<記事原文 寺島先生推薦>
COVID19 PCR Tests Are Scientifically Meaningless
Though the whole world relies on RT-PCR to “diagnose” Sars-Cov-2 infection, the science is clear: they are not fit for purposeトーステン・エンゲルブレヒト&コンスタンチン・デメーターグローバルリサーチ、2020 年 9 月 23 日、オフガーディアン 2020 年 6 月 27 日
2020 年 6 月 29 日初出
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ>
"http://tmmethod.blog.fc2.com/imかさけさくそg/20201019133704057.jpg/" target='_blank' >
世界中の都市封鎖(ロックダウン)と衛生学的措置は、症例数と死亡率に基づいておこなわれる。とはいえ、その症例数と死亡率は、いわゆるSARS-CoV-2のRT-PCR(リアルタイム[逆転写]ポリメラーゼ連鎖反応)検査によって作成され、その検査を使って「陽性」患者を特定する。そして、「陽性」は通常「感染」と同一視されている。
しかし、事実を詳しく見ると、結論はつまりこうだ。これらの PCR 検査は、SARS-CoV-2 と呼ばれるウイルスで感染したかどうかを決定するための診断ツールとしては無意味である
(新しいウイルスとされているが、それも疑わしい)。
根拠のない「検査、検査、検査」という呪文 2020 年
3 月 16 日の COVID-19 に関する記者会見で、
WHO 事務局長のテドロス・アダノム・ゲブレエソス博士は次のように述べた。
すべての国にたいする簡単なメッセージがあります。検査、検査、検査です。
そのメッセージは世界中の見出しを通じて広がった。例えば
ロイターと
BBC によって。
5 月 3 日、ドイツのテレビで最も重要なニュース番組のひとつである Heute(「今日」)の司会者は、諭す(さとす)ような口調で聴衆にコロナ教の呪文を唱えていた。
検査、検査、検査。つまり検査は現時点での国是(こくぜ)であり、コロナウイルスがどれだけ広がっているのかを本当に理解する唯一の方法です。
これが示していることはこうだ。PCR 検査は、有効性に対する信念が非常に強いので、事実上、反対を許さない宗教と化している。 しかし、よく知られているのは、宗教とは信仰であり、科学ではないということだ。そして、二度のピューリッツァー賞受賞者であり、
おそらく 20 世紀の最も影響力のあるジャーナリストであるウォルター・リップマンは、「
誰もが同じように考えるところでは、誰もあまり考えていない」と言った。
まず第一に非常に注目すべきことは、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)技術を発明し、1993 年にノーベル化学賞を受賞したキャリー・マリス自身が、OCR 検査を万能とは考えていなかった、ということだ。
残念ながら、マリスは昨年 74 歳で亡くなったが、間違いなく、その生化学者はウイルス感染を検出するために
PCR は不適切だと考えていた。
その理由は、PCR は、かつても今もまだ、ウイルスを複製・増幅する技術にすぎないということである。DNA 配列を数百万回、数十億回複製することができるが、ウイルスそのもを検出するための診断ツールではない。
PCR 検査に基づいてウイルス・パンデミックを宣言することが如何に大災害をもたらすかということについては、ジーナ・コラタが、すでに 2007 年、ニューヨークタイムズ紙の、「
迅速検査への信頼が、ありもしないエピデミック(病気の流行)につながる」という記事で述べているとおりだ。
有効なゴールドスタンダード(診断の至適規準)の欠如 さらに、言及する価値があるのは次の点だ。PCR 検査は、いわゆる COVID-19 患者(SARS-CoV-2 というウイルスに感染したと思われるひと)を特定するために使用されるのだが、COVID-19 という病気と SARS-CoV-2 というウイルスを対照させるための、有効で最適な診断規準をもっていないことである。
これは基本的なポイントだ。検査は、入手可能で最も正確な方法である「診断の至適規準」をもとに、その正確性(厳密に言えば「感度」[1]と「特異度」)を判断するために評価される必要がある。
[1] 感度は、検査が陽性である疾患患者の割合として定義される。特異度は、検査が陰性で疾患のない患者の割合として定義される。一例として、妊娠検査の場合、「診断の至適規準」は妊娠そのものだ。しかし、例えば、オーストラリアの感染症専門家サンジャヤ・セナナヤケが
ABC テレビのインタビューで「COVID-19検査はどのくらい正確なのか?」という質問に対する答えで、次のように述べている。
血液中の黄金ブドウ球菌という細菌を拾うための新しい検査が出てきたとしても、私たちはすでに血液培養という検査方法をもっています。血液培養は、私たちが何十年も使用してきた私たちの「診断の至適規準」ですから、私たちはそれに対してこの新しい検査を適合させることができたのです。しかし、COVID-19 には「診断の至適規準」となる検査はありません。
ブリストル大学の
ジェシカ・C・ワトソンはこれを確認している。最近『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル』に掲載された彼女の論文「
COVID-19検査結果の解釈」のなかで彼女は書いている。「COVID-19検査のための明確な『至適規準』はない」と。
しかし、そのワトソンが、PCR 検査を SARS-CoV-2 の検出と COVID-19 の診断には適さないと判断するのではなく、あるいはまた、単離と精製によって証明されたウイルスだけが信頼できる「診断の至適規準」であると指摘することもなく、意外なことに、大真面目に、「PCR 検査を含めて、COVID-19 の診断自体が実際的に
『診断の至適規準』でありうる」と主張している。しかし、これは科学的に正当ではない。
PCR 検査が有効だと評価するために、PCR 検査自体を「診断の至適規準」の一部として受け取る――こういう考えそのものが完全に不条理で馬鹿げているという事実はさておくとしても、そもそも「COVID-19 特有の症状は全く存在しない」のである。COVID-19 の症状はインフルエンザとほとんど変わらないからだ。これは、ミュンヘン大学の元感染熱帯医学部長でドイツ国際インターン協会のメンバーであるトーマス・レーシャーのようなひとびとでさえ、私たちに認めた事実だった[2]。
また、COVID-19 特有の症状がないのに COVID-19 だと診断して、それを「診断の至適規準」として役立てるというのは適切であるはずがない。それはワトソン自身の言明にも反している。
ワトソンのような括弧付きの「専門家」は、ウイルスの単離、すなわち明確なウイルスの存在証明だけが、「診断の至適規準」になり得るという事実を見落としているのだ。
だからこそ、私はワトソンに尋ねたのだ。COVID-19 特有の症状がないのに COVID-19 診断がどうして「『診断の至適規準』かもしれない」のか、そしてまた、ウイルス自体すなわちウイルスの単離こそが利用可能な最高の「診断規準」ではないのか、ということも。
しかし彼女は、まだこれらの質問に答えていない。何度も要求したにもかかわらず返事がないのだ。彼女の記事に対して私たちは即座に自分たちの意見を投稿したのだが、その投稿にもまだ答えていない。その投稿は、私がいま述べてきたのとまったく同じ点に焦点を当てていた。しかし、彼女はやっと
6 月 2 日に、こう返答してきた。「機会をみつけて今週中にでも返信を投稿します」と。
PCR検査で見つかった RNA(リボ核酸)がウイルス起源である証拠はない 今や質問はこうなる。ウイルスを単離し、その存在を証明するためにまず何が必要なのか。私たちに知る必要があるのは、PCR 検査が測定する対象である RNA はどこから来ているのか、ということだ。
生化学の教科書(例えば、ホワイト&フェンナー著『医療ウイルス学』1986, p.9)だけでなく、
リュック・モンタニエやドミニク・ドワイアーなどの主要なウイルス研究者たちが述べているように、ウイルス粒子の精製・純化が、ウイルスの存在を証明するための不可欠な前提条件であり、したがって、問題のウイルス粒子から取り出した RNA が新しいウイルスから来ていることを証明するための不可欠な前提条件なのである。
(すなわち、すべてのものから粒子を単離することであり、それ自体が目的ではないにしても、例えばノーベル賞受賞者マリー・キュリーが 1898 年に 100mg の塩化ラジウムを瀝青ウラン鉱から抽出して精製したのと同じように)
その理由は、PCR 検査は非常に感度が高く、DNA や RNA の最小片でも検出できるが、これらの粒子がどこから来たのかは特定できないからである。それは事前に決定する必要がある。
また、PCR 検査の測定器の目盛りが遺伝子配列(シークエンス) のために調整されているので(この場合は RNA 配列(シークエンス) 、SARS-CoV-2 は RNA ウイルスであると考えられているから)、これらの遺伝子小片は「検索したいウイルス」の一部にすぎないということを知る必要がある。そして、遺伝子配列(シークエンス) ではなくその一部であるということを知るためには、「想定されるウイルス」の正しい単離と精製を実行する必要がある。
そこで、SARS-CoV-2 に言及している関連論文の科学者チームのいくつかに依頼した。試験管内実験で描かれている電子顕微鏡写真が精製ウイルスを示しているのかどうか、を証明してほしいと。
しかし、その疑問に対して「イエス」と答えたチームはひとつもなく、しかも注目すべきことに、ウイルス精製は必要な手順ではないと言ったチームも皆無だった。私たちが得たのは、「精製度を示す電子顕微鏡写真は入手できていない」という類いの答えだけだった(下記の質疑応答を参照)。
私たちは、いくつかの研究の著者たちに尋ねた。「あなたの電子顕微鏡写真は、精製されたウイルスを提示していますか」と。彼らは次のような回答をした。
研究 1:レオ・L・M・プーン&マリク・ペイリス著「人間の健康を脅かす新しいヒトコロナウイルスの出現」(『ネイチャー・メディスン』誌、2020 年 3 月)
返答者:マリク・ペイリス
日付:2020 年 5 月 12 日
回答:画像は、感染細胞から出芽するウイルスであり、精製されたウイルスではない。
研究 2:ミョングク・ハンら著「韓国の COVID-19 患者から単離されたコロナウイルスの同定」(『オソン公衆衛生研究の視点』2020 年 2 月)
返答者:ミョングク・ハン
日付:2020 年 5 月 6 日
回答:精製度を見積もることができなかった。というのは細胞内で培養されたウイルスを精製し濃縮していないからである。
研究 3:ワン・ベオム・パークら著「韓国における最初の SARS-CoV-2 患者からのウイルス単離」(『韓国医学雑誌』2020 年 2 月 24 日)
返答者:ワン・ベオム・パーク
日付:2020 年 3 月 19 日
回答:精製度を示す電子顕微鏡写真は得られなかった。
研究 4:Na Zhu ら著「中国の肺炎患者からの新しいコロナウイルス」2019 年(『ニューイングランド・メディカル・ジャーナル』2020 年 2 月 20 日)
返答者:ウェンジエ・タン
日付:2020 年 3 月 18 日
回答:「(私たちが提示しているのは)沈渣・沈殿したウイルス粒子の画像であり、精製されたものではない。
上記の諸論文に関しては、電子顕微鏡写真(EM)で提示されているものが実験の最終的な結果であることは明らかであり、それはつまり、彼らが結果的には EM を得られなかった、ということなのである。
つまり、公表された電子顕微鏡写真(EM)は精製粒子を提示していないということを、これらの研究者たちが認めたとすると、それは明らかに、ウイルスであると断言できる精製粒子を彼らがもっていないということを示している。(ここでぜひ言及しておかねばならないことは、何人かの研究者が論文に「単離」という用語を使ってはいるが、論文中に記載されている手順は適切な単離(精製)過程を表していない、ということである。したがって、この文脈では、「単離」という用語が誤用されているのだ)
したがって、新しいコロナウイルスを発見したと主張する 2020 年初頭の四つの主要論文の著者たちは、認めているのだ。彼らは、ウイルスのゲノム(遺伝子情報)の複製起点(DNA 複製の際の合成開始部位のヌクレオチド配列)が、ウイルス様の粒子または細胞破片であったのか、純粋または不純であったのか、あるいは、何らかの粒子であったのか、といった証拠を、何ももっていなかったのだと。つまり、SARS-CoV-2 の RNA が存在しているということは、事実ではなく、信仰に基づいている、というわけなのだ。
また私たちは、経験豊富なウイルス学者であるチャールズ・カリッシャー博士にも連絡をとった。2001 年、『サイエンス』誌は、何人かのベテランのウイルス学者が書いた「
若い世代への…情熱的な訴え」という論文を発表した。その中で、カリッシャー博士は次のように言っている。
〔現代のウイルス検出方法のような〕洗練されたポリメラーゼ連鎖反応は〔中略〕、ウイルスがどのように増えるのか、どの動物がウイルスを伝染させるのか、〔あるいは〕ウイルスがどのようにひとを病気にさせるのかについて、ほとんど何も教えてくれない。ひとの指紋を見て、そのひとが口臭をもっているかどうかを言おうとするようなものである。[3]
そういうわけで、私たちはカリッシャー博士に尋ねた。「SARS-CoV-2 が単離され、最終的に本当に精製されたという論文をひとつでも知っていらっしゃるでしょうか」と。彼の答えはこうだった。
私はそのような出版物を知りません。だから、そういうものが出てこないかと、私は目を光らせているのですが。[4]
これが実際にどういうことかというと、そのウイルスの RNA 遺伝子配列は、科学者たちが前述の試験管内検査で調製された組織サンプルから採取し、そして、それ用に PCR 検査が最終的に「測定器の目盛りを調整」されたものであるが、この検査では、そうした RNA 遺伝子配列は特定のウイルスに属していると結論づけることができない、ということである。
この場合は SARS-CoV-2 に属していない、ということである。
要するに、これらの RNA 配列が COVID-19 と呼ばれる疾患の病原体である、という科学的証拠は何もないということだ。 因果関係を確立するためには、いずれにせよ、すなわちウイルスの単離と精製よりもまず第一に、コッホの四原則を満たす実験をおこなうことが絶対に必要だっただろう。しかし、そのような実験はなかった。それは、アモリー・デヴルーとローズマリー・フレイが最近『
オフガーディアン』で明らかにしたとおりである。
「コッホの四原則」
1.ある一定の病気には一定の微生物が見出されること
2.その微生物を単離できること
3.単離したウイルスを感受性のある動物に感染させて同じ病気を起こせること
4.そしてその病巣部から同じウイルスが単離されることREAD MORE: The Tests: The Achilles Heel of the COVID-19 House of Cards
SARS-CoV-2 に関してこのコッホの四原則を満たすための必要性は、とりわけ彼ら自身がコッホの四原則を満たそうとして幾つかの試みをやってみたことそのものによって証明されるている。ところが、自分たちはそれをやったのだと主張する研究者たちでさえ、実際には成功しなかったのだ。
その一例が、
『ネイチャー』誌(2020年 5 月 7 日)に掲載された研究である。他の試みがそのような研究を無効にするものであっただけではなく、この実験も、コッホの四原則のいずれも満たさないものだった。
例えば、「感染した」(とされる)実験室マウスは、明らかに肺炎に起因する関連した臨床症状を示さなかった。肺炎症状は、コッホの四原則の 3 番目〔単離したウイルスを感受性のある動物に感染させて同じ病気を起こせること〕に従えば、必ず起きるはずのものだった。しかも、一時的に観察されたわずかな毛の逆立ちと体重減少は、無視できるものだった。そのような症状は処置自体によって引き起こされた可能性があるだけでなく、体重が再び正常に戻ったからだ。
また、彼らが検死解剖をおこなうために殺したものを除いて、動物は死亡しなかった。そして、忘れないでほしいのは、これらの実験は、とりわけコッホの 4 原則のうち第 4 原則「その病巣部から同じウイルスが単離されること」は、検死を展開する前におこなわれるべきだったということだ。それは症例ではないのだから。
啓蒙的な話だが、 SARS-Cov-2 および COVID-19 に関する公式理論を代表するドイツの主要人物たち――ロバート・コッホ研究所(RKI)、アレクサンダー・ S・ケクレ(ハレ大学)、ハルトムート・ヘンゲル&ラルフ・バルテンシュラガー(ドイツウイルス学会)、前述のトーマス・レーシャー(ミュンヘン大学の元感染熱帯医学部長でドイツ国際インターン協会のメンバー)、ウルリッヒ・ディルナグル(シャリテー・ベルリン医科大学)、ゲオルク・ボルンカム(ウイルス学者で、ヘルムホルツ・ツェントルム・ミュンヘンの名誉教授)―― の誰ひとりとして、私が送った次の質問に答えることができなかった。
もし SARS-CoV-2 であると主張されているウイルス粒子が精製されていないなら、これらの粒子の RNA 遺伝子配列が特定の新しいウイルスに属していると、どのようにして確認するのでしょうか。
具体的に言うと、つぎのようなことを示す研究がもしあるならば、すなわち、ウイルス検出のために おこなわれた試験管内実験において、試験管に添加された抗生物質などの物質が、ある程度まで細胞培養に「ストレスを加える」ことが可能であり、その結果、これまで検出できなかった新しい遺伝子配列が形成されているとしたら、どうでしょうか(*)。ところが、これこそノーベル賞受賞者バーバラ・マクリントックが 1983 年のノーベル賞受賞講演ですでに注目を集めた見地だったのですが。
(*)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5557920/pdf/41598_2017_Article_8392.pdf
シャリテー・ベルリン医科大学(欧州最大級の大学病院)が、このトピックに関する私たちの質問に最終的には回答したなどと言われることは、放置すべきことではない。クリスチャン・ドロステンは、COVID-19 に関してドイツで最も影響力のあるウイルス学者であり、ドイツ政府のアドバイザーであり(だからドイツのファウチと言われる人物である)、かつ WHO によって世界で最初に「認められた」とされる PCR 検査の共同開発者なのであるが(
しかし実際は WHO に認められていない!)、そのドロステンの雇用主がシャリテー・ベルリン医科大学(欧州最大級の大学病院)である。
シャリテー・ベルリン医科大学は数か月も回答を引き延ばし、2020 年 6 月 18 日まで回答は得られなかった。結局、私たちはベルリンの弁護士ヴィヴィアン・フィッシャーの助けを借りて、ようやく回答の入 手を達成した。その入手した回答によれば、「
シャリテー・ベルリン医科大学は適切なウイルス粒子精製がおこなわれたと確信しているのか」という私たちの質問に関して、シャリテー・ベルリン医科大学は、精製されたウイルス粒子を使用しなかったと認めている。
そして、「
シャリテー・ベルリン医科大学のウイルス学者たちは確かにウイルスを検査している」と主張しているが、論文(
コールマン他「リアルタイム PCR による 2019 年の新型コロナウイルス 2019-nCoV の発見」)で彼らは次のように述べている。
RNA は次の二者から抽出した。
① MagNA Pure 96 システム(ドイツのペンツバーグにあるバイオテクノロジー会社、ロシュ社、システムの価格 1600 万円)を用いた臨床サンプル
②ウイルス RNA ミニキット(ドイツのヒルデンにあるバイオテクノロジー会社、カイアゲン社)を用いた細胞培養上清。
つまり彼らは、民間会社の器機を使って得た RNA を新型コロナウイルスだとみなしただけだった。
ちなみに、2020 年 1 月 23 日に発表されたコールマン他の論文は、
適切な査読プロセスを経ることすらなく、また、その中で概説された手順は対照実験を伴うものでもなかった。科学的論文が本当に信頼できるものになるには、この二点を経たものでなければならないにもかかわらず。
不合理な予後の結果 同様に確実なことは、PCR 検査の偽陽性率を知るために、確かにウイルスをもっていないひとの広範な検査がなければならないことである。それによってはじめて確かにウイルスをもっていないということが、PCR 検査から独立した方法によって証明される。つまり確かな「診断の至適規準(ゴールドスタンダード)」をもつことになるのだ。
したがって、不合理な検査結果を示す論文がいくつも存在していることは、全く意外なことではないのだ。
例えば、すでに 2 月に中国広東省の保健当局は報告した。ひとびとが COVID-19 の患者が原因の病気から完全に回復し、「陰性」の検査結果になり始め、その後、
再び「陽性」の検査結果になったと。
1 か月後、『
医学ウイルス学ジャーナル』に掲載された論文では、武漢の病院の 610 人の患者のうち 29 人が 3 ~ 6 回の検査をして、
「陰性」「陽性」「疑わしい」のあいだを急激に行き来した結果が出たと報告されている。
第三の例はシンガポールからの研究で、18 人の患者に対してほぼ毎日検査がおこなわれ、大多数が「陽性」から「陰性」に戻ったが、少なくとも一回は再び「陽性」に戻った。
一人の患者では最大五回もそんなことが起きた。 中国医学アカデミーの王陳会長でさえ、2 月に、PCR 検査は「
わずか 30 ~ 50%の正確さしかない」と認めた。
と同時に、ミルフォード分子診断研究所のシン・ハン・リー博士は、2020 年 3 月 22 日にアンソニー・S・ファウチと
WHO のコロナウイルス応答チームに書簡を送り、次のように述べている。
ソーシャルメディアで広く報告されているのは、ヒト検体中の SARS-CoV-2 の RNA を検出するために使用される RT-qPCR(逆転写酵素定量 PCR)検査キットが、多くの偽陽性結果を生み出しており、実際の陽性症例を検出するのに十分な感度をもたない、ということである。
言い換えれば、たとえ、これらの PCR 検査が実際にウイルス感染を検出できると理論的に仮定したとしても、検査は実質的に価値がなく、検査で「陽性」とされたひとびとのあいだに根拠のない恐怖を引き起こすだけである。
これは、陽性適中率(PPV)を考慮すれば、また確かなものとなる。
陽性適中率(PPV)とは、陽性の検査結果をもつひとが本当に「陽性」である(すなわち、想定されるウイルスをもっている)確率を示し、それは二つの要因に依存する。
①一般集団におけるウイルスの有病率
②検査の特異度、つまり、検査で正しく「陰性」を示している、疾患をもたないひとの割合
(95%の特異度をもつ検査は、100 人の無感染者から誤って 5 人に陽性結果を与える)。
訳注:有病率とは、一時点における患者数の、単位人口に対する割合。特異度とは、ある検査について「陰性のものを正しく陰性と判定する確率」として定義される値。特異度が高い、とは、「陰性のものを正しく陰性と判定する可能性が高い」、あるいは「陰性のものを間違って陽性と判定する可能性が低い」という意味である。したがって、対となる表現に感度(敏感度)があるが、特異度は感度との兼ね合いで決まるため、必ずしも特異度のひたすら高い検査が良いとは言えない。 同じ特異度をもつ場合、有病率が高いほど、陽性適中率(PPV)は高くなる。
この文脈では、2020 年 6 月 12 日に、ドイツの医学雑誌『ドイツ医学ジャーナル』は、
三つの異なる有病率シナリオで陽性適中率(PPV)を計算した論文を発表した。
結果はもちろん非常に批判的に見られなければならない。というのは、第一に、概説されているとおり確かな「至適規準」のない診断で特異度を計算することは不可能だからであり、第二に、論文中の計算は、ジェシカ・ワトソンの研究で決定された特異度に基づいているため、前述のように潜在的に価値がないからである。
しかし、もしあなたがそれを受けて、95%という根本的な特異度が正しく、かつ、私たちが有病率を知っていると仮定するならば、主流の医学雑誌である『ドイツ医学ジャーナル』誌でさえもこう報告することになるのだ。いわゆる SARS-CoV-2 のリアルタイム PCR 検査は「ゾッとするほど低い」陽性適中率(PPV)をもっている可能性がある、と。
三つのシナリオのうちのひとつで、推定有病率を 3%だと考えると、陽性適中率(PPV)はわずか 30%だった。ということは「陽性」の検査結果になったひとの 70%が全く「陽性」ではないことを意味する。しかし、「その陽性でないひとたちが隔離を処方されている」と、
『ドイツ医学ジャーナル』誌でさえ批判的に指摘している。
『ドイツ医学ジャーナル』論文の二番目のシナリオでは、22%の割合の有病率が想定されている。この場合、陽性適中率(PPV)は 78%となり
、「陽性」検査結果の 22%が偽「陽性」であることを意味する。
それはつまりこうなる。いま約 900 万人が世界中で「陽性」とみなされていると仮定すると(つまり、真の「陽性」者が本当にウイルス感染しているひとだと仮定する)と、約 200 万人が偽「陽性」であることになるのだ。
このすべては次の事実と一致している。すなわち、例えば CDC(アメリカ疾病管理予防センター)と FDA(アメリカ食品医薬品局)は、いわゆる「
SARS-CoV-2 のリアルタイム PCR 検査」が SARS-CoV-2 診断に適していないことを、自らのファイルのなかで認めているという事実だ。
一例として、2020 年 3 月 30 日の「
CDC(アメリカ疾病管理予防センター)2019 年の新型コロナウイルス(2019-nCoV)リアルタイム PCR 診断パネル」ファイルには、次の内容が含まれている。
ウイルスの RNA を検出しても、それが感染性ウイルスの存在を示さないかもしれないし、あるいは、2019-nCoV が臨床的症状の原因物質であることを示さないかもしれない。
そして:
この検査では、他の細菌やウイルス病原体によって引き起こされる病気を排除することはできない。
そして、
FDA は認める:
陽性結果が出たからと言って[中略]細菌感染または他のウイルスとの重感染を排除するものではない。検出された病原体(物質)は、病気の明確な原因ではない可能性がある。
(訳註 重感染、同時感染、共感染:一つの細胞に二つ以上のウイルスが同時に感染すること) 驚くべきことに、PCR 検査の取扱説明書には、これは病気の診断を意図した検査ではない、と書かれている。例えば
Altona Diagnostics 社や Creative Diagnostics 社の取扱説明書。
[
5] 別のを引用しよう。TIB Molbiol 社が製造した LightMix モジュラー分析試薬は、コーマン氏らの手順を用いて開発され、
ロシュ社が販売しているものだが、その製品発表文書には、次のように書かれている。
これらの分析試薬の使用目的は、コロナウイルス感染の診断に役立つものとしてではない。
そして:
研究用のみ。診断を目的として使用するためのものではない。
PCR検査が「ウイルス量」「ウイルス負荷」を測定できる証拠はどこにあるのか。 ロシュ社その他の PCR 検査は
標的遺伝子を検出することさえできない、と結論づける理由もある。
さらに、SARS-COV-2 のリアルタイム qPCR 検査の
製品説明書では、「qPCR」の「q」が「定量的」を表しているという事実に反して、
「定性的」検査であると述べている。そして、もしこれらの検査が「定量的」検査でないならは、PCR 検査では何個のウイルス粒子が体内に含まれているかを測れないということになる。
それが非常に重要なのは、実験室だけでなく現実世界で実際の病気について話し始めるためには患者は何百万ものウイルス粒子を自分の体内で盛んに複製する必要があるからである。
CDC(アメリカ疾病管理予防センター)、WHO(世界保健機構)、FDA(アメリカ食品医薬品局)または RKI(ロベルト・コッホ研究所)は、PCR 検査がいわゆる「
ウイルス負荷」(すなわち体内にいくつのウイルス粒子が含まれているか)を測定できる、と主張するかもしれない。「
しかし、これは一度も証明されたことがない。それは巨大スキャンダルだ」と、ジャーナリストの
ジョン・ラポポートは指摘している。
これは、「ウイルス負荷」という用語が欺瞞であるからだけではない。もし夕食会で「ウイルス負荷とは何か」という質問をすれば、それは血流中を循環しているウイルスを意味する、とひとびとは考える。しかし、それが実際には RNA 分子であることを知って、ひとびとは驚く。
また、病気を引き起こすためにひとはどれだけのウイルスを背負うべきかを PCR は測定できるのか、それを何の疑念もなく確実に証明するためには、次のような実験をおこなう必要があった(が、それはまだ実施されていない)。
数百人か数千人をとりだし、彼らから組織サンプルを取り出すとしよう。確認してほしいのは、サンプルを採取するひとが検査を実行していないことだ。検査官は、患者が誰であるか、彼らがどのような状態にあるかを知ることはない。検査官は組織サンプルでPCR検査を実行する。いずれの場合も検査官は、どんなウイルスが見つかり、どれくらいのウイルスが見つかったか、を述べる。例えば、患者29、86、199、272、および293で、ウイルスだと主張するものの多くを、検査官は発見したと言う。さて、私たちはその患者が誰なのかを明らかにする。彼らは体内に非常に多くのウイルス複製をもっているので、全員が病気であるはずだが、彼らは本当に病気なのか。あるいは彼らはすこぶる元気なのか。 前述の弁護士ヴィヴィアン・フィッシャーの助けを借りて、私は最終的にシャリテー・ベルリン医科大学に行き着き、コーマン氏らによって開発された検査、いわゆる(ウイルス学者クリスチャン・ドロステンの)「
ドロステンの PCR 検査」が定量的な検査であるかどうかという質問にようやく答えてもらえた。
要するに、シャリテー・ベルリン医科大学はこの質問に「YES」と答える気はなかったのだ。代わりに、シャリテー・ベルリン医科大学は次のように書いている。
リアルタイム RT-PCR に関しては、シャリテー・ベルリン医科大学の知る限りでは、ほとんどの場合において〔中略〕これらは定性的検出に限定されている。
さらに、「ドロステン PCR 検査」は、非特異的な E 遺伝子分析を
予備分析として使用し、他方、パスツール研究所は、同じ非特異的な E 遺伝子分析を
確認分析として使用している、という。
コーマン氏らによると、E 遺伝子分析は
アジア系ウイルスすべてを検出する可能性が高い。その一方、(ドロステン PCR 検査とパスツール研究所の PCR 検査という)両検査における他の分析は、「SARS-CoV-2」とラベル付けされた遺伝子配列に対して、より特異的であると考えられている。
E 遺伝子分析という予備分析または確認分析は、アジア系ウイルスすべてを検出する可能性が高いので、これをおこなう目的そのものが疑わしい。それに加えて、WHO は、4 月初めに検査方法の手順を変更し、これ以後は、たとえ E 遺伝子分析で
「陽性」の結果となったとしても(
アジア系ウイルスすべてを検出した可能性が高い!)、それを新型コロナウイルス「
陽性」とみなすよう勧めた。
これはつまり、確認された非特異的な検査結果を、特異的なもの、すなわち新型コロナウイルスとして、正式に思い込ませる、ということなのだ。
WHO の検査手順の変更は、新型コロナウイルスの「症例」数を増加させた。E 遺伝子分析を用いた検査キットは、例えば
ロシュ社、TIB モルビオール社、R バイオファーム社などによって生産されている。
PGR検査のCQ(サイクル数)の値が高いほど、検査結果はさらに無意味になる もうひとつの重要な問題点は、多くの PCR 検査が Cq「サイクル数」35 以上の値を有し、「ドロステン PCR 検査」を含む一部の Cq が 45 であることさえある、ということである。
Cq(サイクル数)の値は、生物学的サンプルから実際の症状を検出するためには DNA 複製を何サイクルすることが必要なのか、を示すものである。
「
40より高いCq値は、低い効率を暗示しているために検査として疑わしい。したがって一般的にいえば報告すべきではない」と、
MIQE ガイドラインでは述べている。
MIQE とは、「定量リアルタイム PCR 検査の公表のための最小限の情報」(Minimum Information for Publication of Quantitative Real-Time PCR Experiments)の略語である。これは一連のガイドラインで、リアルタイム PCR(定量 PCR または qPCR とも呼ばれる)の判定公表に必要な最低限の情報を記述するものである。
発明者本人であるキャリー・マリスもこれに同意した。そのとき彼は次のように
述べた。
1コピーの遺伝子を増幅するために 40 サイクル以上をおこなわなければならないようならば、あなたの PCR 検査には重大な問題があります。
MIQE ガイドラインは、
スティーブン・A・ブスタンの支援によって開発された。彼は分子医学の教授であり、定量 PCR の世界的に有名な専門家であり、かつ「
qPCR の聖書」と呼ばれている本『定量 PCR の A-Z』の著者である。
最近のポッドキャストのインタビューで、ブスタン氏は指摘している。「
このような恣意的な Cq 分画の使用は理想的ではない。なぜなら、低すぎる(と有効な結果を排除する)か、高すぎる(と偽「陽性」結果を増大させる)可能性があるからだ」
ビデオ そして、彼によると、Cq 値は 20 ~ 30 サイクルを目指すべきであり、35 サイクル以上の Cq 値の結果には信頼性に関する懸念がある、という。
Cq 値が高くなりすぎると、実信号(ウイルス)を背景(ウイルス以外)から区別することが困難になる(その要因は、たとえばプライマーや蛍光プローブの反応だ)。したがって偽陽性の可能性が高くなる。
さらに、実際の PCR を開始する前に、SARS-CoV-2 のような推定される RNA ウイルスを探している場合は、RNA は逆転写酵素で相補的な DNA(cDNA)に変換される必要がある。だからこそ、「RT」という文字が、「PCR」または「qPCR」の頭につくのだ。
しかし、この変換過程(形質転換過程)が「
非効率的で可変的であることは広く認識されている」。これはトロントの再生医療商業化センターのジェシカ・シュワバーとその同僚二人との研究チームが、
2019 年の論文で指摘しているとおりだ。
スティーブン・A・ブスタンも、同じような方法で PCR の問題点を認めている。
例えば、ブスタンが指摘した問題点は、変換過程(RNA から cDNA への変換)においては、同じ RNA 基材で得られた DNA の量は、10 サイクルという係数であっても大きく異なることがあるということである(上記のインタビュー参照)。
変換過程で、DNA 配列が 1 サイクル毎に倍増することを考えると、わずかな変動でさえも大きく拡大され、その結果、信頼できる有益な検査価を無効にさせる。
だとすれば、次のようなことはあり得ることなのだろうか。すなわち、PCR 検査がいわゆる COVID-19 診断にとって非常に意味があると主張するひとたちが、たとえその妥当性に関する疑問に直面したとしても、これらの検査の根本的な欠陥に目をつむってしまうというのは。
実際のところ、新型コロナウイルス仮説を擁護する者たちは、PCR 検査を市場に投入し、基本的に全世界を都市封鎖(ロックダウン)下に置くよりも前に、これらの疑問に対処すべきだったのだ。
かくして、必然的に次のような考えが浮かび上がってくる。科学的な義務について無知であるがゆえに、今度のコロナ騒ぎは、財政的・政治的な利益が決定的な役割を果たしているのではないか、という疑問だ。例えば、WHO は製薬会社と深い金銭的なつながりをもっている、ということに注目してほしい。これは『ブリテッシュ・メディカル・ジャーナル』が
2010年に暴露したとおりだ。
そしてそれ以来、
専門家たちは批判している、「
WHOの悪名高い腐敗と利益相反は今も続いている。それどころか、さらに拡大している」と
(*)。CDC(アメリカ疾病管理予防センター)も、次なる大儲けを狙っているので、WHO
よりましなどとは言えないのは明らかだ。
(
* CDC and WHO Corrupt Financial Entanglements with the Vaccine Industry)
https://childrenshealthdefense.org/cdc-who/ 最後になるが、PCR を使う種々の理由や動機は依然として推測の域を出ないが、それに関与している多くのひとたちは確かに誠意をもって行動している。しかし、科学的には明らかである。これらの RT-PCR 検査によって生まれた数字は、少なくとも「陽性」と判定されたひとびとを恐怖させたり、都市封鎖(ロックダウン)で無数のひとびとを貧困と絶望に陥れたり自殺に追い込んだりすることを正当化するものではない。
そして、「陽性」結果は患者にとっても深刻な結果をもたらす可能性がある。なぜならば、すべての非ウイルス性の病因が診断から除外され、患者は非常に有毒な薬剤と侵襲的な気管挿管(気管内チューブの挿入)で治療されるからである。とくに高齢者や持病のある患者にとっては、このような治療は致命的なものになる可能性がある。それは論文「
致命的な治療法」で概説したとおりである。
間違いなく、過剰死亡率は、致命的な治療と都市封鎖(ロックダウン)措置によって引き起こされている。と同時に、「COVID-19」の死亡統計にはさまざまな疾患で死亡した患者も含まれている。彼らは PCR 検査結果が「陽性」であったというだけのために、COVID-19 による死亡と判定し直されたのだ。その検査値に疑いようはないものとして。
補遺:この論文の実現に貴重な貢献をしてくれたエレニ・パパドプロス=エレプロスとヴァル・ターナーにとくに感謝する。
トーステン・エンゲルブレヒトは、受賞歴のあるジャーナリストであり、ドイツのハンブルク出身の作家。2006 年に『Virus-Mania』をクラウス・コーンレイン博士と共著、2009 年には
ドイツ代替メディア賞を受賞。ルビコン、スードドイチェ・ツァイトゥング、フィナンシャル・タイムズ・ドイッチュラントなどにも執筆している。
コンスタンチン・デメーターは、フリーランスの写真家であり、独立した研究者。ジャーナリストのトルステン・エンゲルブレヒトと共に、「COVID-19」危機に関する記事をオンラインマガジン『ルビコン』で掲載し、スイスのイタリア系新聞に通貨システム、地政学、メディアに関する記事を寄稿している。
註
[1] 感度は、検査が陽性である疾患患者の割合として定義される。特異度は、検査が陰性である疾患のない患者の割合として定義される。
[2] 2020 年 3 月 6 日のトーマス・レーシャー教授からのメール。
[3] ウイルス学者マーティン・エンセリンク。「守旧派は、ウイルス学者に基礎に戻るように促す」『サイエンス』誌、2001 年 7 月 6 日、P. 24
[4] 2020 年 5 月 10 日のチャールズ・キャリバーからのメール。
[5] クリエイティブ Diagnostics 社、SARS-CoV-2 コロナウイルス多重 RT-qPCR キット
この記事の元のソースは『オフガーディアン』
著作権 © トーステン・エンゲルブレヒト&コンスタンチン・デメーター、『オフガーディアン』2020 年