■ バロンドールの行方欧州のサッカージャーナリストによる投票による、2005年のバロンドールに選ばれたのは、バルセロナのFWロナウジーニョだった。2位がチェルシーのMFランパードで、3位がリバプールのMFジェラードだった。
バロンドールにしても、FIFA最優秀選手にしても、どうも選考の基準がはっきりせず、不透明な印象だけど、今年に限っていればロナウジーニョかランパードのどちらかが受賞するのは確実視されており、結果としてロナウジーニョが受賞した。
まあ、順当な選考だとは思うが、今年に限って言えば、ボクはランパードの方がふさわしかったと思う。シーズンを通して、ヨーロッパで最も充実していたチームの大黒柱、そして、何より、チャンピオンズリーグでロナウジーニョと直接対決して、バルセロナを下している。(チャンピオンズリーグ・決勝トーナメントの1回戦の2ndレグのチェルシー×バルセロナ戦は、今年見た数あるゲームの中で、最もエキサイティングで、最もレベルの高いゲームだったと思う。名手のチェフを金縛りにさせたロナウジーニョのトーキックシュートは永久保存版だが、それに負けず劣らず、チェルシーが開始15分に奪った高速カウンターからの3ゴールは圧巻だった。)
得点力あり、運動量あり、現在世界で最も完成されたプレーヤーのランパードだが、マイナス面というと、コンフェデで優勝したロナウジーニョに比べて、イングランド代表での印象が薄かったくらいか。こういう賞は、派手な選手に票が集まりやすいし、仕方ないといえば仕方ない。
■ 私的な選考ちなみに、ボクが選考するなら、
1位
ランパード(チェルシー)
2位
ロナウジーニョ(バルセロナ)
3位
アドリアーノ(インテル)
4位
テリー(チェルシー)
5位
ジェラード(リバプール)
こんな感じで・・・。
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