SC相模原→ 水戸で実績を積み上げた西ヶ谷監督を招聘したSC相模原は上位進出を目指したが残り1節となった時点で暫定11位。極めて難しいシーズンになった。J3での初年度となる2014年は6位に入ったが、2015年は14位、2016年は11位、2017年は12位、2018年は暫定11位。今年は「トップ5入り」を目標に掲げて戦ったが期待以下のシーズンになっている。11勝14敗6分けで勝ち点「39」。波に乗り切れなかった。
就任1年目の西ヶ谷監督の去就は微妙と言える。過去を振り返ってみても短期間で監督が交代するケースが多い。最長でも木村哲昌監督の3シーズンになる。2015年の辛島監督や2016年の薩川監督は途中退任しており、途中就任した安永監督も1年と少しでチームを離れている。水戸時代の実績を評価して「続投」という決断が下される可能性もあるが「今シーズン限り」という判断が下される可能性もある。
GK川口、DF丹羽竜、DF辻尾、MF千明、MF北井、MF谷澤、MF成岡などJ1やJ2で活躍したネームバリューのある選手がたくさんいることを考えると11位というのはかなり不本意な成績である。「契約満了」となっても文句は言えない成績である。結局、「続投も、退任も、どちらもあり得る。」という状況なので「フロントがどちらの道を選択をするのか?」は興味深いところである。確率的には五分五分のように感じる。