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2023年12月17日 (日)

イスラエルのガザ虐殺を巡り、アメリカを非難の的にしたバイデン

フィニアン・カニンガム
2023年12月14日
Strategic Culture Foundation

 ガザの大量虐殺に甚だしく共謀したかどで、バイデン・ホワイト・ハウスはアメリカを世界的不評に陥れた。

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 今週、世界に恥をかく日に、ガザでの停戦呼びかけにアメリカは反対票を投じた。これは、アメリカがイスラエル政権による大量虐殺の共犯者であることを意味する。

 これ以上あからさまなものはありえない。国連193カ国のうち、153カ国(80%近く)が、即時停戦と、イスラエル軍による2カ月以上にわたる絶え間ない無差別爆撃に200万人以上の民間人がさらされているガザへの人道支援緊急提供に賛成票を投じたのだ。

 民間人に対する無慈悲な意図的な殺害だけでなく、パレスチナ人を「人獣」と呼ぶイスラエル政権によって水や食料、医薬品、燃料など全ての基本的な人道的必需品が遮断され封鎖されている。

 国連総会で暴力の終結を訴える大多数の国々にアメリカが反対票を投じたのは今回が2度目だ。アメリカは国連安全保障理事会で停戦を求める3つの決議にも拒否権を行使した。

 12月12日の最新の投票で、アメリカはイスラエルと少数の小国とともに和平の呼びかけに反対した。イギリス、ドイツ、オランダ、イタリア、ウクライナを含む他の23カ国は恥ずべきことに棄権した。

 同日、ジョー・バイデン大統領はワシントンDCで募金活動演説を行い、ガザに対する軍事的猛攻撃を行う際「より慎重にする」ようイスラエルに警告した。民間人に対するイスラエルの「無差別爆撃」は道徳的怒りや戦争犯罪ではなく広報活動問題であることをバイデンは懸念していた。

 それにもかかわらず、イスラエルが要求する全ての爆弾と兵器を供給して、イスラエルの「無条件」支持をバイデンは再び繰り返した。先週、議員による審査を必要としない緊急基金の一部として、イスラエルに1億ドル以上の戦車砲弾供与をホワイト・ハウスは承認した。バイデン政権は、140億ドル以上の規模に上る大規模軍事支援パッケージも可決するよう議会に働きかけている。

 ガザと被占領西岸地区のパレスチナ人に対するイスラエルの大量虐殺にアメリカは全面的に加担していると著名な国際法の権威者フランシス・ボイル教授は述べている。

 筆者宛ての電子メールで、大規模で組織的な暴力の継続を可能にしているイスラエルへのアメリカによる爆弾とミサイルの無条件供給から、国連での繰り返しのアメリカの投票権行使まで「全面的な」証拠をボイル教授は指摘した。

 占領地のパレスチナ人住民を抹殺する大量虐殺の意図をベンヤミン・ネタニヤフ首相を含む何人かのイスラエル指導者は公然と表明している。特に病院や難民キャンプへのあからさまな爆撃や女性や子どもの殺害はイスラエル政権が国際法を尊重していないことを示している。

 アメリカの支援をネタニヤフ首相は公式にバイデン大統領に感謝した。ガザでの作戦遂行上アメリカとイスラエルの軍司令部が連絡を取り合っていると公然と報じられている。

 東地中海へのアメリカ海軍配備はアラブ人やイスラム教国家や集団がパレスチナ人の防衛を支援するため介入するのを阻止することを狙っている。

 バイデン政権は二枚舌であると同時に臆病だ。ガザの民間人犠牲者に対する「懸念」を述べる一方、無辜の人々の吐き気を催すようなイスラエル政権の殺戮を全面支持している。大統領選挙が近づくにつれ、バイデンが懸念しているのは、虐殺が他の国々やアメリカ有権者にとってあまり良く見えないことだけだ。

 それゆえバイデンはイスラエルに「もっと注意するように」と不気味な助言をした。彼の助言は、子どもの大量殺戮を止めろというのではなく、より慎重にやるべきだということだ。

 バイデンと彼の政権は、絶望的に腐敗した歴史観を持った道徳的に病んだ精神病質者だ。今週ナチスのホロコーストがイスラエルの生存権とガザを「片付ける」権利の基盤だと大統領は語った。

 パレスチナの民間人を絶滅させるために、ファシスト・イスラエル国家がナチスの手法とアメリカの爆弾を使用している最中に。

 イスラエル軍は、アメリカ当局と緊密に協議し、ハマス過激派が潜伏していると思われるガザのトンネルに海水を注ぎ込む予定だ。20,000人近い民間人の死者を出した絶え間ない8週間以上のガザ爆撃はハマスを打ち負かしていない。今、イスラエルは、推定500キロの地下ネットワークを水浸しにしようとしている。

 のイスラエル人人質140人がハマス戦闘員とともに殺されてもイスラエルは気にしない。海水が全ての地下飲料水源や将来世代のための広大な農地を汚染するのを連中は気にしない。

 この絶望的で卑劣な措置は、1942年6月ナチスがプラハ大聖堂に殺到し、地下室に閉じ込もって抵抗する戦闘員を殺害したのを彷彿とさせる。数週間前にチェコ・レジスタンスは親衛隊司令官ラインハルト・ハイドリヒを暗殺していた。集団的懲罰として村全体に武装親衛隊が報復虐殺を行ったのだ。

 世界が目撃しているのは、ナチスのホロコーストのおかげで無法な特権を主張するユダヤ人政権による野蛮な行為の奇怪な繰り返しだ。

 イスラエル政権の大量虐殺犯罪と腐敗が、いずれこの国を崩壊させるとイリノイ大学で国際法を教えるフランシス・ボイル教授は長年予測してきた。

 悲惨な天罰への転落にイスラエルと共にアメリカ合州国も追加する人がいるかもしれない。

 ガザでの大量虐殺に甚だしい共謀をしたかどでバイデン・ホワイト・ハウスはアメリカを世界的不評に陥れた。ホワイトハウスは世界から非難されている。

記事原文のurl:https://strategic-culture.su/news/2023/12/14/biden-has-damned-united-states-over-israels-gaza-genocide/

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 スコット・リッターが語るガザの現状

Scott Ritter: IDF is retreating from GAZA, they are afraid, urban warfare with Hamas is suicidal 32:05

 Alex Christoforou CNNさえウクライナの不利を認めている。

 CNN Analysis: Ukraine has had a terrible week. Blame the US and the EU

CNN; Ukraine failure, US & EU to blame. Macron tells Putin, you have my number. Red Sea cargo fears 39:12

 イスラエル軍、白旗を掲げた人質三人を射殺 ネタニヤフは先が見えている。

 今朝の孫崎享氏メルマガ題名

田中角栄逝去30年を偲ぶ会関連シンポジウムでの発言:短期的に日中関係に明るい展望はない。日本の対中政策に臨む基本は①日本の外交安全保障政策は米国に追随する②米中関係は不安定に推移し、悪化の可能性はあっても良好になる可能性は低いことから構成

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