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5年に1度のゴールデン・イヤーで快進撃を見せるアビスパ福岡 その強さの理由は? (前編) の続き。
■ 成長著しい五輪代表トリオ今シーズンの福岡は後半50分にボランチのMF末吉の決勝ゴールが生まれた32節の札幌戦(H)に象徴されるようにタイスコアで迎えた試合の終盤に決勝ゴールを奪って勝利することが目立つ。「堅実な守備」、「3バックと4バックを使い分ける柔軟性」、「勝負強さ」の3つが今シーズンの福岡の躍進を支えるキーワードと言えるが、「若い選手がノビノビとプレーしている。」というのも今シーズンの福岡の特徴と言える。
中堅からベテランを中心とした手堅いサッカーでJ1昇格の切符を勝ち取ったチームは過去にもいくつかある。負けないチームを作るためには「それが最適」と言えるが、やはり、何人かの若手選手がピッチ上で躍動しているとチーム全体から受ける印象も華やかになる。DF田村友以外では「五輪代表トリオ」として注目を集めるFW金森とDF亀川とGK中村航、新潟から期限付き移籍中のMF酒井宣が代表格と言える。
「博多のネイマール」を自称するFW金森は怪我の影響で開幕から数試合を欠場したが、ここまで31試合で6ゴールを記録。最近は主砲のFWウェリントンと2トップを組むケースが増えているが、明らかに昨シーズンと比べるとワンランク上の存在感を発揮している。7月にユアテックスタジアムで行われたU-22コスタリカ戦でミドルシュートを決めて全国的な注目を浴びたが、五輪代表としての自覚も芽生えつつある。
湘南から期限付き移籍中のDF亀川の活躍も目覚ましい。怪我人続出でCBが不足した時期は3バックのストッパーでプレーした試合もあったが、基本的には左SBあるいは左WB。もともとはフィジカルの強さをウリとする守備型のサイドプレーヤーだったが、今シーズンは攻撃面での成長が著しい。縦に仕掛けてからクロスを上げるシーンも多くて、五輪世代の(左右の)SBの中では頭1つ抜け出た印象もある。
20歳のGK中村航は24節の大宮戦(H)からスタメン出場が続いているが「1対1の強さ」が抜群である。31節の讃岐戦(A)でFW仲間のPKを止めたシーンも印象的であるが、反射神経の鋭さは見事の一言。試合のターニングポイントとなるようなビッグセーブが非常に多いので数字以上の貢献度と言える。彼も五輪代表に完全に定着しているが、GK櫛引がやや伸び悩んでいるので五輪代表でのレギュラー奪取も期待される。
■ 大きかったFWウェリントンの加入「プロの世界では年齢は関係ない。」と言われることが多いが、そうは言っても、将来が嘱望される若手が何人かいるとピッチ上は華やかになってサポーターの期待感は自然と膨らむ。今回の五輪代表はJ2でプレーする選手が少なくないが、それでもJ2の1つのクラブから3人もの選手が五輪代表に選出されるというのは異例中の異例。しかも、GK中村航とDF亀川は五輪代表のレギュラーの有力候補である。
新加入選手であるFW中原貴やDF濱田、復帰組となるMF鈴木惇とMF末吉とDF中村北、五輪組となるFW金森とDF亀川とGK中村航と快進撃を支える選手はいくつかのグループに分類されるが、忘れてはならない選手の1人目は今夏に加入した助っ人外国人のFWウェリントンである。夏に向けて2015年5月31日というかなり早い段階で獲得が決まったが、最初はあのFWウェリントンだとは思わなかった。
「アビスパはボランチの補強をするのか・・・。」、「またまた出戻りなのか・・・。」、「まだ現役でプレーしているのか・・・。」と思ったが、完全に人違いだった。2014年にJ2の湘南で20ゴールを挙げてチームを「J1昇格」に導いたあのFWウェリントンだと知ったときは本当に驚いた。このときは「J2の昇格争いの行方を大きく左右するビッグ補強」と記述したが、この表現は大袈裟でも誇張でもなかった。
ここまで14試合で4ゴール。35節のC大阪戦(A)など大事なところでゴールを決めているが、何よりも凄いのはポストプレーである。186センチのサイズをフルに活用したキープは圧巻。足元のテクニックもあるので完璧にボールをおさめてくれる。彼が相手CBに潰されるシーンを観た記憶はほとんどない。さらには守備面での貢献度も絶大である。CFの外国人選手でこれほど守備をしてくれる選手はなかなかいない。
■ 5年に1度のゴールデンイヤー忘れてはならない選手の2人目はキャプテンのMF城後である。J2でもなかなか勝てなかった苦しい時代を支えてきたMF城後の頑張りを昇格につなげたいと考えている人はたくさんいるだろう。プシュニク監督のときは右SBでプレーすることも多くて便利屋的な起用方法になっていたが、井原監督はほぼ2列目で固定している。ここまで38試合で6ゴール。彼がアビスパ福岡の顔であることは誰しもが知っている話である。
J2は残り4試合。すでに「4位以内」が確定しているが、首位の大宮との差は「6」で、2位の磐田との差は「2」のみ。最近の福岡と大宮の勢いの差を考えると自動昇格はもちろんのこと、J2優勝すら狙える絶好のポジションである。残り4試合は中位以下のチームとの対戦が多い点も福岡には有利な点である。言うまでもなく、プレーオフというのは何が起こるかわからないところがあるので、自動昇格が目標となる。
過去を振り返ると福岡は1995年にJFLで優勝して初昇格を勝ち取っている。そして、そのちょうど10年後となる2005年にJ2で2位となって2度目の「J1昇格」を果たすと、さらにその5年後の2010年にもJ2で3位となって3度目の「J1昇格」を達成した。結局、5年ごとに何かを起こしてきた歴史がある。今年は2015年。ゴールデンイヤーに井原監督は見事に「J1昇格」の切符を勝ち取ることが出来るのだろうか・・・。
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クラブ別エントリー(アビスパ福岡)
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