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2024-12-01

anond:20241201163442

ジェンダー論という大海原の先に富・名声・力すべてが手に入る黄金の島がきっとあるんだ

2024-11-30

認知症に対抗するための明晰夢

いわゆる認知症は以下のような特徴を持つ

現実認識できなくなり、妄想世界現実認識するようになる

妄想世界がどんなに現実に有り得ない展開を繰り広げても本人は気付けない

・ふとした拍子に現実世界へ戻って来る

 

これはまさに夢の特徴と同じではないか

夢はどんな突飛な展開でも夢と自認することが出来ず、朝目が覚めてから「変な夢だったなあ…」と自覚する

まり変な夢を夢と看破できるよう訓練を積めば、いざ認知症になっても「今自分は夢を見ている」と自覚して、早めに現実世界に戻って来れるはずだ

そういった夢という自覚のある夢を明晰夢と呼ぶ

明晰夢を見る訓練はまだ認知症になっていない今から積むしかない

 

今日は惜しいところまで行った

家族で引っ越さなければならなくなり、一階がモール直結で人が平気で行き来する狂った一軒家に向かった

これは夢だと気付いて、今自分マンション住まい、引っ越す必要はどこにもないと自分に言い聞かせた

しかし、一軒家を出たところで眼前に広がった鎌倉雪山海辺がとても美しく、夢から覚めたくないと思ってしまった

そこから記憶あやふやだ、きっと夢の世界を堪能してしまったのだろう

元の家に帰るために大海原を泳いだ映像がうっすら脳に残っている

 

二度寝したところ、また夢を見た

何かの試験を受ける夢だ

ここでも夢だと気付くことができ、自分最近資格試験を受けたばかりで、他に試験を受ける予定はなかったと自分に言い聞かせた

しかし夢から目覚めようとしても上手く目覚めることが出来なかった

ただ席を立ったり座ったりしただけだ

焦っているうちに場面が切り替わり、自分教室の外で荷物カバンに詰めていた

教室から脱出できてホッとしたのが良くなかったのだろう、またもやそのまま夢の世界に取り込まれしまった

高校時代同級生が何人か出てきて楽しく会話をした

 

明晰夢といえば「夢を夢と自覚した上で自由コントロールできるようになる」のがよく言われる最終目標

だけど自分は違う、夢と自覚したらすぐに現実世界に戻れるようにしたいのだ

それは夢のコントロールに比べれば非常にもったいないことで、実際にそういう惜しむ気持ちがあるからこそ、自分はまだ夢に囚われてしまうのだろう

もし逆に夢をコントロールできてしまったら、認知症に対抗するという自分目標は達成できない

ただ認知症発症した状態で目の前の妄想コントロールできるようになるだけだ

まりに居心地が良くて、かえって現実世界に戻れなくなるかもしれない

 

今日はどんな夢を見るだろうか

2024-11-24

経験人数1人。彼女と別れて初めてのお風呂屋さんへ行く。

※一部表現をゆるくしていますが、センシティブな内容が含まれます


社会人1年目。大学時代から付き合っていた彼女と別れた。

最後ずるずると付き合ってしまったのは、愛情なんかじゃなくて性欲なんじゃないかと思った。

別れた理由も、性欲に包んだ恋愛感情で素敵な彼女若い時間を奪いたくなかったというのが大きい。

もちろん私は優しい人間でなく、悪者になりたくないだけである



だが私は元彼女(以下元カノ)が初めての相手で、過去遊んだことも浮気したこともない。

から元カノへの感情が性欲だったのか、プラトニックなやつだったのか、それとも両方だったのか自信がなかった。



気になったからには証明したい。

から風俗に行くことにした。以前友人から聞いた情報だと本番ができるのはソープだけらしい。

ソープはお店にお金を払うとお風呂場で客と嬢が恋に落ちるという、神話もびっくりの世界らしい。


別れて翌日、思いきってお店と嬢をネットで探して、電話で予約した。

現在時刻は14:30。

16:10から行けますと言われ、爪切りや髪のセットをして会場に向かった。

予約した瞬間から心臓の鼓動が止まらない。

トムとジュエリーでよくあるハート型の心臓が飛びててくる演出は、どうやら人間工学に基づいているらしい。


緊張しながら、いざ来店。

来店前の数歩で、風俗通いおじさんという仮面を付ける。

人はペルソナをつければ何もにもなれると、どこかの誰かが言っていた。


キョドらず、さもコンビニに入るかのようにお店に入った。

入口で元気で明るいお兄さんに出迎えられながら、50分18000円の料金を払った。

注意点を聞いた後に待合室に入ると、そこには歴戦の猛者を感じさせるようなおじさまたちが座って待っていた。

一人だけ浮く22歳異常独身男性


このお店は嬢の方が直接待合室に迎えに来る方式だった。

そしてその場でハグをして戦いの会場へ行く方式

これは紛れもない自由恋愛だ。


他のおじさまがハグして向かっていくのをチラチラ見ながら、指名した嬢が来るのを待った。

しばらくして、自分の番号が呼ばれた。


と、ここで私が指名した嬢について説明したい。

インターネット大海に揉まれながら見つけたのは、高校生の頃クラスの中で真ん中くらいの可愛さの女の子だった。

まりとてもかわいい

どこから仕入れ知識か忘れたが、写メ日記ちゃんと書いているとホスピタリティがあって良いらしいという情報も参考に写メ日記を見た。

お客さんとの話は一切無しで、本当にただの日記、というよりX(旧Twitter)みたいな短文だった。

写真も使い回しが多くて、ちょっと不安だ。

………

しかし顔がかわいいという本能に棒が反応し、抗えず指名した。

以後このかわいい嬢の名前をCちゃんと呼ぶことにしよう。

閑話休題


番号が呼ばれるとボーイとCちゃん入口に来た。

お決まりハグを終え、50分だけの自由恋愛が始まった。


顔は写真詐欺というより、普通に別人だった。

とはいえ普通にかわいいマッチングアプリだったらデートしたくてやり取りするくらいにかわいい

かわいい正義である


どうして来たんですか?的なことを聞かれながら、昨日別れちゃって、、と伝えつつ会場に向かう。

戦いの場所は、簡単なベッド+ガラス張りのお風呂シャワーといった間取りである

言い忘れたがここは学園系ソープランドのはずだ。どこに学園があるんだ。


部屋の区切りDIYたかのような木材だった。

なるほど、このDIY図画工作ということか……納得した。

もちろんCちゃん制服である。ここは学園に間違いない。

私もその場に紛れ込めるようにシャツで来た甲斐があるというものだ。


いざ部屋に入ると飲み物クーラーボックスから出して渡してくれて、お茶を飲みながらお話した。

独身男性にはこれだけでも胸が熱くなる。疑似恋愛だともちろん分かっている。


最初雑談

別れた経緯とか、Cちゃんの方の最近別れた話とか。

詳しいことはプライバシーにも関わるので控える。


雑談が一通り終わると、シャワー浴びが始まる。

このお店の50分コースはお風呂でなくシャワーとのことだった。

「じゃあ脱いで!」

そうCちゃんから言われて、お互い脱いでいく。


恋人同士だと脱ぐまではかなりの前戯だ。短針が1回転することもザラにある。

しかしこの場はそうでない。

洗体までは迂闊に手を出してはいけないような気がした。


Cちゃんはなれなれと制服を脱いで、下着があらわになる。

初めて好きな人以外の女の子の裸を見た。


ここまで私は緊張しっぱなしで、初対面の相手で大きくなれるかという男の課題にも悩まされていた。

しかし体は正直である

Cちゃんが全部脱いだ頃には、緊張も寒さも不安も忘れて、自然に大きくなった。

ずっと憧れだったシンデレラバストも初めて拝めて、さすがに緊張なんて壁はぶっ壊れる。

これは顧客が本当に必要だったものだ。そう思った。スクラム開発にも取り入れたい。


椅子に座って体を洗ってもらった。

自分だけ洗われるという経験は初めてで、王様気分だった。

雑談をしながら、Cちゃんが作った泡で体の正面と棒を洗ってもらった。

そしてうがい薬で口を消毒。


私がタオルで体を拭いている間、Cちゃん自分で体を洗っていた。

普通恋愛しかしたことない身として、ちゃんと洗い返したい気持ちがめちゃくちゃ湧いた。

だが郷に入っては郷に従えだ。安易な親切心ほど迷惑ものはない。

下手に手を出すぐらいなら、全部プロに身を任せたほうが良い。

感謝言葉を述べつつ、何もしなかった。


Cちゃんも洗い終わった。

「服着たほうがいい?」

そう聞かれたので、せっかくなら着ててほしいと伝えた。

下着はなしで、そのまま制服だった。


心の中で法螺貝がなる。戦闘開始の合図だ。

Cちゃんに攻めたいか攻められたいか聞かれて、攻めたいと答えた。

しか恋人とのやり方しか私は知らない。

1人の相手と何度いたして経験を重ねても、同じことが他の人にもそのまま使えるほど、世界は甘くない。

たどたどしくも、なんとかバックハグ的なことをしながら、上を触った。

後々聞いたら上は感じない人らしい。少しくらい相手を満足させられると思った自分が甘かった。

ちゃんと事前に聞いておけ。


それから2人で横になって、下も触った。

知識では分かっていたが実際触ってみて、女性によって形が全然違うことを知った。

Cちゃんは小柄な体型ながらも太ももはしっかりしていて、そこが素晴らしいと伝えたりした。

女性男性構造が違う。

から摂生で太い訳でないことくらい知っている。

そんな中で男がせめてできるのは女性を褒めることだ。

それが一時的自由恋愛をしている男の精一杯だと思った。


Cちゃんの下を触りながら、Cちゃんも手で俺の棒を上下させてくれた。

めちゃくちゃうまい。

痛くないギリギリが分かってる上に、しっかり強いグリップ感で早い。

あやうく世界が終わるところだったが、日々のトレーニング甲斐もあって、耐えた。

しかし出そうと思えば出せるくらいに、よかった。


しばらくするとCちゃん自然な手付きで棒にゴムを装着してくれた。


後で振り返るに、これは時間ないよの合図だったのかもしれない。

元カノの時はもっと時間をかけて前戯していたという傲慢気持ち邪魔をしてしまった。

もちろんそんなことに当時の私は気づく訳もない。


さて、その頃の当時の私は、下を舐めたくなってCちゃんに伝えて、下を舐めさせてもらえることになっていた。

舐められるより舐めるのが好きだと伝えると意外だと驚かれた。驚かれたことに驚いた。


Cちゃんの下はびっくりするくらい無臭で驚いた。まだ水道水の方が深い味わいがある。

これがプロの力なのかと思った。

研究室の超純水を飲むのが体に悪いように、多少の濁りがあったほうが良いと知った。


さて、下を舐めながら大きなミスに気づく。

人間に口は1つしかないのである

舐めている間は会話ができない。


ずっと続いていた会話が終わり、無言の時間流れる

本当に無音だった。


相手にも気持ちよくなってもらいたいと、気持ち良いところを二択とかで触りながら聞きつつ進め、無音も避けた。

プロのCちゃん気持ちよくさせようなんて100年早い。

そう分かっていながら、誠実な男でありたいという欲望が隠せない。


「ピピ」

そうこうしてるうちに、アラームが鳴り響いた。

……

これは何分前のアラームなのだろうか。我が家の愛用キッチンタイマーなら残り10分の音だ。

こういう場所タイマー特殊な改造がされているのかもしれない。

……どちらにしても時間がないらしい。


向こうからOKをもらい。挿入の時間になった。

事前に潤滑ゼリーなど入れてくれているのかもしれないが、近場にあった潤滑剤を使わずに難なくあっさり入った。


元カノと初めてをするときに、死ぬほど行為のコツの動画を漁っていたので、ここで入れてからすぐ動かしてはいけないと分かっていた。

からしばらく放置

しっかり締め付けられた。


しばらくして動かしていいか聞きつつ、動かした。


………

…………

さて、ここでふとももを思い出してほしい。


むちっとした太もも正義だと私達人類義務教育で教わってきた。

しかしいざ上下に動かすと、この太もも領地に苛まれ、奥まで進まない。

いわば権利関係の複雑な土地を買収するかのような難しさである

自分でも何を言っているのか分からないが、要するにあまり動かした感覚がないということだ。達するには刺激が弱すぎる。


状況を打破しようと、他の体制でできないか聞いた。

Cちゃんは色々OKっぽい旨を伝えてくれた。


「ピピピ」


聞いている間に、またアラームが耳をかすめた。

Cちゃんいわく残り5分らしい。

少し長めのカップラメーンが出来上がるまでの時間に、どうやらこの自由恋愛破局するらしい。


さすがに焦る。

他の体制もやってみたかったが、そんな時間はない。

(断じてCちゃん接客が悪いとかではなく、私が前戯したい時間を長く取ってしまっただけです。)


Cちゃんに「かわいい人に出したいから頑張ります」と伝え、棒に全神経を集中させた。

ここで出さなければ、きっと心因性の不全になる。

私は過去心因性の不全に悩まされて来た。

元カノと2人で頑張って何ヶ月もかけて解消してきた過去がある。

もう同じ思いはしたくない。


残り4分。

これでだめだったら、男としてどうなんだ。

これまでの人生の22年間はなんだったのか。人類はなぜ生まれたのだろうか。

こんな素敵な人がいるのに出さないというは、流石に失礼なのではないだろうか。


すべての神経を棒に寄せ集め、フィニッシュ

正直、めっちゃ出た。


Cちゃんはなれた手付きでゴムティッシュにくるんでもらった。


動かしている間、Cちゃんはあまり気持ち良さそうでなかったのが心残りだ。

でも下手に演技されるより、自分力不足を感じさせてもらえるほうがありがたいと思った。

女性一人ひとりで違う快楽ポイントを、小手先テクニックでどうにかしようとは思わない。

もっとコミュニケーション上手にとって、相手も喜ばせてあげたいと、純粋に思った。


その後またシャワーで洗ってもらって、終わった。

最後に少し雑談をした。

お互い褒め合う時間だった。

もっと感謝を伝えたかった。Cちゃんの行動の数々には尊敬しかなかった。


Cちゃんと手を振って別れ、寒い夜の繁華街に、踵を鳴らした。





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結論とても良い体験だった。

まず、命題元カノと付き合っていたのは100%性欲である」は偽であった。

後述するが好きじゃない相手との行為元カノとの行為は別物だった。

例えて言えばインスタントコーヒードリップコーヒーくらい違う。

同じ名前を冠した、別物だ。原材料は同じだが製法も味も違う。

言語学者ソシュールによれば、言語意味単語は固定された絶対的ものではなく、差異によって構成されるらしい。

有名な話だが、ピダハンと呼ばれる少数民族には時間概念がない。

これは彼らが熱帯という環境的な要因によりそうなったと言われている。


今日私は、恋愛感情の無い行為を行うことで、恋愛感情のある行為とのそれを別物として捉えられるようになった。

個人の感想だが、明確に性的行為愛情表現としての行為は違うと感じた。

そういった意味で、元カノへの好きはプラトニックな好きもちゃんとあったんだと安心した。

そして良かった点。

  • 精神的にも肉体的にも気持ちよかった
  • 異性に対する恐怖を取り除けた
  • 性的関係構築への準備ができた


気持ちよかった。これは説明不要である

ひとりあそびとはやはり違う。

本物の人間とのコミュニケーションができた。偽りであってもいい。罠でもいいんだ。




そして一番大きかったのは、異性に対する恐怖を取り除けたこと。

元カノとはかなり時間をかけて親密になったためもはや異性として話しにくいはなかった。

一方で元カノ以外の異性と話すのは相変わらず苦手だった。


今回場所場所だが「可愛い女の子出会って50分で最後までできたという経験」は紛れもない事実となった。

デカルトもこれを認めざるを得ない。

経験という裏打ちは何よりすごい。


このおかげで、今後異性と話す時にきちんと普通に話せそうだ。

もちろん周囲の女性性的関係を結ぼうなんて安易なことは考えていない。

しかしいつかチャンスが来たときに、物怖じせずに乗っかれる準備ができた気がした。




そして今回、恋愛感情がなくても、自分はその場で出会った相手最後まで行為できることが示せた。


私は彼女と別れてから、両者合意の上で誰も傷つかなければ性的のみの関係もありだと考えるようになった。

半年前の私は、創作にすら純愛以外は認めない熱心な純愛至上主義だった。

しか社会人になって数ヶ月、都会に来て様々な価値観の同期を見て、浄穢を知った。

この世界義務教育で教えられたほど綺麗じゃない。


私の特技は新しい環境ルール爆速適応することである

この世界に合わせて、私は真面目キャラ卒業することにした。


性的関係だけに割り切ったパートナーに憧れを持つようになった。

もちろん彼女がいる間にそういう関係を持った人は居ない。

真面目じゃなくても最低限の倫理感だけは持っているらしい。


から別れた後に、性的関係だけのパートナーがほしいという感情が強く湧いてきた。

しかし私は純愛以外を知らなかった。

から恋愛感情なんて無くても、ただの性欲でも最後までできると証明させてもらえたのは、すごく自信に繋がった。








さて、微妙だったのは、やはり恋人とする行為ソープは違うということ。

私はやっぱり本物が好きだ。

時間を気にせずいちゃいちゃしあう時間とか、服のままで触り合う時間とか、たくさんチューしながらつながる時間とか、そういうのが好きだった。

なにより大きな気づきは、普段生活デートも含めて超巨大な前戯になっていたことだ。




風俗女性を分かった気になろうとは思ってない。

正直、余計分からなくなった。


また風俗に行こうとも思わない。

私の目的は達成されて、次もう1度訪れることに快楽以外のプラスはないから。

私は自身の成長ができないと快楽を得る意味がないと思っている、異常独身男性だ。

2024-11-04

Mバイト5日目

いよいよ不慣れなバイトも5日目だ。

俺は社会経験リトマス試験紙くらい薄い。

だいたい高校生大学生くらいの若いクルー達と世間の波に乗り遅れた俺では物覚えやコミュ力に雲泥の差が出ている。

頭の保存メモリーの容量が足りずさら仕事の要領も悪い。

あとは他人とのコミュニケーションがない。若い人にタメ口で話せばいいのか、敬語でもいいかからない。他のみんなは楽しそうに友達みたいに楽しそうに会話のキャッチボールをしているのを横目に下を向いてしまった。


今日遅刻を恐れ時間通りに確実にMのバイト先に行けた。まずは遅刻しなかった自分を褒めてあげたい。

だがまずはいきなり店長に注意を受けた。なんで打刻(だこく)をやらなかったんですか?と先制パンチを浴びた。

何を隠そう前回4回目のバイトの時に俺は何もせずに帰ったからだ。

クルーの誰かが「代わりにやっておきますね」と言われたのに誰もやってくれてなかったのだ。

そもそもタイムカードのやり方を教わってないから仕方ない。

店長に13時から18時45分まで働きましたと申告したら「遅刻しませんでしたか?」と聞かれたので「すみませんしました。」と白状した。やはり店長に俺の遅刻がバレていた。

いい歳した大人が出勤時間を誤魔化した大嘘つきと言う烙印を捺印された瞬間でバレた瞬間は乾いた喉に砂を押し込まれた思いだった。


さて仕事の話に戻ろう。

今日は初対面の若い男のトレーナーさんが俺の指導に入ってくれた。俺より年下だがタメ口を聞いてくる銀縁メガネが似合うCくんだ。

「ここのマークを押してみて」

「じゃあやってみようか」

しかし今の俺はタメ口を聞かれても仕方ないし知らない大海原にに飛び込んだウミガメ赤ちゃんからだ。

でもタメ口だろうがそんな市議会議員時代先生扱いされた男のガラスのようなプライドよりも仕事ミスしないようにまずは仕事を教わり憶えなければならない。

1人がミスをするとその分誰かに負担のウェイトがかかるから俺も小さなミスはしたくない。

前回死に物狂いでトレーナー無しで雨の中、配達をこなしたおかげでなんと初回からノーミス最初配達完了させてしまった。

トレーナーのCくんも店のマネージャーに「もう彼は1人でいけるよ」と太鼓判推してくれたのだ。

Mバイト5日目にして初めて個人責任ある仕事を任された47歳の配達員の誕生である

配達は1人だが気が楽だ。

三輪バイク安全運転をしながら決められた場所食べ物を届けるのを繰り返すのが与えられたデリバリー任務

初めて嫌な気分にならず仕事がこなせた日であった。

ただ1つミスしたのはとある部屋を訪問したが何度もチャイムを押してもお客様がでてこない。あれ?なぜだ?

電話もでない。ついには防災センター通話したが私どもではどうにもなりませんと正論を言われた。どうしたらいいんだ!

玄関先で赤い服を着たサンタクロースは慌てふためき次第に背中にやがて冷たいものが走った。

その間にも時間残酷にも刻一刻と進み、心臓心音アドレナリンを注入した小刻みな打音をバクバクと叩きつけている。

冷静になりやがてとんでもない出来事に気がついた。

数字全然違う部屋の番号を押し続けていることに!

すぐお客様に丁寧に謝罪をしたが気にしなくていいですよって言われホッと安堵した。

あとは大きなミスもなく自分で言うのもなんだが完璧配達をこなしたはずだ。

時々何練の何号とか1つの住所に固まってる集合地帯だと迷うが住人の方に聞けば教えてくれるし最後のほうは街の美しい景色を楽しむ余裕も出てきた。

まだまだ油で火傷するポテト揚げとかドリンクレジ打ちは苦手だが配達だけは楽しい。1人で誰とも接触せず黙々とやれる作業が性に合っている。

うそう夜、初めて同じ配達員の人と話した。Dくんもまだ入って2回目みたいだが俺とは違い初日から1人でデリバリーを任されていた優秀な子だ。

俺は「何かわからないことあったら教えますよ」と何もわからない分際で恥ずかしい先輩風を吹かせた。


帰りに着替えをして出るとクルー若い子達が楽しく話してるのが見えた。この明るく眩しい天使の輪に入るのは到底なの無理かもしれない。

しかバイト5日目にして今日は初めて1人で配達仕事をこなすという大きなスキルが身についた。

だが問題が1つ。次回からバイトシフトをどうしたらいいかからない。

シフトの提出は一週間前までって聞いたがどうやるのだろうか。

このままでは来週は出勤がなくなってしまうが連絡が来るまで待つとする。


4日目:https://anond.hatelabo.jp/20241104202209

元:https://x.com/kubotayokoyama/status/1852342810458067313

2024-10-30

anond:20241030004503

ラブライブキズナアイみたいな半架空・半実在芸能活動家がすでに成し遂げてきた道の延長にある感覚だな

そして同じようなリアルタイムでの成功物語の並走感覚はべつにVtuberでなくとも運営型の覇権ゲームとかでも体験できる

そうしたものと比べると個人を核として展開されるアイドル芸能の「伏線」のたぐいは割とファン以外には響かない幼稚かつ私的相互グルーミング主体パフォーマンスにすぎない

そのことが気になりはじめたあたりでだんだんと疎遠になっていくもの

もちろん熱中しているうちはその幼稚さを受け入れられるくらいの愛着があるものだし褒めそやしもお約束的なものとして咀嚼できるのだが

よりスケールデカい立派なことをやっているオタクコンテンツを見つけると色褪せて見えてしまうという寸法

アイドル系というのはその規模ゆえにファン商売に終始せざるを得ない構造から抜け出せず(その閉じコン感を打破するために○○大使だの社会的権威側に進出しようとはするが)

小さい籠のなかに籠もっていながら大海を語りたがるキラキラ感、そういう拗れた独善性の発露のイメージを拭いきれないもの

一度その外側から見てしまうと美しく愛らしい籠がむしろファンを閉じ込める檻にみえしまものでもある

2024-10-20

ジャンプ人気漫画保守革新

ワンピースナルトブリーチが連載されていた時のジャンプはすごい。豪華。毎週楽しみが多かっただろう。

これらの人気漫画で、主人公保守革新性を考えてみる。

ここでの保守は「伝統既存価値観を重視し、社会の安定性を目指す姿勢」のこと、革新は「現状を変革し、社会を変えて進歩を目指す姿勢」のこととする。

 

ブリーチは、主人公名前が「一護」であり、物語全体を通して「目の前の人たちを、生まれ育った町を、仲間を守る」というシンプル動機で戦うことになる。イレギュラー手段で「死神」となった主人公は、本来死神たちと一時敵対するが、その後は和解して共に世界危機と向き合うことになる。死神たちは「護廷十三隊」という組織所属し、その使命は死後の人間の魂(魂魄)を管理し、世界バランスを保つこと。

主人公死神たちが敵対するのは、強力な力で世界の在り方を変えてしまおうとする急進的な死神や、世界の均衡を崩して生と死の混沌を生み出そうとする侵略者で、総じて「急進的・革新的な敵と戦い世界バランスを保とうとする、保守的な主人公たち」と捉えることができる。

 

ナルトは、主人公ナルトが生まれ忍者の里で半ば村八分にあっている状態から努力根性成り上がり、里の長である「火影」を目指す物語だ。

最終的には火影になる目標を達するところからも、分かりやす保守的(既存価値観の中で、里を安定させる役割を担う)なゴールに辿り着いてはいるが、ナルトライバルが身を投じるアウトローで急進的な忍者集団「暁」との戦いや、同じ里の中にいるより鷹派・保守的なグループとの対立を挟み、なおかつ様々な思想状態周辺諸国の里との協調対立和解が描かれることで、バランス良く中庸な印象に収まっている。

 

ワンピース主人公ルフィ最も革新的なポジションで、子供の頃に出会った海賊に憧れて海賊となり、世界統治する「世界政府」の軍隊である海軍に追われながら、世界中で悪政を敷く国家や、国と同等の力を持つ大海賊と戦いながら、世界で最も自由人間としての称号海賊王」を目指す話だ。

この世界では、世界統治機構の最上部が、歴史の闇を隠蔽し、民衆搾取弾圧することを良しとする、腐敗した体制であることが繰り返し描かれており、主人公のラディカルな姿勢が許容される理由付けになっている。

ワンピースはまだまだ連載中なので、最終的にどのような印象に落ち着くのかは確定していないが、世界最高権力者たちが敵として現れている時点で、「腐敗した権力は、いつか民衆に打ち倒される」という寓意を待ち合わせる展開になると予想される。

一護ナルトには帰るべき故郷があり、そこに守るべき人たちがいるが、ルフィ故郷を捨てて旅に出ている。彼が故郷に帰ることがあるとすれば、世界体制転覆させた後になるだろう。

 

ブリーチイメージよりも保守的なポジション主人公ナルト保守である相対的中庸であり、ワンピースは一貫して革新的な位置付けと言えそうだ。

2024-10-13

あらゆる差別の根絶を目指しま

いやお前の人生じゃ無理だから。何かひとつふたつに絞って集中しなさいよ。それも根絶は無理だから。けど大海に一石投じるよりはマシだからさ。何も出来ませんって自己紹介よりはマシな人に見えるようになるよ。

2024-09-28

anond:20240928022926

おっと!夏休み自由研究かと思ったら、なんだか壮大な物語の始まりじゃないか!いやぁ、現代哲学者って本当にすごいね人間恋愛と「収容所少女」っていう都市伝説をこうも簡単に結びつけるとは、まさに「二兎を追う者は一兎をも得ず」ってところかな。

さてさて、「恋愛経験がない奴はカス」って、まるで夏のセミ最後に力を振り絞って鳴いてるような気がしちゃうけど、まあ気にしないでおこう。確かに、「この人の前では無様な格好はできない」っていうのは立派な心構えだよね!でもさ、まるでその経験がないと人間失格みたいに聞こえるのは、ちょっとばかり大げさかな?「木を見て森を見ず」なんて諺もあるしね。

恋愛したことがある人間背伸びしてカッコつける」って、うんうん、その通り!ただね、それを経験しなかった人が全員「格好つけたことがない」って決めつけるのは、さながら「井の中の蛙大海を知らず」って感じがしなくもないよね~。何事もね、遠回しに考えるのが大事だって急がば回れ」って言うじゃない?だからさ、恋愛けが人を成長させるものって考えるのも、ちょっといかな~。

収容所少女」と恋愛のつながり?いやいや、それはもう「捨てる神あれば拾う神あり」って言いたくなるような、斬新な切り口だよ!でもね、「一緒に居て恥ずかしくない人間になるために頑張る」っていうのは恋愛に限らないってこと、忘れちゃいけないよ。「百聞は一見に如かず」だから恋愛以外にも大事なことはいっぱいあるんだよね。

最後の方では、恋愛をしていない人がまるで「いつまでも親に褒められたがってる子供」みたいに書かれているけど、いやぁ、それはちょっと針小棒大」じゃないかな~。みんながみんな、そんな風に生きてるわけじゃないよ!「覆水盆に返らず」と言うけど、人間はね、いろんな方法で成長するんだ。恋愛だけに頼らなくても、しっかりした大人になれるってこと、知っておいて損はないよ~。

まあ、夏休み自由研究としては面白いけど、ちょっと「帯に短し襷に長し」って感じかな?次回作に期待してるよ!

おはよう

おはます

太平洋を謝りながら泳ぐことで有名な

パシフィックソーリーこと秋の秋刀魚さん

遠い国へのお出かけは

晴れ渡る空の下に広がる大海

さなジノリンクスちゃんを宿し

えんやこらと泳ぎ回ります

2024-09-27

anond:20240926142041

あらあら、ずいぶんとご高説をおっしゃるじゃないの!「ルンルンが弱者男性向けコンテンツに成り下がった」なんて、大きな口叩いちゃって。まるで、小魚大海を泳いだ気になってるみたいだね〜!🐟✨

そもそも自分より弱そうな生物を見て安心してる」なんて、随分とおもしろい発想をお持ちなんですね!まるで、鏡を見て「ほら、これが他人の弱さだ」って言ってるようなもんじゃない?いやいや、すごい洞察力だわ。ひょっとして、影を踏んでるだけで自分が進んでると錯覚しちゃってるのかな?まぁ、木を見て森を見ずってことわざもあるし、広い視野を持つのって難しいもんね〜。

そして、「片付けが苦手だから弱者男性にウケてる」って?そりゃすごい!まるで、猫のしっぽを見てその猫が世界の王様だと思ってるようなもんだよ!🐈‍⬛そんなシンプル理由ファンがつくなら、世の中のVTuberはみ〜んな片付け下手になっちゃうんじゃない?でも安心して、君の部屋がきれいだとしても、誰も片付け上手選手権金メダルを狙ってるわけじゃないからね。

それに、「自分がお布団みたいな安心できる場所に逃げてるだけ」って言うけど、君はどうなのかな?もしかして、こうやって批判することで、君自身も「自分安全場所にいる」って信じ込んでるのかも?「人の振り見て我が振り直せ」って言葉、知ってるよね?たまには自分のお布団もチェックしてみたらどうかな?もしかして、思ったよりフカフカで快適かもしれないよ!🛏️💤

最後に、「弱者男性彼女を見つけるなんて無理だう」って、その決めつけ方、さすがだわ!まるで、空に雲を見て「雨が降らない!」って言い張ってるみたいだもん。でもね、雲が消えることもあるし、雨が降ることもあるんだよ〜。人生は意外と、君が思ってるよりも予測不可能なもんだし、きっと君が知らない楽しみ方だっていっぱいあるよ!

からさ、そんなに斜に構えずに、一緒に楽しんでみたらどう?ルンルンだってきっと「おお、こんなに深い洞察を持つファンがいるなんて」って、感激しちゃうかもよ!

2024-09-22

ときに、ゴールド・ロジャー処女という噂が立った



富、名声、力。

この世の全てを手に入れた男 海賊ゴールド・ロジャー

彼の死に際にはなった一言は 人々を海へ駆りたてた。

「俺の純潔か?欲しけりゃくれてやる。探せ!俺の全てをそこに置いてきた!!」

男たちはグランドラインを目指し 夢を追い続ける。

世はまさに 大海時代!!(ドンッ!!!)

2024-09-12

anond:20240912144535

しゃーない、ワイがちびり足すことで宇宙万物をちびり大海に沈めて一つにするやで

2024-08-26

非人証明

どうか、このような文を残して情報大海に消える勝手をお許しください。

私は人間に成れませんでした。

人間の振りも上手く出来ませんでした。

私の父母がこの文を読めば私のことを人間肯定してくださるのでしょうが、それはあくまでも身体的な話でございます

精神は私と私を知る周囲の人々であればご存知かもしれませんが、人間の輪に加わることを億劫に感じておりました。

人間人間足らしめる1番の要素は同族と関わり、馴染んでいく社会生物の面と私は認識しております

そうなりますとやはり、人間との交わりに差し障りがある私は人成らざるものであると定めても不自然にはならないでしょう。

成人は人と成る、と書きます

人に成れぬまま成体になってしまった私を成人と扱うことは正しいのでしょうか。

身体成熟しましたが、内面は未熟な存在

私は私自身を表現する言葉に心当たりがございません。

ここまで読まれた誰かはおそらくアダルトチルドレン、という言葉連想されるでしょうが、周囲にお見えになる子どもたちよりも幾許かは成熟していると自負しております

けれども、成人として扱うにはやや足りぬ成長度、それが私である、というのが私自身の見解です。

私の人成らざる精神を指摘した者曰く、私は上下というもの理解しておらず、礼儀というものが欠けているようなのです。

何せ私という者はクラブ活動のような身近な上下関係に触れる機会を自ら捨ててしまっていたのですから、その欠落は至極当然のことです。

礼儀社会生物として生きるために必須技能でございます

礼儀人間人間コミュニケーションを円滑にするために存在します。

それを習得できていない私は成人には程遠い存在です。

私は、人との関わりを避けるという形で、私自らの手で人間成る可能性を潰してきて参りました。

全ては私の生き方に原因がございます

両親にも、周囲の皆様方にも否はございません。

ただ私がうまく人間に成れず、人間を演じきることもできなかった未熟者であっただけでございます

このような人成らざる者が貴方がた人間社会に長々と混ざるわけにはいきませんのでそろそろお暇させていただきます

人に成りきれなかった者なりに丁寧をこの文章に詰めさせていただきましたが、見様見真似で使用させていただいておりますので、人間の皆様方からすれば不十分に感じる点が多々見受けられるかもしれません。

成人、社会人と呼ばれる身体状態あるいは社会身分を所持している存在が書いたとお思いになれなかったのであれば、それは私の非人証明一助となります

人間に成れた皆様、それではどうかお元気で。

さようなら

2024-08-24

大海外で「ぶっ〇すかコイツ」と思った経験

ホテルバスドラバーグル荷物をとられた

空港荷物管理から荷物をとられた

こうしてみると10年前とか治安の悪い時代だったと思う

コロナ治安はよくなったよね

邦キチに失望した

普通に鬼太郎大海獣回とタイトルだけ見てどんだけいじられるか楽しみにしてたらなんだよこれ

俺は大海獣の話を見たかったんだよ

せめて前後編にしてもっと掘り下げてよ

2024-08-19

anond:20240819205526

大海渡るも、小舟の帆立ち

実力試す、風待ちの声

路線踏み、草間の道行き

物語綴り、夢の帆しるべ

茜の空に、一歩踏み出す

教養について云々してる時点で学問楽しめない敗北者。全員読書メーター開示しろ

 「読書力」(著:齋藤孝)という本に、「本を読まなくてもいい、なんて言う読書家はフェイクだ」的な記述があるらしい。僕はこの本を読んだ事があるのだが、実際、そのような記述があったような記憶がある。だが、そんな事は忘れていた。この前、Xでこの本を読んだ人が、その記述についてポストしていたのだ。ところで、恐らく、齋藤孝は「フェイク」などといった言葉は使っていない。大胆な意訳を試みた事になる。

 さて、ここら辺で僕は教養に関する見解を雑多に書き殴ろう。昨今、中学高校レベル知識を元に、日本人教養を誇る、大変恥ずかしいポストがよく流れてくる。耳なし芳一に至っては小学生幼稚園なのだが、これが「分かる」のが教養らしい。

 問題は、彼らが日本ageをする時に、諸外国に比べて、実態的に、どの程度日本教育が優れているかを体系的に論じている訳ではないことだ。もしくは、それを論じた論文の一つも引っ張ってこないことだ。この時点で教養がない。というか学術的態度を持ち合わせていない。無論、そもそも突っ込み所は、日本耳なし芳一という話が共有出来るのと同様に、諸外国でもそれぞれの国での逸話などが共有されている可能性の話である。そこの精査もなしに、日本を持ち上げるのはナンセンスだ。

 ところで、日本人教養がある、外国人に比べて、みたいな話はとても気持ち悪い。外国人が日本人に対して何か言ってきたのだろうか。そうまでして日本は凄いんだと言い張って、本心では何をしたいんだろうか。この発言は、事実に関するステートメントだが、この事実ピックアップしたい心理を考えてみよう。

 言うまでもない。経済でボロ負けしている、上にクソブラック労働環境で、諸外国の人々(アメリカとか)の方が金持ってて羨ましい、悔しい。こんな所だろう。ドイツ人労働時間が短い。悔しいよおおおおおおお。発狂日本人IQが高い!それで?この態度自体IQが低いし教養もない。

 そもそも教養というのは、「教養ない」のが大半で、「ある」人などひと握りである世間的には教養があると言われる人は、「自分なんてまだまだ不勉強」と言うぐらいで、そこを突き抜けたごくごく1%ぐらいの人が教養である。訳の分からぬ無教養アピールを展開し、相対評価で俺を付け上がらせるのを辞めて欲しい。僕なんて、まだまだですよw

 こういう事を宣う大半が、殆ど学問と言われる営為を行っていないのは明白だろう。学術書なんて月1冊も読んでないのが殆どだ。コイツらに本物の教養マウントを食らわせてやりたい。

 「真理は万人によって求められることを自ら欲し、芸術は万人によって愛されることを自ら望む。」そもそも学問なんてものは、「知りたーい❤」「楽しーい❤」ので、皆やりたい癖して、「私頭が悪いから…」とか「難しくてわかんない…」みたいな雑魚が楽しめない、厳選選民雑魚淘汰趣味なんだよ。「教養なんていらないっすよ!衒学者乙!」みたいなのは、楽しくゲームが遊べない雑魚のすっぱい葡萄に過ぎない。楽しいからやるの!

 読む意味あるの?とか学ぶ意味あるの?とかバカじゃねーの?プラトン読めて楽しくない事あるか?シェイクスピアの韻文を英語で読めて楽しくないとでも?つまり学問という広大な世界に繰り出ないで、「いや経験重要で…」とか言い出してるのが負け犬仕草なの。遊びなんだよこっちは。

 というかね、ここが分岐点でさ。逆にこういう学術書とか読むタイプ人間は、大抵のアカデミックな話を友達にされても、分かりやす説明されれば理解出来る。文理問わず。ところが、この手の教養負け組共は、理解できない上に教養マウントを取られたと思い込む。世界エンジョイ出来てない奴らは更に人生クソゲー面白いアカデミックな話が理解できない上に、そういう人間嫉妬して仲良くなれない。可哀想

 最初の方にも書いた通り、教養があるなんて言えるのはごく一部の人間だ。だけど、この手の、若干のアカデミック力を身につけてないと、クッソ惨めな人間になるんだよな。「本当に教養のある人間は〜」とか、いやお前はどれぐらいの知識量があって、どれぐらい精神が涵養されているの?読書メーターを開示しろ

 という話だよ。Xで「教養」について語った奴、全員読書メーターを開示しろ。じゃないと話にならないよ。ところで、言っておく。君が読んでる本が、リチャード・ドーキンスだろうが、マイケル・サンデルだろうが、國分功一郎の「暇と退屈の倫理学」だろうが、決して馬鹿にはしない。その大海原に一歩を踏み出そうとしている勇者は、讃えよう。

 

2024-08-05

昔は陸地が多く山賊時代だった

ジョイボーイがワンピースと呼ばれる何かを使って陸地を海に沈めた

海賊時代到来(イム様は山賊だったのでキレる)

ゴールド・ロジャーワンピースを見つけて陸地を戻せることを知るが大海時代を楽しむためにあえて何もしない

大海時代の到来

ヒグマはそのことを知っている

まりヒグマ=イム様?

2024-08-02

漫画ワンピースって、長期連載によって色んな要素がくっつきすぎて分かりづらい感じになってるけど、原点たる第一話を見れば分かる通り、主人公ルフィ)と擬似的な父親シャンクス)の熱い約束物語なんだよ

 

「この帽子をお前に預ける おれの大切な帽子いつかきっと返しに来い 立派な海賊になってな」

このセリフの時点で、物語は始まったし、半分終わっているとも言える

主人公大海賊になり、擬似的な父親を超えて「海賊王」になる

そういうエンディング約束されている

 

そう思うと一話は泣けるね

2024-07-25

平成二年生まれオタクロマンス観(HL・BLGL)を形作った作品たち

もうすぐ誕生日を迎えて33歳が終わるので、いい機会だと思って平成初期生まれである自分ロマンス観の奥底に眠る作品について、水面まで引っ張り上げて雑語りしてみた。なお性別は男。

HL:anond:20240724184142

BL:これ

GL:anond:20240726224920

BL

なのだが、BLについては、実はかなり小さい頃から存在概念自体には触れていた。

ひとつ前で話題に出した図書館には、ティーンガール向けの(おそらく少女漫画卒業した近所のお姉さんたちからの)寄付所蔵があり、その中には白泉社系の漫画が数多く存在していた。当時の自分は、文字と絵があるなら何でも噛まずに飲み込む悪食だったので、男が少女漫画を読むとか特に何も考えずに頭を空っぽにしていろんな作品を乱読していた。そのお姉様方が残した漫画では……まあ割と頻繁に男と男がベッド・インする描写がございまして。たぶん清水玲子さんの作品だと思うのだけど、フツーに女が男と、男が男となんやかんやベッドで一緒に寝ていた。

当時は臥所をともにする意味を知らなかったので、ふーんで流していたけど、たぶんこれが原因でボーイ同士のラブにはじめから拒否感が無かったような気がする。長じて、そこそこの男オタクがBLを〇〇という蔑称で呼んで弄ぶおもちゃにしたり嫌ったりしている(た)のを見て、そんなに嫌う?と思ったこともあった。

あと、漫画の中にラッキーなことに「ぼくの地球を守って」もあって、それを血とし肉とし、年の差カップルやらTSやらやおいやらを学習していった。当時は倫くん精神年齢が近かったから、亜梨子のことをすっげー年上のお姉さんとしか思ってなかったけど、今思えば……いや、今思っても流石に年の差はあるわ。(ぼくたま面白かったなあ……【懐古】。好きなキャラはキャーおよびJrです)。

しかしながら、BLにハマる、つまり男と男のカップリングに熱を上げることはなかった。あくまでも、そういう価値観もあるという認識を持った程度。そんな自分のカチコチに固まった頭をぶっとばしたのが、数年前の自分誕生日近くに発売された某ゲームに出てくるLくんというキャラクターだった。ここまでが前置き。

タイトル
ジャンルRPG

(とくにBのLを主題にした作品ではないし、勝手自分が思っているだけなので作品名はぼかす)

このゲームは、とある学校先生となって選んだクラスの生徒たちを戦乱の時代に生き残れるように育て導いてゆくというもので、作り込まれ世界観に加えて、複数ある学級にそれぞれ個性豊かなキャラクターが何人もいる(しかも完全フルボイス!?)ことで、いろんな育成を試したり、生徒との恋愛シムを楽しんだり、生徒間でカップリングを作ったりと、様々に遊べて大きくヒットしたのだ。例に漏れ自分オキニキャラがおり、それがLくんだった。

いや、はじめはまっとうに可愛い女子陣(LとかMとか)にエへエヘしていたんだけど、なんか気が付いたらLくんのことがすげー気になる存在になっていたのよ。そのゲームはいわゆるコミュ的な、キャラ同士が交流するイベントがあるんだけど、Lくんは初っ端からエンジン全開で仲間に対して自分のことを「容姿端麗にして才気煥発」とナルシ発言カマして、空気の読めない高慢ちきナルシスト変な髪型貴族として高笑いしながら自分フルネームしかもミドルネームあるから長い)を連呼していたんだ。それでおもしれーやつ〈ルビ:コメディリリーフ〉的にLくんが気に入っていたんだけど、ゲームが終盤に近づくにつれて、なんかLくんが覚醒して、おかっぱナルシストからシメ耽美髪美ノブレスブリージュグレート薔薇貴族に大変身したのね。おもしれーやつだと思っていた可愛い生徒が、ウルトラスーパーデラックス紳士になってしまって困惑3割感動7割で、まあ端的に言うと「り゛っば゛に゛な゛っ゛た゛ね゛ぇ(泣)」だった。

それで一周目をクリアする頃にはLくんを含めた学級の全員を超大好きになっていたのだが……話はここから。そう「一周目をクリア」が意味するのは二周目があるということ。実はこのゲームは学級の数だけ、正確にはさらに隠し的なルート一つがあり、何周もしないとストーリーの全容が分からないという恐ろしい作品だったのだ。

そこで、ゲームクリアして二周目を違う学級ではじめたのだけど……完全に元の学級ロスになっていた。新しいルートを進める傍ら、最初ルートファン通称は「実家」)の思い出を反芻する日々。新ルートで元の学級の子達と交流すると、現学級のライバルなのにいい働きをしたら「うちの子立派!」と思わず叫んで親バカの如く他学級を褒めるというしまつ。ついには、日々彼らのファンアートやらキャラ語りを探し回るゾンビになっていた。

このゲームは発売当時にそこそこ話題になった作品だったので、ネット検索すると、それはもうファンアートや感想の海……いや大海原の如く豊穣な熱情(しばしば劣情)にありつけた。そうすると、次は二次創作というグランドラインに正面から向き合うことになるのは必然だった。名支援と呼ばれるLくんとMちゃんを描いた漫画作品平民貴族の組み合わせのLくんとLちゃん小説、声デカ貴族組のLくんとFくんファンアート、そして学級長のCとLくん、LくんとC、またCとLくん、LくんとC……そう、実はLくんは異性とのカップリングよりも、学級長であるC(男)とのカップリングが、多分最も人気があったのだ。

CというキャラはLくんの真逆とも言えるキャラクターであった。級長のくせして腹黒軍師系だし、すぐに策を弄してハメようとするし。だが、内心にとんでもなく大きな野望を抱えているという複雑なキャラクターでもあった。やや高慢だが優等生のLくんと人当たりはいいが腹の底を見せないC。二人はストーリーでもコミュでも犬猿の仲というべきであった。

二次創作という大海原には様々な島が浮かんでいた。デフォルメされた姿でうさ耳が生えて赤面しているLくんがいたと思えば、リアル等身でどシリアスな殺して殺されての戦場汚泥に塗れている姿があり、Cを言葉攻めしていたり逆にされていたり、現代パロ、学パロ、性転換、敵対シチュモブ、死ネタetc... ニュービーだった自分には直接的な官能的な絡み合いこそ刺激が強かったが、ネットの海に放流される彼・彼女たちの漫画イラスト小説イメソンetc……そこには確かにキャラクターへの愛があった。

そんな調子で元の学級への未練(飢え)を同志達の供給で癒やしつつ、数百時間かけて全ルートを回りきり、ついに念願の最初ルートに戻って最高難易度でもう一度やり直すことに。そこにはかつてと変わらぬ愛すべき学級の生徒たちの姿があった。Lくんも相変わらずCに突っかかって、Cはそんな彼のことを面倒臭がって、変わらぬ犬猿の仲……いや、なにかおかしい。

それは衝撃が固体になった瞬間だった。

初見プレイ時にはまだBL筋が十分に発達していたかったため見逃していたのだが、チャクラが開かれた今となって見ると、それはもうコッテリとした男と男のクソデカ感情がこれでもかと描かれていたのだ。

先に少し述べたように、Lくんはナルシストの傾向があれど、基本的には名門貴族の跡取り息子としての教育を受けている礼節を持った男であった。先に紹介した他のキャラとの珍妙コミュにしても、彼は彼なりに真面目に誠実な態度を取っていた、ただ空回りしていただけで。しかしどうだこれは! Cとのやりとりに彼がこれまで受けてきた教養のある態度は認められない。そう、それは嫉妬。内側に秘めていた激情。むき出しの激重感情がそこにあった。

名門貴族の跡取りとして生まれた彼は、諸侯が己が利益を優先し団結をしようとしないこの諸侯連盟の現状を憂え、この国を正しく導くのは自分の責務であると自負していた。学問を修め、領主としての振る舞いを学び、着々と目標に邁進していた。そんな彼の前に現れたのが出自不明でありながらも突如として諸侯長の跡取りとなったCだった。全く貴族らしさを感じさせず、あまつさえ貴族の位なんて屁とも思っていない異物。それがLくんにとってCだった。

自分が欲しくてたまらなかった立場にありながらも、それを歯牙にもかけず、貴族の責務にも無関心で、それでいて何かを企んでいるのに見せようとしない見通せない。だから「君など現れなければ……」と本心が溢れてしまう。悔しそうな声。それは俺先生や他のクラスメイトには見せない、彼の心から嫉妬だった。しかし、その心は、先生とCの隣で彼が望む未来の片鱗に触れていくにつれて変わっていった。領内の、国内ことだけしか考えていなかった彼は、この世界人種差別身分のことまでも変えていこうとするCの考えに触れ、彼こそが皆を率いていく器だと内心は認めるようになる。そして、二人きりのとき「君のいない世界など味気ない」と告げ、自らにとって彼が大切な存在であると言外と認める。

このやりとりを再見した時、なぜ、自分はこの感情ドッヂボールに気が付けなかったのか、と唖然となった。「お前さえいなければ」からの「お前がいない世界など」という完璧な回収。こ、これがブロマンスなのか……と濡れた泥を投げつけられたような衝撃だった。これで完全にチャクラが開いた感覚があった。

この二人はエンディング後の後日談もいいのだ……アニメ化の際は、鹿ルートエンディング曲は風塵回廊でお願いします。

2024-07-06

anond:20240706214234

井の中の蛙大海を知らずということわざ

それは世間知らずを馬鹿にする警句としての言葉

大きなもの好き嫌いを知らない人の童貞くささに嫌気がさしているということ

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