コロナウイルス・ワクチン開発が投げかける問題: RFKジュニアにジョゼフ・メルコラ博士がインタビュー
<記事原文 寺島先生推薦>
Possible Challenges in Coronavirus Vaccine Development: A Special Interview With Robert F. Kennedy Jr. By Dr. Joseph Mercola
この記事は
の文字起こしです。
英語原文はこちら
https://mercola.fileburst.com/PDF/ExpertInterviewTranscripts/Interview-RobertFKennedyJr-PossibleChallengesinCoronavirusVaccineDevelopment.pdf
2020年5月9日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2021年4月5日
メルコラ博士(以下DJM):視聴者のみなさま、ようこそ。私はメルコラ博士です。みなさまの健康管理のお手伝いが仕事です。今日はロバート・ケネディJrをお迎えして、現在のCOVID-19パンデミックに関連するほんとうに重要な出来事のいくつかについて彼と議論したいと思います。
ということで、ようこそボビー。今日はよく来てくれました。
ロバートF.ケネディ(以下RFK):お招きいただきありがとう、ジョー。
余談だけど、君の会社のリポソマル・ビタミンCは毎日飲んでいるよ。ありがとう。
DJM:それは痛み入ります。ほんとうに。まず、5月10日のワクチンについての見出しから始めたいのですが。ジュディ(・ミコヴィッツ)がインフルエンザワクチンとCOVID-19の関係について本を書いていますが、あなたはそのことと、それが現在進行中のパンデミックにどんな影響を与えているのかについてご意見はありますか?というのも、ワクチンは間違いなくあなたの興味を引く分野のひとつですから。
RFK:COVIDワクチンについて一言。今みんなワクチンを心待ちにしているよね。もしワクチンが用意され、その検査、つまり安全検査、それがちゃんと機能するかの検査が済んでいれば、僕は喜んでそのワクチンを打つ。でも問題なのは、製薬会社が現時点でそんな検査をやっていないことだね。
DJM:ああ。そのことにまつわる裏の話もしてくれませんか。…トランプが選挙に勝った時はみんな興奮しました。というのも、トランプが選挙中に言っていたことのひとつはあなたを「ワクチン諮問委員」にすることでしたから。そして(ビル・)ゲイツがトランプと連絡を取った、という話が世間に広まっていました。実際ゲイツは、あなたの諮問委員就任に反対するインタビューの中で、そのことにも触れていたと思います。
RFJ:ゲイツの言では、トランプにそんなことはやめるよう説得したとのことだ。でも、トランプはその時点では、たぶんたくさんの人の話に耳を傾けていたんだよね。そして恐らくその直後彼を動かすより大きな衝撃的なことがあったのだと思う。トランプ大統領(その時点では大統領候補)は選挙直後私に連絡をくれた。私は子ども達と一緒に西部へスキーに出かけていた。その連絡で彼は私に会いたいと言った。1月初旬(就任式前)に私は彼に会いに行った。そして彼は私にワクチン諮問委員長になるよう要請した。もちろん私は同意した。私は民主党員だし、(共和党の)大統領と一緒に仕事をするなんて、とみんなは怒っていた。でもそんなことは構わなかった。それで委員長就任に同意したというわけ。ところがその直後、トランプ大統領は、ファイザー社が「大統領就任委員会」宛に発行した100万ドルの小切手を受け取った。そしたらファイザー社のロビイストのアレックス・アザーをHHS(保健福祉省)長官に任命、ファイザー社内部の人間スコット・ゴットリープを一本釣りしてFDA(食品医薬品局)長官にした。こうした人事が進むとすぐにワクチン安全委員会は幕が引かれ、ワクチンに関する他の疑問の声も表に出なくなった。
DJM:分かりました。よくぞ言ってくれました。その辺がどうなっているのだろうと思っていたところなんです。
RFK:うん。それにはたぶんもっと突っ込んだ話があって・・・思うに、みんなトランプ大統領には「そんなことはしないほうがいい」と言っていた。ゲイツもその中のひとり。でも彼が実際に耳をかたむけたのは・・・私の考えだけど、ファイザー社から金を受け取り、その金を彼の身内グループに入金すると、それからはすべて暗礁に乗り上げることになった。
COVIDについて言えば、30年もの年月をかけ、人々はコロナウイルス・ワクチンを作り出そうと頑張ってきた。
DJM: それはごく普通の風邪と同じウイルスですね。そのワクチンも今のところ出来ていません。
RFK: その通り。ご存知のように、コロナウイルスは超強毒性で超致死性、超伝染性のものもあれば、風邪のように軽度のものもある。
中国では風邪ワクチンを作ろうと努力を重ねてきた。2002年の初めに、SARSの流行が3回あった。1回目は、コウモリから人間に移った自然の伝染病。2回目、3回目は研究所で作られた有機体。
この研究所ではその時SARSの実験をやっていた。ワクチンを作ろうとする時にすることは、(ウイルスの)進化を加速させることなんだね。
進化を加速させる方法は、コウモリの肛門から有機物を取り出し、それを、恐らく、センザンコウの腎臓組織に置いて成長させる。そして、成長したウイルスをセンザンコウの腎臓組織から取り出し、野生猿の腎臓に移す。そして、それをマウスの脳に移植。
新しい動物に移すたびに、あらゆる種類の突然変異が起きる。6年間の進化を2、3日に凝縮できる。その過程で、スーパーウイルスのような形態のウイルスを作り出すことができる。
これは加速進化と呼ばれるもので、毒性の弱いウイルスが出来上がる。これを取り出せば、それがワクチンになる。毒性の弱い形態のウイルスを人に投与しても、それは実際に病原化することはない。抗体を作り出すから。これが理論として考えられていたこと。
しかし、そのようなスーパーウイルスを作りたがるのには理由がある。1つは、アメリカのフォート・デトリックや中国の武漢研究所のような研究所は、ワクチン研究所であると同時に、軍事研究所でもある。だからこういった兵器化できるかもしれないウイルスをいじくり回し、目を付けておきたいと思っているわけ。
しかし、それだけではない。ワクチンを作る人たちは、超強毒性のウイルスを作りたがる。それを、人間の免疫システムを持つように本質的に遺伝子操作されたマウスに投与。それからそのマウスの治療をする。
アメリカでは2014年までこのような実験が行われていた。アンソニー・ファウチのプロジェクトだった。オバマ大統領は、2014年に3つの研究所で大量の(ウイルス)漏出問題が発生したため、実験の中止を命じた。アメリカにとっては大変な問題だった。
だが、ファウチは命令通りに実験を中止することはなかった。中国の武漢研究所に移し、コロナウイルスが発生する直前まで実験を続けていた。実際、コロナウイルスの爆発的感染が起こったとき、君も知っているイアン・リプキンは、そこで実験をしていた。
何が起こったのか、君に正確に話してみるよ。やっていることが疑問だらけなんだから。
トランプ大統領が就任したとき、オバマはパンデミックの防衛やパンデミックの安全対策のための事務所をホワイトハウス内に設けた。この二つともファウチの、つまり武漢でのプロジェクトへの資金提供に関わりがあった。
トランプ大統領はオバマの事務所への資金提供をすべて終わらせ、2019年9月30日には(武漢のプロジェクトへの)資金提供も終了した。それで(武漢の)科学者たちへの給料が最後になった。
つまり、9月30日に武漢では大勢の科学者が解雇され、10月1日は、コロナウイルスが・・・。
それからコ「ロナウイルス19」の最初の事例が出た。だっておかしいでしょう。何かあるみたい。ここは素通りしちゃいけないところだよ。そこの所をはっきりさせたいんだ。
確認したわけじゃないけど、その研究室で職を失った人間たちがいた。彼らがウイルスを放出したとの憶測がある。だって、あっと言う間だよ、コロナウイルス・ワクチンの研究という特殊技能を持った人間たちがあっちこっちから引く手あまたになったのは。
つまり、研究室で作っていた微生物を放出すれば、失業者から一夜にして高給取りとして雇われる可能性がでてくる。そんなことがあったかどうかはわからないが、(真相を)突き止める必要はある。
DJM: 確かにその可能性はありますね。で、より大きな計画があって、国民の間に恐怖を植え付けることはその一部かもしれないと多くの人が信じているとあなたは考えているのですか?経済崩壊[混信00:48:41]・・・は実は上位0.0001%に資産を移転する、この経済崩壊を理由に資産移転を実現させるために計画された、という話です。
RFK: そうだね。そして残りの私たちは、非常に権威的な体制の下で暮らしているわけ。いずれにしても、そんなことはわからないよ、ジョー。もちろんそれは推測だしね。
大事なのは、もし私たちが真の民主主義国家に住んでいて、実際にそのような疑問を持ったり、推測が許される自由な報道機関があるのであれば、そのような疑問についての調査をしているはずだということだね。
私たちには知る権利があるし、その答をみんな知ったほうがいい。残念ながら、今のジャーナリスト達はもはやジャーナリストとは言えず、製薬会社の代弁・・[混信 00:49:38]
DJM: それとの関連ですが、反ワクチン運動への資金提供者だと昨年暮ワシントンポストが私を中傷したときに、私を擁護してくれたことへの感謝を述べていませんでした。昨年のクリスマス頃にとても素晴らしい反論を書いてくれました。それに対してここでありがとうと言わせていただきます。
RFK: ああ、どういたしまして。今となっては、そんなことを書いたことすら覚えていないけど、もちろん(今でも)そんな中傷を目にしたら、反論を書かないわけはないと思う。今は攻撃的な言辞が多すぎて、反論みたいなことばかりやっているね。ともあれ・・・ [混信00:50:12] 。
DJM:あなたが例に挙げたメディアの検閲や操作は、基本的に業界(多くの場合は製薬会社)の目論みが含まれています。
RFK:もちろん。君が大きな脅威になっているのは、君が製薬会社に与しないから・・・[聴取不能00:5028]。君は人々に真実、つまり、細菌理論には問題があるということ、感染症を含むあらゆる種類の病気に対して私たちが持っている膨大な事象は、本当に強い免疫システムになっている、という真実を語っている。そして、私たちの免疫システムは、意図的な進化の中で意図せず機能しているということも。つまり、たった一日で何十億、何兆もの感染性ウイルスを撃退するために機能しているということだよね。
DJM:そう、それがひとつの理由となって・・・[混信00:5059]
RFK:そんなことをしているから、連中は君を毛嫌いするわけだ。
DJM:そう。それが理由のひとつになって、グリホサートに関するあなたの素晴らしい仕事の全体とグリホサートを排除、あるいは削減することに手を貸してくれたことはとても役に立ちました。何せ、グリホサートが免疫系に悪影響を与えているのははっきりしていますから。でもどうしてあなたは・・・
RFK:ちょっとCOVIDの歴史について最後まで話させてくれない?
DJM:はい。
RFK:・・・ワクチン。 2002年には、COVIDウイルスであるSARSが自然発生した。そのあとすぐに、さらに2つの流行があったけど、これらは実験室で作られたもの。それには何の議論も起こらず、誰もがそれを認めている。中国人、アメリカ人、ヨーロッパ人が一緒になって、「コロナウイルスに対するワクチンを開発する必要がある」と言った。2012年頃、有望なワクチンが30種類ほどできた。その中から最高クラス4つのワクチンを選んで、ワクチンを作った。ワクチンを製造し、人間の肺感染症に最も近いとされるフェレットに投与した。その結果、フェレットは非常に優れた抗体反応を示した。これがFDAがワクチンを認可する際の基準となったのだ。君も知っていることだけど、ワクチンが実地に試験されることは絶対にない。5,000人にワクチンを(試験)投与することは絶対にない。5,000人にはプラセボ(偽薬)のワクチンを投与する。それから「はい、いいですよ。元の生活に戻ってください」と言う。そして、その人たちに何が起こるかを観察する。実地にワクチン試験投与することは絶対にない。
ワクチンが認可される方法は、FDAが人々にワクチンを提供するか、(製薬)業界が人々にワクチンを提供し、その後、血清反応を見る。血液中に標的ウイルスに対する抗体ができたかどうかを調べるわけ。フェレットには非常に強い抗体が出来た。この科学研究所は、「やった!」と思った。これらの4つのワクチン・・・私の考えではRAワクチンは3つ。タンパク質ワクチンは1つ。どれも魔法のように機能した。それから恐ろしいことが起こった。それらのフェレットは野生のウイルスに曝されて、みんな死んでしまった。全身に炎症が起きた。すべての臓器と肺が機能しなくなり、死んでしまったのだ。
1960年代に、コロナウイルスによく似た上気道炎であるRSVのワクチンを開発しようとしたときにも、同じようなことがあったことをその科学者たちは思い出した。その時は、動物実験をせずに、すぐに人体実験をした。すぐに人体実験を行ったのだ。35人ほどの子どもたちを対象にテストを行い、同じことが起こった。子どもたちは素晴らしい抗体、強固で持続性のある抗体を獲得した。完璧に見えたが、それから子供たちは野生のウイルスにさらされることになった。そしたら全員が病気になり、そのうち2人が死亡した。研究者たちはこのワクチンを諦めた。FDAやNIHは大恥をかくことになった、等々。
2012年の科学者たちはそれを思い出し、「同じことが起こった・・・」と言った。そこで彼らはよく調べてみると、コロナウイルスによって作られていた抗体・・・抗体には2種類ある。中和抗体、これは君が探しているやつ、病気と戦う抗体だ。もう一つは結合抗体。結合抗体は実際に体内で病気の通り道を作り、免疫強化や逆説的な免疫反応、逆説的な免疫強化と呼ばれるものを引き起こす。つまり、病気になるまでは良さそうに見えるが、それから病気は急変する。
2014年にデング熱ワクチンでも同じことが起こったが、これはトニー・ファウチのワクチンだった。実際、彼はその特許を所有している。DENVaxというワクチンがある。臨床試験では、逆説的な免疫反応の問題があることがわかっていた。しかし、そのワクチンを何故か数十万人のフィリピンの子供たちに投与した。そのフィリピンの子供たちは素晴らしい免疫反応を獲得した。そして、デング熱に感染すると、その症状は身の毛もよだつものだった。600人が死亡。今日、フィリピン政府は、フィリピン国内でこの決定に関わった多くの人間を刑事訴追している。
コロナウイルス・ワクチンの問題点は、危険性が極めて高いこと。だからこそ、私たち共通の敵であり、君や私を嫌う人たち、ピーター・ホーツ、ポール・オフィット、イアン・リプキンでさえ、「このワクチンには本当に、本当に気をつけなければならない」と言っている。コロナウイルス・ワクチンのもう一つの問題は、コロナウイルスは急速に、とても急速に変異すること。実際、中国で行われた最近の研究で、ある病院でコロナウイルスの菌株を調べたものがある。何百人もの患者の中から、35種類もの株が発見されたらしい。問題は、コロナウイルスの1つの株を患者に投与した場合、残りの株から患者を守ることができるのかということだ。あるいは、インフルエンザのように、ワクチンが狭い範囲の免疫反応で守ってくれるということもありうる。それは、ある株からは身を守ってくれるが、他の株からは守ってくれないということだ。実際には他の菌種からの被害をより酷くさせることもある。
最後に、WHOや英国医療サービスは、コロナウイルスに感染しても、将来に亘って身を守るための抗体を獲得できるという証拠はないと言っている。コロナウイルスに感染して治った人が、またコロナウイルスに感染するという再感染が多発していることをこの2つの機関は把握している。もしそれが本当なら、どんなワクチンでも効果があるとは思えない。なぜなら、当然のことながら、自然の感染症は常にワクチンよりも広い範囲の免疫反応を示すからだ。自然感染が抗体を作ることはない。そしてワクチンで抗体が作れる可能性は極めて低いだろう。
DJM:そう。ジュディはそれについていくつか信念を持っていて、彼女はCOVID-19がSARS-CoV-2によるものではなく、実際には潜在的なXMRV(Xenotropic murine leukemia virus-related virus異種指向性マウス白血病ウイルス関連ウイルス)を活性化させる役割を果たしていると考えています。つまりこのウイルスに特徴的なサイトカイン、サイトカインストームとして観察される痕跡を呈する傾向がある組み合わせとしてのレトロウイルス感染です。彼女はこのことを20年ほど前、あるいはもっと以前から記録しており、少なくとも彼女はそのことを主張しています。そこで、あなたも何か意見を持っているのかと思って・・・
RFK:それについてはわからない。私のレベルを超えている。ジュディは頭がある、ええと、こんな風に言ったらどうかな、彼女の頭のよさは私なんか太刀打ちできない。
DJM:うーん、科学に関してはそうかもね。でもあまり自分を卑下しないでください。あなただって、とても頭の切れる人なんですから。
RFK:彼女の人柄、勇気、そして他のすべてに対して私は尊敬するしかない。彼女の頭のよさは本物だし、私はそんな能力はありません。
DJM:分かりました。
RFK:しかし、このことから君が前に話していたもう一つのことがテーマになってくる。つまり、2020年1月、つまり今年のペンタゴン(国防総省)の研究があるが、このペンタゴンの研究は実際には2年前に始まったもの。ペンタゴンは、軍事的な準備のために、感染症について多くの研究を行っている。数々の実験を熱心に行っていたが、その目的はインフルエンザワクチンを接種すればコロナウイルス感染予防に役立つのかを調べることだった。その調査結果に彼らは驚愕した。インフルエンザの予防接種を受けると、コロナウイルスに感染しやすくなることがわかったからだ。過去にインフルエンザの予防接種を受けたことがある人は、コロナウイルス感染のリスクが36%上昇した。しかも、その研究テーマはコロナウイルス19ではなく、コロナウイルスだった。これには注意する必要がある。
その研究だけではない。私のインスタグラムでも紹介したが、他にも「インフルエンザワクチンを接種すると、インフルエンザ以外の呼吸器系ウイルス感染症にかかる可能性が高くなる」という研究が少なくとも10件あった。そのリスクは、いくつかの研究では、約600%上昇、他の研究では、それ以下の200%、300%、400%となっている。しかし、私たちが見つけたこれらの研究のほぼすべてが、インフルエンザワクチンによってコロナウイルスに実際に感染しやすくなることを示しており、それにはいくつか理由があるかもしれない。インフルエンザワクチンの中にコロナウイルスが混入しているのではないかとの推測もある。
DJM:ジュディはXMRVが絶対ワクチンの中に入っていると思っています。
RFK:そう、それを言おうとしていた所なんだ。それはXMRVかもしれない。コロナウイルスかもしれない。
DJM:そう、あり得ますね。
RFK:インフルエンザワクチンを接種した際に、うっかりコロナウイルスを接種されてしまったため、逆説的な免疫反応が起きている。そこは、私たちにはわからない所だね。観察された効果についての記録はしっかり残っていますが。
DJM: そう、とても興味深い相関関係です。ちょっと残念ですが。ジュディは、イタリアでの流行がより深刻だったのは、インフルエンザワクチンをより毒性の強い株で培養していたことと関係があると考えています。XMRVの濃度や浸透性が高かったため、あのような事態になったのだと思います。それが彼女の主張です。
RFK:そう。別にきちんとした裏付けはないけど、私がこのところよく耳にする議論は、現在病気の症状を呈する人たちは、概してワクチンを受けていると思われる人たちがいびつに多いという事実だね。つまり、インフルエンザのワクチン接種率が高い高齢者が、死亡しているということ。それから、医療従事者・・・。北イタリアでは、ウイルスが発生する直前に、非常に強力なインフルエンザワクチンの大量接種が行われた。そして今、アメリカの子供たちにもそういった傾向が始まっている。残念ながら、わが国アメリカでは多くの子供たちへのインフルエンザワクチン接種が進行中だ。
きちんとした裏付けはない。その証拠は皆無だ。もちろんCDC(アメリカ疾病管理予防センター)はその気になれば、そんなことはいとも簡単にできるだろうし、そうすべきだ。君も私も知っていることだが、彼らはそんなことは絶対しない。理由はその気持ちがない[聴取不能01:02:55]・・・。
DJM:CDCは自前の基金を持っていて、素性を言えばワクチン企業です。
RFK:そう[混信:01:03:04]・・・。
CDC財団の役員には、サノフィ、メルク、グラクソ、ファイザーのワクチンメーカー大手4社が名を連ねている。
DJM: そうですね。あなたは最近RTに出演した際に、CDCの歴史やその関連組織、そしてその自己増殖的な実態を見事に暴露しましたね。彼らは、表向きはそう見えるかもしれませんが、公衆衛生の奉仕者ではありません。
さて、お時間をいただいたことに感謝いたします。今回あなたとこんな風に繋がりを得たことは貴重な機会でした。あなたの日頃のご活躍にも感謝いたします。
RFK:こちらこそお招きいただきありがとう。どうぞ君の立場でご活躍ください。君の仕事ぶりは素晴らしいと思います。ありがとう。
DJM:はい、ありがとうございます。では、また。
Possible Challenges in Coronavirus Vaccine Development: A Special Interview With Robert F. Kennedy Jr. By Dr. Joseph Mercola
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https://mercola.fileburst.com/PDF/ExpertInterviewTranscripts/Interview-RobertFKennedyJr-PossibleChallengesinCoronavirusVaccineDevelopment.pdf
2020年5月9日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
2021年4月5日
メルコラ博士(以下DJM):視聴者のみなさま、ようこそ。私はメルコラ博士です。みなさまの健康管理のお手伝いが仕事です。今日はロバート・ケネディJrをお迎えして、現在のCOVID-19パンデミックに関連するほんとうに重要な出来事のいくつかについて彼と議論したいと思います。
ということで、ようこそボビー。今日はよく来てくれました。
ロバートF.ケネディ(以下RFK):お招きいただきありがとう、ジョー。
余談だけど、君の会社のリポソマル・ビタミンCは毎日飲んでいるよ。ありがとう。
DJM:それは痛み入ります。ほんとうに。まず、5月10日のワクチンについての見出しから始めたいのですが。ジュディ(・ミコヴィッツ)がインフルエンザワクチンとCOVID-19の関係について本を書いていますが、あなたはそのことと、それが現在進行中のパンデミックにどんな影響を与えているのかについてご意見はありますか?というのも、ワクチンは間違いなくあなたの興味を引く分野のひとつですから。
RFK:COVIDワクチンについて一言。今みんなワクチンを心待ちにしているよね。もしワクチンが用意され、その検査、つまり安全検査、それがちゃんと機能するかの検査が済んでいれば、僕は喜んでそのワクチンを打つ。でも問題なのは、製薬会社が現時点でそんな検査をやっていないことだね。
DJM:ああ。そのことにまつわる裏の話もしてくれませんか。…トランプが選挙に勝った時はみんな興奮しました。というのも、トランプが選挙中に言っていたことのひとつはあなたを「ワクチン諮問委員」にすることでしたから。そして(ビル・)ゲイツがトランプと連絡を取った、という話が世間に広まっていました。実際ゲイツは、あなたの諮問委員就任に反対するインタビューの中で、そのことにも触れていたと思います。
RFJ:ゲイツの言では、トランプにそんなことはやめるよう説得したとのことだ。でも、トランプはその時点では、たぶんたくさんの人の話に耳を傾けていたんだよね。そして恐らくその直後彼を動かすより大きな衝撃的なことがあったのだと思う。トランプ大統領(その時点では大統領候補)は選挙直後私に連絡をくれた。私は子ども達と一緒に西部へスキーに出かけていた。その連絡で彼は私に会いたいと言った。1月初旬(就任式前)に私は彼に会いに行った。そして彼は私にワクチン諮問委員長になるよう要請した。もちろん私は同意した。私は民主党員だし、(共和党の)大統領と一緒に仕事をするなんて、とみんなは怒っていた。でもそんなことは構わなかった。それで委員長就任に同意したというわけ。ところがその直後、トランプ大統領は、ファイザー社が「大統領就任委員会」宛に発行した100万ドルの小切手を受け取った。そしたらファイザー社のロビイストのアレックス・アザーをHHS(保健福祉省)長官に任命、ファイザー社内部の人間スコット・ゴットリープを一本釣りしてFDA(食品医薬品局)長官にした。こうした人事が進むとすぐにワクチン安全委員会は幕が引かれ、ワクチンに関する他の疑問の声も表に出なくなった。
DJM:分かりました。よくぞ言ってくれました。その辺がどうなっているのだろうと思っていたところなんです。
RFK:うん。それにはたぶんもっと突っ込んだ話があって・・・思うに、みんなトランプ大統領には「そんなことはしないほうがいい」と言っていた。ゲイツもその中のひとり。でも彼が実際に耳をかたむけたのは・・・私の考えだけど、ファイザー社から金を受け取り、その金を彼の身内グループに入金すると、それからはすべて暗礁に乗り上げることになった。
COVIDについて言えば、30年もの年月をかけ、人々はコロナウイルス・ワクチンを作り出そうと頑張ってきた。
DJM: それはごく普通の風邪と同じウイルスですね。そのワクチンも今のところ出来ていません。
RFK: その通り。ご存知のように、コロナウイルスは超強毒性で超致死性、超伝染性のものもあれば、風邪のように軽度のものもある。
中国では風邪ワクチンを作ろうと努力を重ねてきた。2002年の初めに、SARSの流行が3回あった。1回目は、コウモリから人間に移った自然の伝染病。2回目、3回目は研究所で作られた有機体。
この研究所ではその時SARSの実験をやっていた。ワクチンを作ろうとする時にすることは、(ウイルスの)進化を加速させることなんだね。
進化を加速させる方法は、コウモリの肛門から有機物を取り出し、それを、恐らく、センザンコウの腎臓組織に置いて成長させる。そして、成長したウイルスをセンザンコウの腎臓組織から取り出し、野生猿の腎臓に移す。そして、それをマウスの脳に移植。
新しい動物に移すたびに、あらゆる種類の突然変異が起きる。6年間の進化を2、3日に凝縮できる。その過程で、スーパーウイルスのような形態のウイルスを作り出すことができる。
これは加速進化と呼ばれるもので、毒性の弱いウイルスが出来上がる。これを取り出せば、それがワクチンになる。毒性の弱い形態のウイルスを人に投与しても、それは実際に病原化することはない。抗体を作り出すから。これが理論として考えられていたこと。
しかし、そのようなスーパーウイルスを作りたがるのには理由がある。1つは、アメリカのフォート・デトリックや中国の武漢研究所のような研究所は、ワクチン研究所であると同時に、軍事研究所でもある。だからこういった兵器化できるかもしれないウイルスをいじくり回し、目を付けておきたいと思っているわけ。
しかし、それだけではない。ワクチンを作る人たちは、超強毒性のウイルスを作りたがる。それを、人間の免疫システムを持つように本質的に遺伝子操作されたマウスに投与。それからそのマウスの治療をする。
アメリカでは2014年までこのような実験が行われていた。アンソニー・ファウチのプロジェクトだった。オバマ大統領は、2014年に3つの研究所で大量の(ウイルス)漏出問題が発生したため、実験の中止を命じた。アメリカにとっては大変な問題だった。
だが、ファウチは命令通りに実験を中止することはなかった。中国の武漢研究所に移し、コロナウイルスが発生する直前まで実験を続けていた。実際、コロナウイルスの爆発的感染が起こったとき、君も知っているイアン・リプキンは、そこで実験をしていた。
何が起こったのか、君に正確に話してみるよ。やっていることが疑問だらけなんだから。
トランプ大統領が就任したとき、オバマはパンデミックの防衛やパンデミックの安全対策のための事務所をホワイトハウス内に設けた。この二つともファウチの、つまり武漢でのプロジェクトへの資金提供に関わりがあった。
トランプ大統領はオバマの事務所への資金提供をすべて終わらせ、2019年9月30日には(武漢のプロジェクトへの)資金提供も終了した。それで(武漢の)科学者たちへの給料が最後になった。
つまり、9月30日に武漢では大勢の科学者が解雇され、10月1日は、コロナウイルスが・・・。
それからコ「ロナウイルス19」の最初の事例が出た。だっておかしいでしょう。何かあるみたい。ここは素通りしちゃいけないところだよ。そこの所をはっきりさせたいんだ。
確認したわけじゃないけど、その研究室で職を失った人間たちがいた。彼らがウイルスを放出したとの憶測がある。だって、あっと言う間だよ、コロナウイルス・ワクチンの研究という特殊技能を持った人間たちがあっちこっちから引く手あまたになったのは。
つまり、研究室で作っていた微生物を放出すれば、失業者から一夜にして高給取りとして雇われる可能性がでてくる。そんなことがあったかどうかはわからないが、(真相を)突き止める必要はある。
DJM: 確かにその可能性はありますね。で、より大きな計画があって、国民の間に恐怖を植え付けることはその一部かもしれないと多くの人が信じているとあなたは考えているのですか?経済崩壊[混信00:48:41]・・・は実は上位0.0001%に資産を移転する、この経済崩壊を理由に資産移転を実現させるために計画された、という話です。
RFK: そうだね。そして残りの私たちは、非常に権威的な体制の下で暮らしているわけ。いずれにしても、そんなことはわからないよ、ジョー。もちろんそれは推測だしね。
大事なのは、もし私たちが真の民主主義国家に住んでいて、実際にそのような疑問を持ったり、推測が許される自由な報道機関があるのであれば、そのような疑問についての調査をしているはずだということだね。
私たちには知る権利があるし、その答をみんな知ったほうがいい。残念ながら、今のジャーナリスト達はもはやジャーナリストとは言えず、製薬会社の代弁・・[混信 00:49:38]
DJM: それとの関連ですが、反ワクチン運動への資金提供者だと昨年暮ワシントンポストが私を中傷したときに、私を擁護してくれたことへの感謝を述べていませんでした。昨年のクリスマス頃にとても素晴らしい反論を書いてくれました。それに対してここでありがとうと言わせていただきます。
RFK: ああ、どういたしまして。今となっては、そんなことを書いたことすら覚えていないけど、もちろん(今でも)そんな中傷を目にしたら、反論を書かないわけはないと思う。今は攻撃的な言辞が多すぎて、反論みたいなことばかりやっているね。ともあれ・・・ [混信00:50:12] 。
DJM:あなたが例に挙げたメディアの検閲や操作は、基本的に業界(多くの場合は製薬会社)の目論みが含まれています。
RFK:もちろん。君が大きな脅威になっているのは、君が製薬会社に与しないから・・・[聴取不能00:5028]。君は人々に真実、つまり、細菌理論には問題があるということ、感染症を含むあらゆる種類の病気に対して私たちが持っている膨大な事象は、本当に強い免疫システムになっている、という真実を語っている。そして、私たちの免疫システムは、意図的な進化の中で意図せず機能しているということも。つまり、たった一日で何十億、何兆もの感染性ウイルスを撃退するために機能しているということだよね。
DJM:そう、それがひとつの理由となって・・・[混信00:5059]
RFK:そんなことをしているから、連中は君を毛嫌いするわけだ。
DJM:そう。それが理由のひとつになって、グリホサートに関するあなたの素晴らしい仕事の全体とグリホサートを排除、あるいは削減することに手を貸してくれたことはとても役に立ちました。何せ、グリホサートが免疫系に悪影響を与えているのははっきりしていますから。でもどうしてあなたは・・・
RFK:ちょっとCOVIDの歴史について最後まで話させてくれない?
DJM:はい。
RFK:・・・ワクチン。 2002年には、COVIDウイルスであるSARSが自然発生した。そのあとすぐに、さらに2つの流行があったけど、これらは実験室で作られたもの。それには何の議論も起こらず、誰もがそれを認めている。中国人、アメリカ人、ヨーロッパ人が一緒になって、「コロナウイルスに対するワクチンを開発する必要がある」と言った。2012年頃、有望なワクチンが30種類ほどできた。その中から最高クラス4つのワクチンを選んで、ワクチンを作った。ワクチンを製造し、人間の肺感染症に最も近いとされるフェレットに投与した。その結果、フェレットは非常に優れた抗体反応を示した。これがFDAがワクチンを認可する際の基準となったのだ。君も知っていることだけど、ワクチンが実地に試験されることは絶対にない。5,000人にワクチンを(試験)投与することは絶対にない。5,000人にはプラセボ(偽薬)のワクチンを投与する。それから「はい、いいですよ。元の生活に戻ってください」と言う。そして、その人たちに何が起こるかを観察する。実地にワクチン試験投与することは絶対にない。
ワクチンが認可される方法は、FDAが人々にワクチンを提供するか、(製薬)業界が人々にワクチンを提供し、その後、血清反応を見る。血液中に標的ウイルスに対する抗体ができたかどうかを調べるわけ。フェレットには非常に強い抗体が出来た。この科学研究所は、「やった!」と思った。これらの4つのワクチン・・・私の考えではRAワクチンは3つ。タンパク質ワクチンは1つ。どれも魔法のように機能した。それから恐ろしいことが起こった。それらのフェレットは野生のウイルスに曝されて、みんな死んでしまった。全身に炎症が起きた。すべての臓器と肺が機能しなくなり、死んでしまったのだ。
1960年代に、コロナウイルスによく似た上気道炎であるRSVのワクチンを開発しようとしたときにも、同じようなことがあったことをその科学者たちは思い出した。その時は、動物実験をせずに、すぐに人体実験をした。すぐに人体実験を行ったのだ。35人ほどの子どもたちを対象にテストを行い、同じことが起こった。子どもたちは素晴らしい抗体、強固で持続性のある抗体を獲得した。完璧に見えたが、それから子供たちは野生のウイルスにさらされることになった。そしたら全員が病気になり、そのうち2人が死亡した。研究者たちはこのワクチンを諦めた。FDAやNIHは大恥をかくことになった、等々。
2012年の科学者たちはそれを思い出し、「同じことが起こった・・・」と言った。そこで彼らはよく調べてみると、コロナウイルスによって作られていた抗体・・・抗体には2種類ある。中和抗体、これは君が探しているやつ、病気と戦う抗体だ。もう一つは結合抗体。結合抗体は実際に体内で病気の通り道を作り、免疫強化や逆説的な免疫反応、逆説的な免疫強化と呼ばれるものを引き起こす。つまり、病気になるまでは良さそうに見えるが、それから病気は急変する。
2014年にデング熱ワクチンでも同じことが起こったが、これはトニー・ファウチのワクチンだった。実際、彼はその特許を所有している。DENVaxというワクチンがある。臨床試験では、逆説的な免疫反応の問題があることがわかっていた。しかし、そのワクチンを何故か数十万人のフィリピンの子供たちに投与した。そのフィリピンの子供たちは素晴らしい免疫反応を獲得した。そして、デング熱に感染すると、その症状は身の毛もよだつものだった。600人が死亡。今日、フィリピン政府は、フィリピン国内でこの決定に関わった多くの人間を刑事訴追している。
コロナウイルス・ワクチンの問題点は、危険性が極めて高いこと。だからこそ、私たち共通の敵であり、君や私を嫌う人たち、ピーター・ホーツ、ポール・オフィット、イアン・リプキンでさえ、「このワクチンには本当に、本当に気をつけなければならない」と言っている。コロナウイルス・ワクチンのもう一つの問題は、コロナウイルスは急速に、とても急速に変異すること。実際、中国で行われた最近の研究で、ある病院でコロナウイルスの菌株を調べたものがある。何百人もの患者の中から、35種類もの株が発見されたらしい。問題は、コロナウイルスの1つの株を患者に投与した場合、残りの株から患者を守ることができるのかということだ。あるいは、インフルエンザのように、ワクチンが狭い範囲の免疫反応で守ってくれるということもありうる。それは、ある株からは身を守ってくれるが、他の株からは守ってくれないということだ。実際には他の菌種からの被害をより酷くさせることもある。
最後に、WHOや英国医療サービスは、コロナウイルスに感染しても、将来に亘って身を守るための抗体を獲得できるという証拠はないと言っている。コロナウイルスに感染して治った人が、またコロナウイルスに感染するという再感染が多発していることをこの2つの機関は把握している。もしそれが本当なら、どんなワクチンでも効果があるとは思えない。なぜなら、当然のことながら、自然の感染症は常にワクチンよりも広い範囲の免疫反応を示すからだ。自然感染が抗体を作ることはない。そしてワクチンで抗体が作れる可能性は極めて低いだろう。
DJM:そう。ジュディはそれについていくつか信念を持っていて、彼女はCOVID-19がSARS-CoV-2によるものではなく、実際には潜在的なXMRV(Xenotropic murine leukemia virus-related virus異種指向性マウス白血病ウイルス関連ウイルス)を活性化させる役割を果たしていると考えています。つまりこのウイルスに特徴的なサイトカイン、サイトカインストームとして観察される痕跡を呈する傾向がある組み合わせとしてのレトロウイルス感染です。彼女はこのことを20年ほど前、あるいはもっと以前から記録しており、少なくとも彼女はそのことを主張しています。そこで、あなたも何か意見を持っているのかと思って・・・
RFK:それについてはわからない。私のレベルを超えている。ジュディは頭がある、ええと、こんな風に言ったらどうかな、彼女の頭のよさは私なんか太刀打ちできない。
DJM:うーん、科学に関してはそうかもね。でもあまり自分を卑下しないでください。あなただって、とても頭の切れる人なんですから。
RFK:彼女の人柄、勇気、そして他のすべてに対して私は尊敬するしかない。彼女の頭のよさは本物だし、私はそんな能力はありません。
DJM:分かりました。
RFK:しかし、このことから君が前に話していたもう一つのことがテーマになってくる。つまり、2020年1月、つまり今年のペンタゴン(国防総省)の研究があるが、このペンタゴンの研究は実際には2年前に始まったもの。ペンタゴンは、軍事的な準備のために、感染症について多くの研究を行っている。数々の実験を熱心に行っていたが、その目的はインフルエンザワクチンを接種すればコロナウイルス感染予防に役立つのかを調べることだった。その調査結果に彼らは驚愕した。インフルエンザの予防接種を受けると、コロナウイルスに感染しやすくなることがわかったからだ。過去にインフルエンザの予防接種を受けたことがある人は、コロナウイルス感染のリスクが36%上昇した。しかも、その研究テーマはコロナウイルス19ではなく、コロナウイルスだった。これには注意する必要がある。
その研究だけではない。私のインスタグラムでも紹介したが、他にも「インフルエンザワクチンを接種すると、インフルエンザ以外の呼吸器系ウイルス感染症にかかる可能性が高くなる」という研究が少なくとも10件あった。そのリスクは、いくつかの研究では、約600%上昇、他の研究では、それ以下の200%、300%、400%となっている。しかし、私たちが見つけたこれらの研究のほぼすべてが、インフルエンザワクチンによってコロナウイルスに実際に感染しやすくなることを示しており、それにはいくつか理由があるかもしれない。インフルエンザワクチンの中にコロナウイルスが混入しているのではないかとの推測もある。
DJM:ジュディはXMRVが絶対ワクチンの中に入っていると思っています。
RFK:そう、それを言おうとしていた所なんだ。それはXMRVかもしれない。コロナウイルスかもしれない。
DJM:そう、あり得ますね。
RFK:インフルエンザワクチンを接種した際に、うっかりコロナウイルスを接種されてしまったため、逆説的な免疫反応が起きている。そこは、私たちにはわからない所だね。観察された効果についての記録はしっかり残っていますが。
DJM: そう、とても興味深い相関関係です。ちょっと残念ですが。ジュディは、イタリアでの流行がより深刻だったのは、インフルエンザワクチンをより毒性の強い株で培養していたことと関係があると考えています。XMRVの濃度や浸透性が高かったため、あのような事態になったのだと思います。それが彼女の主張です。
RFK:そう。別にきちんとした裏付けはないけど、私がこのところよく耳にする議論は、現在病気の症状を呈する人たちは、概してワクチンを受けていると思われる人たちがいびつに多いという事実だね。つまり、インフルエンザのワクチン接種率が高い高齢者が、死亡しているということ。それから、医療従事者・・・。北イタリアでは、ウイルスが発生する直前に、非常に強力なインフルエンザワクチンの大量接種が行われた。そして今、アメリカの子供たちにもそういった傾向が始まっている。残念ながら、わが国アメリカでは多くの子供たちへのインフルエンザワクチン接種が進行中だ。
きちんとした裏付けはない。その証拠は皆無だ。もちろんCDC(アメリカ疾病管理予防センター)はその気になれば、そんなことはいとも簡単にできるだろうし、そうすべきだ。君も私も知っていることだが、彼らはそんなことは絶対しない。理由はその気持ちがない[聴取不能01:02:55]・・・。
DJM:CDCは自前の基金を持っていて、素性を言えばワクチン企業です。
RFK:そう[混信:01:03:04]・・・。
CDC財団の役員には、サノフィ、メルク、グラクソ、ファイザーのワクチンメーカー大手4社が名を連ねている。
DJM: そうですね。あなたは最近RTに出演した際に、CDCの歴史やその関連組織、そしてその自己増殖的な実態を見事に暴露しましたね。彼らは、表向きはそう見えるかもしれませんが、公衆衛生の奉仕者ではありません。
さて、お時間をいただいたことに感謝いたします。今回あなたとこんな風に繋がりを得たことは貴重な機会でした。あなたの日頃のご活躍にも感謝いたします。
RFK:こちらこそお招きいただきありがとう。どうぞ君の立場でご活躍ください。君の仕事ぶりは素晴らしいと思います。ありがとう。
DJM:はい、ありがとうございます。では、また。
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