■ 大きな注目が集まるいわてグルージャ盛岡J3で最も注目が集まるのは岩手だろう。英会話スクールで有名な「NOVA」が経営権を取得した岩手はオフのJ3の移籍市場をかき回した。京都や町田で結果を残せなかった元・日本代表の秋田監督を招聘したのは驚きだったがDF牟田、DF中村太、MF後藤京、MF小谷、FW岸田、DF藤井航、DF有永など実力者をたくさん獲得した。得点源だったFW谷口海(→熊本)は流出してしまったが申し分ない補強が出来た。
外国人選手も粒揃いである。いずれもJリーグ初挑戦なので「どこまで日本のサッカーや日本の環境に対応できるのか?」は未知数と言えるがYouTubeにアップされている動画を見る限りではFWモライスも、MFモレラトも、MFヴァンデルソンも、FWブレンネルも能力の高い選手である。4人ともブラジル人選手になるが「J3で活躍して早い段階でJ1やJ2のクラブに引き抜かれても全くおかしくない能力がある。」と言える。
中でもストライカーのFWモライス、アタッカーのMFヴァンデルソンは要注目の選手になる。FWモライスは186センチとサイズに恵まれた屈強なストライカーで、MFヴァンデルソンはスピードとテクニックのある左利きのアタッカーになる。アジア人以外の外国人選手が在籍すること自体が珍しかった岩手は4人のブラジル人選手が加入して一変した。秋田監督次第で大きなサプライズを巻き起こしても何ら不思議はない。
スタメンのほとんどが入れ替わると思うのでチーム作りは難しくなるが新型コロナの影響でJ3の開幕が遅くなった点は岩手にはプラスに作用するだろう。しかも、岩手県は47都道府県の中で、唯一、新型コロナの感染者が出ておらず、関東や関西と比べるとはるかに自粛期間中の行動制限も緩かったと思われる。5月上旬から全体練習を再開しているが「どんなチームに仕上がるのか?」は興味深いところである。
■ 昇格1年目のFC今治昇格1年目のFC今治にも大きな注目が集まるだろう。「ありがとうサービス. 夢スタジアム」の収容人数は5,000人なので三密に対応するのはなかなか大変である。Jリーグに昇格して1年目で盛り上がるはずだったが新型コロナによって水を差されてしまったのでアンラッキーなところはあるが過去を振り返ってみてもJ3は高確率で昇格1年目のクラブが躍進している。「JFLとJ3の差はあまり大きくない。」と考えられる。
元・日本代表のDF駒野を筆頭にJリーグで実績のある選手をたくさん抱えている。同じく元・日本代表のMF橋本英もチームに在籍しており、経験値の豊富な選手が昇格1年目のチームをピッチ内外で引っ張ることになるだろう。攻撃陣はJリーグで実績のある選手が少ないのでその点は不安要素になるが2015年~2018年までJFLで4年連続でベストイレブンに輝いたFW有間潤がどれだけやれるのか?は注目点になる。
2019年は昇格1年目ながら10位と健闘した八戸がサプライズを起こす可能性はある。33試合で10ゴールを挙げたMF三田尚(→長野)が流出したのは痛いが主力の流出は最小限にとどまった。その上で補強はJFLの選手が中心になった。2018年までJFLで戦っていたので「JFLの選手の情報をたくさん持っている。」というアドバンテージを生かしてJリーグで通用しそうな選手をたくさん獲得して戦力アップに努めた。
中でも注目したいのはFW安藤翼になる。ホンダロックSCからの個人昇格になるが2019年はJFLで16ゴールを挙げる大活躍を見せた。弟のFW安藤瑞(町田)と同じでパワフルな選手である。中口監督とともにMIOびわこ滋賀から加入したFW黒石も大化けする可能性を秘めている。JFLで3度も最優秀監督賞を受賞している中口監督にとってもJリーグ初挑戦になる。国見高の3年生のときに全国制覇を経験している。
■ ラストイヤーとなるU-23の3チームJ2経験が豊富なクラブなので「サプライズ候補」に挙げるのは失礼かもしれないが降格して2年目となる讃岐も面白いメンバー構成になっている。元・愛媛FCの望月監督を招聘したが7人の大学生を獲得するなど積極的な動きを見せた。そのうちの何人は即戦力として活躍すると思うがテクニシャンのMF岩本和(関西学院大)、父親がガーナ人のFW栗田・マーク・アジェイ(静岡産業大)など面白い選手をたくさん獲得した。
さらに高卒のDF下川太(C大阪U-18)を獲得しており、横浜FMからは189センチの大型フォワードのFWブラウンノア賢信を期限付き移籍で借りることに成功した。その一方でDF武田有、DF市村、MF西弘則、FW木島良などが引退したのでチームは一気に若返った。2019年に経験を積んだMF中村亮やDF柳田やFW林友哉などがさらに成長して新加入選手とうまく融合出来たら面白いシーズンになる可能性がある。
YS横浜はシュタルフ悠紀リヒャルト監督になって2年目になるがFW浅川(→熊本)とFW進昂平(→群馬)が引き抜かれた。さらにMF奥田晃(→水戸)とDF河野諒(→水戸)も抜けたので中心選手がまたしてもたくさん流出しているが昨シーズンは下馬評を覆して13位と健闘した。積極的に若手を使う監督なので新しいスター候補は必ず出てくる。FWオニエ・オゴチュクウ・プロミス(高知中央高)がブレイク候補と言える。
U-23の3チームは2020年がラストイヤーになる。安定して実戦経験を積める貴重な機会がなくなってしまうのはもったいなく感じるがJ1も過密日程になるので最初はJ3からのスタートになったとしてもJ3で好プレーを見せることが出来るとすぐにトップチームから声がかかるだろう。FC東京ではDFバングーナガンデ・佳史扶やDF中村拓、G大阪ではMF奧野やFW唐山、C大阪ではFW藤尾やMF島村拓が注目選手になる。
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