▽ 2022年9月1日(木)の時点での評価▽ 期限付き移籍中の選手は対象外。
10位 : GK ビクトル (松本山雅) 1989年4月21日生まれ 191センチ/85キロ→ スペイン出身。2017年にFC岐阜に加入してJリーグキャリアがスタートした。2019年までFW岐阜でプレーして2020年はSC相模原でプレー。初のJ2昇格に大きく貢献した。2021年はJ2の山形でプレーしてオフにJ3の松本山雅に完全移籍したが定位置を確保。上位争いをする松本山雅を支えている。191センチなのでサイズに恵まれているが足元の技術も高くて「J3のキーパーの中で総合力は屈指」と言える。スペイン時代は下部リーグでプレーすることが大半。Jリーグに欧州出身のキーパーが増えるきっかけを作った。
9位 : MF インディオ (FC今治) 1998年1月14日生まれ 176センチ/82キロ→ 好調のFC今治の攻撃の中心になっているブラジル人のアタッカー。右サイドが主戦場となる。右45度からのミドルシュートが十八番になっており、このエリアは「インディオ・ゾーン」と呼ばれている。シュート意識が高くて「シュート数」はJ3で5位タイとなる41本。なかなか来日初ゴールが生まれなかったがここ7試合で5ゴール。上位対決となった22節の鹿児島戦(A)では圧巻のハットトリックを達成した。パワーがあって馬力を生かして自らシュートチャンスを作ることが出来る。慣れてきて更なる活躍が期待できる。
8位 : MF 藤岡浩介 (FC岐阜) 1994年8月13日生まれ 174センチ/68キロ→ 2021年のJ3で昇格1年目ながら大旋風を巻き起こした宮崎の攻撃の中心として活躍。28試合で10ゴールを挙げて3位躍進の立役者になった。去就が大いに注目される中、同じJ3のFC岐阜に加入。層の厚い攻撃陣の中で序盤戦はやや苦労したが8節の藤枝MYFC戦(A)で移籍後初ゴールを含むハットトリックの活躍で地位を確立した。10位と低迷するFC岐阜の中で奮闘しており、19試合で9ゴール3アシスト。得点王争いに絡んでいる。試合中は目立つわけではないが抜け目のない動きからゴールを奪うことが出来る。
7位 : MF 久保藤次郎 (藤枝MYFC) 1999年4月5日生まれ 167センチ/64キロ→ 大卒1年目ながら藤枝MYFCの攻撃の中心として17試合で8ゴール3アシストを記録しているが雷雨の影響で試合途中で中止になった21節のFC岐阜戦でもアシストを記録しているので実質4アシストになる。フォワードやアタッカーの選手でも十分すぎる成績を残しているがポジションは右WB。「ウイングバックの選手が得点王争いに絡む。」というのはJリーグの歴史を振り返ってみてもほぼ無かった話になる。ネックとなるのはポジション。右SBでプレーするのは難しいと思われる。右SHへのコンバートはあり得る。
6位 : MF 米澤令衣 (鹿児島ユナイテッド) 1996年7月20日生まれ 176センチ/65キロ→ J3通算で歴代2位となる58ゴールを挙げているウイングストライカー。C大阪U-23のときは2トップの一角でプレーしたが鹿児島では左右のサイドハーフで起用されるケースが多くなっている。最大の武器は巧みなトラップと左右両足の正確なシュートになる。裏への飛び出しも得意にしている。過去2年間は共に9ゴール止まりだったがC大阪U-23時代の2018年以来となる2桁ゴールをゲットした。20試合で10ゴール5アシストとベストイレブン級の活躍を見せている。誤解されやすいがC大阪ではなくて神戸の下部組織出身。
5位 : DF 嵯峨理久 (いわきFC) 1998年5月27日生まれ 166センチ/63キロ→ 右SBながら22試合で4ゴール7アシスト。たくさんのゴールに絡んでJ3でMVP級の活躍を見せている。青森山田高出身でGK廣末やDF高橋壱などが同期だった。当時は中盤の選手だったが大卒1年目の2021年にいわきFCで右SBにコンバートされて覚醒。JFLでベストイレブンと新人王に選出されている。最大の武器はドリブルで仕掛けてから精度の高いクロスをゴール前に供給することが出来る点。右SBの選手でこれだけ打開できる選手は少ない。懸念材料は166cmという身長。右SHに再コンバートされる可能性もある。
4位 : DF 安藤智哉 (FC今治) 1999年1月10日生まれ 190センチ/84キロ→ 愛知学院大出身で大学在学中にU-19日本代表に選ばれた経験を持っている190センチの大型CB。プロ1年目の2021年は15試合で1ゴールにとどまったが2年目の今シーズンは若手主体のチームに生まれ変わったFC今治の守備の要として躍動。19試合で4ゴール2アシストを記録している。最大の武器は圧倒的な高さと強さになる。空中戦の強さはJ3でナンバー1と言える。課題はフィード面。技術の高い選手ではないので上のカテゴリーで苦労する可能性はある。なので、所属先選びは相当に大事になるだろう。
3位 : DF 日高大 (いわきFC) 1995年3月14日生まれ 168センチ/62キロ→ 22試合で5ゴール4アシスト。J3でベストイレブン級の活躍を見せている。2017年に大卒でHonda FCに加入。2018年にはベストイレブンに選ばれた。2019年に東北1部リーグだったいわきFCに移籍。2020年と2021年はJFLでベストイレブンに選ばれた。結局、3度もJFLでベストイレブンに選ばれている。今シーズンがJリーグ初挑戦だったが圧巻のプレーを見せていわきFCの快進撃を支えている。左利きの左SBで、かつ、突出したスピードを持っていることを考えるとDF嵯峨(いわきFC)よりも人気を集める可能性大。
2位 : MF 小原基樹 (愛媛FC) 2000年3月9日生まれ 170センチ/63キロ→ 大卒1年目ながら愛媛FCの10番を背負っているアタッカー。特別指定選手だった2021年の磐田戦で決めたスーパーゴールは大きなインパクトを残したがプロ1年目から即戦力として活躍している。左SHで起用されているが攻撃の中心として18試合で4ゴール3アシストを記録している。スピードと技術が高いレベルで備わっており、左サイドから仕掛けるプレーを得意にしている。J3でプレーするアタッカーの中では最高級のポテンシャルを秘めており、争奪戦になるのは必至と言えるが「いきなりのJ1行き」も考えられる。
1位 : FW 横山歩夢 (松本山雅) 2003年3月4日生まれ 170センチ/65キロ→ 高卒2年目にして大ブレイクしたスピードスター。クラブOBのFW前田大と比較されるケースが多くなっている。2021年はJ2で16試合に出場して0ゴール0アシストだったが2022年は19試合で9ゴール1アシスト。「1年でのJ2復帰」を目指す松本山雅の顔になった。U-19日本代表にも召集されており、年代別代表での活躍も期待されている。松本山雅がJ2昇格を逃した場合はもちろん、J2昇格を達成できた場合でもオファーが殺到するのは間違いない。MF小原(愛媛FC)と同様で「いきなりのJ1行き」も十分に考えられる。
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