61人目 : MF 三門雄大 (大宮アルディージャ→FC今治) ・・・ B+
→ 低迷する大宮でキャプテンを務めていたが相馬監督になってからは出番に恵まれず。ベンチ外が続いていた。サポーターミーティングでのとあるサポーターのMF三門に対する発言が話題になっているが結果が出ていないチームはどうしてもこういう話が出てくる。大宮はボランチの枚数が多すぎたので今夏に整理する必要があった。J3行きとなったが若手がたくさん台頭してきたFC今治で持ち前のリーダーシップを発揮することが期待される。35歳になったが運動量は健在。FC今治で貴重な戦力になる可能性は高い。
62人目 : MF アラン・カリウス (アル・アダラーFC→京都サンガ) ・・・ B+
→ 残留争いに巻き込まれつつある京都はFWピーター・ウタカへの依存度が非常に高い。ここに来てFW大前がゴールやアシストでチームに貢献しているがウイングの位置からゴールに絡める選手を必要としていた。ブラジル人アタッカーにかかる期待は大きい。「CFでもプレー可能」とクラブは紹介しているが左右のウイングの位置で起用される可能性が高い。動画を見る限りでは175センチながらがっちりした体格でパワーがある。運動量が求められる曹貴裁監督のサッカーを理解してフィットできるのか?がキーになる。
63人目 : FW 鈴木国友 (モンテディオ山形→ザスパクサツ群馬) ・・・ B+
→ 2020年は北九州、2021年は松本山雅でともに6ゴールを挙げた長身のストライカー。オフに山形に期限付き移籍したが13試合で1ゴール2アシスト。スタメンは2回だけ。FW藤本佳が怪我で長期離脱した後も出番は増えなかった。山形はFWディサロ・燦・シルヴァーノとFW藤原悠を獲得したので2人に弾き出される形になった。長身でありながらハードワークのできる選手なので極度の得点力不足に苦しむ群馬を救う活躍が期待される。ロングボールに対する競り合いにも強い選手なのでフォワードの軸になる可能性も。
64人目 : MF 小林祐希 (江原FC→ヴィッセル神戸) ・・・ B+
→ 日本代表として8試合に出場しているレフティ。東京Vユースで育った。オランダやベルギーで活躍したが近年はカタールや韓国でプレーしていた。MFセルジ・サンペールが長期離脱中。MF扇原はフィットせず。MF橋本拳は電撃退団となった神戸はボランチを必要としていたがこちらも電撃移籍となった。MF山口蛍とWボランチを組む可能性は高いがゲームを作ることが出来るボランチが必要だったのでハマる可能性はある。カタールや韓国で目立った活躍が出来なかった点は不安。若手の印象もあるが30歳になった。
65人目 : DF パク・ゴヌ (浦項スティーラース→サガン鳥栖) ・・・ C+
→ 各年代の韓国代表を経験している右サイドプレーヤー。DF飯野(→神戸)が流出したので右SB/WBで起用される可能性が高い。同じく新加入のDF長沼、ユーティリティー性の高いDF原田亘、左利きのDF中野伸などとのポジション争いになると考えられる。171センチなので背は高くないが運動量などが評価されているようだ。2022年12月31日までの期限付き移籍となるが年代別の韓国代表なので完全移籍で獲得するのはなかなか難しいと思われる。リーグ戦は残り約3か月。短い期間でどこまでチームに貢献できるか?
66人目 : MF ファン・アラーノ (鹿島アントラーズ→ガンバ大阪) ・・・ B-
→ 降格の危機を迎えているG大阪は積極的な補強を行っているがFW鈴木武蔵、MF食野亮、MF山本理に続いてMFファン・アラーノも獲得した。今シーズンは12試合で1ゴール。出番は限られたが2020年は30試合で4ゴール7アシストと活躍した。降格回避に向けてフロントはアグレッシブに動いているがアタッカーのポジションはMF食野亮も加入して飽和状態。MF山見、MF倉田、MF石毛、MF中村仁、MFウェリントン・シルバがいることを考えると蛇足感のある補強にも感じる。推定年俸は7,200万円なのでかなり高額。
67人目 : DF マテウス・トゥーレル (CRフラメンゴ→ヴィッセル神戸) ・・・ A+
→ 186センチ/83キロとサイズに恵まれた大型CB。2018年と2019年にU-20ブラジル代表に選ばれている。動画を見る限りでは身体的な能力は高くて1対1の対応は武器となる。フィード力も高い。降格の危機を迎えている神戸はDF菊池流が怪我のためしばらく離脱することになった。「CBの補強は急務」だったので新戦力のDFマテウス・トゥーレルにかかる期待は大きい。彼が期待外れに終わるようだと相当に苦しくなる。今シーズン終了までの期限付き移籍となる。フランスのモンペリエでプレーした経験を持っている。
68人目 : MF 山根永遠 (ザスパクサツ群馬→横浜FC) ・・・ B-
→ 広島ユース出身ながらC大阪でプロキャリアをスタートさせたアタッカー。父親は元Jリーガーの山根巌氏になる。金沢・水戸でもプレー。これまではJ2が主戦場だった。群馬では主に左サイドハーフで起用されて23試合で2ゴール2アシスト。際立つ数字を残しているわけではないことを考えるとサプライズ移籍と言える。このタイミングでJ1昇格を狙う横浜FCに引き抜かれるとは予想できなかった。守備の負担が大きい群馬では攻撃的な良さを出し切れなかったがスピードとミドルシュートが武器。潜在能力はかなり高い。
69人目 : DF 高木友也 (横浜FC→ザスパクサツ群馬) ・・・ B+
→ MF山根永とトレードのような形で群馬に移籍することになったがこちらは期限付き移籍となる。大学時代から名前の知られた左SB/WBだったがプロの世界ではやや苦戦中。今シーズンは序盤こそスタメンが続いたが途中で定位置を失った。最近はベンチ外が多かった。MF武田英やMF亀川がいるので出番は限られた。左SB/WBの専門家なので2人とは違って他のポジションでプレーできない点もマイナスに作用した。群馬はDF山中惇やDF小島雅が左SB/WBで起用されているが手薄なポジションである。いい補強と言える。
70人目 : DF 中塩大貴 (横浜FC→ギラヴァンツ北九州) ・・・ A-
→ 甲府から加入して2年目。開幕当初は「3バックの左」でレギュラーを確保。開幕ダッシュに貢献したが15節以降はベンチ入りの機会もなかった。出遅れていたDFガブリエウが復帰した影響を諸に受けたと言える。181センチなのでCBとしてはやや小柄な体格になるが正確無比な左足が武器となる。J3でプレーするのは初めてとなるがJ3で大きな存在感を発揮する可能性はある。攻撃の基点になれる選手である。波に乗り切れずにいる北九州の救世主になることが期待される。左足のロングフィードは一見の価値がある。
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