ジェフリー・サックス教授、「Covid 起源」の隠蔽を語る:仮説「自然ではなく実験室の産物」の信憑性ますます高まる。
Prof. Jeffrey Sachs on the Covid Origins Cover-Up
出典:RON UNZ
2022年8月29日
<記事原文 寺島メソッド翻訳グループ>
2023年2月23日
ジェフリー・サックス教授(コロンビア大学) 写真提供:Mahmoud/Wikimedia Commons
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コロンビア大学のジェフリー・サックス教授は、アカデミズムの支柱的存在で、すでに30年前のニューヨーク・タイムズ紙で「世界で最も重要な人物の一人」と評されていた。現在、同大学の持続可能な開発センターの責任者を務めるほか、長年にわたり、公共政策のさまざまな問題について数多くの論文やコラムを発表している。
このような背景を考えると、医学界のトップ雑誌であるランセット誌が彼を、2020年初頭から世界を荒廃させ、100万人をはるかに超えるアメリカ人の命を奪った大規模な疫病のあらゆる側面を調査するために設立されたコビット委員会の委員長に指名したことは驚くにはあたらないだろう。
しかし、この数ヶ月、サックス教授は、アメリカの政治家やメディアを支配するエリートたちと決別し、勇気を持って、この感染症の起源について自分の考えを語り始めている。
5月には、権威ある雑誌「PNAS」に主要な論文を共同執筆し、コビッドウイルスが生物工学的に処理されたものであり、自然ではなく実験室の産物であるという非常に強い証拠を指摘し、その真の出所を独自に調査するよう呼びかけた。
・ SARS-CoV-2の起源への独立した調査の呼びかけ
ニール・L・ハリソンとジェフリー・サックス・PNAS・2022年5月19日・2,800語
翌月には、スペインで開かれた小さなシンクタンクの会合でさらに率直な発言をし、7月初めにはその短い映像が11,000回以上リツイートされ、100万回以上視聴された。
オー!ジェフリー・サックス教授:
「私はランセット誌で2年間、コビドに関する委員会の委員長を務めました。私は、それが米国の生物工学研究所から生まれたものであると確信しています。[しかし、アメリカでもどこでも調査されていないのです。」 pic.twitter.com/IYvSJnlv1q
— アルノー・バートランド (@RnaudBertrand) July 2, 2022
コビッド委員会の委員長として、サックスはこの問題で最大の信頼を得ていた。しかし、彼の論争を呼ぶ主張は、ほとんどすべての西側メディアによって無視され、唯一、イギリスの醜聞告発を特色とするデーリー・メール紙が封鎖体制を破って彼の発言を報じたのである。
・「コビッドはアメリカの実験室から漏れたもの。パンデミック隠蔽の中心にいるとさわがれている中国の施設からではない」とアメリカの頂点にいる教授が発言。彼は「習近平宣伝隊」との烙印を押されている。
コナー・ボイド • Daily Mail • 2022年7月4日• 1,500語
各国もサックスの情報には注目している。最近のロシア国防省情報説明会で、サックスは権威者だとの認識が示された。
しかし、欧米のジャーナリストのほとんどが目をそらし続けているにもかかわらず、サックスは、現在進行中のコビッド隠蔽工作を公にするために努力を重ね、ウェブマガジンCurrent Affairsに、驚くほど率直な、長時間のインタビューを提供したのだ。
・なぜ、ランセット誌コビッド委員会会長は、アメリカはコビッド・パンデミックの本当の調査を妨害している、と考えているのか?
ジェフリー・サックス • Current Affairs •2022年8月2日 4,300語
長年親交のある高名な学者にサックスのインタビューを見せたところ、言葉を失っていた:
素晴らしい記事だ。
サックスは驚くほど率直なだけでなく、この問題に関して驚くほど知識をもっている。
別の優れた学者も同じ反応だった:
空前絶後のインタビューだ。間違いない。
最近、サックスは、もう一人の著名な反対論者で、かつて体制の中枢に近かったロバート・F・ケネディ・Jr.のポッドキャストで、コビド問題について1時間にわたって議論している。サックスは、会長職で遭遇した膨大な不正を説明し、最終的にウイルスの正体とその起源は大規模な隠蔽工作の対象であると結論づけたのである。
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そのインタビューを聴いた人は皆、非常に強い印象を受けている。コビッドの起源をめぐる議論の第一人者(私がこのインタビューを送付した)からは、次のようなメモが送られてきた:
サックスの役割についての、このインタビューは、非常に優れたものだ。明確で、力強く、ユーモアがある。そして何よりも、彼がこの問題について(批判陣営とは)反対の立場から出発したために、より説得力がある。ファウチが生物兵器防衛の役職を取得するまでの経緯をたどりながら、サックスは、今、いかに深い洞察力を身につけたか、興味深い。
サックスは他の分野でも政治的勇気を発揮し、ウクライナ戦争や対中関係ではほぼ画一的な世論に強く異を唱えている。
・ウクライナは最新のネオコン災害
ジェフリー・サックス • Consortium News • 2022年7月1日 • 1,300語
・西側の、中露に関する危険なまでの単細胞的言説
ジェフリー・サックス • Common Dreams • 2022年8月23日 • 1,000語
アメリカの支配者層でこれほど高い地位にある人物が、重要な問題に関して公式に支持された言説とこれほど鋭く対立することはめったにない。これまで述べてきたように、メディアの典型的な反応は、このような潜在的に危険な離脱者はブラックリストに載せて無視することであった。
・アメリカ版プラウダ:小人に沈黙を強いられる巨人たち
Ron Unz • The Unz Review • 2021年11月22日・12,200語
しかし、インターネットは、人々が(一般に流布される)話とは反対の意見を十分に強く求めれば、そうしたメディア門番たちの制止を回避することができるようになった。
シカゴ大学のジョン・ミアシャイマー教授は、わが国で最も著名な政治学者の一人であるが、彼の長年にわたるウクライナ紛争に関する見解は、これまで公の議論から完全に排除されていた。彼の過去の講演はYoutubeで見ることができるが、ほとんど注目されていなかった。
しかし、(ウクライナ)戦争が始まってから、その中の1本のビデオが空前の世界的視聴者を集め始め、その視聴者数は2700万人を超え、インターネット史上、どの学術発表よりも多いのではないかと思われるほどになっている。また、他の講演でも1,000万回、1,500万回と再生回数を重ねている。
このように世界的に大きな注目を集めた結果、選りすぐりのエリート・メディアも対応せざるを得なくなった。「エコノミスト」誌はすぐに彼をゲストコラムに招き、最近では最上支配層向け「フォーリン・アフェアーズ」誌がウクライナ戦争に関する、彼の長い異分子的なエッセイのためにページを割いた。
・ウクライナでの火遊び
過小評価されている「壊滅的なエスカレーション」のリスク
ジョン・ミアシャイマー • Foreign Affairs • 2022年8月17日 • 3,200 語
主流メディアはサックス教授のコビッド問題に対する重要な見解をほぼ完全に無視しているが、彼が他の場所で注目を集め続ければ、その無視もいずれは打ち破られるかもしれない。多くの代替ポッドキャスターやウェブサイトは、このような議論を呼ぶ考えを広めるための効果的なチャンネルを提供している。特に提唱者がそのテーマについて強い信頼性を持つ公人である場合は、そうだ。
私が2年以上にわたって公に提案してきた意図的な生物兵器の攻撃という仮説を、彼は一度も示唆したことがない。しかし、非常に興味深く思うのは、彼の長文詳細な議論のどこにも、ウイルスを作り出した中国を非難するような記述がなく、コビド研究所が流出したとされる武漢の研究所についてさえ触れていないことだ。
その代わりに、コビドに似た改良型コロナウイルスを製造することを目的としたアメリカの大規模な生物工学的取り組みと、コビドの明らかに人工的な特徴を隠すためのアメリカ政府周辺の科学者による集中的な取り組みにレーザーのように焦点をあてている。彼は、多額の資金が投入された生物兵器の研究、そしてこれらの事業計画が数十年前に軍の直接的な権限からアンソニー・ファウチのNIHに移されたことを論じている。そして、ペンタゴン出資によるピーター・ダスザックのエコヘルス同盟が、武漢の研究所や世界中の多くの生物研究所と協力して、明らかに情報収集の役割を担っていることに触れている。
EPub Format • Mobi/Kindle
サックスは最高権威の公人であり、より確かな証拠が入手できない限り、また入手できるようになるまで、私のような爆弾仮説をほのめかすことさえ、彼ほどの人間であれば、極めて無責任ということになるだろう。さらに、彼は現在、その名声を利用して、コビッドウイルスの生物工学的性質と、その現実を隠そうとするメディアと科学界による大規模な進行中の試みに注目を集める上で、絶対的に重要な役割を担っている。したがって、さらに論争が引き起こされると、それは大筋とはまったくかけ離れたものになってしまうかもしれない。
しかし、コビッド委員会の委員長として、彼はこれらすべての問題に関して極めつけの内部者であり、彼の重要な情報は、ここ数年の一連の記事で紹介した私自身の分析と完全に一致していることを私は知っている。これらの情報はすべて、このウェブサイトや電子書籍、あるいはAmazonで発売中のペーパーバックで簡単に入手することができる。また、私のインタビュービデオは、Rumbleで100万ビューを楽々突破している。
・Covid/Biowarfare Series
Ron Unz • The Unz Review • 20204月-2021年12月・60,000語
VIDEO LINK * 原サイトからご覧ください。(訳者)
Kevin Barrett, FFWN • February 16, 2022 • 15m
Geopolitics & Empire • February 1, 2022 • 75m
Red Ice TV • February 3, 2022 • 130m