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[メルマ]　#192 クラブ別歴代ベストイレブンを考える。 (ジェフ市原・千葉編) (2012/5/4) | | |　

■　歴代ベストイレブン(ジェフ編)

J2のザスパ草津は、10周年を記念して、サポーターから「歴代ベストイレブン」を募集している。「2002年から2012年まで、ザスパ草津のトップチームに在籍した選手であれば誰でもOK！」ということで、どんな選手が選ばれるのか、楽しみだが、これに習って、各クラブの歴代のベストイレブンを考えてみたいと思う。ただし、J1、J2の40チーム全てのベストイレブンを選出するのは大変なので、オリジナル10に敬意を表して、とりあえずとして、オリジナル10のクラブから考えてみたいと思う。

なお、こういう企画ものには「正解」と言うものは、存在しない。したがって、「主観」や「好み」がかなり混ざってくることは、ご了承いただきたいと思う。ここでは、以下のようなルールを定めた。

　・スタメン11人を選出する。
　・スタメン以外にベンチ入りメンバー7人を選出する。
　・外国人は5人までとする。(スタメンは3人まで、ベンチは2人まで。)
　
注意点として、「そのクラブに在籍していたときに、どれだけ活躍・貢献できたかを重視する。」ということを記述しておく。そのため、必ずしも、能力の高い選手や実績のある選手を優先して選ぶわけではない。例えば、鹿島アントラーズでプレーしたFWベベトは、ワールドクラスのストライカーだが、肝心の鹿島でのプレーはさっぱりだったので、鹿島の歴代ベストイレブンの候補にはならない。

1回目が鹿島アントラーズ編で、今回は、ジェフ市原・千葉編である。このチームは、過去、主力が流出することが多くて、チームとしてのサイクルが短かったので、選考は難航が予想されるが、ゴールキーパー、ディフェンダー、ミッドフィールダー、フォワードと、ポジション別に考えていこうと思う。システムは、基本的には、そのチームでよく用いられたものを採用する。

ゴールキーパー

　→　ジェフのGKというと、加藤好男、下川健一、立石智紀、櫛野亮、岡本昌弘の5人の名前が浮かんでくる。GK加藤は、日本代表を経験したGKで、解説者やGKコーチとしてもお馴染みである。古河のときからゴールを守ってきたが、1993年に引退しているので、Jリーグでプレーしたのは、1年のみ。プレーした期間が短すぎるので、選考から外さざる得ない。

GK立石は、1993年に入団して、2008年に現役を退いているが、1998年に福岡にレンタル移籍した以外は、ずっと、このチームでプレーしている。レギュラー格としてプレーしたのは、2005年の後半から2007年までなので、レギュラーとして活躍した時期は短かったが、2005年のナビスコカップでMVPに輝くなど、インパクトを残した選手で、「遠藤キラー」としても有名である。16年間で、リーグ戦は103試合に出場しただけなので、控えが多かった。歴代ベストイレブンでも、彼をサブのキーパーとしたい。

スタメンは、やはり、GK下川だろう。188センチとサイズがあって、身体能力も高かった。1994年から1999年あたりまで、ジェフ市原の正GKに君臨し、このチームの顔の一人だった。当時のジェフは、守備の堅いチームではなくて、下位に低迷することが多かった。必然的に、相手に決定機を作られる回数も多かったが、最後尾のGK下川が超人的なセーブを見せて、失点を防いだ姿は印象深い。なお、GK下川は、日本代表でもプレーしており、1996年のアジアカップは、彼が正GKだった。しかしながら、チームとして結果を残すことが出来ず、GK川口の台頭もあって、ポジションを失ってしまった。

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◆　まとめ

　#192 歴代ベストイレブンを考える。 (ジェフ市原・千葉編) (2012/5/4)

　→　各クラブの歴代ベストイレブンを考える企画の第2弾で、今回は、ジェフ市原・千葉編です。ジェフは、若手が育ってきても、早い段階で他クラブに移籍することが多かったので、長期間、チームで活躍した選手が少なくて、選考に苦労しました。特に、ディフェンダーは、中心選手が入れ替わることが多くて、悩みました。一方で、中盤はタレントが豊富で、ピエール・リトバルスキ、ネナド・マスロバルといった選手をベストイレブンに選んでみました。次回(#193)は、浦和レッズ編となります。

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