はてなキーワード: 設備投資とは
おっしゃる通り、その組み合わせは経済学的に見て非常に「質の悪い」インフレを引き起こし、日銀を難しい舵取りに追い込む要因になります。
なぜそれが「悪い利上げ」に繋がりやすいのか、そのメカニズムを整理すると以下のようになります。
石油価格の高騰は、企業の製造コストや物流費を強制的に押し上げます。
良い物価高: 需要が強く、モノが売れるから価格が上がる(景気拡大)。
悪い物価高: 原材料費が上がるから、売れなくても値上げせざるを得ない(景気後退と物価高が同時に進むスタグフレーションのリスク)。
この状況で利上げをすると、コスト増で苦しんでいる企業や家計の「金利負担」まで増えることになるため、経済へのダメージが非常に大きくなります。
財政による現金給付や補助金(バラマキ)は、短期的には消費を支えますが、現在の状況では逆効果になる側面があります。
通貨価値の下落: 財政支出を拡大しすぎると、円の供給量が増えすぎて「円安」を助長することがあります。
日銀との矛盾: 日銀が利上げをして「お金の蛇口を締めよう」としているのに、政府がバラマキで「お金を流そう」とすると、政策がアクセルとブレーキを同時に踏むような形になり、物価抑制の効果が薄れてしまいます。
3. 「悪い利上げ」のシナリオ
もし石油高騰と円安が止まらず、物価が2%を大きく超えて暴走し始めた場合、日銀は「景気が悪くても、物価を抑えるために利上げせざるを得ない」という状況に追い込まれます。
投資の冷え込み: 景気が良くない中での利上げは、企業の設備投資意欲を削ぎます。
住宅ローン等の圧迫: 変動金利の上昇により家計の余力が奪われ、消費がさらに冷え込みます。
今後の懸念点
現在の日本が直面しているリスクは、まさにこの「コスト(石油・円安)によるインフレ」を「金利」で抑え込もうとした結果、景気の腰を折ってしまうことです。
本来なら、賃金がしっかり上がって「少しくらい物価が上がっても平気だ」という状態で利上げを迎えるのが理想ですが、外部要因(エネルギー価格)と政策の不一致が、そのハードルを高くしていると言えます。
円安(自国通貨安)は、日本経済に「プラス面」と「マイナス面」の両方を同時にもたらします。特に日本のように資源・食料の多くを輸入に頼り、製造業のグローバル化が進んだ国では、メリットが企業・株主中心に偏り、デメリットが家計や中小企業に広く及ぶ傾向が強いです(2025-2026年現在も同様)。
• 輸出企業・製造業の収益向上 海外売上を円換算すると金額が増える「為替差益」が発生。自動車、電機、機械などの輸出企業で利益が押し上げられ、企業全体の収益を高水準に維持。株価上昇(日経平均の押し上げ要因)にもつながりやすい。
• インバウンド(訪日観光)活性化 外国人が日本で「安く」感じるため、観光・小売・宿泊・飲食業の売上が増加。サービス輸出の黒字拡大に寄与。
• 国内投資・生産回帰の可能性(限定的) 円安で海外生産の相対コストが高まるため、一部で国内回帰や設備投資を促す効果。ただし、グローバルサプライチェーンの定着で近年は弱まっている。
• 対外純資産の円建て価値増加 海外資産を持つ企業・投資家に評価益。第一次所得収支(海外からの配当・利子)の黒字拡大。
• 輸入物価上昇 → 物価高(コストプッシュ型インフレ) 原油、天然ガス、食料品、原材料の輸入コストが増大 → 電気・ガス代、ガソリン、食品、日用品の値上がり。家計の実質購買力低下、実質賃金の目減り(2025年も4年連続マイナス傾向の要因の一つ)。
• 個人消費の抑制 物価高で家計が節約志向に。消費意欲低下、特に低所得層・年金生活者に打撃。経済学者調査では74%が円安を「日本経済にとってマイナス」と回答(家の値段上昇、人材流出懸念も)。
• 輸入依存の中小企業・非輸出企業の負担増 コスト転嫁しにくく、利益圧迫。内需中心企業はマイナス影響が大きい。
• 交易条件の悪化 輸出価格に対し輸入価格が相対的に上昇し、日本全体の「儲け」が減る。実質実効為替レート(BIS基準)で2020=100に対し2026年2月時点で約67まで大幅減価(実質30%超の競争力低下)。
• その他の副作用
• 過度な円安が続くと、企業収益の「為替頼み」が強まり、本来の競争力強化を怠る可能性。
• 企業収益は円安で高止まり・株高だが、家計は実質賃金低迷で「豊かさを実感しにくい」状況。
• 輸出数量自体は過去に比べて伸び悩み(海外生産シフトの影響)。円安の「輸出ブースト効果」が弱まっている。
• 政府・日銀は物価高対策(補助金など)で緩和を図っているが、財政拡大がさらに円安を招く「悪循環」の懸念も指摘されている。
中長期・家計・全体経済視点:デメリットが目立ちやすい(物価高、生活苦、成長の持続性低下)。
過度な円安(例: 150-160円台長期化)は「日本経済の弱さの表れ」と見なされ、基礎的競争力(生産性、賃金上昇力)の向上が本質的な解決策です。適度な円安は成長を後押ししますが、現在の水準は多くのエコノミストが「行き過ぎ」「家計負担が重い」と指摘しています。
特定の分野(例: 家計、企業、株、物価)について詳しく知りたい場合、教えてください! データは市場変動するので、最新ニュースも確認を。
経済学を学んできた人間として私が長年思い知らされてきたことのひとつは、技術革命についての予測はほぼ必ず二つの方向に間違えるということだ。短期的な影響を過大評価し、長期的な影響を過小評価する。Amara’s Lawと呼ばれるこの法則は、もう耳にタコができるほど引用されているが、引用している人々の大半がその含意を正しく理解していない。
なぜか。この法則が本当に言っているのは、私たちは技術の生産性への経路(path)を予測するのが絶望的に下手だということであり、それは「長期的にはすごいことになる」という楽観論の根拠にはならないからだ。むしろ謙虚さの根拠である。
1987年、ロバート・ソローが言った有名な一言がある。「コンピュータの時代はどこにでも見えるが、生産性統計の中には見えない」。いわゆるソロー・パラドックスだ。
結局のところ、ソローは間違っていた——ただし、正しくなるまでに約10年かかった。1990年代後半になってようやく、IT投資は全要素生産性(TFP)の統計に姿を現した。そしてその生産性ブームは2004年頃にはもう息切れしていた。つまり、真に生産性が加速した期間はせいぜい7〜8年だった。
ここで問いたい。AIについて、私たちはソロー・パラドックスのどの段階にいるのか?
私の暫定的な答え:まだ最初期、つまり投資は膨大だが生産性統計にはほとんど現れていない段階だ。2024年から2025年にかけて、米国の大手テック企業はAI関連の設備投資に年間2000億ドル以上を注ぎ込んでいる。これはドットコム・バブル期のIT投資をインフレ調整後でも凌駕する規模だ。しかしBLS(労働統計局)の生産性データは頑固に平凡なままである。
これ自体は悲観する理由ではない。1990年代の教訓は、GPT(General Purpose Technology、汎用技術——チャットボットの名前ではない)の生産性効果は補完的な投資と組織変革が追いついて初めて顕在化する、というものだった。電力についてのPaul Davidの古典的研究が示したように、工場が電力を最大限活用するには、建物の設計から生産プロセスまで全面的に作り直す必要があった。それには一世代かかった。
問題は、AIについてこの「一世代」がどのくらい圧縮されるか——あるいはされないか——である。
■ 今回は本当に違うのか
AI推進派(ブースター)たちの主張を整理しよう。彼らの議論は概ね三つの柱からなる。
第一に、AIは「知的労働」を自動化するので、過去の技術革命(肉体労働の機械化)とは質的に異なる。第二に、AIはAI自身の改良に使えるので指数関数的な自己改善が起きる。第三に、したがって従来の経済モデルは適用できない。
率直に言おう。第一の主張には相当の真実がある。第二の主張は経験的にまだ確認されていない。第三の主張はほぼ確実にナンセンスだ。
第一の主張から。確かにLLM(大規模言語モデル)がホワイトカラー業務の一部を代替・補完できることは明らかだ。コードを書く、文書を要約する、定型的な分析をする——これらのタスクでAIが人間と同等かそれ以上のパフォーマンスを示す場面は増えている。そしてこれらはGDP統計の中でかなりの比重を占めるセクターの業務だ。
しかし——そしてこれは大きな「しかし」だが——タスクの自動化と職業の自動化は全く別物である。これはDaron AcemogluとPascal Restrepoの研究が繰り返し示してきたポイントだ。ある職業の30%のタスクが自動化可能だとしても、その職業が消滅するわけではない。むしろ、残りの70%のタスク——AIには(まだ)できない判断、交渉、文脈理解——の相対的価値が上がる。
経済学ではこれを「Oの環理論(O-ring theory)」で考える。宇宙船チャレンジャー号を思い出してほしい。あの事故では、一個のOリングの不具合が全体を破壊した。多くの知的労働もこれに似ている。プロセスの大部分をAIが完璧にこなしても、人間の判断が必要な一箇所が全体の質を規定する。この構造がある限り、「AIが全てを代替する」というシナリオは実現しにくい。
投資の話に戻ろう。
私はバブルかどうかという問いの立て方自体が間違っていると思う。正確な問いはこうだ:現在のAI投資の期待収益率は、資本コストを上回っているか?
NVIDIAの株価は、AI関連の半導体需要が今後5年間にわたって年率30%以上で成長し続けることを織り込んでいる。Microsoftのクラウド事業の評価額は、企業のAI導入率が楽観的なシナリオの上限で推移することを前提としている。これらの仮定が同時に成立するためには、AIの経済的価値が、それこそ過去のどの汎用技術よりも急速に実現されなければならない。
これは不可能ではないが、歴史的な基準率(base rate)を考えれば、かなり強気な賭けだ。
もうひとつ、あまり議論されないが重要なポイントがある。AI投資の地理的・企業的集中度だ。米国のAI設備投資の大部分は事実上5〜6社に集中している。これは1990年代後半のテレコムバブルと構造的に似ている——大量の資本が少数のプレイヤーの「勝者総取り」の賭けに集中し、セクター全体の合理性が個別企業の楽観バイアスの総和によって歪められる。
マクロ経済的により心配なのは、バブルが弾けた場合の波及効果だ。テック企業の設備投資がGDPの相当部分を占めるようになった今日、AIへの期待の急激な修正は、2000年のドットコム・クラッシュよりも大きなマクロ的ショックをもたらす可能性がある。
■ 分配の問題
仮にAI楽観論者が正しいとしよう。AIが本当にGDP成長率を年1〜2ポイント押し上げるとしよう。それでも、私にとって最も重要な問いは変わらない。誰がその果実を得るのか?
過去40年間の技術進歩の歴史は、生産性の上昇が自動的に広く共有されるわけではないことを痛いほど示してきた。実際、skill-biased technological change(技能偏向的技術変化)の文献が明らかにしたのは、ITの普及が賃金格差の拡大と中間層の空洞化に寄与したということだ。
AIの場合、分配効果はさらに極端になる可能性がある。なぜなら、AIが代替するのは(少なくとも当面は)比較的高給のホワイトカラー業務の一部だからだ。パラドキシカルに聞こえるかもしれないが、配管工やクリーニング業者の仕事は、弁護士のパラリーガルやジュニアのプログラマーの仕事よりもAIによる代替に対して安全だ。これは分配の観点から複雑な含意を持つ——単純な「高スキル対低スキル」の図式では捉えきれない再編が起きる。
■ 私が本当に心配していること
以上を踏まえて、AI経済についての私の暫定的な見方をまとめよう。
AIは本物の汎用技術であり、長期的に有意な生産性効果をもたらす可能性が高い。しかし「長期的」が何年を意味するかについて、私たちは驚くほど無知である。現在の投資水準は、その効果が歴史的に例外的な速さで実現されることを前提としている。そしてたとえ楽観的なシナリオが実現しても、分配の問題が自動的に解決されることはない。
私が最も心配しているのは、AIについての公共的議論の質だ。テクノ・ユートピア主義者たちは「AGIが3年以内に来る」と叫び、テクノ・ペシミストたちは「大量失業が来る」と叫ぶ。そしてどちらの陣営も、自分たちの主張がきわめて不確実な予測に基づいていることをほとんど認めない。
経済学を学んだ人間として私が言えるのは、不確実性にはそれ相応の政策的対応がある、ということだ。セーフティネットの強化、教育と訓練への投資、競争政策による市場集中の抑制——これらは、AIがユートピアをもたらす場合でもディストピアをもたらす場合でも、あるいはその中間の(最もありそうな)場合でも、正しい政策だ。
確実性の幻想に基づく政策よりも、不確実性を認めた上でのロバストな政策のほうが、はるかにましだ。これは退屈な結論かもしれない。だが退屈な正しさは、刺激的な間違いに勝る。いつだってそうだ。
日本企業は日本に設備投資しても儲からないからアメリカ合衆国や海外に設備投資する流れはだいぶ前から行われていて日本人或いは日本の労働者が稼いだ利益は外国の設備投資に流れる割合が給料より多いという話はだいぶ前にしたけどな。
なんでこいつわざわざコンピュータにたとえてAIに考えさせてんだ?イミフになるだけだろう。
財源の話をしていたから財源は問題ない、という話をしただけでインフレ制約は別問題。
供給能力というCPU限界: 現金(リクエスト)を増やしても、それに応える「モノやサービス(サーバーの処理能力)」が増えなければ、レスポンスタイムが遅延し、価格が暴騰する。これが**「インフレ」
うん、だから発行した財源で設備投資とかして供給能力増やしましょうね、で終わり。細かい話は実務家に任せる。
円安も別に円安自体は基本的にその国が有利、固定相場制の360円時代の方が実際日本経済は絶好調だったし。
円需要があり他国も通貨供給量を増やしてる状況で円が暴落するほど通貨発行する必要がそもそもない(というか発行したところで市場に流れてないならホットマネーに影響するだけじゃないのか?)
『内阁府公布了2025年度《日本经济报告》。日本经济力图克服物价上涨,实现强韧发展。面向美国的出口已转为增长,汽车及其零部件的生产也逐渐复苏。企业的设备投资意愿强烈,投资计划有望得到稳步落实。』
「内閣府は2025年度『日本経済報告』を発表した。日本経済は物価上昇を克服し、強靭な成長を目指している。米国向け輸出は増加に転じ、自動車及びその部品の生産も回復基調にある。企業の設備投資意欲は高く、投資計画は着実に実行される見込みである。」
https://x.com/Japan_Emb_inCN/status/2028983769265222074
スゲー
もう北朝鮮っぽいわ
米国のイラン攻撃、世界経済に暗雲 スタグフレーションのおそれも
list
写真・図版
2018年12月21日、ホルムズ海峡を通る石油タンカー=ロイター
米国とイスラエルによるイラン攻撃に端を発した中東情勢の緊迫化により、日本と世界の経済にも暗雲が立ちこめている。中東からの原油輸送の要「ホルムズ海峡」で船舶の運航が止まるなどし、原油価格は急騰した。混乱が長期化すれば、景気が低迷する中で物価高が進む「スタグフレーション」に陥るおそれがある。
原油価格が一時12%急騰 日経平均は終値793円安 イラン攻撃で
イランは世界有数の資源国だ。米エネルギー情報局(EIA)によると、確認済みの原油埋蔵量は2023年時点で世界で3番目、生産量は石油輸出国機構(OPEC)の中で4番目に多かった。天然ガスの埋蔵量も世界で2位だ。
イランとアラビア半島の間には、エネルギーの海上輸送の要衝であるホルムズ海峡があり、EIAによると世界の原油消費量の約2割が通過する。今回の事態を受けて海峡での船舶の運航が止まったとの情報があり、米国産WTI原油の先物価格は1日、一時1バレル=75ドル台と約8カ月ぶりの高水準をつけた。
原油は各種燃料や幅広い化学製品の原料となっている。原油価格の高止まりは原材料価格や輸送費を押し上げ、モノやサービスの価格の上昇圧力となる。ホルムズ海峡の航行が短期間のうちに再開されれば、影響は限定的とみられる。ただ、事態が長引けば、インフレと景気減速が共存する「スタグフレーション」に各国が陥る引き金にもなりかねない。
写真・図版
トランプ米政権による高関税政策は物価を押し上げる効果の一方、景気減速への懸念から原油価格は下落傾向にあり、インフレ加速を一定程度抑えてきた。
国際通貨基金(IMF)は1月公表の「世界経済見通し」で、エネルギー価格の低下傾向が続き、25年に推計4.1%だった世界のインフレ率が、26年は3.8%、27年は3.4%へと鈍化していくとの見方を示していた。26年の世界の経済成長率を3.3%と見込み、昨年10月の前回発表時点から0.2ポイント上方修正したところだった。
アジア諸国、悪影響も大きくなるおそれ
原油価格の高騰が続けば、世界のインフレ抑制や経済成長に水を差すことになる。日本を含むアジア諸国は、欧米に比べて中東産原油に頼る割合が高く、悪影響も大きく出るおそれがある。日本は政府補助金の効果でエネルギー価格が押し下げられてきたが、その効果もそがれかねない。
写真・図版
緊迫するイラン情勢を受けて、日経平均株価は大きく下落した=2026年3月2日午後3時33分、東京都中央区、堀篭俊材撮影
米連邦準備制度理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)は24~25年に利下げを進めてきた。FRBのパウエル議長は、1月の記者会見で「関税引き上げの影響が薄まれば、インフレ率は2%に向かって再び下降し始めるだろう」と話していた。
ただ、原油高騰に押される形でインフレが再燃すれば、さらなる利下げは遠のく。FRBはむしろ利上げも視野に入ってくる可能性がある。
イランに対する米国とイスラエルの軍事攻撃が国内外の経済や日本銀行の金融政策に与える影響などについて、マクロ経済に詳しいSMBC日興証券チーフエコノミストの牧野潤一氏に聞いた。
「日本は中東の原油に依存しており、ホルムズ海峡封鎖がどの程度厳しくなるのかが懸念材料だ。ただ、日本経済が景気後退に陥るのは、原油価格1バレル=175ドルが1年以上続いた場合という計算だ。国内には約8カ月分の原油の備蓄があり、原油価格が上がっても国内経済に波及するまでにはタイムラグがある。2日朝も、米国産WTI原油の先物価格は70ドル台までしか上がっていない」
――2日の東京株式市場では、日経平均株価が1000円以上下げる場面もありました。
「逆算すると、株式市場は原油価格が100ドルまで上がると織り込んでいる。実際には70ドル台なので、不確定要素はまだまだあるが、現時点ではかなり先のリスクまで織り込んでいる」
写真・図版
「ドル円相場を日米の金利差から考えると、日本銀行による利上げが後退したとみられたのではないか。地政学リスクが漂う中で積極的に利上げするというのは考えづらい。設備投資が弱まったり、インフレが起きて消費が弱くなったりするおそれがあるので、日銀は様子見せざるをえない局面に入ってくるのでは。急いで利上げする必要はない」
「2026年度の実質GDPの成長率は、民間予測で0.9%とされている。原油価格が1バレル=175ドルに届かず、120ドルでも減速はありえる。中東情勢の緊迫化が年央まで長引くようなら、景気減速を避けるために補正予算を組まないといけなくなる可能性はある」
「米国は中東の原油への依存度が低く、日本以上に影響は限定的ではないか。米国内での石油消費のうち、中東の原油は2、3%くらいしかない。原油価格が上がってもGDP全体で見れば大したことはない。米国の経済は底堅く、中東情勢の影響が長引いたとしても金融政策や財政政策で影響を抑えられる」
なぜか?
・長期の投資を担うのは正社員(長期投資のための人的資本を積み上げる)→長期雇用制度の良さ
--
↓
↓
コーポレートガバナンス改革:株主の意向に沿った企業経営を日本政府は取り入れた。アメリカ合衆国、イギリスで上手くいったことをそのまま取り入れてしまった。
→しかし必ずしも日本で上手くいくわけではない。英米と違って日本は転職市場整っていない、M&Aの市場もない。
→→アメリカ合衆国の場合、技術を持っている人を他の会社から高い報酬を払って引き抜いてくる「ヘッドハンティング」や技術を持つ会社を買収する市場がすでに存在した。
↓
日本の場合、90年代の終わりには転職市場は整っていない。企業買収の市場も整っていない。一から人材育成をして新しい技術を導入していた(日本の長期雇用制度のメリット)しかし株主は人材育成を許さなかった。辛気臭いから受け入れなかった。
↓
↓
利益を求められるから経営者はコストカットするしかなかった。→派遣社員(英米の文化採用)、契約社員、パート、アルバイトの比率が増加。正社員採用数を減らしたか。
↓
30年の賃金停滞、低成長を招いた。加えて円安により外国への設備投資を招いた。外国の文化を都合よく取り入れようとしたが上手くいかない状況。
・参考
【日本は「25年前の方が豊か」】「600兆円超」の利益剰余金はどこへ消えた?|いつから労働者に還元されない国に?|若者が“草食化”したのは給料が増えないから|犠牲になった“非正規雇用”【河野龍太郎】
https://youtu.be/QC833cugiUQ?si=WaUekp_hWCO45tjc&t=1416
https://www.mizuho-rt.co.jp/publication/mhri/research/pdf/research/r150901management.pdf
2026年F1開幕前テストでのアストンマーチン・ホンダの状況は悲惨だ。
ライバルチームが開幕に向けて着々と準備を整えていく中、アストンマーチン・ホンダだけはまともな走行すらままならず大きく遅れている。
主な原因は、ホンダが新しく作り上げた2026年用のパワーユニットの不具合に起因する。
遅いとか速いとか、そういう問題以前にトラブルが起こり続けて、まともに周回を重ねることが出来ない。
この遅れを取り戻すには数カ月規模の時間が必要とも言われている。
数カ月単位の開発の遅れ、それはスピードを信条とするF1の世界では、「死」を意味する。
悪夢のマクラーレン・ホンダ時代の再来ともいえる極めて悲観的な状況だ。
またもやホンダは全世界に向けて、無能を晒すことになるのだろうか?
原因はかなりハッキリしていて、「会社としてF1に対して腰が据わっていない」この一言に尽きる。
わかりやすくするために、F1に参戦する同じ巨大自動車メーカーであるメルセデスと比べて話そう。
ホンダのF1は、良くも悪くも「本体の都合でいつでも切れる社内プロジェクト」という扱いになっているようにしか見えない。
こういうタイミングになると、真っ先に「やめる」「縮小する」の選択肢に上がるのがF1だ。
何十年も歴史を見ていれば、参戦→撤退→また参戦→また撤退、というこの往復運動がどれだけ繰り返されたか、嫌でも思い出す。
そのたびに何が起きるかと言えば、
で、数年後に「やっぱりF1やります」と戻ってくるころには、他社はずっと積み上げてきた土台の上で次のフェーズに行っている。ホンダだけ、毎回スタートラインの手前から再スタートだ。
新レギュレーションで大ゴケする理由は単純で、「そもそもそこに向けて走り続けていない」からだ。
準備していないテストで点が取れなくて当然なのだ。「ホンダはまた…」と毎回同じ光景を見せられている。
対してメルセデスは、「F1パワーユニットを作るための専業組織」を丸ごと持っている。
Mercedes AMG High Performance Powertrains——ここの“本業”はF1エンジンだ。
だから、2014年のハイブリッド元年のような大変革でも、数年前から準備しまくって圧勝できたわけだ。
「本業としてやっている側」と「社内プロジェクトでやっている側」の差は大きい。
ホンダにとっての本業はあくまで量産車と二輪であって、F1は広報・技術アピール・人材育成の“手段”扱いから抜け出せていない。
メルセデス側は極端に言えば、「F1で勝つこと自体がブランド価値と技術の根幹」なので、赤字覚悟で長期に投資する理屈が立つ。
ホンダ側は、「イメージに合うか」「企業方針(環境・EV)と整合するか」が強く問われる。勝ち始めたところで方針転換が来れば、今までの投資ごとバッサリ切り捨てることも躊躇しない。
一度F1から撤退した瞬間、それまで何年もかけて積み上げたノウハウ・人材・文化がバラバラになる。その回数が多すぎる。
レーシングの世界でいちばん価値があるのは「積み上げた時間」なのに、その“時間”を自分の手で何度も投げ捨てているのがホンダのやり方だ。
現場のエンジニアは、間違いなく本気で世界一を目指しているし、命削ってやっている。
だが、上で「いつでも撤退ボタンを押せる」前提で管理されている限り、どれだけ頑張っても、上の一言で全てチャラにされるリスクを抱え続ける。
2000年代半ば、ホンダはワークスチームとして莫大な予算と人員を投入し、「地球に優しいF1」だのなんだの掲げながら参戦していた。
ところが成績はパッとせず、リーマンショックと業績悪化が来た瞬間、真っ先に切られたのがF1だ。
で、何が起きたか。
ホンダが「もうやめる」と投げ出したチームとマシンは、そのままブラウンGPとして走り、メルセデスエンジンを積んだ途端にいきなりチャンピオン。
自分たちが注ぎ込んだ金と設備と人材の結晶であるマシンが、「エンジンだけ他社」に替わった瞬間、歴史的シーズンを作ってしまった。
ホンダは大金を投じて土台を作り、その成果を最後だけ他社においしく持っていかれた形。
これ、プロジェクトの連続性を軽く扱ったツケ以外の何ものでもない。
2015年:復帰を1年前倒しさせられての大爆死
マクラーレンと“禁断の再婚”をし、ハイブリッド時代に乗り込んだが、ここでも「本当にそのタイミングでやるのか?」という疑問符が付く。
本来準備に使えるはずだった時間を削って、政治的・ブランド的な事情で復帰時期を前倒しにした結果、パワー不足、信頼性不足のオンパレード。
サイズゼロだの何だのスローガンだけは派手だが、実態はまともな走行すらままならない大惨事だった。
「戻るなら本来必要な準備期間をちゃんと確保しろよ、それを削っておいて新レギュレーションに間に合わせようとした時点で大ゴケ確定だろ」という話だ。
2019〜2021年:やっと実を結びかけたところで“自爆撤退”
レッドブルと組んでから、ようやくホンダはハイブリッドPUでトップ争いに絡めるところまで来た。
パワーも信頼性も上がり、2021年にはついにタイトル争いの中心に立った。
が、そのタイミングで出てきたのが「カーボンニュートラルを最優先するのでF1から撤退します」という宣言。
ようやく積み上がったノウハウと“勝てる文化”を、自分の手でまたリセットしに行ったわけだ。
勝てないからやめるならまだしも、「勝てるようになったからやめる」というムーブを何度もかますメーカー、そうそうない。
これはもう、「F1を本業と見ていない」と白状しているようなものだ。
そして2026:また新レギュレーションで同じことを繰り返す気配
他社は何年も前から新コンセプトに取り組み、専業組織としての蓄積をフル動員してくる。
ホンダはどうかと言えば、また「戻ります」と言ったあとに組織を再編し直し、HRCとして整え直しながらのスタート。
スタートラインに立つ前から、すでに“追いかける側”になっている構図は、2000年代後半から何も変わっていない。
本人たちは全力でやっているのに、会社としての構造が「また同じパターンの大ゴケ予告編」を流している。
時系列で眺めると、結局こういうことになる。
メルセデスが「専業会社を通じて同じ場所で積み上げ続ける」一方で、
ホンダは「自分で積んで、自分で蹴飛ばして、また一から積む」を何十年も繰り返している。
ホンダがつまづくのは、運が悪いからでも、エンジニアが無能だからでもない。
その一点が、節目ごとの大ゴケとして形になって出ているだけの話だと、俺は思っている。
だが、安倍政権では、雇用環境を中心に「失われた20年」を終わりにすることができたが、野田佳彦民主党政権からの負の遺産であった消費増税と緊縮財政をうながす財務省の抵抗によってデフレ脱却は未達だった。この反省に高市政権は立脚しているともいえる。それゆえの積極財政であり、そこに「責任ある」という文句を付け加えることで、財務省やそのシンパたち(政官界、財界、マスコミなど広範囲に存在するデフレ愛好の既得権者たち)をけん制する狙いがある。
サナエノミクスでは、雇用環境の改善(賃金上昇、ブラック企業などの減少)と設備投資の増加を、日本の経済成長への期待にむずびつける上で、積極財政がきわめて重要な位置にあることを強調している。
経済の最重要のアクセルである設備投資を見てみると、ようやく今の日本は設備投資とGDP比率でみて、「失われた20年」に陥る前の水準に回復したばかりである。この状況を安定化させることがなによりも重要だ。直観的にいえば、「失われた20年」プラスその後の回復期を含めた30年分の設備投資の遅れを回復することが最優先になる。これはまさに中長期的な課題で10年ほどの期間が必要だ。
そのためには、意図的に需要を強めることで経済を適度に過熱させる「高圧経済」の出番となる。具体的には、GDPギャップをプラス2%前後の水準で維持することを目指す。企業部門は設備投資を積極的に行うことで、手元資金だけでは足りずに、借入れを増やしていき、マイナスの純貯蓄主体になる。負債を増やすことは同時に資産を増やすことでもあり、この資産と負債の拡大するバランスは日本経済の将来の成長によって裏付けられる。この日本経済の将来の成長の舞台(市場)もまた政府が主導して構築していこうというのが、サナエノミクスの意欲的な試みだ。
「サナエノミクス」の覚醒…アベノミクスを凌駕する「高圧経済」への転換
2025年10月に高市早苗首相が就任して以来、その経済政策は「サナエノミクス」と称され、国内外の耳目を集めている。これは、単なる「アベノミクス」の継承やリフレ派政策の焼き直しではない。デフレ脱却後の「高圧経済(ハイ・プレッシャー・エコノミー)」の実現を核に、インフレ時代への適応と経済安全保障を一体化させた独自の進化形だと、私は思っている。
高市首相自身が「高圧経済」という言葉を使うことは稀だが、政権の経済政策のスローガンである「責任ある積極財政」とはこの高圧経済のわかりやすい言い換えだ。「責任ある積極財政」=高圧経済戦略により、デフレ期に染み付いた国民の行動規範を打破し、需要主導の持続的な成長レジームへの移行を狙うのがサナエノミクスの本質だ。需要主導の中味は、インフレに負けない所得の向上と底堅い消費、民間企業の国内への設備投資の増加、この民間の消費と投資を支える長期的で計画的な財政支出である。
長期的で計画的な財政支出は、「成長投資」や「危機管理投資」といった戦略的な投資がその中味だ。アベノミクスでは、デフレ脱却に主目的が置かれていた。デフレを脱却するに十分な消費と投資を、大胆な金融政策と機動的な財政政策で実現しようとした。
その核になったのが、インフレ目標2%を伴う質的量的金融緩和政策だった。いまでも誤解がある「マネーをじゃぶじゃぶ増やして物価上昇を実現する」というものとは根本的に異なる。人々のデフレマインドを転換することにコミットした政策だった。マネー(質的量的緩和)はそれに付属するツールでしかない。
https://note.cloudnative.co.jp/n/ndee08b72db63
内容は一理あるが散々人を小馬鹿にして終わってしまっている本人の文章力と思考能力に問題があるからダメ
現実的に安全に運用することが非常に難しい判明した以上、VPNやめて新しい技術に移行しよう、だろう
代わりに勧めているゼロトラストだって銀の弾丸じゃない、今はそれでいいが色々なところで広まったら弊害が必ず出てくる
IDやパスワードの使い回し、IDカードの貸し借りでもされたら即アウト
そうなった時にも対処できるように、設備投資のように一つ対策入れたら安心!じゃなくて、継続的に監視アップデートしろっていう経営の仕組みの抜本的な改善を経営者につきつけろって話に帰結する
しかし保険に対して過剰に見える金かけたい経営者はいないし奴らは痛い目にあわないと理解する気はない
俺だって今時こんな防御かと失望する企業にいるが奴らはマジで現状維持する以上の予算と工数は出さない、どころか削ってくる
んで痛い目みて初めて「どうなってんだよ」と喚き出して無意味な対策ばかりが増えてげんなりする
日経新聞の「投資なき還元」に関する記事が話題になっているけれど、ブックマークコメントなどを見ていると、内部留保(利益剰余金)の概念について根本的な誤解をしている人が多いように見受けられる。
感情的な議論に終始して、的外れな解決策(内部留保課税など)が支持されてしまうのは建設的ではないので、会計・経済の観点から「よくある間違い」を3点ほど整理してみたい。
一番多い誤解は、「内部留保=企業が金庫に貯め込んでいる現金」という認識だ。
会計上、内部留保(利益剰余金)は貸借対照表(B/S)の右側(純資産)に計上される。これは「過去の利益のうち、社外に流出させなかった累計額」という「記録」に過ぎない。
一方で、そのお金が実際にどう運用されているかはB/Sの左側(資産)を見る必要がある。
多くの企業において、内部留保はすでに**設備投資、店舗、ソフトウェア、原材料、あるいは買収した子会社**といった形に姿を変えている。
「内部留保があるなら賃上げに回せ」という主張は、家計に例えるなら「君の家は資産(持ち家)があるんだから、それを切り崩して今月の食費を増やせ」と言っているのに近い。物理的な現金がそのまま余っているわけではないことに注意が必要だ。
「内部留保に課税して外に吐き出させろ」という意見も根強いが、これは二つの意味で危うい。
まず、内部留保はすでに法人税を支払った後の「税引き後利益」の蓄積だ。ここにさらに課税するのは二重課税にあたり、税体系の公平性を著しく損なう。
次に、経済的なインセンティブの問題だ。もし内部留保に課税すれば、企業は「利益を社内に留めて再投資に回す」ことをリスクと見なすようになる。
結果として、成長のための投資を控えるようになり、むしろ税金を逃れるために**手元の現金をすべて自社株買いや配当に回すという、さらなる「極端な株主還元」を助長する**恐れがある。これは「投資なき還元」を是正したいという本来の目的とは真逆の結果だ。
「株主還元を増やしたから、その分賃上げが抑制された」という議論も多い。
確かに短期的・会計的なキャッシュの分配としてはトレードオフの側面があるが、より深刻な問題は「有望な投資先を見出せない経営者の能力不足」にある。
企業が成長投資先を見つけられず、資本効率(ROE等)を高めるために還元を選んでいるのが現状だ。
ここで「還元の規制」や「内部留保へのペナルティ」を課しても、企業の投資意欲自体が低いままでは、日本の産業競争力はジリ貧になる。叩くべきは「利益の蓄積」そのものではなく、その利益を使って「新しい価値を生み出せていない経営判断」であるべきだろう。
「企業が金を溜め込んでいる」というイメージは分かりやすいが、会計の実態とは乖離がある。
1. 内部留保は「資産(設備など)」として運用済みであるケースが多い。
2. 安易な課税論は、投資抑制と極端な還元を加速させるリスクがある。
3. 議論の本質は、分配の是非以上に「成長投資の欠如」にある。