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「秋田豊さんは解説のときに鹿島アントラーズの話しかしない。」というのは本当か? (vs コンサドーレ札幌) (前編)
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「秋田豊さんは解説のときに鹿島アントラーズの話しかしない。」というのは本当か? (vs コンサドーレ札幌) (後編)
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■ 秋田豊さんが触れた話題の一覧(前編)では6月17日(土)に行われたJ1の15節の鹿島 vs 札幌の試合でDAZNの解説を務めた元日本代表の秋田豊さんが「試合中に選手等の名前を呼んだ回数」に注目してカウントした結果を書き出した。鹿島関係者が107回、札幌関係者が53回だったのでほぼ2倍。偏りは見られるがいくつかの理由から「ギリギリで許容範囲内」と考えた。今度は「試合中に秋田豊さんがどんな話題に触れたのか?」に注目した。
表3は「配信中に秋田豊さんが触れた話題」を全て書き出したものである。黒で塗られているのが鹿島に関係する話題で、橙で塗られているのが札幌に関する話題になる。書き出してみると鹿島の話が多くなる。69番以降が「後半のキックオフ以降の時間帯」になるが3対0と大差が付いて勝敗に関する興味が薄れていたことも絡んで最初の13分ほどは全く札幌の話が出て来ない。延々と鹿島の話をしている。
1つ1つを書き留めながら試合を観ていたが秋田豊さんのコメントはほとんど全てが「鹿島主語」になる。札幌がパスをつないで決定機を作った場面でも秋田豊さんのコメントは「鹿島の〇〇のプレーが良かった(or 悪かった。)」になる。昇格1年目ということもあって札幌の選手に関する知識があまりないのかもしれないが、札幌の選手の中で掘り下げてプレーを解説したり、特徴を述べるのはFW都倉くらいだった。
表3. 秋田豊さんで解説のときに触れた話題 (鹿島 vs 札幌)
番号 | 分類 | 内容のまとめ |
1 | 鹿島 | 大岩監督に注目したい。 |
2 | 札幌 | 負けたときの2週間はツライ。 |
3 | 鹿島 | MF三竿健に注目。東京Vの時から見ている。 |
4 | 札幌 | FW都倉に注目。→札幌の攻撃の中心。 |
5 | 札幌 | 札幌は良い戦いを見せているが・・・。 |
6 | 鹿島 | ホームで勝てていない。 |
7 | 鹿島 | 大岩監督になってどこが変わったのか? |
8 | 鹿島 | Wボランチの主軸はMF三竿健か? |
9 | 札幌 | 3バックの脇のスペースをどう管理するか? |
10 | 鹿島 | 大岩監督→ホーム初采配・・・サポーターは多い。 |
11 | 鹿島 | DF昌子→シリア戦はほとんどパーフェクト。 |
12 | 鹿島 | 1点目のゴール→ほぼ完璧 |
13 | 札幌 | 札幌の攻撃→MFマセードのドリブル、DF福森晃のクロス |
14 | 鹿島 | GK曽ヶ端がセカンドキーパー→2番手に彼がいるのは大きい。 |
15 | 札幌 | 札幌の攻撃→FW都倉が中心。クロスから。 |
16 | 札幌 | 札幌のセットプレーは大きな得点源。 |
17 | 鹿島 | MFレアンドロ→大岩監督になってから活躍中。 |
18 | 鹿島 | MF遠藤康→MFレアンドロとは違うタイプ。 |
19 | 鹿島 | 監督交代直後→モチベーションが高い。 |
20 | 鹿島 | MF中村充→石井監督のときはサイドに張るケースが多かった。 |
21 | 鹿島 | 鹿島の特徴はカウンター。 |
22 | 札幌 | 四方田監督→フランスW杯のときに一緒に仕事をしている。 |
23 | 鹿島 | FWペドロ・ジュニオール→神戸では素晴らしい活躍。 |
24 | 鹿島 | MF三竿健→誘ってボールを取ることが出来る。 |
25 | 鹿島 | MFレアンドロ→2列目は自由にプレーするようになった。 |
26 | 鹿島 | 2点目のゴール→素晴らしい形から生まれた。 |
27 | 鹿島 | MF中村充→京都時代のプレーを観ている。 |
28 | 鹿島 | 鹿島のボールの動かし方は速い。 |
29 | 札幌 | 札幌→2点ビハインドは苦しい。耐える時間帯。 |
30 | 札幌 | FW都倉→マークの外し方は上手い。消える動き。 |
31 | 鹿島 | 大岩監督になって切り替えが早くなった。 |
32 | 鹿島 | 大岩監督→現役時代に一緒にプレーしている。 |
33 | 鹿島 | 鹿島のボールの動かし方は速い。 |
34 | 札幌 | 札幌→同サイドから崩されているのは問題。 |
35 | 鹿島 | 鹿島→サポートが早い。スピーディー。 |
36 | 鹿島 | FWペドロ・ジュニオール→上手くターンして突破した。 |
37 | 鹿島 | 鹿島の切り替えが早いので札幌は攻撃が出来ない。 |
38 | 札幌 | 札幌のセットプレー→高さはある。 |
39 | 鹿島 | 3点目のゴール→FWペドロ・ジュニオールのスピードは見事。 |
40 | 鹿島 | 鹿島はいい流れ→チャンスで決めることが出来ている。 |
41 | 鹿島 | DF昌子→カバーが速い。危機察知能力が高い。 |
42 | 札幌 | 札幌→MF荒野がアンカーの位置。アタッカーのイメージが強い。 |
43 | 札幌 | FW都倉の高さ→生かすことができると良い。 |
44 | 鹿島 | 鹿島の攻撃→ペースダウン。やや落ち着いた。 |
45 | 札幌 | 札幌の試合の入り方は残念→雰囲気に呑まれた。 |
46 | 札幌 | 札幌の守備→左サイドが空いている。 |
47 | 鹿島 | DF昌子→余裕を持ってプレーできている。 |
48 | 鹿島 | 鹿島はシュート数は多くない。 |
49 | 鹿島 | GK曽ヶ端→ユースの頃からあまり変わらない。顔・ふてぶてしさ。 |
50 | 鹿島 | ACLで負けたのは残念。→Rマドリーと決勝で戦ってほしかった。 |
51 | 鹿島 | DF昌子→最近は1対1で負けたのを見たことが無い。 |
52 | 鹿島 | 鹿島を崩すためには高さと早いパスワーク。 |
53 | 札幌 | 札幌の中盤の構成→逆三角形になっている。 |
54 | 鹿島 | 右サイド→DF西大伍のところが空いている。 |
55 | 札幌 | ボールへのプレッシャーが弱い。 |
56 | 鹿島 | 鹿島の選手はプレッシャーに感じていないだろう。 |
57 | 鹿島 | 大岩監督→点差があるので余裕。やりたいサッカーは出来ている。 |
58 | 鹿島 | 1点目→MF中村充が落ち着いていた。 |
59 | 鹿島 | 2点目→DF河合を誘い出した。MF中村充の技術は高い。 |
60 | 札幌 | FW都倉のヘディング→消える動き。唯一のチャンス。 |
61 | 鹿島 | 3点目→MFレアンドロのギリギリのスルーパス。 |
62 | 鹿島 | 3回のチャンスで点を取った鹿島。 |
63 | 鹿島 | 大岩監督のサッカー→カウンターから選手が湧き出て来る。 |
64 | 札幌 | 札幌の走行距離の多さ→走らされている。 |
65 | 鹿島 | 大岩監督になってから→決定力がある。 |
66 | 鹿島 | FW都倉→ヘディングは強い。チャンスはあった。 |
67 | 札幌 | 札幌→崩れたらダメ。大量失点の危険性。 |
68 | 鹿島 | 鹿島→あと1点取れば決まり。 |
69 | 鹿島 | MF三竿健→上手くスライドして対応。 |
70 | 鹿島 | GK曽ヶ端→飛び出したがパンチングに失敗。 |
71 | 鹿島 | DF昌子→急激なスピードで成長中。 |
72 | 鹿島 | シリア戦の後のDF昌子のコメント→凄かった。 |
73 | 鹿島 | 国を背負ってプレーするプレッシャーの大きさ。 |
74 | 鹿島 | 鹿島は名門→鹿島でやる価値→プレッシャーは大きい。 |
75 | 鹿島 | MFズィーコ、MFレオナルド、MFビルマルク、MFジョルジーニョ・・・。 |
76 | 鹿島 | DF昌子のセットプレー→あれを決められると代表のレギュラー。 |
77 | 鹿島 | DF植田直→2人で1人をマークすることが出来れば・・・。 |
78 | 鹿島 | MF中村充→良いところが見えている。 |
79 | 鹿島 | MF三竿健のプレー→可もなく不可もなく。 |
80 | 両方 | ディフェンダーの基本→角度を無くす。確率を下げる。 |
81 | 鹿島 | 鹿島のCBコンビ→「相手に2度とやりたくないと思わせる。」 |
82 | 鹿島 | MF土居のゴールが見たい。 |
83 | 鹿島 | MF中村充→スルーして抜け出すイメージ。 |
84 | 札幌 | ゴール前でハンド→札幌のDF福森晃のFKの場面 |
85 | 鹿島 | 壁に入っていたDF昌子が頭でクリアに成功。 |
86 | 鹿島 | 鹿島→シュートは少ない。 |
87 | 札幌 | FW都倉→ヘディングは強い。 |
88 | 鹿島 | DF昌子の空中戦→ステップが問題。助走が必要。 |
89 | 鹿島 | 鹿島→ゼロに抑えたい。札幌→1点でも取りたい。 |
90 | 札幌 | DF福森晃→アウトサイドでドライブシュート。 |
91 | 鹿島 | MF中村充→いいポジションでボールを受ける。 |
92 | 鹿島 | 鹿島→テンポダウンして揺さぶる。 |
93 | 鹿島 | MF土居→考えていなかったのでロスト。 |
94 | 鹿島 | MF中村充→運動量が低下してきた。 |
95 | 札幌 | FW都倉→前線でキープできず。交代。 |
96 | 鹿島 | MF中村充→ここ2試合はいいプレーを見せた。 |
97 | 鹿島 | GK曽ヶ端→ファンブルした位置が良かった。 |
98 | 札幌 | DF河合→いいカバーリング。 |
99 | 両方 | メンバー交代→動きが活発になった。 |
100 | 鹿島 | GK曽ヶ端→ファンブルした位置が良かった。 |
101 | 鹿島 | MF中村充→立ち上がりのクオリティを持続させたい。 |
102 | 札幌 | 札幌のサポーター1000人→凄い |
103 | 鹿島 | MF土居→カウンターの場面は足元に入ってしまった。 |
104 | 鹿島 | 鹿島のカウンター→後半になると運動量が落ちる。 |
105 | 鹿島 | 鹿島の中盤でのプレッシャーが弱くなっている。 |
106 | 鹿島 | FWペドロ・ジュニオール→ドリブルが長くなった。 |
107 | 鹿島 | MF永木が交代の準備→代わるのはMF小笠原か? |
108 | 鹿島 | MF小笠原は元気。 |
109 | 鹿島 | ボランチの軸はMF三竿健? |
110 | 札幌 | MF小野伸が投入→来ましたね・・・。 |
111 | 鹿島 | MF遠藤康のボレー→決定的 |
112 | 鹿島 | MF永木のポジションはサイドハーフ。 |
113 | 鹿島 | MFレアンドロ→立ち上がりは良かった。 |
114 | 鹿島 | 鹿島の交代→攻撃的な選手を代えて守備力を上げる。 |
115 | 鹿島 | MF永木の走力→カウンター |
116 | 鹿島 | DF昌子のインターセプト→ちょっと出ていた。 |
117 | 札幌 | MF小野伸のプレーが見たい。 |
118 | 鹿島 | DF西大伍とDF植田直→ポジション修正が必要だった。 |
119 | 札幌 | FW金園の運動量→機動力が出てきた。 |
120 | 鹿島 | 鹿島→3対0で勝っているのに・・・。 |
121 | 鹿島 | シュートが少ない。→完勝ではあるが・・・。 |
122 | 鹿島 | 嫌な流れになっている。→強い相手だったならば・・・。 |
123 | 鹿島 | ゲームをコントロールできていない。 |
124 | 鹿島 | MF三竿健→パスが引っ掛かる。→課題 |
125 | 鹿島 | 鹿島のボランチ→ゲームをコントロールしなければいけない。 |
126 | 鹿島 | MF永木→プレーをかける。得意なプレー。 |
127 | 札幌 | 札幌→立ち上がり15分が勿体なかった。 |
128 | 鹿島 | FW金崎→うまくかわしてカットイン。 |
129 | 鹿島 | 前半の鹿島→MF中村充が中心。 |
130 | 札幌 | 札幌→スタジアムの雰囲気に呑まれた。相性の悪さ。 |
131 | 鹿島 | MFレアンドロとFWペドロ・ジュニオール→コミュニケーション。 |
132 | 鹿島 | MF中村充のクロス→ドンピシャ。 |
133 | 鹿島 | 1点目→DF福森晃を外におびき出した。 |
134 | 鹿島 | 2点目→FWペドロ・ジュニオールの動き直しが良かった。 |
135 | 鹿島 | FW都倉→ニアからファーへ。動き直しが良かった。 |
136 | 鹿島 | 3点目→MFレアンドロの守備が良かった。 |
137 | 札幌 | 札幌の逸機→こういう場面でシュートが決まっていたら・・・。 |
138 | 鹿島 | GK曽ヶ端→外にはじくことが出来た。 |
139 | 鹿島 | カウンターの場面→FWペドロ・ジュニオールに出すかと思った。 |
140 | 札幌 | FW金園のシュートミス→ミートしたい。 |
141 | 両方 | こういうところの差が3対0というスコアになった。チャンスは同じくらい。 |
142 | 札幌 | 5連敗の札幌→「個の力」で打開しなければいけない。 |
143 | 鹿島 | 鹿島→後半の流れは良くなかった。フィジカル的な疲労。 |
144 | 鹿島 | 鹿島→大事なのはしっかりと勝ったこと。 |
145 | 鹿島 | 鹿島→攻撃でも守備でもコントロールしている。 |
■ 他の解説者と比較してみると・・・。割合を計算すると73.8%が鹿島に対する話題で、札幌に関する話題は24.1%のみだった。ここで比較をするために6月25日(日)に行われたJ2の20節の山形 vs 徳島で解説を務めた越智隼人さんが触れた話題についても書き出してみた。この試合はアウェイの徳島がゴールラッシュを見せて6対1で大勝。9試合負けなし中で、ホームでは今シーズンはまだ無敗だった山形が6失点で敗れるという波乱の展開になった。
徳島の選手のほとんどが好プレーを見せた試合で、山形の選手は良いところをほとんど出せなかった試合なので(不本意ながら)比較対象としてあまり適切ではない試合展開になってしまったが、ホームの山形に関する話題が43.1%、アウェイの徳島に関する話題が46.2%。ほぼ同じくらいでやや徳島に関する話題の方が多かった。やはり、「鹿島=73.8%:札幌=24.1%」というのはさすがに偏りが大きすぎると言える。
表4. 越智隼人さんが解説のときに触れた話題 (山形 vs 徳島)
番号 | 分類 | 内容のまとめ |
1 | 山形 | 山形の好調の要因は? |
2 | 徳島 | 徳島→簡単には負けない。 |
3 | 山形 | 山形→最少失点。GK児玉のビルドアップ。 |
4 | 徳島 | MF岩尾がキーマン。的確な判断。 |
5 | 両方 | どんな試合になるのか?→テンポのある試合。 |
6 | 両方 | 最近の17試合は山形が12勝5分けと負けなし。 |
7 | 徳島 | 徳島→濡れたピッチ。テクニシャンが多い。 |
8 | 両方 | リーグ戦は終盤戦。成熟してくる時期。 |
9 | 両方 | 天皇杯の疲労はどの程度か? |
10 | 山形 | 山形→システムやメンバーは開幕から大きくは変わらず。 |
11 | 徳島 | 徳島→3バックか?4バックか? |
12 | 徳島 | 試合の入り方→徳島のシステムに注目。 |
13 | 徳島 | 徳島は3バック?WBの位置は逆なのか? |
14 | 両方 | ボールの空気圧の問題→ちょくちょくある。 |
15 | 徳島 | 徳島→やっぱり4バックのようだ。 |
16 | 両方 | また空気圧の問題→運営側の準備不足。 |
17 | 徳島 | 徳島→「4-2-2-2」でOK。 |
18 | 徳島 | 徳島の2トップは迫力がある。J2ではいい組み合わせ。 |
19 | 山形 | 山形の3バック。若手2人。結果が出ているので自信。 |
20 | 山形 | DF菅沼→素晴らしい。良いコントロール。 |
21 | 山形 | MF瀬川→今年にかける思いが強い。6アシスト。 |
22 | 両方 | PKのシーン→DF菅沼の足が入っている。 |
23 | 山形 | アタッキングサードまで簡単に運ばれてしまった。 |
24 | 徳島 | PKが決まれば徳島にとっては大事な1点。 |
25 | 山形 | 山形→まだ10分。ここからどう出るか? |
26 | 山形 | 山形→先制されると・・・。 |
27 | 山形 | 山形のDF茂木力→ドリブルで運ぶ。 |
28 | 徳島 | 徳島の攻撃は多彩。 |
29 | 山形 | 山形のセットプレーはゾーン。 |
30 | 山形 | 前節の横浜FC戦はFWイバにはマンマーク。 |
31 | 徳島 | 徳島のFK→キーパーの前に落とすと面白い。 |
32 | 徳島 | FC岐阜は中央にこだわる。徳島は相手の薄い所を突く。 |
33 | 徳島 | 徳島のパスワークは上手。 |
34 | 徳島 | MF島屋→時間をうまく操作している。 |
35 | 徳島 | 徳島のパスワーク→素晴らしい。 |
36 | 山形 | これだけ翻弄される山形は珍しい。 |
37 | 山形 | 山形の3失点→ショッキング |
38 | 徳島 | FW渡、FW山崎凌、MF島屋→簡単に相手をはがせる。 |
39 | 山形 | 山形→ここから何とかしないといけない。 |
40 | 山形 | 山形→1対1に持ち込まれると不利。 |
41 | 山形 | 山形→2トップに変更。FW阪野とMF汰木の2トップ。 |
42 | 山形 | MF山田拓→MF荒堀とMF宇佐美がいるので全力で行ける。 |
43 | 山形 | MF汰木→なかなかボールに触れていない。 |
44 | 徳島 | FW渡→ここまで10ゴール。自分もゴールを決めたい。 |
45 | 山形 | 山形→ボールを簡単に運ばれているのがまずい。 |
46 | 山形 | 山形→相手のプレスを突破できていない。 |
47 | 徳島 | MF岩尾→人を掴みに行く。判断が的確。 |
48 | 山形 | MF汰木→ドリブルで剥がせる選手。 |
49 | 山形 | 山形→1つ勝つと上位に行けることがモチベーション。 |
50 | 徳島 | 徳島の守備→「4-5-1」 |
51 | 山形 | MF山田拓→エリア内で簡単に倒れては駄目。 |
52 | 徳島 | 徳島→無理をしなくなった。 |
53 | 徳島 | 徳島→無暗に仕掛けなくなった。 |
54 | 徳島 | MF前川とMF杉本太→いい位置でボールを受けている。 |
55 | 徳島 | DF井筒のクロス→面白い。 |
56 | 山形 | MF汰木→下がって来るのは効果的ではない。 |
57 | 山形 | 山形→早く前半を終えてリフレッシュしたい。 |
58 | 徳島 | FW山崎凌の守備→素晴らしい。 |
59 | 徳島 | 徳島が圧倒した45分間。 |
60 | 山形 | 山形→ボールを運ばせ過ぎた。 |
61 | 山形 | 木山監督→早くロッカーに戻って指示を出したい。 |
62 | 山形 | 山形の4失点→ショッキング。呑み込まれた。 |
63 | 徳島 | 徳島→これまでの試合は3バックと4バックを併用。 |
64 | 山形 | 山形→PKで先に失点して難しくなった。 |
65 | 山形 | パス数は山形の方が多かった。どこで稼いだのか? |
66 | 山形 | 1点目→GK児玉はコースは読んでいたが・・・。 |
67 | 徳島 | 2点目→完璧に崩した。 |
68 | 徳島 | 3点目→FW渡の股抜き。余裕。丁寧なパス。 |
69 | 徳島 | 4点目→ボールを奪ってから。 |
70 | 山形 | 山形→FW阪野が孤立している。 |
71 | 徳島 | 徳島の選手→中央付近にプレーエリア。 |
72 | 山形 | 山形のパス→後方の選手。徳島のパス→前方の選手。 |
73 | 徳島 | MF島屋→至るところに顔を出している。 |
74 | 山形 | 山形は後半から4バックか? |
75 | 山形 | 山形のメンバー交代とシステム変更の意図は? |
76 | 徳島 | 徳島→前半のままでOK |
77 | 山形 | DF高木利→本来の左SBでプレー。 |
78 | 徳島 | MF杉本太のファール→必要ないプレー。 |
79 | 山形 | 山形→アクションを起こすことが大事。 |
80 | 山形 | とにかく1点を取る事。無得点はダメ。 |
81 | 山形 | 山形→高い位置でボールを奪いたい。 |
82 | 徳島 | 5点目→FW渡は12ゴール目。キャリア最多タイ。 |
83 | 両方 | 山形の17試合無敗はストップしそう。 |
84 | 徳島 | MF島屋のスルー→余裕。 |
85 | 山形 | 山形→無得点では終われない。プロとして。 |
86 | 山形 | 山形→セットプレーを大事にしたい。 |
87 | 徳島 | リカルド・ロドリゲス監督→徳島のパスワークに拍手。 |
88 | 徳島 | 暑くなると徳島が勝ち点を積み上げるかも。 |
89 | 山形 | 山形→MF瀬沼のポジショニングが??? |
90 | 山形 | 山形の守備→限定できていない。 |
91 | 徳島 | 徳島の守備→サイドに追いやっている。 |
92 | 徳島 | 徳島→7点目・8点目を狙いに行くだろう。 |
93 | 山形 | MF風間宏希のスルーパス→面白い。 |
94 | 山形 | MF山田拓→もっといい状態で引っ張りたかった。 |
95 | 両方 | システムは同じ。徳島の方がコンパクト。 |
96 | 徳島 | DF馬渡→素晴らしいクロス。 |
97 | 徳島 | DF馬渡→SBにいるのは大きい。 |
98 | 徳島 | MF川上エドオジョン智慧とDF茂木力は浦和ユースの先輩後輩。 |
99 | 徳島 | 徳島の交代→休ませる目的。 |
100 | 徳島 | MF岩尾のプレス→落ちない。 |
101 | 徳島 | 徳島→交代選手も守備で貢献。 |
102 | 徳島 | MF川上エドオジョン智慧→サイドで見せ場。 |
103 | 山形 | 山形→全体の足が止まって来た。 |
104 | 山形 | DF高木利→会場の雰囲気を変えてほしい。 |
105 | 徳島 | MF川上エドオジョン智慧→分かりやすい動きを見せる。 |
106 | 山形 | FW阪野へのマーク。→上手くできている。 |
107 | 両方 | ハンドで山形にPKが与えられる。 |
108 | 山形 | 山形の選手→PK成功も笑顔なし。 |
109 | 徳島 | リカルド・ロドリゲス監督→スタイルが見えた。 |
110 | 徳島 | ピッチが濡れていたこと→徳島には幸いした。 |
111 | 徳島 | DF馬渡のプレーは憎い。落ち着いている。 |
112 | 徳島 | 徳島の守備陣→いい対応。 |
113 | 徳島 | 山形にずっと勝てていなかった思い。 |
114 | 徳島 | MF井澤→嫌らしい動きをしてくる。 |
115 | 山形 | 山形の負けなしはストップ。 |
116 | 山形 | 山形→新たな課題が噴出。 |
117 | 両方 | 成熟度では徳島の方が上。それでもここまでの差が付くとは・・・。 |
118 | 両方 | 徳島が先制したことがキー。 |
119 | 徳島 | FW渡→上手くいったことばかり。 |
120 | 徳島 | 徳島はどこが変わったのか? |
121 | 山形 | PKのシーン→DF菅沼はもう少し我慢できなかったか? |
122 | 徳島 | 2点目→FW渡の股抜きが見事。 |
123 | 山形 | 5点目→山形がゾーンで守っていた。 |
124 | 徳島 | 6点目→素晴らしいゴール。いろいろ形からゴールを奪った。 |
125 | 徳島 | 徳島の身体を投げ出した守備も光った。 |
126 | 山形 | MF瀬沼のPK→ほぼど真ん中に蹴り込んだ。 |
127 | 両方 | ボール支配率は山形の方が上。シュート数は徳島の方が上。 |
128 | 山形 | 山形は6失点を反省。分析も必要。 |
129 | 徳島 | 徳島→大勝した次の試合は難しい。 |
130 | 両方 | J2はあと1試合で折り返し地点。 |
■ さすがに偏りが大きすぎる・・・。2人の解説者が触れた話題についてクラブ別にカウントすると表5のようになる。山形 vs 徳島で解説を務めた越智隼人さんは現役時代はC大阪と山形でプレーしている。山形のOBとなるがスカパー時代から近年はほとんど全ての山形戦のホームゲームで解説を務めているお馴染みの解説者の1人であるが、バランスよく両チームのことに触れており、山形の対戦相手のサポーターもあまりストレスを感じずに済む。
秋田豊さんは鹿島のOBなので札幌の事情よりも鹿島の事情にはるかに精通しているのは確かであるが、「どのくらい札幌のことを知っていたのだろう?」という疑問は生じる。鹿島のサポーターでも、札幌のサポーターでもない第三者的な立場の人間から見ても「札幌の話はほとんど無くて鹿島の話ばかり。」という部分に大きなストレスを感じたので、札幌のサポーターの怒りが爆発するのは良く分かる。
鹿島のサポーターはチームの内情をよく知っていて、鹿島の選手やクラブの話を延々と続ける秋田豊さんの解説に対してポジティブな印象を持っているのかもしれないが、解説者という肩書きで話をしている以上は出来る限り公平に、出来る限りフラットに話をしてもらいたいところである。サッカー解説者の枠も限られているので鹿島サポーター以外からの評判が悪くなると仕事がなくなる危険性が高まる。
表5. 秋田豊さんと越智隼人さんの比較
名前 | 対戦カード | ホーム側 (鹿島or山形) | アウェイ側 (札幌or徳島) | 両方 |
秋田豊 | 鹿島 vs 札幌 | 107 | 73.8% | 35 | 24.1% | 3 | 2.1% |
越智隼人 | 山形 vs 徳島 | 56 | 43.1% | 60 | 46.2% | 14 | 10.8% |
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「秋田豊さんは解説のときに鹿島アントラーズの話しかしない。」というのは本当か? (vs コンサドーレ札幌) (前編)
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