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はてなキーワード: 核実験とは

2024-11-23

anond:20241123010817

明日NPTから脱退して核実験設備を作り始めても、核弾頭生産ラインが稼働するまでにはトランプ政権が終わってんじゃねえか

4年以内に実戦配備は無理だろ

その頃には中国保有核弾頭数は1000発近くになるって言われてたけど

2024-10-13

日本共産党「被団協は被爆者面するな」「社会主義国核兵器侵略防止のためのもの

ブレない党さん、さすがにやばすぎる

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E6%B0%B4%E7%88%86%E7%A6%81%E6%AD%A2%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8D%94%E8%AD%B0%E4%BC%9A

1962年ソ連核実験再開

1962年原水協8回大会最中ソ連は再度の核実験を行い、再び昨年と同じ衝突が起きた。この大会で「いかなる国の核実験にも反対」という文言を巡り、共産党系代議員は「われわれは『いかなる国の核実験にも反対』という考えには賛成しかねる。なぜならソ連核実験アメリカと違って戦争を防止するためのものからであるソ連による死の灰は甘んじて受けます」と述べた。この発言に対し、一被爆者は「私たちの願いは、いかなる国のものであっても、核実験には反対です」と反論したが、共産党代表から被爆者面をするな!」と怒鳴りつけられた[18]。結局大会は混乱したままに終わった。日本共産党代表は「核戦争の根源であるアメリカ帝国主義を日本アジアから追い出せ」と、ソ連核実験に対する批判をしないばかりか、むしろそれを擁護したまま、反米を中心に置いた反安保基地闘争視野に入れた主張をした。この大会被爆者代表として挨拶を述べた高橋昭博(のち広島平和記念資料館館長)は共産党圧力で「いかなる国の核実験にも反対」を宣言から削るよう要求されたことについて、「私たちの願いとはまったく別の政治論理暴力でした」と述懐した[18]。

部分的核実験禁止条約を巡る中ソ対立の影響

1963年に、日本社会党・総評グループが「いかなる国の核実験にも反対」[注 3]のスローガンを旗印にして部分的核実験禁止条約の支持を要求した。当時、ソ連中華人民共和国との関係悪化しており、核開発で先行していたソ連中華人民共和国の核保有を妨げたいとの思惑から、同条約の締結を推進した。中国共産党はこれを三国けが核兵器を独占し、中国の核開発を阻止しようとするものと見て強く反発した。中国核兵器保有妨害理由とした条約への反発を受けた日本共産党系は反対理由を「地下核実験条約によって認めることになる」としていたにもかかわらず、同時に「社会主義国核兵器侵略防止のためのもの容認すべき」という主張をした。当時日本共産党中国共産党との関係を深めていたため、中華人民共和国配慮して、中国の核保有事実上禁止することになる同条約に反対した[5][注 4]。

2024-09-06

anond:20240906162344

筑波大学がどういうところか、核実験がどういうものかを知っていれば、「身内」でなくたって推察はできるわけで、それができないということは、つまり教養がないんですよ。

anond:20240906155807

筑波大学核実験やってないなんてどうして分かるの?

秘密核実験に決まってるんだから仮に筑波大学生でも分からないだろ。

anond:20240906155604

身内ネタからではなくて「筑波大学核実験なんてやってるわけないんだからジョークだとわかるだろ」という話ですよね?

最近教養は身内ネタになりつつある

これとか

<script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>

身内ネタのこと「教養」って言うのは好きにすればいいけど、

多分これ身内ネタを知らないと「教養がない」にされるコースなので勘弁してくれという感じ。

こんなの筑波大関係者じゃなきゃ言わないし、筑波大関係者じゃないのに言ってたらただの失礼な奴だろ。

 

2024-07-30

anond:20240730095549

日本ってこーゆーとこあるよね。

アメリカ民間人相手核実験

日本「二度と核を持ちません」(持たせません、G7他、主要国以外には)

世界はやったもん勝ちの世界

2024-07-27

日本って豊かになって成熟したよな

1968年生れの56歳だけど、たしか子どものころはこうだったわ。

雨に濡れると頭が禿げるって姉に教えられた記憶がかすかにあったけど、あれは核実験があったからだったのか。今知った。

 

http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/6094985.html

悲報昭和(高度成長期1954~1973) の日本、ヤバ過ぎるwww

高度成長期日本の状況(1954~1973)

ハワイが一生に一度いけるかどうかの夢の国

パイナップル缶詰がぜいたく品

うなぎマグロ牛肉庶民の口にはめったに入らない

お菓子といえば、焼き米、かきもち

・川は公害で真緑色、海は赤潮赤色背骨がグネグネの魚が取れる

・発がん物質DDTを頭からぶっかけ。今は使えない危険農薬も使いまくり

公害病が各地で大発生交通戦争受験戦争

バリアフリーなんかなく、障害者になったら一生病院か蔵の中

中共気違いがぼかすか原爆空間実験をしていたから雨に濡れると頭が禿ると親に叱られた

山間部の女は低賃金スコップ片手に山の開拓作業

・人さらいが横行してたから5時過ぎまで外で遊んでると「サーカスに売られてしまうから」という理由で親に殴られた

・どぶ川はメッキ工場の青酸廃液できれいなエメラルド色がデフォ

高校学者はほぼ夜間の定時制で昼間の重労働でばたばた過労で倒れた

東京との賃金格差が広がり地方過疎化高齢化が始まりちゃん問題が発生

ソーセージ工場からは肉の生残滓ものすごい蒸気とともに排出されて即腐敗

・とにかく街中工場排煙とドブ泥、腐敗臭が満ちていた

クラスに2-3人は小児喘息をかかえた同級生がいた

ジュースの素はなぜか陽の光に当てると色が消えた

・はしけから通っている水上生活者同級生がいた

上野不忍池の畔にはぼったくり屋台おでん屋がいた

大人ヤクザが怖くて馴染の店以外は夜飲みに行けなかった

川崎球場ガラスでできた1合瓶が後ろから飛んできて普通サラリーマンが殺し合いのけんかをしていた

・おとなは戦争で人を殺した経験があるやつがうようよいたからけんかはいつも殺し合いのようだった

集団予防接種の針は使い回し

ビルの基礎工事で昼間は杭打ち機が一日中コーンコーン

台風が近付くと大概は停電もセットで発生

国鉄はほぼ毎年ストライキ運休する日があった

ほとんどの家は木造平屋、プロパントタン屋根も非常に多い

下水がないので、バキュームカーという糞尿収集車が定期的に来る

空き地が多く、危険薬品や資材などが雨ざらしなってて子供がそこで面白がって遊んでた

・野犬がうろうろしていて襲い掛かってくる

2024-01-26

anond:20240126183251

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

 〈佐藤優現象〉を支えている護憲派の中心は、雑誌としては『世界』であり、学者では山口二郎和田春樹である。この顔ぶれを見て、既視感を覚える人はいないだろうか。すなわち、「平和基本法である。これは、山口和田らが執筆し、共同提言として、『世界』一九九三年四月号に発表された。その後、二度の補足を経ている(56)。

 私は、〈佐藤優現象〉はこの「平和基本法からの流れの中で位置づけるべきだと考える。

 同提言は、①「創憲論」の立場、②自衛隊合憲化(57)、③日本経済的地位に見合った国際貢献必要性、④国連軍国連警察活動への日本軍の参加(58)、⑤「国際テロリスト武装難民」を「対処すべき脅威」として設定、⑥日米安保の「脱軍事化」、といった特徴を持つが、これが、民主党の「憲法提言」(二〇〇五年一〇月発表)における安全保障論と論理を同じくしていることは明白だろう。実際に、山口二郎は、二〇〇四年五月時点で、新聞記者の「いま改憲必要なのか」との問いに対して、「十年ほど前から護憲立場から改憲案を出すべきだと主張してきた。しかし、いまは小泉首相のもとで論理不在の憲法論議が横行している。具体的な憲法改正をやるべき時期ではないと思う」と答えている(59)。「創憲論」とは、やはり、改憲論だったのである

 同提言の二〇〇五年版では、「憲法九条の維持」が唱えられているが、これは、政権が「小泉首相のもと」にあるからだ、と解釈した方がいいだろう。「平和基本法」は、戦争をできる国、「普通の国」づくりのための改憲である。同提言軍縮を謳っているが、一九九三年版では、軍縮は「周辺諸国軍縮過程と連動させつつ」行われるとされているのだから北朝鮮中国軍事的脅威が強調される状況では、実現する見込みはないだろう(60)。また、「かつて侵略したアジアとの本当の和解」、二〇〇五年版では、周辺諸国への謝罪過去清算への誠実な取組みの必要性が強調されているが、リベラル過去清算は終わったと認識しているのであるから、これも実効性があるとは思えない。要するに、同提言には、論理内在的にみて、軍事大国化への本質的な歯止めがないのである

 佐藤が語る、愛国心必要性(61)、国家による市民監視(62)、諜報機関の設置等は、「普通の国」にとっては不可欠なものである佐藤饒舌から私たちは、「平和基本法」の論理がどこまで行き着くかを学ぶことができる。

 馬場は、小泉純一郎首相(当時)の靖国参拝について、「今後PKOなどの国際的軍事平和維持活動において殉死殉職した日本人の慰霊をどう処理し追悼するか、といった冷戦後平和に対する構想を踏まえた追悼のビジョンもそこからは得られない」と述べている(63)。逆に言えば、馬場は、今後生じる戦死者の「慰霊追悼施設必要だ、と言っているわけである。「普通の国」においては、靖国神社でないならば、そうした施設はもちろん、不可欠だろう。私は、〈佐藤優現象〉を通じて、このままではジャーナリズム内の護憲派は、国民投票を待たずして解体してしまう、と前に述べた。だが、むしろ、すでに解体は終わっているのであって、「〈佐藤優現象〉を通じて、残骸すら消えてしまう」と言うべきだったのかもしれない。

 ここで、テロ特措法延長問題に触れておこう(64)。国連本部政務官川端清隆は、小沢一郎民主党代表の、テロ特措法延長反対の発言について、「対米協調」一辺倒の日本外交批判しつつ、「もし本当に対テロ戦争への参加を拒絶した場合日本には国連活動への支援も含めて、不参加を補うだけの実績がない」、「ドイツ独自イラク政策を採ることができたのは、アフガニスタンをはじめ、世界の各地で展開している国連PKOや多国籍軍に参加して、国際社会を納得させるだけの十分な実績を積んでいたかである。翻って日本場合多国籍軍は言うに及ばず、PKO参加もきわめて貧弱で、とても米国国際社会理解を得られるものとはいえない」と述べている(65)。

 元国連職員吉田康彦は「国連憲章の履行という点ではハンディキャップなしの「普通の国」になるべきだと確信している。(中略)安保理決議による集団安全保障としての武力行使には無条件で参加できるよう憲法の条文を明確化するのが望ましい」と述べている(66)。川端吉田の主張をまとめれば、「対米協調一辺倒を避けるため、国連PKOや多国籍軍軍事活動積極的に参加して「国際貢献」を行わなければならない。そのためには改憲しなければならない」ということになろう。民主党路線と言ってもよい。今の護憲派ジャーナリズムに、この論理反論できる可能性はない。「8」で指摘したように、対北朝鮮武力行使容認してしまえば、改憲した方が整合性があるのと同じである

 なお、佐藤は、『世界』二〇〇七年五月号に掲載された論文山川均の平和憲法擁護戦略」において、「現実国際政治の中で、山川ソ連侵略性を警戒するのであるから、統整的理念としては非武装中立を唱えるが、現実には西側の一員の日本を前提として、外交戦略を組み立てるのである。」「山川には統整的理念という、人間努力によっては到底達成できない夢と、同時にいまこの場所にある社会生活改善していくという面が並存している」と述べている。私は発刊当初この論文を一読して、「また佐藤柄谷行人への点数稼ぎをやっている」として読み捨ててしまっていたが、この「9」で指摘した文脈で読むと意味合いが変わってくる。佐藤は、「平和憲法擁護」という建前と、本音が分裂している護憲派ジャーナリズムに対して、「君はそのままでいいんだよ」と優しく囁いてくれているのだ。護憲派ジャーナリズムにとって、これほど〈癒し〉を与えてくれる恋人もいるまい(67)。

10.おわりに

 これまでの〈佐藤優現象〉の検討から、このままでは護憲派ジャーナリズムは、自民党主導の改憲案には一〇〇%対抗できないこと、民主党主導の改憲案には一二〇%対抗できないことが分かった。また、いずれの改憲案になるにしても、成立した「普通の国」においては、「7」で指摘したように、人種差別規制すらないまま「国益」を中心として「社会問題」が再編されることも分かった。佐藤沖縄でのシンポジウムで、「北朝鮮アルカイダの脅威」と戦いながら、理想を達成しようとする「現実平和主義」を聴衆に勧めている(68)が、いずれの改憲案が実現するとしても、佐藤が想定する形の、侵略植民地支配反省も不十分な、「国益」を軸とした〈侵略ができる国〉が生まれることは間違いあるまい。「自分国家主義者じゃないから、「国益」論なんかにとりこまれるはずがない」などとは言えない。先進国の「国民」として、高い生活水準や「安全」を享受することを当然とする感覚、それこそが「国益」論を支えている。その感覚は、そうした生存の状況を安定的保障する国家先進国主導の戦争積極的に参加し、南北格差固定化を推進する国家―を必要とするからだ。その感覚は、経済的水準が劣る国の人々への人種主義、「先進国」としての自国を美化する歴史修正主義の温床である

 大雑把にまとめると、〈佐藤優現象〉とは、九〇年代以降、保守派大国路線に対抗して、日本経済的地位に見合った政治大国化を志向する人々の主導の下、謝罪補償必要とした路線が、東アジア諸国民衆の抗議を契機として一頓挫したことや、新自由主義の進行による社会統合破綻といった状況に規定された、リベラル左派危機意識から生じている。九〇年代東アジア諸国民衆から謝罪補償を求める声に対して、他国の「利益のためではなく、日本私たちが、進んで過ちを正しみずから正義回復する、即ち日本利益のために」(69)(傍点ママ歴史清算を行おうとする姿勢は、リベラル内にも確かにあり、そしてその「日本利益」とは、政治大国を前提とした「国益」ではなく、侵略戦争植民地支配可能にした社会のあり方を克服した上でつくられる、今とは別の「日本」を想定したものであったろう。私たちが目撃している〈佐藤優現象〉は、改憲後の国家体制に適合的な形で生き残ろうと浮き足立リベラル左派が、「人民戦線」の名の下、微かに残っているそうした道を志向する痕跡消失もしくは変質させて清算する過程、いわば蛹の段階である改憲後、蛹は蛾となる。

 ただし、私は〈佐藤優現象〉を、リベラル左派意図的計画したものと捉えているわけではない。むしろ無自覚的、野合的に成立したものだと考えている。藤田省三は、翼賛体制を「集団転向寄り合い」とし、戦略戦術的な全体統合ではなく、諸勢力からあいもつあいがそのまま大政翼賛会に発展したからこそ、デマゴギーそれ自体ではなく、近衛文麿のようなあらゆる政治立場から期待されている人物統合象徴となったとし、「主体が不在であるところでは、時の状況に丁度ふさわしい人物実態のまま象徴として働く」、「翼賛会成立史は、この象徴人物の未分性という日本政治特質をそれこそ象徴的に示している」と述べている(70)が、〈佐藤優現象〉という名の集団転向現象においては、近衛のかわりに佐藤が「象徴」としての機能果たしている。この「象徴」の下で、惰性や商売で「護憲」を唱えているメディア、そのメディア追従して原稿を書かせてもらおうとするジャーナリスト発言力を確保しようとする学者、無様な醜態晒す本質的には落ち目思想家やその取り巻き、「何かいいことはないか」として寄ってくる政治家や精神科医ら無内容な連中、運動に行き詰った市民運動家、マイノリティ集団などが、お互いに頷きあいながら、「たがいにからあいもつれあって」、集団転向は進行している。

 ところで、佐藤は、「仮に日本国家国民が正しくない道を歩んでいると筆者に見えるような事態が生じることがあっても、筆者は自分ひとりだけが「正しい」道を歩むという選択はしたくない。日本国家同胞日本人とともに同じ「正しくない」道を歩む中で、自分が「正しい」と考える事柄の実現を図りたい」と述べている(71)。佐藤は、リベラル左派に対して、戦争に反対の立場であっても、戦争が起こってしまたからには、自国国防、「国益」を前提にして行動せよと要求しているのだ。佐藤賞賛するような人間は、いざ開戦となれば、反戦運動を行う人間異端者扱いするのが目に見えている。

 この佐藤発言は、安倍晋三首相の目指していた「美しい国」づくりのための見解とも一致する。私見によれば、安倍の『美しい国へ』(新潮新書、二〇〇六年七月)全二三二頁の本のキモは、イランでのアメリカ大使館人質事件(一九七九年)をめぐる以下の一節である。「(注・反カーター陣営の)演説会で、意外に思ったことがある。人質事件に触れると、どの候補者もかならず、「私は大統領とともにある」(I am behind the President.)というのだ。ほかのことではカーターをこきおろす候補者が、そこだけは口をそろえる。/もちろん、人質にされている大使館員たちの家族配慮するという意図からだろうが、アメリカ一丸となって事件対処しているのだ、という明確なメッセージを内外に発しようとするのである国益からむと、圧倒的な求心力がはたらくアメリカ。これこそがアメリカの強さなのだ。」(八七~八八頁)

 文中の、「人質事件」を拉致問題に、「大統領」を安倍に、「アメリカ」を日本に置き換えてみよ。含意は明白であろう。安倍は辞任したとはいえ総連弾圧をめぐる日本言論状況や、〈佐藤優現象〉は、安倍の狙いが実現したこと物語っている。安倍政権は倒れる前、日朝国交正常化に向けて動きかけた(正確には米朝協議の進展で動かされたと言うべきだが)が、こうなるのは少なくとも今年春からは明らかだったにもかかわらず、リベラル左派の大多数は、「日朝国交正常化」を公然と言い出せなかった。安倍政権北朝鮮外交に敗北したのは明らかである。だが、日本リベラル左派安倍政権ときに敗北したのである

 〈佐藤優現象〉は、改憲後に成立する「普通の国」としての〈侵略ができる国〉に対して、リベラル左派の大部分が違和感を持っていないことの表れである侵略植民地支配過去清算在日朝鮮人人権擁護も、そこには含まれる)の不十分なままに成立する「普通の国」は、普通の「普通の国」よりはるかに抑圧的・差別的侵略的にならざるを得ない。〈佐藤優現象〉のもとで、対北朝鮮武力行使の言説や、在日朝鮮人弾圧の言説を容認することは、戦争国家体制に対する抵抗感を無くすことに帰結する。改憲に反対する立場の者がたたかうべきポイントは、改憲護憲(反改憲)かではない。対北朝鮮武力行使容認するか、「対テロ戦争」という枠組み(72)を容認するかどうかである容認してしまえば、護憲(反改憲)派に勝ち目はない。過去清算も不十分なまま、札束ではたいて第三世界諸国の票を米国のためにとりまとめ、国連民主的改革にも一貫して反対してきた日本が、改憲し、常任理事国化・軍事大国化して、(国連主導ではあれ)米軍中心の武力行使を容易にすることは、東アジア世界平和にとって大きな災厄である(73)。

改憲戦争国家体制拒否したい人間は、明確に、対北朝鮮武力行使の是非、対テロ戦争の是非という争点を設定して絶対的に反対し、〈佐藤優現象〉及び同質の現象を煽るメディア知識人等を徹底的に批判すべきである

(1)岩波書店労働組合「壁新聞」二八一九号(二〇〇七年四月)。

(2)ブログ「猫を償うに猫をもってせよ」二〇〇七年五月一六日付。

(3)ただし、編集者佐藤右翼であることを百も承知の上で使っていることを付言しておく。〈騙されている〉わけではない。

(4)「佐藤優という罠」(『AERA』二〇〇七年四月二三日号)中のコメントより。

(5)インターネットサイトフジサンケイ ビジネスアイ」でほぼ週一回連載中の〈 Permalink | 記事への反応(0) | 18:37

2024-01-05

anond:20240104152256

北朝鮮、6回目核実験か、震源の深さ0キロでM6・3 中国地震局「爆発の疑い」

2017.9.3 13:15

https://www.sankei.com/photo/story/news/170903/sty1709030009-n1.html

核実験ですらM6.3クラス地震を起こせるんだから現代科学で揺らせないわけがないんだよね。

2024-01-04

anond:20240104141659

ニコラテスラが教えてくれました。

北朝鮮の地下核実験人工地震が起きた時にM5が最大でした。

核よりも自然大陸プレートを破壊する方法がありました。

周波数大陸プレートに広範囲に当ててプレートを破壊する事により人工地震を起こす事が出来ます

それと小型核を使えばM5〜M7までは人工的に地震を起こす事が出来ます

これが3回の爆発音周波数の答えです。

2024-01-03

能登大地震人工地震である事を隠そうとする自民党の犬リトマスファクトチェックと称し改憲派に都合の良い情報操作世論誘導

能登大地震人工地震である事を隠そうとする自民党の犬リトマスファクトチェックと称し改憲派に都合の良い情報操作世論誘導

https://w.atwiki.jp/shinjitsuwiki/pages/126.html

日本政府は、事ある事に憲法改正に向けて世論誘導しようとする動きが目立っているのは、度々伝えて来た事だ。DSの犬である自民党日本政府は、DSに対抗する北朝鮮中国共産党の「存在しない脅威」をでっち上げ国民が困窮しているにも関わらず、軍事費を4倍に引き上げ、支配者層は世界大戦を始めたがっている。まさに、戦前歴史現在進行形で繰り返されようとしているのである

そして、改憲の為の工作は脅威のでっち上げに留まらず、人工地震人口災害による手法でも行われている。事実、第二次安倍政権以降の2013年から、不自然な程に災害が多発し、その度に自民党と、その犬であるネトウヨが、緊急事態条項設立改憲を声高に主張し、思考停止した馬鹿共もそれに同調した。

真実に目覚めた人々は、自民党マスコミネット世論工作プロパガンダに騙されず、中国ロシア北朝鮮応援している。立憲民主党鳩山由紀夫さんや、原口議員がそうだ。何故なら彼等は西側諸国DS傀儡国家)の残虐性や欺瞞を、誰よりもよく知っていて、DS解体に向け戦っているからだ。鳩山さんは総理大臣在任中もDS解体に向け動いていたが、DS工作によって僅か1年で政権を追い出されてしまったが、現在DSウクライナネオナチ極右政権欺瞞批判しているのだ。

立憲民主党が、選挙で勝てなくされているのは、DSを名指しで批判する議員が多い為だろう。その為、ネット世論では、自民党に擦り寄り、DSに合流しようとする裏切り者である国民民主党」を支持するよう自民党による工作が行われている。国民民主党が、安倍国葬や、統一教会擁護しているのは、彼らの正体が現れていると言える。

今回の能登大地震もまた、そうであった。気象庁役人が口を滑らせ、人工地震である事を認めたのだ。この不都合な真実が広まるやいなや、「リトマス」は火消しに走った。この、「リトマス」は「ファクトチェック」と称し、事あるたびに自民党日本政府にとって不都合な真実を「ミスリード」「デマ」とレッテルを貼り、人々が真実に目覚めるのを妨害しているのである。この記事を読んでいる知的で賢いあなたであれば、彼らの正体が何者であるかその行動から理解出来るだろう。

なお、工作員や偽情報の温床になっているツイッターでは、既に工作員によって「北朝鮮核実験」と、北朝鮮への罪の擦り付けが行われている。しかし、金正恩氏はDSと戦い続けるという目標で、中国ロシア共闘している。

2024-01-01

anond:20240101211821

最新の人工地震では、「数百億円かけて穴を掘り、北朝鮮核実験の1000倍のエネルギー核爆弾を仕込むようなこと」はしません。

人工地震否定論者は、敢えて不可能なやり方だけを挙げて否定してきます

そもそも誰得なのでしょうか。もっともらしく不可能方法だけを示すのが手口です。

騙されないで下さい。

2023-11-11

ALWAYS-1.0 三丁目のゴジラ 見てきやしたよ

90点のゴジラと、20点の漂白戦後の混合物。

足して割って60点。

これが俺の結論だ。

俺は好きに点をつけた。君らも好きに点をつけるべきだ。

ゴジラだけ取り出したら90点でいいと思う

熱線出す前のガキョンガキョンが最高すぎた。

この感想は大体の人が共有していると思う。

(本当の本当にただALWAYS見に来ただけの人からしたら「怪獣ビーム撃つだけのシーンに時間使いすぎ。昭和まだ?」だったかもだけど)

映画の冒頭、突然出てきた肉食恐竜の紛い物に俺はガッカリしていた。

あーあエメゴジだよ。マグロでも食ってろよ。

ってね。

銃に驚いて人間を丁寧に一人ずつカプカプしては吹っ飛ばすみみっちい姿。

怪獣王の面影なんて一切なし。

かにこの程度の「デカトカゲ」だったら「機銃掃射で殺せない生き物なんて居ませんよ」の範疇かもな。

でもコイツあくまローカル都市伝説の「呉爾羅」でしかなかった。

とはいえ主人公の「トラウマ」になるのには十分な力があった。

アメリカ原爆実験が、ただのデカトカゲを、巨大なモンスターに変えた。

長門を沈めたことでも知られるクロスロード作戦

まさにその結果として、今作の「ゴジラ」は誕生する。

初代に匹敵するほどに「原爆の忌み子」なのである

トラウマ」と「原爆」が融合した怪物

今作のゴジラが持つ物語性は歴代トップクラス邪悪な代物だ。

熊を殺すのは可愛そうだから保護しようとか言ってる場合じゃなく、単に怪物危険からで殺すとかでは済まない「(主人公達が)本当の戦後を始めるために乗り越えないと行けない象徴的ななにか」となっている。

思えばゴジラは初代から時間が立つに連れて段々と「デカくて強いやつ」でしかないただのデカツヨとなっていた気がする。

守護ゴジラ破壊神ゴジラや化け物には化け物をぶつけるんだよゴジラヒーローゴジラと様々な顔をしてきたが、それらは結局デカツヨでしかなく、「核実験が生み出してしまった化け物」としてのゴジラの延長線上からは逸れていっていたように思う。

そういう意味において、今作のゴジラは本当に「ゴジラ」だ。

自分は正直ゴジラ-1.0とか大層な名前をつけやがってと不満を持っていた側の人間だ。

でもそれに相応しいものちゃんと出てきたので今はもうそういう気持ちはない。

強くてデカくて、ただそれだけじゃない恐ろしい奴で、映画的な嘘にまみれた滅茶苦茶なやり方で滅ぼすのが相応しいような、非現実的モンスター怪獣

その癖、熱線を撃つ時は本当にカッコイイもんだから「やめろー!戦闘機自爆特攻如きで倒されないでくれー!」と応援さえしてしまいそうになる。

いいゴジラだった。

戦後ALWAYSはとにかく苦痛だった

ナリだけ戦後風に薄汚くしてる割には、人間の心が現代風な妙なこざっぱりさがあって、なんだか凄く嘘くさかった。

喋り方からして物凄く現代的で、突き抜けさせれば「現代語訳風味」でいけるだろうという造り手の狙いみたいのが透けてくる。

上映前の予告編ゴールデンカムイが流れていて、あっちはナリを一切汚くしておらず(マフラーなんてデパートで買って値札を外した直後みたいでビックリしたよ)、絵面の全てが「これは嘘っぱちのコスプレショーですよ」と伝えくるんだけど、こっちはなまじナリは汚くしてる分だけ喋り方の違和感がより際立っていたというか。

特攻するしない特攻しないに囚われてずっと足踏みしている主人公時間が止まっているアピールも過剰すぎて妙に子供っぽいというか、こんなんにゴジラを倒させるなよ……とさえなってくる。

初代と比べても仕方ないんだが、どうも全体的に描かれる人間が幼く見え、日本人は幼くなったのかなあ……なんて変な老害感情さえ湧き上がってしまった。

日本は命を大事にしなすぎた」のイデオロギーのぶっこみ方も生焼けに思えた。

命がけの特攻、その対比としての生命尊重

でもそれを口にする人間たちは結局、死の覚悟をもって事に当たる。

そして命を守るために残された若者が命がけの任務に飛び入りで参加したこと日本は救われる。

これでは「命を大事にしよう」なんてのは口先のお題目で、実際には「事に当たっては命なんて捨てにかかるしかない」と言わんばかりだ。

この作品が主張したいのは結局どっちなの?

作中でも行われていた戦後特別掃海任務が実行者の命に対して無責任な態度にまみれていたのは本当だと思うし、それを指して「この国は戦争の後も命を大事にしてない」と批判されるのは当たり前だと思う。

情報統制ときに「この国は変われない」と口にしてたのも、今の日本の現状を見ると確かに変われてないんだよなあと。(この「変われない」のあとに(いや……変わりたくないだけか……)を飲み込んだかのような雰囲気が出てたのは良かった。こういのがもっとしかったんだけどなあ)

ある種の未来予知的な演出を駆使して「結局戦後反省とか本当にあるのか怪しいよなこの国」と自国批判をするのは上手にやれば痛快だったんだろうけど、そのテーマの重さに作品の持つ力が負けていて空回りしていたと自分は感じた。

そもそもをして全体として言葉表現力というか、単純に語彙力そのものが乏しいようにさえ思える脚本の粗さはなんとかならなかったものか。

最終的に主人公機をゴジラの口に放り込むというプロット誘導するためにある程度の力技はしかたなかったのだろうけど、その力技の過程の中で繊細な機微が足りてなさすぎた。

というか、もう単純にドラマの質が低かった。

手垢の尽きまくった美化版昭和ヒューマンドラマをやるなら、やり尽くされているが故の積み上げてきたテクニック継承必要というか、王道をやるなら自然と上がるハードルに追いつけてないというか。

もうちょっと頑張れよが無数に積み上がった果ての「全然なってないなあ」という感想

2023-10-03

10月オールアンラーキーデイズ

毎年3月11日9月11日不謹慎だという連中や、「何らかの記念日だし普通の日とすべきだ」と書かれたアンサイクロペディア、全てにぶちぎれた増田が1年全ての日付(8月32日11月31日なども含める)を不謹慎の日と扱うリスト

それがオールアンラーキーデイズ(All anrakki days)だ

このリスト著作権なんかねぇから日めくりカレンダー薄い本もなんだってしてもらってもいいぜ

毎日革命が起きているこの世の中、毎日がアンラーキー

人類が居る限り今後も続いていく、覚悟するんだナ

決め方

以下の順番でその日に起きた出来事をチェック

基本は日本縛りだが、あまりにもデカすぎる事件事象場合や、不謹慎がない場合海外対象に入る

  1. インターネットミーム化したものなどのネット炎上事件増田らしく)
  2. 東日本大震災台風豪雨などの未曾有の自然災害
  3. 世界レベルで起きた戦争の開戦・終戦日(世界大戦及びそれに匹敵するレベルのもの冷戦など)
  4. 1900年以降に起きた戦争テロ等の軍事行動殺人事件ロシアウクライナなど)
  5. 1900年以降に発生した交通事故(空>海>陸の順、死亡しない場合は除外)
  6. 世界的に炎上問題行動を起こした人間誕生日(本当に話題が無い時に書く)

10月一覧

2023-09-18

anond:20230918215201

5年前だと北朝鮮核実験やってるし中国軍米軍匹敵する装備を整えていると評判だったぞ

時代設定間違えてない?

防衛白書じゃ15年前から北朝鮮の脅威も中国軍の脅威も正確に指摘されてたよ

2023-09-05

その言説の妥当性くらいは判断できるようになってよ、、、

生物濃縮はトリチウムでは起こらないよ。摂ったものの一部が何らかの理由で体の中に留め置かれ、出ていく量が摂ったより少なくなることで初めて濃縮が起きる。そしてそれが食物連鎖の中で繰り返された場合、大型の捕食者には高濃度物質が蓄積されていることになる。だけどこれはたとえば水銀脂肪によって体の中に留め置かれるようなケースでしか発生しない。トリチウムのように体がそれを選んで蓄積する能力を持っていないもの生物濃縮なんて出来ないわけだ。こんなの高校生物物理化学範囲で分かる話でしょう。

しかも、トリチウム以外は検査していないなんていうのは単純にウソで、トリチウム以外のもの検査していることはちゃん報道されている。トリチウム以外はまとめてやっていて個別原子ごとではないから、たとえばストロンチウム検査はしていないが、ストロンチウムを含むトリチウム以外の多々の物質を全部合わせてチェックし合計で問題ないことをチェックしているわけだ。

さらに言えば、薄めても総量が変わらないというのも、それが総量が変わらなければ危険性が変わらないという話なら大きな誤り。弱いβ線しか出せないトリチウム場合、そのトリチウムからミリ離れるだけで一切影響が無くなるわけだが、薄めれば、崩壊してβ線を出すタイミングで人体の皮膚や内蔵の数ミリ範囲の間にくるトリチウムの量が減る。普通の水分子が防御壁になる確率高まるわけだ。そして何より、30年間での総量というのは、一年間に自然に発生するトリチウムの量と比べても僅かでしかない。放出が実際には100年200年続いても総量は僅かな上に、崩壊によって無くなっていくので総量を考えること自体が頓珍漢なこととなる。たとえ放出永遠にやめられなくてさえ、無限に海中のトリチウム量が増えるわけでなく、新規放出によるもの崩壊によって無くなっていくものが均衡してそれ以上は増えない状態が続く。そしてその時の量も僅かだ。仮にその程度で何らかの健康被害が発生するのであれば、かつて核実験等によってトリチウムが身近にずっと多くあった時代健康被害確認されていただろう。

anond:20230904160511

トリチウムが回り回って人間の体内で濃縮されて人間が被ばくする妄想

仮に濃度1未満が問題ないレベルだとして、コップの濃度1未満だが

コップに濃度0の水を使うなら問題ないが、風呂の水を使ってしまうと継ぎ足したぶん濃度が上がる

いずれ1に収まらなくなるという指摘

仮に馬鹿正直にその言葉採用するとして

放射性同位体半減期とかご存じない?

トリチウム半減期12年で、生体濃縮もない

いずれ1に収まらなくなるとか無いんだよ



ちだいの動画説明が胡乱なのはその通りだが

汚染水垂れ流しNGという主張だけは間違ってないので

なんで上位※が汚染水垂れ流しマンセーなのか個人的にはさっぱりわからん

原発ムラのプロパガンダ大成功って感じ

ALPS処理水な

「処理水」

んでな

日本場合雨水には年220兆ベクレルまれてる

年間で最大22兆ベクレル放出ちゃうのは大問題だな(棒



主張としては、トリチウムの話よりは、生体濃縮する類の核種が長年かけて福島原発付近海域で濃度高まってしま可能性があるということでは?

きちんとした運用手順が長年守られ続けることに対する懸念も含めて

生体濃縮する類の核種が長年かけて福島原発付近海域で濃度高まってしま可能性とか無いんだよ

ALPS処理水ではトリチウム以外の核種は除去作業で無毒化される

トリチウム生体濃縮されない(だから魚類からの測定も難度が高い)

そもそも、こんな誤差レベルのことを危険と呼ぶのであれば

大気圏内核実験バンバン行われてたことを考えたら現時点でマグロなんか食えたもんじゃない

濃縮されるんだろ?

セシウム137ストロンチウム90の半減期は30年

1945年から1980年にかけて世界中で行われた大気圏内での核実験により生成されたものは今でも海を汚染してる

今すぐ魚食うのヤメロ



2023-08-30

anond:20230830040626

三重水素なんて自然界にも山ほどあるし、空気海水宇宙線受けて物凄い量生成されとるんよ。処理水程度じゃ水爆作るのには端数にもならん。

経口摂取による死亡例もメチャクチャ高濃度のを7年間飲み続けたバカじゃなかったっけ。

そもそも冷戦期とか全世界核実験やりまくってて毎年500京ベクレル垂れ流してたけど人類滅亡してないでしょ。780兆とか文字通り桁が違うんよ。誤差。

2023-08-27

逆に処理水の放出に反対が出ない世の中のほうが怖い

検査の結果問題ない数値で、他国放出放射性物質含有量と比べても少ない量なら理屈では問題ないし、それは大筋理解されるべきものだと思う。

ただ定性的に「なんかやだよね」みたいなのはある。GTOかなんかでションベンしたコップを徹底的に洗った後にそのコップで水飲めますか?みたいなのがやっていたが、そういう気分は理解できる。

まあ俺的にはあの近海で取れた魚を今後食べたくないかと言えば、定性的にもまったくそんな思いはないが(既に無数の生物のションベンもたくさんの核実験廃棄物も混ざり合ってる海だしな)。


で、なんかそういうものを全部無視してみーんな口を揃えて「安全だね大丈夫だね!!」とか言う方が怖いなと。ノイジー敏感ヤクザがチョロチョロっていてちょこちょこ揉めるんだけど大筋では理屈のとおりに進む、くらいがやっぱ人間界としては正常だと思う。むしろノイジーヤクザが全くいないと「本当に大丈夫?」みたいなモヤモヤが残る。ノイジーヤクザに対する不快感によって逆にそのモヤモヤがなくなるってとこがあるんだよね。

どんなに準備や計画をしても実行におけるリスクゼロということは世の中には有りえないわけで、処理水にしても溜め続けるリスクと流すリスクはやはり天秤にかけないといけないのよね。だからその実行へのモヤモヤを過度に代弁することで引受けているノイジー繊細クソヤクザはまあ言うて必要なのかなと。

2023-08-25

anond:20230825171115

なんで同等って認識になるのか理解できない

有害

核実験>>超えられない壁>>処理水放水

から問題ないよねって論理だろ

2023-08-24

ALPS処理水

トリチウム

経済産業省資料を見ると、年間放出量22兆ベクレル日本周辺における天然由来トリチウム年間産生量の5~20分の1程度。

事故前5年平均は約380兆/年であり、少なくともトリチウムに関しては、過去と比べれば問題ないレベル

なお、過去核実験では今回の年間放出量の約2億倍のトリチウム放出されているとのこと。

トリチウム以外。

少なくとも公表されている数値は国の安全基準を満たしている。

詳しくは東電の処理水ポータルサイト参照。

この数値が間違っているかどうかを疑うかどうかはまあ、結局は個人により異なるのだろうが、さすがに嘘はつかないだろうなと。

結局のところ、この問題は、安全安心問題ではなく、国際政治の手駒として利用したい国(人)がいる、というのが最大の問題であろう。

2023-08-22

anond:20230822221537

そうだよな、過去に戻って核実験を止めさせるべきだよな

是非を論じること自体を禁じたいわけではないし、科学観測事実政治的理由によって歪められても良いとは思わないが、

現実問題として我々の住んでいる世界温暖化という切り口以外でも様々な面で既にPoint of No Returnを過ぎていると思う。

いざもう手遅れだということが分かった時、科学者はそれを社会に知らせるのが倫理的なのかどうか。

なんらかの有限リソース経済的優位性に任せて残り全部使いきってやろうという輩を抑え、管理的に最期を迎えるべきか。あるいは自由の名のもとに欲望経済性のままに燃え尽きるべきか。

2023-08-18

なぜ米ワーナー原爆バービーについてまともに謝罪してくれないのか

みなさんお久しぶりです。

ちょっと出遅れた感ありますが、欧米友達に例の原爆バービーについて聞いてみました。

増田の出した結論から先に言うと、

・この騒動が浮き彫りにしたのは「日本への原爆投下に対するアメリカでの認識」というよりは、「原爆という存在についてのアメリカでの認識」だった

ポスター製作者もバービー公式日本への原爆投下を肯定したつもりはなかっただろう

・米ワーナーは具体的な謝罪をすることが立場上できない。とても同情する

です。

*****

ご存じの方が多いでしょうが欧米といってもヨーロッパアメリカでは様相が違います

広島長崎原爆投下に対するヨーロッパ姿勢日本と近いです。

残虐な民間人殺戮で、終戦を早める効果もなかった(投下前にすでに終わりかけ)ので無駄だったという認識のようです。

原爆バービーファンアートへの広報コメントについても日本と同じように嫌がられているようでした。

彼らの一人は、「日本人はバービー広報よりむしろ映画オッペンハイマーに怒っているのだと思っていた」と言っていて驚きました。

曰く、「映画オッペンハイマーは真面目なドキュメンタリーじゃなくて商業ハリウッド映画だ。忌まわしい行為ネタ映画を作って金儲けしているのがすごく嫌」ということです。

増田は「映画オッペンハイマー原爆投下を反省してるような内容らしいので日本ではむしろ喜んでいる意見を多く見る」と答えましたが納得していないようでした。

そもそもヨーロッパからすれば他人アメリカを頑張って擁護する動機がないのだろう、と増田は思いました。


さて、アメリカ友達数人にも聞きました。

もちろん増田が親しく付き合うような人間はその時点で偏っていて、外国に住む人間の適切な標本とはいえません。

彼らと知り合ったのは日本アニメゲーム親和性が高いコミュニティで、増田日本であることを特に隠していません。

日本人・アジア人をあからさまに見下してる人はそれなりにいるでしょうが、彼らは増田に親しく話しかけることがないわけです。これはアメリカ友達でもヨーロッパ友達でも同じことです。

アメリカ友達にも、日本への原爆投下が正しかったと言う人はいませんでした。

しかしそれでもアメリカ友達原爆バービーの捉え方は日本ヨーロッパとは異なり肯定的でした。

彼らに、「バービーオッペンハイマー広島長崎の爆心地で笑っているか日本人は怒ってる人が多い」と言うと動揺していて、強く否定されました。あれは広島長崎ではないというのです。

https://pbs.twimg.com/media/F2TDXMBb0AA8Ar9.jpg:medium

彼らの一人は「椰子の木が描いてあるでしょう、ここはバービーランドだ」と教えてくれました。

言われてみれば椰子ですね。

要するにあの爆発は原子力平和利用で作った賑やかしなのです。お祝いに火薬クラッカーを鳴らすのと同じように。

納得できない人が多いと思いますしか増田は納得しました。

現在日本での原爆イメージのうち99%は広島長崎が占めていますしかし、アメリカではそうではないのです。

アメリカからすると、この騒動オッペンハイマーバービーランドに落とした爆弾になぜか日本人が怒っている構造なのです。

もしこれがM69焼夷弾だったら増田はこのような考え方を認めないでしょう。M96焼夷弾はもともと日本の民家を焼くために作られたもので、バービーランドに落とされているか日本民間人虐殺とは関係ないなどというのは通りません。

しか原爆そもそも日本に落とすために作られたわけではありません。

アメリカにしてみれば、日本への原爆投下とは原爆開発の長い歴史とややこしい経緯、いくつもの国による20回ほどの使用とそれによる人的被害、のなかの1ページにすぎないのです。

日本でも、日本への原爆投下については批判していても原爆開発自体については

("It's going to be a summer to remember"にしても、単に夏公開だから言っているだけです。核の使用はどの季節にも行われていて、夏と特に関連付いてはいません。強いて言うならオッペンハイマーが自ら関わった史上初の核実験トリニティ実験ではないでしょうか。アメリカが使ってアメリカで爆発したトリニティ実験7月16日に行われました。)

銃を手にして笑うポスターに銃で以って追い立てられたアメリカ先住民末裔が抗議したとしても、きっとアメリカで広く受け入れられはしないでしょう。

*****

ワーナーバービー監督が具体的な釈明をしないのは、それとは違う意味でも仕方のないことだと思っています

ポスターは外部の人間が作ったファンアートなので、ワーナーがその内容に触れたコメントを出すのは難しいです。

日本の爆心地で笑ってるイラストいいねしてごめんなさい」などと言ってしまうとポスターを描いた人が仰天するでしょう。ワーナー日本謝罪するために部外者を…それも日本のことは描いてないと思われる部外者を生贄に捧げることはできません。

日本で亡くなった人々とは無関係バービーランドイラストいいねしてごめんなさい」では意味不明で、きっと火に油を注ぎます

しかし「原爆肯定的に描いている時点で他の要素には関わりなく日本への侮辱だった、ごめんなさい」とはなかなか言えないでしょう。

核爆弾によって被害を受けたのは日本だけではありません。もしも「ニューメキシコ州に住んでてトリニティ核実験被曝した人の遺族だけど取り下げないでほしい」とか「近隣国核兵器に怯える住人だけど私たちにも謝罪してほしい」とか言われたら収拾がつきません。

そもそも外部の人の作品について「これは日本被害を描いてる」「これはバービーランドを描いてる」「このイラスト原爆肯定的」などと解釈して決めつけた声明を出すだけで大問題です。 

皆さんはこの決めつけを抜きに具体的な謝罪文を作ることができますか? 増田はできません。

(もしも原爆バービーポスターを作ったのがワーナー側であったなら、「日本の爆心地で笑ってるイラストを出してごめんなさい」と芯を食った謝罪をする選択肢はありました。

ただそれをやってしまうとプリティオールフレンズ大正ロマンやヒロアカ丸太類似案件になるのでアメリカバービーファンからヘイトを買ったと思います。)

というわけで、米ワーナー監督は八方塞がりで何を言っても問題が生まれる状況でした。





……いいえ、正答はありますね。

アメリカ日本原爆を落としたことは間違いだった」とだけ言えばきっとほとんどの人が許したでしょう。

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