「大物」配下ギャング連中が世界を世話する様子をしっかりごろうじろ
2022年8月12日
フィル・バトラー
New Eastern Outlook
バイデン政権は、地球が今までに目にした最も横柄で殺人癖の、役に立たない政治家集団に違いない。連中は最も腐敗もしていると私は思う。ドナルド・トランプの少数の疑わしい動きに私は文句を言った。最近の出来事を見ていると、ロシアの人々の善良な性質だけが我々全員を全滅から救出したようてに私には見える。これが明らかなので、今世界中で活動しているバイデンの「天才」手先連中を見よう。
アフリカへの施し
実に素晴らしい記事をTwitterに投稿したアメリカ国連大使リンダ・トーマス-グリンフィールドから始めよう。こういう文章だ。
「今日、アフリカのため、議会承認待ちの新たな追加人道的資金と開発援助で、ほぼ1億5000万ドルを発表するのを私は誇りに思います。」
アフリカで、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣訪問の後、オルブライト・ストロングブリッジの前上級副社長は、おそらく彼女の発表の皮肉には何も考えなかった。ウクライナでの代理戦争には何百億ドルも注ぎ込みながら、何百万人もの餓死しそうなアフリカ人を助けるのに1億5000万ドル。何と、ためらいがちな貢献! 皆様には、メルク、ファイザー、アマゾン、リフト、マイクロソフトや他の多くの企業と結びついているバイデン大統領にいらついていただきたい。
長年、USAIDとアメリカとの商取引は、常にアメリカ企業が勝ち、アフリカ人が負けて終わるのを、アフリカが知らなかったかのようだ。これまで何世紀も、この大陸の人々は、彼らが提供するもの、彼らが得るべきものとと比べ、搾取され、虐待されてきた。Google、Apple、Dell、GlencoreやMicrosoftが、コンゴ民主共和国で児童によるコバルト採鉱に加担していることだけ話しているわけではない。私がアメリカ外交官だったら、アフリカに顔を出すのを恥ずかしく思うだろう。
最終的に、アントニー・ブリンケン国務長官もアフリカにいて、アメリカと「等しいパートナー」として、アフリカと協力したいと望んでいると言う。面白いのは、アメリカは何の話であれ、他のいかなる国も一度も「対等者」と見なしたことがないのだ。欧米・ロシアの混乱をご覧願いたい。ロシア人が望んでいたのは、自身の安全保障に関する発言権だけだったが、ブリンケンの上司は彼らの顔につばを吐いたのだ。先に進もう。
バイデンの中国との愛憎関係
皆様の見方次第で、動きは、前進、上方、下方だが、リベラルな精神異常者と連中の中国政策は一体どうだろう? 先日ほうきに乗って台湾に行ったナンシー・ペロシ下院議長に関し、一体どう考えるべきか、誰も分かっていないと私は確信している。最も強固なバイデン支援者さえ、あの狂気には、頭ぐらぐらする状態で取り残された。
中国は、アメリカの第一の敵と宣言するだけでは不十分であるかのように、大統領の息子ハンターが、一方では取引をし、一方で、クラックを吸うのを、わが国は見守るっている。それから、問題を一層混乱させるため、第七艦隊がペロシと台北に同伴して、もう一度、アメリカ国民全員に経済対策給付金を配るのに十分なガソリンを浪費している。頭がおかしい息子が、今度、親交を求めて上海に向かう際、この「大物」は、より大きい分け前を期待していると私は思う。なんてこった! 地獄であれ、他のどこにいようとも、カリグラは嫉妬しているだろう。
グリーンは新しい黒?
あるいはバイデンの大いに喧伝されたインフレ抑制法案は、アメリカ納税者を更に赤字にするのだろうか? 大西洋協議会は、この脱炭素化たわごとを、ヨーロッパや日本やオーストラリアを、この冬の凍結状態を気分良く感じさせるための政治的てことして利用している。こういうことだ。代替エネルギーが何光年も先の話なのに、現在の可能性から、バイデンは、気候インチキで我々をだました同じ企業海賊に、3700億ドルの税金優遇措置を提案している。皆様は、エクソンが多少グリーンにすべく、いくつかの井戸を閉めるのを知っている。我々納税者だけが石油ポンプの両端で負担させられる。
地球で生産されるエネルギーの80%が化石燃料由来だ。我々は、何十億ではなく、何百兆について話している。これら産業を運営する投資家や経営者は、それが全てなくなるまで、我々を石油やガスや石炭への依存から脱却させるのに全く興味はない。緊急事態が深刻になると、我々を救うためだと、連中は我々に更に多く支払わせ、勝者になる。ゲームは、こうして機能する。地球上のあらゆる首都のタクシー運転手全員これを知っている。そして我々はEUには野望が皆無だと知っている。イギリスとアメリカがロシアのガス栓を閉めたら、ドイツはロンドンに再び爆弾投下する準備ができている。ラインラント-プファルツ州ワイン生産者の歯がガタガタ鳴り始め、BMWはキーッと急停止しようとしている。本当に皆無だ。バイデンは、更に多くの石油のために、サウジアラビアで跪いたのを覚えておられるだろうか? グリーンは新しい赤だ。信じて頂きたい。
この「大物」は決して休まない
一方、世界で何億人もが焼け付く中、名誉を傷つけられた長男ハンターを含め、バイデン大統領と家族はサウスカロライナ州のキアワ島で休暇を過ごしている。このバリアー島は、私にとって、かつて大好きなゴルフの場所だったから、そこの2000万ドル大邸宅での彼の無料滞在は私をいらいらさせると認めざるを得ない。今アメリカの不器用なマフィアは、そこをたまり場に使っている。有名ヘッジファンド創設者ジェームズ・アルウィンの未亡人が所有する大邸宅は、この「大物」が彼の地位で手に入れたもう一つの役得だ。
興味深いことに、あるいは詩的に、エートス・キャピタルは、バイデンの見事なインフレ計画から、まんまと利益を得るはずの気候変化ファンドを持っている。いや私は冗談は言っていない。アメリカ大統領と、ばか息子は、彼が提案した最近の法律で大きく儲ける可能性が高い連中の所に滞在している。下記は、このヘッジファンド・サイト文章抜粋だ。
「エートスは気候変化を解決するため、資本市場を使うと決心している。我々は炭素市場で積極的で、投資家が大きな利益を生み出す重要な機会があると考えている。企業に温室効果ガスの排出を減らすのを奨励すべく、益々市場が使われると考えている。」
それが、老人性痴呆症の男が最近私の国を動かしているレベル、横柄さのレベルだ。前大統領の家を、いやがらせ、侵入するため司法省とFBI利用をしたが、これはアメリカ史上未曾有のことで、我が阿呆大統領は、我々が干からびるまで絞り取る悪徳金融業者から饗応を受けるべく出発する。ほとんどの人々は分かっていないが、エートス・キャピタルのような企業は、本質的に経営危機企業の債権を買い占めることを意味するTrade Claimとして知られるもので、莫大な利益を得るのだ。
任期があと二年の現職大統領が、膨大な企業債務に、どのように否定的あるいは肯定的影響を与える可能性があるか指摘する必要はないと私は思う。またしても、この「大物」はたっぷり利益を得る立場にある。あるいはハンターはそうだ。なんという休暇だろう。
フィル・バトラーは政策研究者、評論家、政治学者で東ヨーロッパ専門家で「Putin’s Praetorians(プーチンの近衛兵)」という最近のベストセラーや他の本の著者。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。
記事原文のurl:https://journal-neo.org/2022/08/12/watch-closely-as-the-big-guy-s-gang-wrangles-the-world/
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怪像内閣。こういう連中を選ぶ感覚がすごいのか、こういう連中しかいないのか。統一教会党怪物動物園。
長周新聞
植草一秀の『知られざる真実』
東京新聞
日曜版「クリミアで爆発などの事象激化、ゼレンスキー大統領はクリミア奪還を宣言! ウクライナ紛争は、米国供与の新兵器によってギアをまた上げた!」
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コメント
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カルトと言えば、「ゼロ炭素」とか、「温暖化防止」とかも、一種のカルトだと思います。
夜間はもちろん、雪の日も雨の日も使えない太陽電池発電に、どれだけ頼れるのでしょうか。
原子力発電に反対する意見はそれなりにあるようですが、自動車の製造と販売を禁止すべきとの意見は、あまりないようです。
今日、自動車はますます大型化、グロテスク化し、最大の二酸化炭素の排出源であるにもかかわらずです。
自動車の方が、原発よりも、はるかに多くの人々を殺傷しているにもかかわらずです。
携帯電話を製造するための金属を得るために、多くの自然が破壊されているのに、平気で携帯電話を使う人々。
朝シャンなどと言って、1日に2回も風呂に入るのに、ちっぽけなビニール袋を節約して、何の役に立つのでしょうか。
ビニール袋を節約すれば温暖化防止のためになるなどといった馬鹿げた意見は、数枚のビニール袋を燃やしても、決してお風呂は沸かないことで、論破されます。
数値の大小の比較ができないことは、カルト思想の特徴の1つです。
投稿: まだ ない | 2022年8月22日 (月) 02時17分