■ 早くも9節が終了した。J1は早くも9節が終了した。全日程の約26.5%を消化したことになる。序盤戦から中盤戦に差し掛かっているがサプライズの多い序盤戦になっている。前評判はあまり高くなかった神戸が首位を走っている一方で前評判は高かった鹿島が13位、川崎Fが15位と低迷しており、札幌の14位、柏の17位というのも前評判以下と言える。逆に福岡の6位、京都の9位、新潟の10位というのは前評判以上の順位と言える。
首位の神戸から7位のC大阪まで「5差」となる。7節を終えた時点では神戸・名古屋・広島・福岡・横浜FM・浦和の6チームが抜け出して7位以下との差が少し広がったが直近の9節は横浜FM以外の上位チームが勝ち点を取りこぼして下との差が縮まった。7位のC大阪から14位の札幌まで「4差」。川崎Fも15位とは言っても7位のC大阪との差は「5」のみ。2連勝でも出来れば一気に順位を上げることが出来る。
上位争いについてはこのまましばらくの間は混戦のままで進んでいくと思うが大きな注目が集まるのは残留争いである。すでに触れたとおりで鹿島・川崎F・G大阪・柏などが残留争いに巻き込まれており、新潟や湘南や鳥栖や札幌なども油断はできない。今シーズンは降格枠が「1」のみなので例年と比べるとかなり余裕はあるが18位になるとJ2降格となる。最下位になることだけは絶対に避けないといけない。