ファジアーノ岡山→ 40節を終えた時点で11勝15敗14分け。18位に位置する。32節を終えた時点では11位だったが33節からの8試合は0勝4敗4分け。8試合勝ちなしで順位は大きく下がった。12月8日(火)に有馬監督の続投が正式に発表されたが未勝利が続いている時期の公式発表だったこともあって賛否両論ある。就任1年目となる2019年は9位だったのでまずまずの成績を残したが今シーズンはすでに12位以下が確定している。
岡山に限った話ではないがJ1からJ2に降格するチームが無い2021年はJ2のクラブにとってチャンスの1年になる。岡山も初のJ1昇格のチャンスの1年になることを考えると「監督交代という選択」も考えられた。いずれにしても有馬監督にとって勝負の1年になるが大黒柱として活躍してきたMF上田康との契約を更新しなかった。今シーズンも39試合に出場して4ゴール4アシストを記録しているのでサプライズだった。
FW赤嶺、MF三村、DF後藤圭、DF椋原、DFチェ・ジョンウォン、MF武田拓も契約満了になった。大卒3年目のMF武田拓はほとんど出場機会がなかったがそれ以外の選手は今シーズンもある程度以上の出場機会を得ている。DF椋原は35試合に出場しており、FW赤嶺は29試合、DF後藤圭も20試合に出場している。MF三村も14試合に出場しているので「チームを大きく変えようとしている。」というのは明らかである。