■ ゼムノビッチ監督になって2勝1敗2分け2試合を終えた時点で上野山監督が突如として辞任をした讃岐は開幕5連敗。最悪の出だしだったが7節で初勝利を挙げると以降は4試合で2勝2分けと負けなし。順位も13位まで浮上した。直近の10節はアウェイの鹿児島戦だったがオウンゴールで先制ゴールを許した後、MF川崎一とFW重松がゴールを決めて2対1で勝利した。後半44分にCKからFW重松が逆転ゴールをゲットしたが終了間際の劇的なゴールとなった。
5試合目からゼムノビッチ監督が指揮を執っているが同監督になってからは2勝1敗2分けとなる。賛否両論ある監督人事だったが「監督交代によって流れは大きく変わった。」と言える。今シーズンのJリーグは監督交代が非常に多くなっているがJ2の長崎や山形や愛媛FCも監督交代によって成績はupしている。「監督交代は劇薬」と言われるが一時的であるにせよ、監督交代前と比べて結果が出るようになるケースは多い。
出来るだけいい流れを持続させたいがアウェイの鹿児島戦は後半7分のMF酒本の一発レッドが試合の流れを大きく変えた。1対0と鹿児島がリードをしている状態だったがMF酒本の退場で鹿児島は数的不利になった。攻撃的なサッカーを展開する鹿児島は打たれ強いチームではないので攻め込まれると脆さを露呈する。鹿児島は苦手にしているセットプレーからまたしてもゴールを許して痛すぎる逆転負けとなった。