1人目 : GK シジマール (清水エスパルスなど)→ 「クモ男」の愛称で親しまれた草創期のJリーグを代表するスター選手の1人。来日1年目の1993年に記録した「731分間連続無失点」というのは現在もJ1における最長無失点記録になる。183センチなのでキーパーとしてサイズのある選手ではなかったが長いリーチを生かして好セーブを連発。一躍、人気者になった。2017年にはJ3の藤枝MYFCで数日間だけ選手登録されて「54才のJリーガー誕生」と話題になった。
2人目 : GK オ・スンフン (徳島ヴォルティスなど)→ 徳島ならび京都で正キーパーとして活躍した韓国人キーパー。2010年にJ2の徳島に加入したが、当時、外国人キーパーはGKキム・ジンヒョン(C大阪)くらい。言葉の問題と外国人枠の問題もあって「外国人キーパーを獲得するチームはほとんどなかった。」と言えたが終盤戦にポジションを確保した。GKオ・スンフンの成功によって「韓国人の高校生や大学生のキーパー」に注目するクラブが一気に増えた。
3人目 : GK ク・ソンユン (コンサドーレ札幌など)→ まだ高校生だった2012年にC大阪に加入。2種登録でC大阪U-18に在籍した。2014年までプレーしたC大阪ではGKキム・ジンヒョンの存在もあってチャンスはなかったが札幌に移籍すると才能が開花。目覚ましい躍進を遂げた札幌の正キーパーとして目立った活躍を見せており、2015年には韓国代表に選出された。195センチという破格のサイズを持った大型キーパーで韓国代表のレギュラーも狙える逸材。