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2018年12月 9日 (日)

とうとう主要共和党上院議員の支持を失いつつあるサウジアラビア

2018年12月5日
Juan Cole
Truthdig

 サウジアラビアが、アメリカから欲しいものの中には、対イエメン戦争支持と、アメリカ兵器企業からの最新技術軍事兵器の購入許可がある。共和党大物上院議員が、ジナ・ハスペルCIA長官の秘密ブリーフィングに対応して、そのいずれも今大きな危機にある。

 ハスペル長官は、たった8人の恣意的に選んだ上院議員にプレゼンテーションした。その中の二人、退任するボブ・コーカー上院議員(共和党- テネシー州)も、リンゼー・グラム上院議員(共和党-サウスカロライナ)も、ブリーフィング後、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子がイスタンブールのサウジアラビア領事館で反体制ジャーナリストで「ワシントン・ポスト」コラムニストのジャマル・カショギ暗殺を命じ、管理したことに全く疑いを持っていないと語った。

 先週上院で、マイク・ポンペオ国務長官とジム・マティス国防長官は、CIAは皇太子を殺人に決定的に関連づけてはいないと証言した。

 コーカー議員は、ブリーフィング後、もしビン・サルマーン皇太子が、陪審の前に出頭したら、「彼は30分で有罪宜告されるだろう」と述べた。

 グラハム議員は言った。「発砲直後の煙が出ている銃(動かぬ証拠)はなく、煙が出ているノコギリがある。カショギ氏殺害が、MbS配下の連中に計画され、組織化され、彼が複雑に関係していたという結論に到達しないためには意図的に目をつぶらねばならない。」彼は「これが皇太子なしで起きた可能性はゼロ - 皆無- だ。」と付け加えた。

 グラハムは、ビン・サルマーンを「頭がおかしい」と痛罵し、彼は将来、サウジアラビアの武器購入に賛成投票をするのは困難だと言った。「もしサウジアラビア政府がこの男の手中にあるなら、彼は狂っていて、危険で、二国間関係を危うくしているので、ビジネスの可能性は非常に難しいと思う。」グラハムは、トランプに批判的だったが、後に大統領に同調しているように思われたが、サウジアラビアの件では、今彼に反対している。

 この雰囲気は、ビン・サルマーンが前進する上で実際の問題となる。今週末、上院は、サウジアラビア率いるイエメン戦争からの撤退決議について投票することが予想される。2015年から、アメリカは、戦争準備や目標設定に関し、サウジアラビアとアラブ首長国連邦への助言に加え、空中給油や、他の兵站上の支援を提供してきた。

 ブリーフィングが上院議員8人に限定されていたことに、ランド・ポールが「闇の国家」に不平を言う状態で、他の92人の議員の間で、論争の的になっているのが分かった。

 ビン・サルマーンの常軌を逸した犯罪行動は、トランプと彼の政権同様、イギリスとロシアの政府にも黙認された。だが上院公聴会は、ビン・サルマーンが、アメリカ政府の、少なくともタ立法府では、その行動の結果と直面するだろうことを示唆したのだ。

記事原文のurl:https://www.truthdig.com/articles/bin-salman-is-finally-losing-support-from-key-gop-senators/

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 数日前、テレビで、議員が、「関与していないことはありえない」と言う映像を見た。共謀さ、傲慢さ、どこかの誰かも一緒。

 傲慢さで言えば、フランス、つもりつもった長年の庶民搾取政策への不満が「黄色いベスト」運動になっているので、燃料税引き上げ延期ではおさまるまいという。支持率も急落。

孫崎享氏の今日のメルマガも、黄色いベスト。題名をコピーさせていただこう。

NYT「黄色いベスト運動は他の民衆運動とどこが違うか」、ガソリン税値上げ反対からより多くの賃金要求に変化、極右、極左、他政党、組合との関係ない自発的動き。既存社会、「グローバル・システムでの勝者」への強い憎悪。政府要求理解せず。

 対照的に、やりたい放題傲慢暴政でも信じがたい支持率が続く奇特な属国もある。

 今日の日刊IWJガイドの一部をコピーさせていただこう。鈴木宣弘教授、大本営広報部呆導番組が、コメンテーターとして出席をお願いし、十分な発言時間を保障した実績があるだろうか? 余りに正論なので、決して、呼ぶまい。

 ■はじめに~ 「溺死した方が3名ですか?」「私はその事実を知らない」~ 違法な労働環境で酷使され、亡くなった外国人労働者を黙殺しようとする安倍晋三総理!/【安倍政権による「売国政策」シリーズ特集再配信 】本日午後7時より、岩上さんによる鈴木宣弘・東京大学教授インタビューを冒頭のみフルオープンで再配信します!

【安倍政権による「売国政策」シリーズ特集再配信 1・IWJ_Youtube Live】19:00~「『食料は武器、標的は日本』TPP11、日米FTA、日欧EPAで日本農業は壊滅!安倍政権に貿易政策は任せられない!~6.11岩上安身による東京大学大学院農学生命科学研究科 鈴木宣弘教授インタビュー」
YouTube視聴URL(冒頭以降は会員限定): https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867
ツイキャス視聴URL(冒頭のみ): https://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/424311

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