すことが出来る。若手主体の北九州では攻撃の中心になる可能性が高い。

56人目： DF 山中亮輔 (セレッソ大阪→名古屋グランパス)　・・・　「A++」

→　柏U-18出身で手倉森JAPANで主力として活躍した攻撃型の左SB。悪魔の左足を持っている。柏・千葉・横浜FM・浦和でもプレーしたが2018年に横浜FMで大ブレイク。日本代表にも召集された。2022年にC大阪に加入すると長きに渡って左SBのレギュラーだったDF丸橋からポジションを奪った。ただ、怪我もあって2022年は23試合、2023年は21試合。DF舩木翔が台頭したこともあって序列は低下した。30代に突入。ベテランの域に入って来たが正確無比な左足はJリーグ屈指。名古屋では左WBでの起用が考えられる。

57人目： DF 大森理生 (大宮アルディージャ→いわきFC)　・・・　「B+++」

→　FC東京U-18出身で183cmの若手CB。2022年はJ2のFC琉球で22試合に出場したが2023年は大宮で9試合のみ。期待に応える働きは出来なかった。またもレンタルでいわきFCに移籍するがいわきFCはレギュラーだったDF家泉とDF遠藤凌が揃って退団。J3でベストイレブンに選出されたMF照山(FC今治)を獲得しているがCBは手薄なまま。チャンスはあると言える。正確なミドルパスも武器の1つになるので攻撃面での良さもアピールしたい。FC東京は若手CBの宝庫なので相当に頑張らないとFC東京には戻れない。

58人目： DF 石田崚真 (いわてグルージャ盛岡→FC岐阜)　・・・　「B++」

→　吉武監督が率いた96ジャパンで主力として活躍した右SB。不祥事の影響でプロ入りが遅れるなどスタートで躓いたが金沢でプチブレイク。2021年と2022年はSC相模原、2023年は岩手でプレーしたがいずれも一定以上の出場機会をつかんだ。FC岐阜に完全移籍するが2023年のFC岐阜はレフティのMF生地をボランチから右SBにコンバートして主力に据えるなど右SBで大いに苦労した。右SBのスペシャリストを獲得できたのは大きい。豊富な運動量と正確なクロスが武器となるが168cmなのでサイズには恵まれていない。

59人目： FW 永井龍 (ファジアーノ岡山→ギラヴァンツ北九州)　・・・　「B++」

→　C大阪U-18出身のストライカー。MF扇原(横浜FM)はユースの同期であり、大親友になる。2016年にJ2の長崎で17ゴールと大爆発してオフにJ2に降格したタイミングの名古屋に完全移籍したが名古屋に移籍した後はなかなか結果を残せず。松本山雅・広島・岡山でも点が取れずに苦しんだ。怪我も多くなっているが180cmとまずまずのサイズがあってパワーやスピードもある。献身性や嗅覚もあるのでストライカーとしての能力は高い。J3でプレーするのは自身初となるがMF扇原のように復活をしてもう一花咲かせたい。

60人目： DF 松田佳大 (水戸ホーリーホック→京都サンガ)　・・・　「A++」

→　東洋大出身で大卒1年目のCB。190cmとサイズに恵まれている。今年の3月に水戸からFC大阪に育成型期限付き移籍して出場機会をつかんだが6月に契約期間を切り上げて水戸に緊急復帰。水戸でもレギュラーとして活躍した。サイズがあって身体能力も高い選手なので「J1行き」というのは十分に考えられたがDF井上黎(→浦和？)の流出が確実視される京都への完全移籍となった。ハイラインの京都のサッカーに馴染めるとJ1でも存在感を発揮できるだろう。DFアピアタウィア・久とのポジション争いになる可能性大。

　2023/12/13 　【Jリーグ】 18段階の個人別補強の評価 (2023年-2024年オフの移籍市場) (その1)
　2023/12/15 　【Jリーグ】 18段階の個人別補強の評価 (2023年-2024年オフの移籍市場) (その2)
　2023/12/16 　【Jリーグ】 18段階の個人別補強の評価 (2023年-2024年オフの移籍市場) (その3)
　2023/12/17 　【Jリーグ】 18段階の個人別補強の評価 (2023年-2024年オフの移籍市場) (その4)
　2023/12/18 　【Jリーグ】 18段階の個人別補強の評価 (2023年-2024年オフの移籍市場) (その5)
　2023/12/18 　【Jリーグ】 18段階の個人別補強の評価 (2023年-2024年オフの移籍市場) (その6)

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