ザスパクサツ群馬 ・・・ C- 主なin FW 大久保哲哉 (横浜FC)
FW 平繁龍一 (カターレ富山)
FW 小牟田洋佑 (福島ユナイテッド) ・・・レンタルバック
FW 永藤歩 (モンテディオ山形) ・・・ 期限付き移籍
MF 風間宏希 (ザスパクサツ群馬) ・・・ 期限付き移籍
DF 久木田紳吾 (ファジアーノ岡山)
GK 常澤聡 (FC岐阜)
主なout FW 盛田剛平 (→未定) ・・・ 契約満了
MF 山岸祐也 (FC岐阜)
MF 高井和馬 (東京ヴェルディ)
DF パク・ゴン (富川FC) ・・・ 契約満了
DF 高瀬優孝 (ロアッソ熊本) ・・・ レンタル終了
GK 清水慶記 (ブラウブリッツ秋田) ・・・ レンタル終了
GK 牲川歩見 (アスルクラロ沼津) ・・・ レンタル終了
→ 初降格となった群馬は新しい体制になって再スタートを切った。高校サッカー界の名将の布啓一郎監督を招聘したが攻撃的なポジションの入れ替えは激しい。MF山岸祐(→FC岐阜)とMF高井(→東京V)の流出は確定。FWカン・スイルも退団が確実視されている。評価の高かった3人が揃って抜ける可能性が高まっているがこのあたりの選手が抜けるのは「想定内」と言える。降格が決まった時点で規定路線だった。
一方、フォワードの選手で加入が決まったのはFW大久保哲哉(横浜FC)、FW平繁(富山)、FW永藤(山形)など。抜けた選手と比べて見劣りするのは否めないが致し方なし。190センチのFW大久保哲哉はもちろん、元エースのFW平繁にかかる期待は大きい。熊本に移籍してからは力を出せていないが2014年以来の復帰となるFW平繁にはチームを引っ張っていくことが期待される。20才のFW永藤も楽しみな選手と言える。
最終ラインは「もともとの評価が高くない選手がほとんど」という事情もあって流出はほぼ無かったが42試合で88失点を喫した脆弱な守備陣をパワーアップさせることが出来る新戦力の補強のニュースはここまでは聞こえてこない。GK清水慶(→秋田)、GK牲川(→沼津)が抜けたキーパーも補強はGK常澤(FC岐阜)くらいである。「2位以内」を目指せる戦力だとは思うがいい補強が出来たとは言い難い状況である。
Y.S.C.C.横浜 ・・・ C- 主なin MF 土館賢人 (グルージャ盛岡)
MF 河野諒祐 (ヴェルスパ大分)
主なout GK フィリップ・ウィフマン (→未定)
DF 奥田裕貴 (ガイナーレ鳥取)
MF 小松駿太 (FC琉球)
MF 山崎正登 (→未定)
→ J3初年度から3年連続最下位と低迷したY.S.C.C.横浜にとって2017年は飛躍のシーズンになった。ついに最下位を脱出して14位までジャンプアップした。2016年は30試合で15得点のみだったが、2017年は32試合で41得点。得点力が大幅にアップして点が取れるチームになった。エースのFW辻は30試合で14ゴールを記録。J3の得点ランキングで5位と素晴らしい成績を残してチームを引っ張った。
FW辻は「鋭い飛び出し」と「正確なシュート」を武器に際立つ活躍を見せたので「流出する可能性が高い。」と思われていたがY.S.C.C.横浜への残留が決定した。さらにはシーズン途中でボランチにコンバートされて攻守の要として大きな存在感を発揮したレフティのMF後藤京の残留も確定した。躍進を支えた2人の残留が今オフ最大のニュースと言える。「FW辻とMF後藤京の残留確定が最大の補強」と言える。
結局、流出と言えるのは加入1年目ながら26試合で3ゴールを記録したMF小松駿(→FC琉球)くらい。DF中西規、DF宗近、MF奥田晃、DF大泉らの残留も決定している。逆に加入が決まったのはMF土館(盛岡)、MF河野諒(ヴェルスパ大分)など。Jリーグで実績のある選手は獲得できていないが資金的な問題があるので仕方がない。例年通りと言える。とにもかくにも主力の流出がほとんどなかった点が高評価できる。
SC相模原 ・・・ C+ 主なin FW チッキーニョ (クルゼイロ)
MF 谷澤達也 (町田ゼルビア)
MF 北井佑季 (カターレ富山)
DF 丹羽竜平 (鹿児島ユナイテッド)
主なout DF 岡根直哉 (沖縄SV)
MF 普光院誠 (アスルクラロ沼津) ・・・ 退団の申し出
MF 新井瑞希 (カターレ富山)
→ 2017年は12位と下位に沈んだSC相模原は巻き返しを図るシーズンになる。安永監督の退任は確定しているが1月中旬の時期になっても監督が正式に決まっていない。「ライセンスの問題で手間取っていて正式発表が出来ないのでは?」とも言われているがイレギュラーな状況になっている。「監督が決まらない。」というのは戦力補強の面では当然のことながらマイナスに作用するが大きな入れ替えはなかった。
ただ、30試合に出場して守備力改善の原動力になった190センチのDF岡根(→沖縄SV)が抜けたのは大きなマイナスと言える。さらに昨夏に加入して11試合で2ゴール。キレ味鋭いドリブルを武器に鮮烈な活躍を見せたMF新井瑞(→富山)も抜けてしまった。MF新井瑞は「ドリブルCBP/90分」がJ3で1位となる0.730。才能あふれる20才のドリブラーが抜けたのはショックが大きいが大半の選手はすでに残留が確定している。
加入が決まったのは日本人ではMF谷澤(町田)、MF北井(富山)、DF丹羽竜(鹿児島)など。3人はJリーグで実績のある選手である。さらに22才のFWチッキーニョ(クルゼイロ)の加入も決定した。169センチなのでサイズには恵まれていないが動画を見る限りではスピードがあってパワーのある選手である。攻撃の中心として活躍する可能性はある。結局、監督が決まらないと補強の良し悪しを評価するのも難しい。
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