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2020年7月28日 (火)

隔離と領事館を巡る米・中の口論は続く

2020年7月24日
Moon of Alabama

 外国から中国に入る外交官がCovid-19検査と検疫隔離を受けるという中国の要求への報復で、アメリカはヒューストンの中国領事館を閉鎖した。私が読んだ、どのアメリカ・メディアも、Moon of Alabamaが最初に報じた事実を、まだ確認していない:

国務省の動きの言及されていない理由は、中国に戻るアメリカ外交官のウイルス検査と隔離を巡る口論だ。
口論は継続している。アメリカ外交官は戻っておらず、武漢の領事館はまだ再開されていない。ヒューストンの中国領事館を閉鎖するアメリカの命令は、明らかに、アメリカ外交官に対する検査と検疫隔離要求を撤廃するよう中国に迫る取り組み試みだ。

 中国最重要の英語メディア、Global Timesは二人の専門家に尋ねた。二人とも我々の報道を裏付けた。

復旦大学国際研究院所長 吴心伯

私の理解では、それは北京に、中国内のアメリカ外交官を、より多く戻すよう圧力をかける動きだ。Covid-19発生以来、アメリカは、中国から非常に多くのアメリカ外交官と国民を大急ぎで避難させた。今ワシントンは、彼らが中国での任務を続ける時期だと信じている。だが彼らの復帰に関する交渉は、非常に順調には行かなかった。

復旦大学アメリカ問題研究センター教授 韦宗友

アメリカ外交官と家族の中国復帰の条件に関する交渉で、 中国とアメリカが動きが取れなくなって、かなり長い。ヒューストンの中国総領事館を閉鎖の厳しい必要条件は、この論争に関するアメリカの報復と見なすことができる。

 アメリカ・マスコミは、いまだに、ばい菌国の国務省の不当な要求に気付かないかのように振る舞っている。もし中国が新たに到着する外交官を検査と検疫隔離から免除すれば、中国は、更なるCovid-19発生の危険をおかすことになるのだ。

 中国は成都のアメリカ領事館を閉鎖するという同等の命令で、ヒューストンの領事館を閉鎖するアメリカの命令に反撃した。だが、これらマスコミ説明の狙いが、どれだけ異なっているか留意願いたい。

アメリカが中国の「新しい圧制的権力行使」に対して厳しく非難するにつれ、金曜、北京は、二大国を更に深い分割に追いやるおそれがある報復的動き、成都のアメリカ領事館閉鎖を命じた。

今週、ワシントンが、中国に、ヒューストン領事館を閉鎖するよう言い、違法に活動していると、中国外交官を非難した後、北京は自身の行動は正当だと主張し、関係悪化はトランプ政権のせいだとした。
トランプ政権は、中国当局者が否定している主張である、非合法スパイ行為と、影響力工作の中枢になっていたので、ヒューストン領事館の閉鎖が必要だったと述べた。
四川省成都の領事館、中国本土内のアメリカ領事館五館で最西端のものの閉鎖で、アメリカは、中央アジア全体への中国商業拡大の中枢都市を失うことになる。中国の極西部にある、二つの時々反抗的な地域、新彊とチベットに関する情報を集める上で、成都は最も貴重な外交上の前哨基地でもある。

両地域は、これまで人権侵害の国際非難を招いた広範な取り締まりが強化されていた場所だ。

 ヒューストンの中国領事館は、いかなる証拠もなしに「非合法スパイ行為と影響力行使作戦の中枢」と非難されている。ニューヨーク・タイムズによれば、成都のアメリカ領事館は「新彊とチベットに関する情報収集」に関与しており、中国に対するエセ「人権」キャンペーン、つまりCIA情報工作にも使われる。描写はなぜ、これほど違っているのか?

 アメリカは、中国がアメリカに置いているより、ずっと多くの外交官を中国に派遣している。従って、中国人工作員がワシントンやヒューストンや他の場所でしているより、アメリカが中国で極悪非道なことをする工作員が、より多くいるのは確実だ。

 一月と二月に避難していた一部のアメリカ外交官は、今中国に戻りつつある

Covid-19検査と検疫隔離手順に関する意見が合わない中、ワシントンと北京は、アメリカ外交官をどのように帰すべきか、フライト頻度や、何人搭乗させられるかなど、何週間も交渉している。

 それでもなお、これら外交官の検査や隔離を、どのように処理するか依然不明だ。中国がその要求に執着し、アメリカが、この問題に関して譲歩する可能性だ高いと私は思っている。それはもちろん、マスコミが読者には知ってほしくないもう一つの問題だろう。

記事原文のurl:https://www.moonofalabama.org/2020/07/us-china-spat-over-quarantine-and-consulates-continues-.html

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 吴心伯、韦宗友、ローマ字では、Wu Xinbo、Wei Zongyou。

 Newsweek 記事 7月28日記事
 遠藤誉(中国問題グローバル研究所所長)

米中戦争を避けるため中国は成都総領事館を選んだ

 改憲はできず、会見はせず、マスクは更に配るが、土管にもぐった元の木阿弥ひきこもりマリオ。

 『激突! 遠藤vs田原 日中と習近平国賓』を読んだ。『チャーズ』も読みたいと思うが、新本はないので図書館で借りよう。

 日刊ゲンダイDIGITAL

米中“総領事館抗争”裏で…駐日大使1年以上不在の異常事態

 LITERA

大阪のコロナ感染拡大に和田アキ子が「大阪モデルと言ってたのに」…それでも吉村洋文知事は市中感染をごまかし自粛呼びかけを拒否

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