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#1777 日本 vs ベトナム、横浜FM vs 大宮、名古屋 vs 湘南、群馬 vs 東京V (2017/10/18) | | |　

【U-19アジア選手権：GL1戦目】日本 vs ベトナム (Jiangning Sports Centre)

→　女子のU-19アジア選手権が開幕。草創期の浦和で活躍した池田太監督率いる女子のU-19日本代表はGLの初戦でベトナムと対戦したがゴールラッシュを見せて8対0で大勝。首位発進となった。前半3分にMF遠藤純のゴールで先制に成功すると前半30分にはセットプレーの流れからCBのDF小野が決めて追加点を奪った。直後の前半33分にはFW植木が決めて3点目。3対0で迎えた後半はFW宝田が爆発。後半だけで1人で3ゴールを奪った。GLの2戦目は同じ白星スタートを切ったオーストラリアと対戦することになる。

世界制覇を目指す女子のU-19日本代表は幸先のいいスタートを切った。1998年1月1日以降に生まれた選手が対象になるが1998年生まれの選手が12人、1999年生まれの選手が8人、2000年生まれの選手が3人となる。2000年生まれの3人は飛び級での選出となるが昨秋に行われたU-17W杯の本大会で準優勝に輝いた世代が中心になっている。スタメンの11人の中では7人が準優勝メンバーとなるがエース格のFW植木が1ゴール3アシストの大活躍。キレ味鋭いドリブルと正確なラストパスで決定機をお膳立てした。

さらには得点源となるFW宝田がハットトリックを達成する大活躍だった。なでしこリーグの2部で2位になって入替戦に進んだセレッソ大阪堺レディースのFW宝田はリーグ戦では22ゴールを挙げて得点王に輝いている。各チームの試合数は18試合。ランキングで2位の選手は11ゴールなので突出した活躍を見せた選手である。168センチとサイズに恵まれているが基本的な技術が高くてシュートセンスもある。運動量も多くてSBやCBでもプレー可能なオールマイティな選手である。スター性もあるので将来を嘱望されている。

昨秋のU-17W杯の本大会のときはFW植木とFW遠藤純の2トップで、MF宝田が右SH、MF宮澤が左SHに入る形が基本だったが今回のチームはFW宝田とFW植木の2トップで、MF遠藤純は左SHに回っている。並びが変わっているが高さのあるFW宝田が中央にいるとシンプルな攻撃も可能になる。FW宝田はパスセンスもあって3点目のFW植木のゴールと8点目のMF佐藤のゴールはFW宝田のスルーパスが起点になっている。U-17W杯でも躍動したFW植木、FW宝田、MF遠藤純のトライアングルにかかる期待は大きい。

【J1：第29節】横浜マリノス vs 大宮アルディージャ (日産スタジアム)

→　4位の横浜FMと17位の大宮の試合は1対1のドローに終わった。どちらも勝ち点「3」が必要な試合だったが痛み分けに終わった。前半18分に大宮は左サイドに流れたFWマルセロ・トスカーノのクロスからMF横谷がダイビングヘッドを決めて先制に成功する。FWウーゴ・ヴィエイラを前半早々にケガで失った横浜FMは後半12分にMF中町のミドルシュートで1対1の同点に追いついた。試合の終盤はカウンターの応酬になったがどちらも2点目を奪うことは出来ず。下位を相手に横浜FMは勝ち点を取りこぼしてしまった。

どちらも「1対1のままではダメ」という状況だったが特に17位の大宮にとっては「引き分けは負けに等しい状況」である。最後の最後はCBのDF菊地将とDF山越康を前線に上げるパワープレーを敢行した。CBの選手を1人だけ前線に上げるのは珍しくないが2人を並べるのは相当に珍しい。リスク覚悟でターゲットマンを2人にして2点目を狙ったが薄くなった裏を突かれて後半の終盤は横浜FMがたくさんカウンターからチャンスを作った。大宮は潔い戦いを見せたがリスクをかけすぎて終盤の大宮はアンバランスだった。

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◆　まとめ

　#1777 日本 vs ベトナム、横浜FM vs 大宮、名古屋 vs 湘南、群馬 vs 東京V (2017/10/18)

→　女子のU-19アジア選手権が開幕しました。昨秋のU-17W杯で準優勝に輝いたメンバーが中心となる日本はGLの初戦でベトナムと対戦しましたがゴールラッシュを見せて8対0で大勝。白星スタートを切りました。攻撃の中心であるFW植木、FW宝田、MF遠藤純といった役者がしっかりとゴールに絡む活躍を見せました。FW植木は1ゴール3アシスト、FW宝田はハットトリックを達成する大活躍でした。

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