偽旗作戦大量生産: EU、Euro、& NATOが配下に人々を抑圧するよう命令している
Peter Koenig
2016年7月20日水曜日 12:27
The 4th Media
ドイツはバイエルンのビュルツブルクで新たな偽旗事件が起きた。若者が列車の中で、四人の乗客を攻撃し、更に街頭で通行人を襲った。同じ光景が、早いリズムで繰り返されている。パリ、ブリュッセル、ニース、バングラデシュ… 同じパターン、同じ動機 - しかも同じテロ集団が、自分たちがやったと主張している。
ウソとプロパガンダは益々目に余るものとなり、我々民衆は、それを飲み込まされるだけだ。いかなる質問もできない。一体いつまで? 我々がすっかり軍国主義化され、監視されずには動けなかったり、不服従のかどで殺害されたりするほど手遅れになるまで?
これから一体どれほどの間!
世界の同国人の皆様、一体いつまで、我々は彼らに指示し、金を払っている支配層に奉仕する目的で、当局が我々に信じさせたがっているものを眺め、受け入れ続けるのか教えて頂きたい? 大企業と金融の支配者連中は、民主主義の棺桶に最後の釘を打ち込むために軍国主義化された社会が必要なのだろうか? 主権? 個人の自由?
これから、いつまで?
スイスやドイツの様々なマスコミが報じている通り、7月18日、バイエルン、ビュルツブルク近くの列車内で、一年前難民としてドイツにやってきた17歳のアフガニスタン国民とされる人物が、旅行中の香港人の一家と、通行人を斧とナイフで攻撃し、5人全員を負傷させ、二人に重傷を負わせた。
彼の動機とされるものは - コーランを信じない人々、不信心者への報復だった。msmは攻撃の間、目撃者たちよよれば - 目撃者たちとは一体誰だろう? - 繰り返し“アラー・アクバル” (“神は偉大なり”)と彼は叫んだと報じている。
列車が音を立てて急停車した際、実行犯とされる人物は飛び下りて逃走した。走りながら、通行人を攻撃したとされている。
偶然(msmが使っている言葉だ)その地域にいた警察の特別部隊が、青年を追跡し、連中が‘自衛’と呼ぶもので彼を殺害した! - 素晴らしい! - 完全武装したドイツ警察特殊部隊員が、斧とナイフしか持たない17歳の少年を、自衛のために殺害したのだ!
ごらんあれ。またしても死人に口なしだ。
だから、ビュルツブルクのOber-検事は、今や何であれ、好きなように、ふさわしい目的をでっちあげられる。攻撃から数時間後、ISISが、攻撃は自分たちによるものだと主張し、テロリストとされる人物が‘復讐’声明をしているビデオがあらわれ、彼が借りていた部屋で、警察が手製のIS国旗と、父親宛の別れの手紙らしきものが見つかった。
この若者 - ‘テロリスト’の名は、この文を書いている時点では不明だ。
今朝、アマクと呼ばれるISIS-ダーイシュのプロパガンダ・ウェブサイト、このインターネットサイトの黒幕が一体誰か、実際に調べられた方はおられないだろうか? - が’私は「イスラム国」の兵士で、ドイツで聖なる作戦を開始するところだ’と宣言する若いISIS兵士が映ったビデオを公開した。
しかも、その若者は、ドイツの捜査官たちがビュルツブルクの‘テロリスト’が列車攻撃で使用したのと同一のものかどうか解明しようとしているナイフを振り回している。
私はふざけているわけではない。これが、ドイツとヨーロッパのマスコミが、大衆に信じ込ませようとしているものだ。連中のウソの中で、益々酷くなっているのは、こうした偽旗の後に残される、犯罪をおこなった本当の実行犯、殺害された人々に対する刑事当局の配慮が皆無なことだ。パリ、サンベルナルディーノ、オーランド、ブリュッセル、ニース、バングラデシュ -- リストは延々続き、しかも拡大しつつある。
これは、CIAが率いる新たな‘グラディオ’、ポール・クレイグ・ロバーツ氏が適切に表現しておられる通り - あらゆる自由な発想を破壊し、恐怖を広め、市民を従順にするのだ。‘グラディオ’というのは、第二次世界大戦後に、フランスと、何よりもイタリアの共産党を壊滅するため、CIAが計画し、率いた作戦の暗号名だった。
何年も後に、一連の偽旗作戦は、捜査をした裁判官によって公式に真実が暴露されたが - 人々が、出来事に結びつけるには遅過ぎ - 作戦は成功した。左翼は分裂し、打撃をあたえられた人々は恐怖のもとにおかれ - ソ連と呼ばれた‘恐るべき’危険に対するエセ冷戦を支持させられた。 - クイ・ボノ、誰の利益になるのか?
当時の1960年代 / 1970年代でも - 現代でも、当然、人類の略奪者である軍産複合体、アメリカ政府の黒幕たるごく少数の支配層、NATOとヨーロッパ傀儡諸国のためになる。
人々は恐怖から更なる警察や軍隊による保護を要求するようになる。ヨーロッパの傀儡政治家連中が各国の議会で、永久戦争状態を可能にするよう、法律や憲法改訂を易々と成立させ、戒厳令が、各国で法制化されるようにすることなど朝飯前となる。
フランス革命記念日の偽旗ニース虐殺の後、最初に起きる可能性が高いのは、恒久的な非常事態化、実質上の戒厳令だ。
グラディオ作戦
ブリュッセルにいる、選挙で選ばれたわけでもないごく少数の人々の集団によって、現在、密室で、秘密裏に‘交渉されている’TTIP (環大西洋貿易投資連携協定)のような、‘支配層’が、国民に押しつける将来の蛮行によって生じる可能性がある、あらゆる人々の抗議行動を抑圧するために、ヨーロッパは軍国主義化されなければならない。TTIPが、EU加盟諸国によって、もし調印され、批准されてしまえば、国家の主権ある裁判所や、法体系を、大企業の私営法廷が越えてしまうことになり、ヨーロッパ諸国民は、不幸の道に取り残され、むき出しの奴隷状態となる。
軍国主義化には、NATOが、更にロシア包囲を進め、更にロシアを挑発して、当然、聖なるアメリカではなく、ヨーロッパで演じられるべき、第三次世界大戦をおこさせるのを可能にする差し迫っているNATO脅威から、人々の関心をそらす狙いもある。もちろん、アメリカで、そんなことはさせない。
ヨーロッパが、アメリカ政府がけしかけた戦争で破壊されるのは、ここの百年で三度目になる。人類が全滅させられる可能性が非常に高い。
あるいは、連中が押しつけた世界ホロコーストの間はシェルターに隠れていた支配層用にとって、十分なだけの農奴が残るかも知れない。埃が納まる頃には、連中は常に求めていたものを手にいれる可能性がある - 地球に残された天然資源を、それを守り、73億人のと分け合う必要無しに、全て連中のものにできるのだ。
この悪の集団の最終的な狙いが、世界のエネルギー、人々と、金融を巡る全領域における支配だということを想起しよう。
この計画は何ら新しいものではない。70年代に、極悪非道なビルダーバーグ・ソサエティーの支柱、ヘンリー・キッシンジャーが‘エネルギーを支配する者は、全ての大陸を支配し、食料を支配する者は、人々を支配し、金を支配する者は、全世界を支配できる。’と言って、編み出したものだ。
間もなくそうなる可能性があるが、いまならまだ止められる。まだ遅過ぎるというわけではない。最も直接的な方法の一つは、欧州連合、ユーロの解体と、ヨーロッパからのNATO除去だ。BREXISが、我々に希望を与えてくれている。これは既に、このブリュッセルの非道な封土内にいる他の国々にも、離脱するよう鼓舞している。
ヨーロッパ人を抑圧している三つのくびき- EU、ユーロ、NATO -のいずれも そもそもヨーロッパが考えたものではない。この三つは、第二次世界大戦中、あるいはそれからまもなく出現した、自分たちの願望を実行し、そして、いまだに実行し続けている、アメリカ合州国の黒幕たる見えざる支配者連中による、権謀術数的な秘密構想だった。手先連中が、傀儡連中に、民衆を弾圧するよう指示するものだ。
我々が光明を見られるまでに、一体どれだけの虐殺が必要なのだろう?
Peter Koenigは、経済学者で、地政学専門家。彼は元世界銀行職員で、世界中で、環境と水資源について広範囲に働いた。彼は、Global Research、ICH、RT、Sputnik News、TeleSur、The Vineyard of The Saker Blogや、他のインターネット・サイトに良く寄稿している。彼は事実と、世界銀行での世界中での30年間という経験に基づいたフィクションの「Implosion - An Economic Thriller about War、Environmental Destruction and Corporate Greed」の著者でもある。彼は「The World Order and Revolution! - Essays from the Resistance」の共著者でもある。
記事原文のurl:http://www.4thmedia.org/2016/07/false-flags-in-massproduction/
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翻訳を終わったところに、ミュンヘンで銃撃事件。文字通り、偽旗作戦大量生産。
大本営広報部、Brexitの不具合なことだけ大げさに報じ、こうした観点は報じない。
特に、TPPのふたご、TTIP (環大西洋貿易投資連携協定)への影響については。
2016年4月28日、同じ筆者のTTIPに関する重要記事を翻訳してある。合わせてご一読願いたい。
EUは“アメリカ植民地になるか”? 環大西洋貿易投資連携協定 (TTIP)は、ヨーロッパの主権を破壊する
植草一秀の『知られざる真実』の7月21日記事で、今回の参議院選挙結果とTPPとの関係が明快に説明されている。
真剣に検討するべき東日本の分離独立
下記のくだりを読んで、高江の機動隊を思った。殺害はしていないが、大変な乱暴狼藉に見える。Paul Craig Roberts氏のいう、イスラエルのパレスチナ占領部隊の手法で訓練されているアメリカ警官という話も思い出す。誰を守るためにある集団か、はっきりとわかる。フランス、トルコに続いて、ドイツも戒厳令状態にするのだろうか。高江は、既に戒厳令状態だ。
偶然(msmが使っている言葉だ)その地域にいた警察の特別部隊が、青年を追跡し、連中が‘自衛’と呼ぶもので彼を殺害した! - 素晴らしい! - 完全武装したドイツ警察特殊部隊員が、斧とナイフしか持たない17歳の少年を、自衛のために殺害したのだ!
高江については、日刊IWJガイド・ウィークエンド版冒頭をそのまま引用させていただこう。
■■■ 日刊IWJガイド・ウィークエンド版「緊迫する沖縄・高江!機動隊がついに市民を『強制排除』!IWJは引き続き現地から中継中!/都知事選の主要争点『築地市場移転問題』について、IWJ高橋敬明記者が中澤誠氏と水谷和子氏にインタビュー!/鳥越俊太郎氏の『女性スキャンダル疑惑』、その真相とは?」2016.7.23日号~No.1408号~ ■■■
(2016.7.16 8時00分)おはようございます。IWJで主にテキスト関連の業務を担当している平山と申します。
昨日7月22日早朝、沖縄県高江で、沖縄防衛局はヘリパッド建設に向けた工事再開に着手しました。21日深夜から機動隊が続々と投入され、高江N-1ゲート前で座り込みの抗議を行っていた市民の「強制排除」を開始。機動隊は、抵抗する市民を「ゴボウ抜き」したり、レッカー車で市民の車両を移動させるなどし、高江N-1ゲートに通じる県道のスペース確保に躍起になっています。
IWJでは、21日夜から22日朝にかけて行われた機動隊による市民の「強制排除」の模様を、ツイキャスで中継するとともに、TwitterのIWJ_AreaCh1で断続的にレポートしました。ぜひ、下記アカウントからご覧ください。
※Twitterの@IWJ_Areach1
https://twitter.com/iwj_areach1東京のIWJ本部からは、7月19日夜から原佑介記者と中継市民が現地入りしていましたが、7月21日にはさらに城石裕幸記者兼カメラマンも合流。原記者とバトンタッチするかたちで、城石記者は7月24日まで現地取材を続けます。
琉球新報と沖縄タイムスの2紙を除き、既存大手メディアによる高江の現状に関する報道は、決して多いとは言えません。しかし、IWJでは、市民による抗議の最前線に密着し、中継・取材を続けています。
高江での取材には、交通費や宿泊費等、多額の経費がかかっています。IWJがこれからも精力的に取材が行えるよう、IWJの定額会員にご登録いただくか、ご寄付・カンパでのご支援をお願いいたします。
※IWJ定額会員へのご登録はこちら
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php※ご寄付・カンパはこちらからお願いいたします
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