■ 監督交代が噂されるが・・・。名古屋は26節を終えた時点で8勝11敗7分けで勝ち点「31」。11位に位置するがここ15試合でわずか1勝のみ。苦しい戦いになっている。11節を終えた時点では7勝2敗2分けで勝ち点「23」。FC東京に次いで2位に付けていたので「上位争いの中心」だったが急失速した。直近の15試合では19得点/33失点になる。開幕当初は「堅守」と言われたが失点数は大幅に増えており、得失点差はついにマイナスに突入した。
風間監督の去就が注目されているが複数のメディアが「近日中に解任される。」と報道している。後任監督としては元・鳥栖のフィッカデンティ監督の名前が挙がっているが報道どおりであればスタイルが真逆の監督に再建を託すことになる。風間監督は攻撃的なサッカーを志向するタイプだったがフィッカデンティ監督は守備重視の監督である。FC東京のときはFW武藤嘉を中心に据えて戦って年間4位になった実績がある。
16位の鳥栖との差が「4」なので残留争いに巻き込まれているが17位の松本山雅との差が「7」であることを考えると名古屋が自動降格する可能性は非常に低い。ここまで5勝のみの松本山雅がここから勝利をたくさん積み上げることは想像しにくい。また、同じ勝ち点「31」の湘南や浦和あたりは今の名古屋以上に苦しい状況になっているので「名古屋が16位になって参入決定戦に回る可能性」も決して高くないと言える。