はてなキーワード: ホームレスとは
きっかけは今年の正月に旅行先のホテルの部屋でダラダラとYouTubeを見ていたらとあるずんだもん動画でコンパクト平屋を知った事だった。
正直今まで家を建てるなんて独身の自分には縁のない事だと思っていたのだが、そんな自分でもちょうど良いサイズで尚且つ快適な家がだいたい1500万位で買えるというのだ。
コンパクトだから家自体も安いし将来外壁塗装するときも塗る面積少ないから費用負担も軽いと。
調べたらローコスト住宅というのを作ってるハウスメーカーが何社か居てコンパクト平屋を専門に作ってる所もあってカタログをダウンロードしてみても結構良さそうな感じだった。
住宅ローンで買うにしても1500万なら月々家賃並の負担で15年位で支払い出来るんじゃないかとシミュレーションという名の皮算用をして、思い立ったらすぐに動く。
まずは土地探し。
しかし、安い値段で検索しても細い道の先の旗竿地、地目が農地、ちょっと良いなと思ったらいつ出来たんだかわからん擁壁の上だったり(メンテナンスが数百万になるのに放置すると最悪崩れる)。
やはり安くて良い土地なんてなかなか無いなぁ…と思ったら見つかった。
都心から電車で一時間以上も離れた郊外の某市、駅から離れた閑静な住宅街で周りが500~600万位の相場なのに300万だ。
当然そういう安さには理由があって、建築条件付きの土地だったのだ。
建築条件付きというのは、この土地を買って家を建てるなら指定したハウスメーカーで建ててね、という奴だ。
とはいえこの安さは魅力なのでとりあえず問い合わせしてみる事にした。正月明けすぐだった。
そしたらなんと、事前にカタログダウンロードして目を付けていたローコスト平屋を扱ってる建設会社がまさにその建築条件で指定された会社だったのだ。
普通、土地を見つけるのに数ヶ月、そこからハウスメーカーを選定するのも数社訪問して見積もりを取ってまた数ヶ月掛かるものなんだそうだが、私はもう土地もハウスメーカーもほぼ決まってしまった。
問い合わせした週に現地を訪問して土地を見てみるとまあまあ広い。建てたいのが13坪のコンパクト平屋なのに60坪以上もあるのだ。
だがまあ狭いよか良いだろうと思いそのまま申込み金を払って押さえて貰うことにしたのだった。
そこから数ヶ月。私はあらゆるYouTubeの家作り系の動画を観まくり(施主系YouTuberなんてものが居ることを初めて知った)、間取り図作成ツールでああでもないこあでもないしながら理想の間取りを作りまくり、ハウスメーカーの担当営業には注文を付けまくり完璧で理想な家作りを目指していた。
途中、フラット35の条件に適合させるために20坪位まで家をデカくしたりもしたが、図面も完成し資金計画(2千数百万になってしまったが)も出て来たのが4月上旬だった。
そしてナフサショックが起きた。
TOTOが受注停止をし、他の建材もいつ入るのかわからず止まる現場もあるという話を聞いて半分パニックである。
営業にメールをして実際どうなんだ?と確認しても見通しは不透明みたいな返事が返ってくる。
この頃になると毎週末は打ち合わせの予定が入っていたのでその週も打ち合わせでハウスメーカーの営業所を訪ねてこれは本当に、この資金計画でちゃんと建てられるのか?
と正直ベースで訊ねた。そうするとやはりこの金額ではもう無理なんですと。いつ完成するかも分からないと。
資材についても今着工してる現場は何とかなるがこれから後の所はもう分からないと。
自分はまだ土地の本契約も済ませて無いから良いが、今後このまま進めるとどうなるか?
土地の購入からつなぎ融資が始まるが家の完成と引き渡しまでの間どんどん利息分が積み上がっていくのだ。
しかも恐ろしい事にこのハウスメーカーは住宅完成保証制度にも加入してない(それどころか営業マンはその存在すら知らないという!)
完成時期も、そもそも完成するかも分からないまま今後数ヶ月以上を過ごして行くのかと思うと最早このまま新築計画を進める気には、なれなかった。
代替案は何か無いのか?
そう切り出したら良い物が有りますと。
聞けばこのハウスメーカーはモデルハウスを幾つか市内に建てて居るのだがこのメーカーは建てたモデルハウスをそのまま建て売りとして売っているんだそうな。
正直あの安い土地が魅力だったからこの地に家を建てようと決めた訳だから、その計画が頓挫したのならここで無くても良いのではとも思ったが、コンパクト平屋の建て売りや中古住宅などほぼほぼ存在しないのだ。
つまりまた新しい土地を見つけて別のハウスメーカーで新築を建てるしか無いのだがこの状況は当然他の地域やメーカーだって同じな訳である。
じゃあこのモデルハウスも選択肢としてはアリなのかもしれないと思い、とりあえず見に行く事に。
確かにこのモデルハウスは前の土地より駅に近くなり(前は駅まで自転車で15分だがこっちは駅まで5分)、浄化槽地域だったのがちゃんと下水道が通ってる場所だ。
その代わり庭はほぼ存在しない。(とはいえ前の土地は資金不足等もあり庭の外構は土のままにするしかなかった)
家もちょっと広くなったが、やはり間取りとかコンセントの数とか中の扉がほぼ開き戸だったりして自分の理想とはやや遠い感じ。
これで新築計画と比較して予算が数百万高くなるわけだ。(このモデルハウスの土地は800万!)
考えていた月々の負担額よりも上がってしまうし支払い期間も伸ばさないといけない。
でも、この機会を逃したらもう一生家買うことなんか無いんじゃ無いのかと思うと…
それに今後もうこの値段でもこのレベルの家は建てられないだろう。建材の値段は一度あがるともう下がることはほぼ無い。あと今買うのと状況が落ち着くまで待つのとじゃやはり金利も全然変わるだろうし。
だが、そもそも何のために家を買おうと思ったのか。
それは、将来何があってもずっと住み続けられる家、場所を確保したかったからだ。
今後人口減少で家余りになるなんて言われても便利な所は年齢で断られるし、独身で天涯孤独の身の上じゃ緊急連絡先も無いからより断られるだろう。将来更新拒否されたり、建て替えするから立ち退いてくれと言われて引っ越し先が無かったらホームレスだ。
そこまで行かずとも入居出来るのは不便でボロボロのアパートじゃ雨露しのげるってだけで老後の生活は大変になる。それは嫌だと。
あと中古マンションも結局便利なところはなんだかんだ高いし築年数行ってる所は住宅ローン完済する頃にはボロボロで建て替えになるかもしれない。修繕積み立て金や管理費も一生掛かるし値段も上がる。修繕の箇所やタイミングも自分じゃ決められない。そもそも上下左右の他人に気を使う生活はストレスだ。
いやもう後悔してる。
あと最低10年は今と同じだけの収入を維持して繰り上げ返済が出来ないと、かなりキツい老後になってしまうだろう。
あとトランプくたばれと言いたい。
(でも総理とか政府には恨みとか正直文句は無い。あんな事が起きて完璧な対応なんかなかなか出来るもんじゃないし。ナフサはありとあらゆる分野製品に使われてるから日本の誰もその流通実態を完璧に把握することなんか不可能だろうから見てる物と現場の実態が剥離するのは当然だろうし。市場主義経済社会なら紛争が起きて供給に不安が起きれば自分だけは確保しようとしたり供給量を絞ろうとするのはある意味当然だ。結局、紛争そのものが解決しなけりゃどうしようも無いのである。)
日本人の倫理観の特殊性を一番表しているのは、線引きの極端さだと思う。
日本人は、ある線の「慎みのなさ」を越えると途端に「死んでも良い命」になるという、極端な生命倫理を持っている。
例えば、親の目を盗んで深夜に外出し、コンビニの前でたむろしてる中学生。
こんな程度のことでも、たとえどのような理不尽な死に巻き込まれても(例えば、たまたま通りかかった薬中に刺されても)「そんなところに近づいたから仕方ないね」と、さらにもっと無惨な殺され方をしてもよかったくらいにはネットで叩かれる。
これ、異常だって気づいてる?
ホラー映画でも見てる感覚だろうか。主人公を作中で軽くけなしてたり(恒常的にいじめているわけでもない)、隠れていちゃついてるカップルくらいの「慎みのなさ」が、死んでもかわいそうに思わなくて良いフラグになり、当たり前のように死をエンターテインメントとして喜ぶノリを、現実でも同じ程度に内面化している。
これは本当に、一瞬たりとも越えたら戻れない線だ。
たとえばホームレスを、とにかくまず家を見つけられるように、仕事を探せるように、監督つきで金を借りやすくするくらいに支援するシステムでも作ったら、日本人の大半は怒るだろう。
一度ホームレスなんかになった、線の向こう側に足を踏み入れた「異物」を、こちら側に戻すことは侮辱だと感じるからだ。
日本人はホームレスを、戻るということを想定しない、戻ってきてはいけない「もう終わった存在」としてしか認識できない価値観を当たり前に日常の言葉遣いとして持っている。
日本人にとって「まともな人間」の線引きは、一度でも越えてはいけない、一度でも越えたら命を平等に扱ってはいけない、いわば宗教的な穢れとして不可侵のものになっている。
これが結局のところ、日本人の「真面目さ」の根源でもあるのだろう。日本人は自分でも明確に意識せず、この線に一瞬でも近づいたら終わりだと恐れている。
だから、ただルールを守るという以上に、線から可能な限り遠ざかるという努力をする。
それをしない、気の緩い人間が憎くて仕方ない。
だから、やはりそんな慎みのない存在は、一瞬でも気を抜いた瞬間に死んでも仕方ない、天罰だ、嬉しい、と心から思う。
本当に、なんでこんな精神病みたいなループに、一億人が捉えられるものかね。
不思議な話だ。
Crystal Waters "Gypsy Woman(She's Homeless)."
https://youtu.be/_KztNIg4cvE?si=HcT2azkIjft8iFCh
ハウスチューンのアンセム。店と家を失い、道端でゴスペルを歌っていたホームレスの女性について歌っている。
Bruce Hornsby and the Range "The way it is"
https://youtu.be/GlRQjzltaMQ?si=H6zEkRRXNIFbEqtM
人種差別について。1986年の曲。「1964年に法律は変わったが、それでも(差別する)人の心は変わっていない」
真面目な話はてなしぶとくない?なに意地になって会社存続させてるの?ホームレス生活はお嫌い?
dorawiiより
-----BEGIN PGP SIGNED MESSAGE----- Hash: SHA512 https://anond.hatelabo.jp/20260428190723# -----BEGIN PGP SIGNATURE----- iHUEARYKAB0WIQTEe8eLwpVRSViDKR5wMdsubs4+SAUCafCG3QAKCRBwMdsubs4+ SJeiAQCcndQvoUZ3LV1xDauvHav4yFukNuJ7Mjx9K2Qiqtj13gD/ZHzwm60SnTQv koiZXugG9ppyPq5IlWul3btboVSYUQc= =TNx4 -----END PGP SIGNATURE-----
• 携帯電話:多くのHarediは「kosher phone(コーシャー携帯)」と呼ばれる制限付きのデバイスを使っています。これらは通話と極めて限定的なテキストのみが可能で、インターネットブラウザ、SMSアプリ、カメラ、動画、音楽などがブロックされています。違反者は共同体から強い社会的制裁(shunning)を受けることがあります。
• インターネット:原則として禁止または厳しく制限。家庭用パソコンやスマートフォンのインターネットアクセスはラビの許可が必要で、多くの家庭ではフィルタリングツールを義務付けています。ただし、仕事や生計のために一部の男性・女性が制限付きで使うケースが増えています。
• 主なメディア:街角のポスター(pashkevil)、コミュニティ内新聞、ラジオ(制限付き)、電話ベースのニュースホットラインが中心です。テレビや一般的なSNSはほぼ排除され、情報はラビや共同体指導者が管理・フィルタリングしたものが主流です。
この環境は、伝統的価値観(トーラー中心の生活、早婚、大家族、ジェンダー役割の厳格な分離)を維持しやすい閉鎖的エコシステムを作り出しています。外部の「有害な影響」(セクシャリティ、世俗文化、個人の自由主義など)を物理的・技術的に遮断することで、共同体の一体性を保っています。
ピーク時(2003-2005年頃)の7.5人前後から約1.0〜1.3人低下しており、過去40年近くで最も低い水準に近づいています。 2025年の最新推計でも6.2〜6.5台と、緩やかな低下傾向が続いています。
非Harediユダヤ人女性は約2.2人。Harediの出生率が全体を押し上げ、イスラエル全体のTFRを約2.8〜2.9に保っています。
過去10年ほぼ横ばい(52〜54%)。多くの男性は結婚後もイェシーバ(宗教学校)やコルレルで終日トーラー学習に専念します。
Haredi女性は出産・子育てとフルタイム労働の両立を強いられるケースが非常に多く、平均労働時間は週32時間程度(非Haredi女性は38.5時間)。教育職や低賃金サービス業に集中しています。
女性が「出産も労働も担う」負担は極めて重く、子育てコスト(教育・住宅・食費)の上昇が直接響いています。女性が、Haredi社会の「学習社会(男性がトーラー学習中心)」モデルを支えています。
女性がこれだけの出産(平均6人超)と労働を両立させているのは、先進国ではほとんど例がありません。宗教的動機と強い共同体意識が「負担を耐えさせる」役割を果たしていますが、経済的・心理的コストは蓄積しており、若い世代で価値観の変化(就労意欲の上昇や家族観の多様化)が進んでいます。
Harediの教育システムは、宗教学習(トーラー・タルムード中心)を最優先とし、世俗教育(core curriculum:数学、英語、科学、歴史など)を大幅に制限・排除しています。
世俗科目は最小限かほぼゼロ。2025-2026年のデータでも、男子の大学入学資格(バカロレア相当)の取得率は約16%程度と極めて低い(非Harediユダヤ人は86%)。
イスラエル政府は予算を投入していますが、core curriculumの義務化がほとんど守られていない状態で、最高裁判所が何度も「資金停止」や「説明責任」を命じていますが、執行は弱いです。
Harediとして育った人は高等教育や現代の労働市場に必要な基礎スキル(英語、数学、コンピュータなど)が深刻に不足します。
抜ける(defection / OTD)人は毎年一定数いますが、極めて高いコストを伴います。
Harediコミュニティは閉鎖的で、家族・友人・結婚相手・仕事・住居のほとんどがコミュニティ内で完結しています。抜けると家族から絶縁(shunning)されるケースが非常に多く、経済的・感情的な支援を一気に失います。多くの脱Harediは「突然のホームレス状態」や「極度の孤独」に陥ります。
世俗教育が不足しているため、自分でゼロから学び直す必要があります。英語がほとんどできない、数学が小学校レベル止まり、現代社会の常識(銀行、税金、就職活動など)がわからない状態で社会に出る人が多数です。 支援団体(Footstepsなど)によると、脱Harediの多くは成人後に高等教育をやり直し、数年〜10年単位の苦労を強いられます。
アイデンティティの再構築、PTSD的なトラウマ、精神保健問題が発生しやすい。コミュニティ離脱者の離婚率や貧困率も高くなります。
脱Haredi支援団体(Footstepsなど)の活動は活発ですが、支援を求める人は「コミュニティの監視」や「恥」の意識からハードルが高いです。
Hatelabo::AnonymousDiary The Movie。75点。
酒屋の自販機を破壊した罪で逮捕された自称サトウジロウを取り調べることになった染谷将太。そんな染谷にサトウは自分は霊感があり、秋葉原で何か起きる気がすると言い出す。何言うてるねんと思っていたら秋葉原で爆弾が爆発。サトウはこれはあと三度起きると言い染谷の説得もむなしく2発目が爆発。本庁から乗り込んできたゴリキャリの渡部篤郎と天才肌の山田裕貴にバトンタッチ。警察組織VSサトウジロウの戦いが幕を開ける。
みたいな話。
いや、面白かった。
佐藤二朗オンステージって感じで多くの福田作品で見せる感情の入ってないクソ演技をさせたら日本一の異名を持つ佐藤らしい空虚な異物としてのサトウジロウを完全に演じきっていて意外にいい役者だなぁって思った。一方で一見柔和が陰気で神経質で権力的な渡部や、覇気のない染谷、無邪気な天才山田あたりはなんか"いつもの感じ"で弱く見えたかな。製作的にも今回は佐藤二朗を見てくださいって感じだったんかな。
で、話としては激ヤバ組織である警察相手にそのヤバいところをサトウがガンガンに打ち返してそれを突き付け崩していく。恩義のある刑事を庇った結果冷や飯食わされて無気力な染谷、功名心とエリート意識にとらわれる伊勢、自身を規律と権力の代表者であると思い込んでいる渡部、自分を天才と思い込んでいる山田、そしてなんか外にいるやっぱり功名心に囚われた矢吹巡査。それぞれの抱える火薬にサトウが口巧みに火をつけて次々と爆破していく。
一方でサトウ本人に実は主張はない。この計画自体も元々はサトウのものではなく、殺人現場に夜な夜な忍び込んではシコっていたことが週刊誌に取り上げられ大バッシングを受けて自殺した刑事の家族が計画したもので、サトウはそれに後乗りしただけ。途中で犯行声明動画が投稿され、そこで動機らしきものを語るがそれも元の犯人の動画を模倣しただけ。取調室内で語るほとんどのことはウソであり、相手を翻弄したいだけ。
途中、功名心から足を吹っ飛ばされた矢吹のバディである伊藤沙莉がサトウを罰しようと取調室に乗り込んできた際にサトウはその悪意を一身に受け射精する。また、渡部を執拗に挑発し渡部が自負する規律と倫理の代表者という仮面を強引に剥がし自分の指をへし折らせる際にも笑っている。彼はブラックホールのように相手の感情を取り込むことだけを目的に動いているように見える。
つまるところ彼は空虚な内面にSNS上で得た空虚な情報を吸収し、それを凶悪なエントリやトラックバックで発散することで他者の感情を煽り怒らせ自分に対するレスを誘発しそのことでシコる増田の化身のような人間であると言える。つまりこの映画もまた増田である。
最もサトウに近い無邪気な天才山田を徹底的に煽り最終的に彼が天才ゆえに持つ厭世観や世間への身下しを引き出し彼は取調室を去る。そして組織という社会の中で抗えない大きな流れの中で無気力な一般人としての染谷と再会したサトウは「お前、この大騒動でワクワクしてただろ」と社会不安が起きると急にウキウキしだしSNS煽りをはじめ、「お前はこのままダラダラ生きていくのか」と煽るが、染谷は「俺は別にそれが不幸だとは思わない」ときっぱりと線を引く。
それを見たサトウは「今回は引き分けと山田に伝えろ」と告げる。
彼は今回の事件で出会ったすべての人間、渡部、山田、伊勢、伊藤、矢吹、明日香の心の中の爆弾すべてに火をつけることに成功したが、唯一今回の事件の発端となったシコり刑事に寄り添った染谷の爆弾には火をつけることができなかった。だから彼は今回の勝利をいったんは放棄したんだろうと思った。どれだけ煽っても煽りに乗ってこなかった増田に、まだ増田も捨てたもんじゃないなと独り言ちる俺のように。
空虚なサトウがその空虚さゆえに相手にの心の爆弾を爆破するという作品のメインテーマに全部りしているので、ロジックで見れば決していい出来とは言えない。犯人はシコり刑事が電車に飛び込んだことで多額の借金を背負って一家離散したという設定だが、金だけならそんなもんは相続放棄すればよくね?と思うし、元々山手線を爆破する予定で爆弾を作っててその計画自体はもうほぼ完遂してたのに何で爆弾そんなに余ってたん?って感じだし、その爆弾も缶やペットボトルに仕込んで自販機に入れてたって話だけど山手線の自販機に売れ行き的にもさすがにリスク高すぎね?
渡部を破壊したホームレスと園児を秤にかけた爆破事件も実際にはホームレスの炊き出しと幼稚園、両方に爆弾を仕掛けていて渡部に幼稚園を選ばせて「お前は死んだのがホームレスでほっとしただろ!」って突き付けてたけど、これうまいこと爆弾が見つからなくてどっちも爆発してたらどうするつもりだったんやろかと思うし。
真面目に見たらツッコミどころ満載でう~んってなるけど、サトウジロウの暗号ゲーム自体がフィクションラインだいぶ低いよねって言われたら確かにな~、なんか悪役がなぞなぞ出してくるレベル帯の作品、アメコミとかそういう感じで見るべきなんだろう。
まぁそんな感じかな。
画で言うと冒頭のアキバ爆破シーンめっちゃ頑張ってたし、何よりサトウジロウと警察たちの鼻詰まる攻防戦をたっぷり楽しめる。ぶっちゃけ俺は大したメッセージ性は感じなかったけどサトウジロウは増田だったと考えると、俺の中にもサトウジロウという爆弾は眠っていると言えたり言えなかったりするかもしれないししないかもしれない。
AIの進歩によりネット的な緩さのある文章≒口語調が強い文章からは強烈なAI臭が漂うようになった。
結果として昨今の私達は業務上で目にするような無機質な文章にこそ人間味を感じているのではないか。
少なくとも私は気楽さのある砕けた調子の文章はもはやAI臭すぎて目にするだけで疲れてしまう。
SNS上で飛び交うようなネットミームと若者言葉と死語と流行語をない混ぜにしたような喋り口調は捨てる時代が来たのだろう。
AIに絵柄が酷似しているものが、AIと認識されるのを懸念して絵柄を変えているのを対岸の火事として扱うのではなく、文章もまたAIに学習されたやり方を避けるべきなのだ。
顔文字まみれのスパイシーなメールをおじさんが使い始めた頃からギャルはメールの顔文字を捨てLINEスタンプに移行したのと同じだ。
そういった時代に合わせた変化に適応できることこそが人間らしさなのではないだろうか?
昭和の時代にそこらじゅうで誰もがしていた立小便はもはやホームレスかそれ一歩手前の社会不適合者しかやらなくなった。
平成の時代にねないで働くのが偉いと言われていた価値観は一変し残業している奴は仕事の遅い給料泥棒のカスと言われるようになった。
対抗馬であるAIが学習をしてくるなら、常に最先端を駆け抜けるアーリーアダプターの生き方をするしかない。
ほら漫画とかでよくあるじゃん「コイツ・・・戦いの中で成長しているのか(メガネカチャカチャ)・・・バカな・・・データ・・・カイセキフノウ・・・ショウリツ0%・・・」みたいな感じのアレよアレアレ。